ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

ぶうちゃん沖縄に行く その①

2014-11-29 13:10:03 | リハビリ
もう、十一月ですねぇ~。

空気も乾燥し始めましたが、皆さん風邪などひいていませんか?

先週は、木曜リハをお休みを頂いて、長女夫婦がセットしてくれた「沖縄旅行」に行って来ました。永年、一度「平和祈念公園」に行って、手を合わせたいと思っていた夢がかないました。

沖縄は「観光特区」でバリアフリーを始め障がい者の観光の受け入れに、積極的に取り組んでいると聞いたので、思い切って行って来ました。

今回は、リハビリの内容はお休みにして、「ぶうちゃんの沖縄珍道中」としたいと思います。

久しぶりに大好きな飛行機に乗れることもあり、だいぶ早く羽田空港に到着、ANA専用カウンターでチェックインして、機内用車椅子に乗り換えてスタンバイ。生意気なようですが、五年前の函館旅行の時から比べて、障がい者の旅行対しての対応もスムーズになっていました。

機内でも、CAの方が何度も声を掛けてくれて、那覇に到着して機内を出る時は、CAの皆さん全員で見送ってくれて、ちょっとしたVIP気分でした。(笑)

今回の旅行では、トヨタレンタカーで、座席昇降機付きのウエブキャブを借りましたが、那覇空港は渋滞緩和の為、レンタカー会社までマイクロバスに乗ってゆくのですが、身障者用のウエブキャブは、レンタカー会社のスタッフの方が空港まで車を持ってきてくれて、そのまま観光に出かけられるようになっていました。

それと、今回の旅行には「NPOバリアフリーネットワーク会議」という所で、無償配布をしている「そらくる沖縄」という、「るるぶ」とか他の旅行雑誌に引けを取らない内容の本を参考にしました。内容は、「車椅子で入ることの出来る美味しい沖縄料理の店」や「観光名所のバリアフリーの環境」や「車いす専用のトイレの場所」や、具合が悪くなった時の受け入れ可能な病院の位置が、地図上に示されているという優れものでした。

なかでも、健常者が行く様な居酒屋や小さな隠れた名店の、バリアフリーの状況まで記されていて、とても重宝しました。長女の話では、医師の指示書があれば、人工透析の方も同じように透析が受けられたり、訪問看護を受けている方も訪問看護が受けられ、ホテルまでヘルパーさんが来て、入浴介助もしてくれるという事でした。

さて、私達の珍道中は、道の駅「いとまん」から始まりました。

昼食を摂る事にしたのですが、我が女房は「せっかく沖縄に来たのだから・・・」と、いきなりの豚足の入った「てびちー定食」を注文して、娘たちに「お母さんはチャレンジャーだね」と言われていましたが、それだけでは終わらず、「コラーゲン・コラーゲン」と、娘達だけでなく私までにも、無理やり口の中に入れてまわり、私達の抱いていた沖縄料理へのイメージを無残にも打ち砕いたのでした。

てびちーの何とも言えない後味を、口の中に残しながら、今回の沖縄旅行のメイン「平和祈念公園」に向かいました。そこで見た、ごとに分けて犠牲者の方の名前が刻まれた石碑の数の多さに、思わず息を飲み圧倒されました。ちょうど修学旅行シーズンでもあり、多くの高校生が来ていましたが、石碑には目もくれずに、海の見える広場に向かって走ってゆく姿に、ちょっと複雑な気分になりました。

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「平和祈念公園」中央の石碑に手を合わせて、その日の宿泊地「沖縄マリオットリゾート&スパ」に向かいました。

投稿日 2014-11-02 リハビリ | リンク用URL | コメント (0)


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