電脳筆写『 心超臨界 』

偶然は用意の出来ている人間しか助けない
( ルイ・パスツール )

自分のための人生 《 説教よりも手本を示す――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-06-23 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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皮肉なことである。自信は親から子供に、品物のように手渡すことはできないのだ。自信に満ちた生き方をしている親を見て、子供が獲得しなければならないものなのである。親は自分自身を一番大切にし、必ずしも常に子供の犠牲にならないことによって、子供に自信と自己に対する信念を持つことを教えることができるのである。何かというと子供のために自分を犠牲にする親は、犠牲的態度の手本にしかならない。


『自分のための人生』〈原題:Your Erroneous Zone(錯信帯)〉
( ウエイン・W・ダイアー/渡部昇一・訳、三笠書房 (2011/7/21)、p253 )

  どんな関係であれ、二人の人間が一つになるような関係になると、
  半人前の人間が二人寄り集まったことにしかならない。

9章 自主性と責任感を育てる
2 親ばなれ、子ばなれを成功させる

◆説教よりも手本を示す

あなたは子供にどうなってほしいと思うか。自尊心と自信を持ち、ノイローゼなどになったりせず、充実した幸福な人生を送ってほしい、親なら当然そう思うであろう。

では、子供が確実にそうなるためには、親は何をしてやることができるだろうか。親にできることはただ一つ、親自身がそうした人間になることである。子供は親の行動を手本にして学ぶのである。

親が欠点だらけで、充実した人生を送っていないのに、子供に対してそうあってはならないと教えるのは、いわば欠陥商品を売りつけているようなものである。手本となる親が自尊心の乏しい人間なら、子供にもそうした人間になるよう教えているようなものだ。

さらに重要なことは、自分自身よりも子供のほうを大切にする親は、子供を助けているのではなく、他人をまず立てて自分は不満足ながらも一歩さがって生きていくことを教えているのだ。

皮肉なことである。自信は親から子供に、品物のように手渡すことはできないのだ。自信に満ちた生き方をしている親を見て、子供が獲得しなければならないものなのである。親は自分自身を一番大切にし、必ずしも常に子供の犠牲にならないことによって、子供に自信と自己に対する信念を持つことを教えることができるのである。何かというと子供のために自分を犠牲にする親は、犠牲的態度の手本にしかならない。

犠牲的態度というのは、常に自分よりも他人を優先させ、自分を殺し、他人の同意ばかり求めることにほかならない。まちがった態度である。他人のために何かをしてやるというのは称賛されるべきときもあるが、それがもし自分自身を犠牲にしてのことなら、自分が相手に対して感じている、恨みがましさと同じ種類の感情を生み出す行為をするように、相手に教えていることになるだけである。
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