電脳筆写『 心超臨界 』

人生の目的は目的のある人生を生きること
( ロバート・バーン )

論語 《 子、匡に畏す 》

2024-09-10 | 03-自己・信念・努力
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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◆子、匡(きょう)に畏(い)す


『現代語訳 論語』
【 宮崎市定、岩波書店 (2000/5/16)、p137 】

  子罕第九(206~235)

210 子畏於匡。曰。文王既没。文不在茲乎。天之将喪斯文也。後死者。不得与於斯文也。天之未喪斯文也。匡人其如予何。

(訓) 子、匡(きょう)に畏(い)す。曰く、文王、既に没し、文、茲(ここ)にあらずや。天の将に斯文(しぶん)を喪(ほろ)ぼさんとするや、後死の者、斯文に与(あず)かるを得ざらしめん。天の未だ斯文を喪ぼさざるや、匡人、其れ予(われ)を如何せん。

(新) 孔子が匡という地で災難にあった。その時曰く、周の文王が死んでから以後、文化の伝統は私の身にあるではないか。天がその文化を滅亡させる気ならば、恐らく私をここで亡ぼして、後輩が文化の何ものであるかを知らぬようにしてしまうだろう。しかしもしも天がこの文化を保存する気があるならば、匡の人たちが私に危害を加えようとしても、何ができるものか。

孔子は平常には謙遜で滅多に豪語したりすることはないが、生命の危険に暴(さら)されたこの時に、思わず発した本音がこれであったのであろう。なお169に、非常によく似た文句が出ているが、恐らく同一事が誤って二つの場所の事として伝えられたものであろう。
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