電脳筆写『 心超臨界 』

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( パール・バック )

不都合な真実 《 なんで即診断、即治療ができないのか――長尾和宏 》

2024-07-17 | 05-真相・背景・経緯
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
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長尾クリニックのモットーは、26年前からずっと「即診断、即治療」である。インフルエンザを考えてみよう。診断から治療までたった30分で完結する。しかしコロナは、開業医は治療ができない(してはダメだ)し、PCR検査が判明するまでの3~4日間、保健所は放置である。この差は何か? 開業医に治療の裁量権を与えていないから、唾液を取るだけの能なし機械のような扱い。陽性者=難問=専門家と、保健所だけOKという構図で、開業医にはコロナは触らせないというセクショナリズムだろう。


◆2020年12月1日(火)
 なんで即診断、即治療ができないのか――長尾和宏

『ひとりも、死なせへん』
( 長尾和宏、ブックマン社 (2021/9/14)、p222 )

感染拡大→病床逼迫→医療崩壊→厳しい制限という流れに疑問を持たない政治家はどうかしている。感染拡大と病床逼迫の間にあるものに注目しないといけないのに、政治家は誰も言及しない。なぜ、コロナの即診断、即治療ができないのだろう。3月からずっとそう思いながら9カ月が経過した。僕自身は3月からコロナ肺炎を5分で発見し、ステロイドとデキサメタゾンを注射して、待機中もオンライン診断してきた。

長尾クリニックのモットーは、26年前からずっと「即診断、即治療」である。インフルエンザを考えてみよう。診断から治療までたった30分で完結する。しかしコロナは、開業医は治療ができない(してはダメだ)し、PCR検査が判明するまでの3~4日間、保健所は放置である。

この差は何か?

開業医に治療の裁量権を与えていないから、唾液を取るだけの能なし機械のような扱い。陽性者=難問=専門家と、保健所だけOKという構図で、開業医にはコロナは触らせないというセクショナリズムだろう。

重症化するまで待っていたら、病床逼迫は当然の帰結だ。そうではなく、早期診断し重症化を予防することが大切。今のコロナ対策は、消化器に喩えたら、直腸~肛門だけしかない。口(PCR検査)、食道や胃(デキサメタゾンやフサン)。小腸大腸がない。後者は僕でもできるのに、やらせてもらえない。医者をやっていてこんなに悔しいことはない。

何が原因か? 実は極めて単純だ。感染症法2類をやめて5類に落とせばいいだけ、3月からずっと言っている。

がん検診に相当するのが「街角PCR検査」である。無料が無理なら3000円程度で検査ができる体制を望む。即診断、即治療していれば、重症化してECMOを装着する人は確実に減らせるのに、なぜできないのか僕には意味がわからない。

同じことを9カ月言い続けてきて、何度も言論誌等に書いたけど、時間の無駄だったのかもしれない。あーあ。もう諦めて、歌でも歌ってようかな。なるようにしかならない。力づくはもうやめよう。22時半まで働いたけど、夜食のドカ食いで太りそうだ。
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