ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

発病から今まで その21

2006-05-03 17:49:35 | 健康・病気

悠さんいつもコメント有り難うございます。

さて、リハビリ専門病院への転院だが、残念ながら脳血管障害専門の病院からは『転院不可』の通知が来た。理由は『症状が重すぎるから』だった。市民病院の先生は『もう少し様子を見て、他の病院を考えよう』と言う事になった。その時、今更ながらに自分の病気の重さを感じたものである。暫くはガックリ来て食欲も無かったのを覚えている。ガックリと言えば、二回ばかりショックな事が市立病院に入院しているときにあった。ひとつは、まだナーセントトイレに座れず、看護師さんに下の世話をして貰っていた時、当時高校三年の娘に看護師さんが言った言葉『貴方のお父さんは、家に帰ってもこのままなんだから始末の仕方を覚えておきなさいよ』何としてでも良くなろうとしている患者、回復を信じている家族、それも高校三年の娘に・・・何てデリカシーの無い言葉だろうと思い、またそれを聞いた娘の気持ちを考えると悔しくて自然と涙が出てきた。他の看護師さんは一生懸命に空いた時間を使って少しでも回復するように取り組んでくれていたのに・・・(+o+)もうひとつは、毎週木曜日に委託業者よるシーツ換えが有るのだが、その時の業者のリーダーの人の言葉、私のシーツを換えようとすると『その人は寝たきりで身体が動かないから・・・』の言葉、内容は当然のことなのだろうけれど患者の私には大変ショックな言葉であった。ある本に末期患者の担当医師が『患者の心理は大変デリケートで、例えば医師がある患者の余命は3ヶ月であると看護師に伝える。看護師たちは普通に患者に接するのであるが、患者はそれを敏感に感じている。』と書いてあった。私の場合、患者のひがみだと言われるかもしれないが、病院に勤務している以上、医師であれ、看護師であれ、医療事務であれ、医療従事者であるという自覚を常に持っていなければいけないんじゃないかと感じている。たとえパートのシーツ換えの担当の人でも・・・

また今回も生意気な事を書いてしまいました。<(_ _)>

コメント (1)
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