言霊の力

さて、昨日に引き続き、「ルーン文字」です。

私は昨日、もともと「ルーン」（Ｒｕｎ）という言葉に「神秘・秘密」という意味があるからってすべてのルーン文字に魔術的意味合いが備わり、呪術や儀式にこの文字が使われた、というのはどうも今一歩釈然としないな、と書きました。

でも、“言霊”というように言葉には力があります。

その文字が魔術や儀式にばかり使われれば、当然、呪力を帯びるでしょう。

言い方を変えるなら、文字は深層意識に作用するといえます。

そして、当然のごとくこうした効力は、普段日常使いでない文字や神聖な宗教的な目的でよく使われる文字ほど強くなる、というのもわかります。

ヘブライ文字もそうだし、梵字もそうだし。

ある意味すべての占いは何かしらのツールに深層意識を反映させたものなのかもしれません。

だから、いいかげんな使い方をしたら当たらないでしょうし、きちんと浄化し思いを込めて念じればよく当たるように思います。

・・・と自分を納得させてルーン文字アマゾナイトで、ダーリンを占ってみたのでした。

ここまで理屈っぽく自分を納得させてからでないと占いに入れない私って・・

ま、私らしいわね。

ルーン文字そのものにはシンプルなキーワードしか存在しませんので、それをどう読み解くかは占った人の力量やそのときどんなところに波長がチューニングしているかによると思います。

例えば、「フェイヒュー」という「Ｆ」みたいな文字は、家畜の牛を表すルーンです。牛は人々にとって重要な財産です。このことから、フェイヒューは財産や貯蓄、豊かさを表す、といった具合です。

それを転じてフェイヒューを引いた人に「仕事で成功をおさめ、富を得ることができます。」とか「幸せな家族に恵まれる、という財産を手に入れることができます。」などと意訳するのです。

さらには、牛はのろまでこつこつと働く、という性質があるため、この財産の手に入れ方は“濡れ手に泡”というようなものではなく、地に足をつけて働いた結果の成功を示している、という見方ができます。

それにしてもダーリンについて出たことは、私をびっくりさせました。

なぜなら２年以上前にダーリンについて四柱推命で占ってもらったこととぴったり一致したからです。

四柱推命はある意味、「東洋版占星術」であり、生まれたときに宿命付けられた、本人がどうあがこうが変えることのできないものを表します。

それと深層意識を上手に天の意思とつないで交信させることによって占う単純なルーン占いが同じ、ということはすごい！

ダーリンに出たことは必ずしも良いことばかりではないのですが、最終的には良い着地となるんです。

だからその着地点に行くためには、ちょっとした谷はもう自分自身でも通らなければならない道だ、ということをわきまえてる、ってこと！？

占いってこうして複数が同じ結果が重なるとますます思いも強くなっていく、っていうところありますね。

ワックスを２度がけ、３度がけするとより輝きが増し、傷がつきにくい状態となるのと同じように、１度がけよりは２度、３度と確かめてより自分の足元を地盤固めしていく、というような。

あまり占いを渡り歩くジプシーのようにはなりたくありませんが、２，３度なら自分の意志が強固に固まるためにはいいかもしれません。

今回、１つ発見がありました。

ダーリンのことは、彼がひとつ今、迷っていることがあることは知っていました。

そのことで話し合いもしました。

私が自分の意見を言うと、「うん、そうだな。」とは言ってくれるのですが、どこまで腹に入っているのか、あるいは行動に移す気があるのか読めない部分があったのです。

それをルーン文字占いで私がリーディングしたことを述べたあとに、「ね、私が今言ったことで、心に残っている言葉とか自分はこれからこうする、って決めたことを自分の言葉で復唱してみて。」と言ってみました。

すると、彼がそのとき言ったことは私としては内心（あ～、そうだったんだ。この前私に言ったときにはまだ、そこまで思ってなかったんだな。）とか（ここは最初からそうするつもりだったんだ。）とか、ようやく彼の本心が伝わってきました。

確認できた、っていうか。

こんなふうに占いを使ってみるのもいいようです。

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