ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

カードリーディングって難しい

2019-04-23 09:01:11 | 占い

    オルゴナイトセラピー モニター様募集!

    4/25(木)~  初回1回に限り

   オルゴナイトを使った「オルゴナイトセラピー」をリリースします。
   それに先立ちまして、モニター様を募集いたします。
   詳しくはこちらをご覧ください。  
     ↓
    https://peraichi.com/landing_pages/view/w51w1
   
   レギュラーリリースにあたって  1セッション(60分予定)・・・・¥11000
          を、
                   1セッション(60分予定)・・・・¥ 3000
           にてご提供いたします!

   「オルゴナイトセラピー」でわかることは、

      *あなたを取り巻く今の状態(仕事、恋愛、人間関係etc.などの現状がどうなっているか)
      *あなたの将来は?
      *自分の潜在的可能性のチェック

              などです。

   <お申込み・お問い合わせは>

         chakra@aura-soma.name 坪内恵津子まで


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このところ、私にはとても考えさせられることが起こりました。
それが何かということを順を追ってお話していきますが、その前に、あなたはタロットなどのカード占いがなぜ当たると思いますか?
いや、反対に否定的な方であればなぜ当たらないと思いますか?
どちらでも構わないのですが、つまり、どういう仕組みで成り立っているものだと理解しておられますか?
これは占い好きな方、特にカード占い好きな方にとっては、むしろ考えてみたこともないことかもしれません。
「えっ・・ だって、そういうものでしょ、とだけ思ってた・・」
って。
“そういうものだ”と思っていらっしゃる方の中にもまたひょっとしたら、
カードというものに信頼を置いてらっしゃる方、
占い方のシステムに信頼を置いてらっしゃる方、
占う人そのものに信頼を置いてらっしゃる方・・・
いろいろかもしれませんね。
最後の占う人そのものに信頼を置いてらっしゃる方の場合は、占ってもらうのが誰でもいいというわけではなくて、お気に入りの占い師、タロティストの方にしか見てもらわない、その人がもしカードで占うという取扱い方をやめて水晶占いに鞍替えしたというなら、それはそれでいいのよ、という方かもしれません。



こんなことを言うのは、私がどのタイプでもなく、よくこのブログにも書きますが、“占い”というもの自体にそんなにのめりこんで好きでよく自分でも占ってみるとか、占ってもらう、ということを生活に自然に取り入れています、というタイプではないからかもしれません。
では私はどうしてカードが当たると思っているのか、と言ったら、
「そこにみる共時性というものに意味を見出そう」というタイプだからです。
そしてさらには、人の潜在意識というものは時に“儀式的”なことや“ツール”を使わなければ浮かび上がってこない、と思っているからです。
つまり、潜在意識がどういう働き方をするのか、あるいはどういうときには働かないのか、ということを色んな経験を通して知るにはカードは格好のツールの1つかもしれないな、ぐらいに思ってきたわけですね。



そしてルノルマンカードを裏メニューとし(表でもいいんですが、いずれにしても自分自身がわたし、こういうことやってる人間ですよ~と高らかに謳いあげたいわけではなく、頼まれればやりますよ、というレベルということ)、その養成講座もやっています。
あるとき、カードの依頼を受けました。
よくある恋愛相談でした。
「私は○○さんのことが好きなんですけれど、あちらは私のことをどう思っているでしょうか? この恋愛はゆくゆくうまくいくでしょうか?」
という恋愛したら誰もが気にする一般的なものです。
で、占いました。
結果はことのほか素晴らしく、こんなにわかりやすく簡単なリーディングってあっていいのかというほど恋愛に関して成就のカードが出て、私は、
「わぁ、これはきっとうまくいきますよ」
と言いました。
その方もことのほかその結果を喜んでおられました。



そして1か月ほどたったある日、その方から相談がありました。
もう1度みてほしい、というのです。
1か月の間に何か大きくコトが動いたことがあったのかな、と思いましたら、なんとその方は驚くべきことを語られました。
その方がストーカーまがいのことをした、とその方が想いを寄せる○○さんから会社の上司に訴えられ、2度と○○さんに近づいてはいけない、という命令を受けた、というのです。
当たり前のことですが、その方はそんなことになってしまったことを動揺されていました。
会社から○○さんに近づくな、という命令が出されるなんてよほどのことだと思います。
しかし、その方の話を聞いている限り、そんな大ごとになるほど、その方はなんのアクションも起こしてはいないんです。
その方は
「カード占い、全然当たらなかったじゃないの! どういうこと!?」
と腹を立てていたわけでも、そこにがっかりされていたわけでもありません。
ただ1か月の間に周囲の状況や○○さんの心境になにか変化があったのか、これはどうしたことだろう? ということをひたすら懸念されていたのでした。



私もびっくりして、いったいこれはどういうことなんだ?
私のカードリーディングが大きく外れていた、ということなのか? と最初はもちろんそこを考えました。
しかし、あれは誰がどう見ても、あぁ読み解くだろう、と思われるものでした。
もし、リーディングに問題がなかったとしたら、次に思ったことは、そのように読み解いたからこそ、それについての関係者の思念が変わり、読み解いたときとは状況が変わったのだ、という考えもある、とは思いました。
しかし、それにしてもこの真逆なような結果はそう考えるだけでは説明がつかない、と思いました。
次に思ったのは、相談者の思いこみが強すぎたのだろうか、ということでした。
よく稀代の詐欺師というような人は、その瞬間瞬間は真実のなかを生きている、と言います。
つまり、騙すつもりで言っているのではなく、そのときにはその人にとってはそれはまことに真実だったのだ、というわけです。
そういう人は自分自身の潜在意識までをも騙すことができる人(思いこみが強い人)でしょうから、その人の考えている心模様がカードに現れているだけ、ということでいえば、それと同じことで、そのときの相談者も
「彼は私のことをどう思っているのでしょうか? この恋愛は成就しますか?」
という質問を私に投げかけているようでいて、実はもう心の奥底では、
「彼も私のことを好きでいてほしい」という気持ちが強すぎて、それが発展し、「彼も私のことを好きに違いない」とまで思いこんでしまっていた、とか・・。
だとしたら、カードというものは決して真実を映し出さない、ということになります。
いや、それはカードに限らずですけれども、人がもし自分自身の潜在意識にさえ強い思いこみをインプットすることによって自分自身をも騙すことができるのだとしたら、そして私がこれからやろうとしてりるオルゴナイトセラピーにもカード的な読み取り方も取り入れようかと思っていたので、そこまでは投影できないのだとしたら意味がないことになるではないか、これはえらいこっちゃ、と思ったのでした。



この件については、カードをもっとよく知る人に勉強してみて、あらゆる可能性の読み取り方、提示の仕方について習った結果、納得することがありました。
やはり、私は1つの可能性を彼女に投げかけてみることをしていなかったのです。
それは「彼女自身が自分自身さえにも嘘をついていることはないか?」ということについてでした。
これは、その人自身が自分の潜在意識さえも騙している、ということとは似ているようで少しニュアンスが違います。
潜在意識までをも騙しているとしたら彼女自身にもこの結果はまったく心当たりがない、ということになりますが、自分自身に嘘をついている、ということならば、その嘘に薄々気づいていた部分がある、ということになるからです。
もともとカードになど頼らなくても、私たちというのは普段からものすごく直感をフルに使って相手が自分をどう思っているか、ということを探っています。
「探っている」というと言葉が悪いですが、まぁ、判断しようとしているのですね。
ちょっとした目線の配り方、見つめる秒数、その強さ、強さはどんな感情の現れとしての強さなのか、皮膚の筋肉の動き・・・ などなど。
「うまく言えないのだけれど・・」
「言葉にではできないのだけれど、なんとなく・・」
というようにそのとき私たちはそんな表現を使ったりしますが、だいたいそういう“カン”というものは当たっていることが多いです。
それでいくと、私は彼女から詳しい現状を聞いていた時に、すでに
「ん? なにか違和感おぼえるな・・」
と思ったことがいくつもあったのでした。
それは(カードなんかで占わなくても、この現状を聞いたら、第三者の誰もがそれは○○さんは、あなたのことは特に好きじゃないんじゃないの?)という思いでした。



けれど、カードを使って占ってもみていないのに、
「あのね、今、あなたの話を聞いただけですでにこう思うんだけど・・」
などと言うことは許されない、と自戒していました。
私はエラそうに人生相談受けてるわけじゃないんだから、と。
私が“人として”“人生の先輩として”感じたこと、思ったことをその人も聞かされることなぞ望んではいまい、という自戒。
けれど、後になってみると、それは
「私はこう思うんだけれどね」
ではなく、
「なんの思い入れも含まない第三者として聞いているとこう感じる人がほとんどじゃないかと思うんだけれども、そこはあなたはどう思ってる?(あるいはどう思った?)」
と投げかけてみてあげるべきだった、とは思ったのでした。



このことは別に、
「あぁ、次からはそこに気を付けよう」
と思って前へ進めばよいだけのことかもしれません。
けれど私は、普段から
「占いというものはどうも・・」と尻込みしたり、
「カードが私の本分ではない」
と言っているものですから、そんな私の身に起こったこととしては、
「やはり私はカードをやるべきではないのじゃないか」
とまで考えてしまったのでした。
これからタロティストとして活躍して行こう!と未来を輝く目で見つめている人なら同じことを経験しても
「いい勉強させてもらったなぁ」
と思うことかもしれません。
けれど、私は「カードが私の本分ではない」と言っている私にそれが起こったということはやっぱりカードは取り扱わない方がいいのかなぁ、と考えさせられたのでした。








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