電脳筆写『 心超臨界 』

人生の目的は目的のある人生を生きること
( ロバート・バーン )

不都合な真実 歴史編 《 ユダヤ勢力に沈黙していた人々に起こった変化――ヒレア・ベロック 》

2024-09-09 | 05-真相・背景・経緯
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これまでは少なくとも、黙っていれば安全だ、あるいは自分の経済的地位が高まると思いこんでいた。ところが、ユダヤ人の恐るべき新勢力が、突然に脇から躍り出てきて、資産を破壊すると決めたのだ。もはやだんまりを決めこむ理由は何もなかった。声を上げることがますます必要になった。古い慣習や古い秘密は依然として根強く残っていたが、ユダヤ人のボルシェヴィキ主義とは戦う必要があるとするほうが、それよりも説得力があったのだ。


◆沈黙していた人々に起こった変化――ヒレア・ベロック

『ユダヤ人 なぜ、摩擦が生まれるのか』
( ヒレア・ベロック、祥伝社 (2016/9/2)、p95 )

私たちがボルシェヴィキ主義と呼ぶものの大爆発によって、ユダヤ人問題をめぐる議論は土壇場に追い込まれてしまった。その問題の議論をこれまで抑えてきた二つの勢力があった。

その一つは一世代以上も支配してきた自由主義的な虚構である。それによればユダヤ人という言葉を使うことさえ不謹慎であり、ユダヤ人と彼らを匿(かくま)う人々の間に違いがあると匂(にお)わすことさえ不作法だとされていた。そして第二に、西洋の大部分の裕福な人々から、ユダヤ人が富を支配しているように誤解されているという事実がある。その結果、ユダヤ人は資産の実在する守護者であり、またそのような位置づけにあるため、ユダヤ人を攻撃すれば、その批判者の富も危うくなると誤解されてきたのだ。ロンドンのシティで仕事に就いた者でも、パリの証券取引所で人生の一時期を送った者でも、資本主義者の大事業の取引交渉をしていた者でも、あらゆる能力を駆使して大手銀行を経営し、陸海の国際的通信手段を利用しなければならなかった者でも、さらに物書きで不安定な生活の糧(かて)を得ていた者でさえも、各自が皆それぞれユダヤ人問題を公に論じないことが、個人の幸福のためには必要だと感じていたのである。

ユダヤ人問題の重要性を認識した人々は、私的な場では、それを話題におしゃべりに興じることもしばしばあったが、少なくとも公の場では、恐怖心にかられ、その問題について沈黙を守っていた。それほどの認識のない人々でも、同じように恐怖心の影響を受けていた。

最後に、恐怖心からであろうと、それ以外の原因からであろうと、抑制する必要が全くない多数派の階級の人々もいた。彼らは、決まった給料や配当金を受け取れれば、現状のままでも全く満足だという人々であった。彼らは、ユダヤ人に干渉すれば、配当金や給料の受け取りに支障をきたすと信じて疑わなかったのである。

ユダヤ人のボルシェヴィキ運動により、その精神状態に終止符が打たれた。強欲、慣習、恐怖からこれまで黙っていた人々が自分の身が碾臼(ひきうす)の間に挟まっている状態であることに気づいたのである。これまでは少なくとも、黙っていれば安全だ、あるいは自分の経済的地位が高まると思いこんでいた。ところが、ユダヤ人の恐るべき新勢力が、突然に脇から躍り出てきて、資産を破壊すると決めたのだ。もはやだんまりを決めこむ理由は何もなかった。声を上げることがますます必要になった。古い慣習や古い秘密は依然として根強く残っていたが、ユダヤ人のボルシェヴィキ主義とは戦う必要があるとするほうが、それよりも説得力があったのだ。

ヨーロッパ全土で、その運動のユダヤ的性格がますます明らかになった。共産主義の指導者たちは、この革命はロシア革命であり国内的なものだというふりをする愚かな政策によって、至るところでその本質を明らかにしたのだ。そして革命の創始者や指導者がもともとユダヤ人だったということを隠そうとした(隠すのは、あまりにも遅きに失していた)。実名が世間の噂となっているのに、何食わぬ顔で前面に出したロシア人の名前が本名であるかのようなふりをするという、子供じみた努力をしたのである。

それと同時に、彼らはユダヤ人のスパイを通して犠牲者の金銭や有価証券や、死者から剥(は)ぎ取ったか、あるいは虐殺した男女の金庫から盗みとった宝石を懐(ふところ)に入れていた。ある実例を挙げると、ロンドンの共産系の新聞に補助金が出ているという裏付けも、もとをたどれば、これが原資の出所になっているのである。関係したイギリス人は操り人形にすぎず、婚姻によって一族となったユダヤ人脈がこの取引の本当の仲介者であることが判明した。

別の例を挙げると、通商代表団の到着が仰々しく告げられ、ロシア人の名前がズラリと並んでいたが、よくよく調べてみれば、その筆頭の団員は、ユダヤ人商会で生涯勤め上げた人物であり、もう一人は、なんとブラウンシュタイン(トロツキー)の義兄弟に当たるユダヤ人であることが判明した。ロシアの町の新しい当局の代表に任命され、大英帝国政府が一部認めた外交官も、フィンケルシュタインというユダヤ人であり、結婚によってこの国のユダヤ人名士の甥(おい)となった人物だった。彼はリトヴィノフという名前で通っていた。というわけで、それは、すべての首都や工業大都市の活動全体に広まっていたのである。

このどれにしても、十分な燃料があったからこそ炎が上がったという明々白々な真実を見過ごしてはならない。世界中の産業に従事するプロレタリアートも、同じように愛想を尽かしていて、同じように革命を起こす準備を整えていた。革命運動の指導権を握ったのはユダヤ人かもしれないがその流れをつくったのはユダヤ人ではなかった。それもユダヤ人の所業だと想像するのは、「反ユダヤ主義者」が犯しがちな、もっとも子供じみた誤謬(ごびゅう)に陥ることになる。影響力の流れが起こったのは、産業資本主義によってではなく、よりどころのない多数の賃金労働者に困窮が押し付けられたことと、燃えたぎる不公平感があったからである。労働者たちは、自分たちの救済者と仰ぐ者たちの出身地がパレスティナであろうと、モスクワ大公国であろうと、ティンブクトゥ(アフリカ西部、マリ中部のニジェール川付近の町)であろうと、当然無関心であった(そして今でも無関心である)。彼らの興味は経済的な自由にあった。社会主義の学説とその結果にあったのだ。自分たちを導く人々の人柄に興味はなかった。

彼らの置かれた立場はよくわかる。しかし、私の論点は、西ヨーロッパ資本主義の指導的少数派が、前述したような動機から、これまではユダヤ人問題に沈黙してきたけれども、今や口を開きだしたということである。彼らは、考えていることを自由に話せるようになり、実際に語り始めたのだ。それとともに彼らの抗議の量も増大せざるをえなかった。故事にもあるように、「猫が袋から飛び出てきた」、すなわち、秘密が漏れたのである。もっと威厳のある言葉で言えば、今となってはもはや討論をこれ以上沈黙させておくことはできないのである。革命の指揮をとったのが主にユダヤ人であったことは、認知されている。国際金融といえば主にユダヤ人だと長きにわたり認知されてきたわけだが、今やそれと同じくらいはっきりとそのことが認知されているのだ。一方の危険には寛容な人々でも、他方の危険には寛容ではいられないだろう。

さらに言えば、その危機から脱したわけではないということだ。論争が起こるだろうが、それは決して危険ではなく、良いことである。危機とはむしろ、抑制が徐々に緩まるにつれ、ユダヤ人ではなく、ユダヤ人とともに住むほとんどすべての人々が、ユダヤ人種に対する敵意を自然に感じ、その敵意が不条理で暴力的な形を取りうることだ。さらに過去のイスラエルの歴史を特徴づけてきたあの大惨事、あの悲劇、そしてあの災難をもう一度起こすかどうかの瀬戸際に、私たちがいるかもしれないということである。

これを防ぎ、時間がまだあるうちに何らかの問題の解決策を見つけ、私たちを辱(はずかし)めるような行為や、私たちとともにいるあの少数派のユダヤ人の人々を苦しめるような行為を未然に防ぐこと、それが正直者なら誰もが目的とすべきことなのである。
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