ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

発病から今まで その11

2006-02-01 14:55:24 | 健康・病気

悠さん、織田さんコメント有り難うございました。

さて、ミキサー食への挑戦ですが、これが思わぬ誤算を招く事になった。ひとつは、ミキサー食と言う代物は結構匂いだけが際立ち、とても食欲をそそる物とは言えない。二つ目は、ミキサー食になったからといって鼻からの流動食の量は減らず、かえってミキサー食の分だけ増えてしまった。^_^;

もうひとつ苦しかったのは、気管から挿入したチューブからゴムのチューブを入れての吸痰であった。発病当初、併発していた肺炎は治まりつつあったのだが、気管から挿入したプラスチックのチューブを異物の進入と体が判断して痰が出るのである。それをゴムのチューブで真空ポンプで吸うのだが、この苦しいこと!(@_@;)肺の中の空気を吸うのだから肺がつぶれる感じはするし、気管にチューブが当たって咳き込むしでベットの上で体が跳ねていたのを思い出す。

段々とミキサー食にも慣れてきたある日、今度は長女が『パパ何か食べたいものは無い?』と聞いてきた。私はバナナを初めとして、およそ果物と名のつくものは大嫌いであったが、どう言う訳かその時は『薄く切ったリンゴが食べたい』と思った。早速、娘がリンゴを買って来て薄く切り食べさせてくれた。私は喉につかえてはと思い、小さなリンゴの一片を一生懸命に噛み細かくして飲み込んだ。するとどうだろう喉につかえることなく、飲み込めたのである。ところが、また『看護士は見ていた』であった。

コメント (2)
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