先日
福島市の方でお仕事があり
以前からお声をかけていただいていた方に
お勧めのレストランリストランテでお食事をご馳走になりました
「ハラシマ」
一緒に仕事をした人に聞いてみましたが、皆
「しらな～い・・・」と。
知る人ぞ知る、隠れ家リストランテ？！
福島駅から車で5分くらいでしょうか
大きな看板はありませんでした。
店内に入ると
特別席です
厨房の真横！
これは、一品目の豚の腕の部分で作ったハムのようなものを切っているところ（料理名聞きましたが、度忘れ。後に書き直すかもしれません）
なんでも、近々イタリア大使館に料理作りに行くそうで、その時の一品だそうです。とても、クラシカルなイタリア料理だそうです。
で、これが、そのお料理。
下にはじゃがいもとニンニクのピューレバジル風味。
このピューレの味が何とも言えず。。。。
ニンニクとじゃがいもが同量くらい使っているというから
その辺かな。ありそうで、ない味出していました。
次は、白子。ヴィネガーの効いたバジルソースで。
真鱈の白子だそうで、かなり高価なんだそう。
福島市の人は、今時季、白子をよく食べるそうです。
お味噌汁の具にもなるそう。
今度は、焼いて。
バルサミコのソースで。
真鱈の白子は「菊」とこちらの人はいうそうです。
（この食事の翌日、仕事場の近所の魚屋さんに
「菊あります」と張り紙してありました。
とろっ、ふわっと、でも、まったりした独特の食感ですね！
実は、この後、スープ、さらにパスタが出ました
ワインとトークに没頭し、写真を撮るのを失念しました。
スープは紫いものポタージュ。
ほのかなブイヨンの塩加減が、お芋の柔らかな甘さを引き立てていました。
パスタは
「何が食べたいですか？」
と聞かれ、脳裏を横切ったのは「ラグー」だったのですが、
口に出すのが何故か出来ず
「夫はトマト系が好きなんですけどね・・・」
と言ったところ、
「じゃあ、ミニトマトを使ったソースで」
と相成り、シェフは、ニンニクを丁寧に素早く薄くスライス
ミニトマトを半分に
オリーブオイルとニンニクをフライパンにかけ
香りが出れば、トマトを炒める。
その間、パスタを茹でている茹で汁でソースを伸ばしつつ軽く煮込む。
そして、茹で上がったパスタをソースに移し
パルメザンチーズ？をたっぷり和える。
できあがり～
麺違いです
あっという間で、美味しい
実は、昨日、真似させていただきました。
我ながら、上出来です。
皆さんも、簡単ですので
お試しあれ～！
そうして、我々が、そのパスタを慶んで食べている間に、
シェフは次の一品を。
あいなめ（だったと思うのですが）のロースト
パプリカのリゾット添え、バジルソース。
バジルソースの酸味、魚の塩味、リゾットのパプリカの甘味・・・・今日の絶品！！！
お肉は何故か？福井産だったような・・・・？違ったかな。
福島産でなかったことは確かです。牛肉のステーキ
大根のブイヨン煮添え、赤ワイン（メルロー）ソース
お肉はしっとり。美味しかったです。
このとき飲んでいたのが、メルロー主体のワインでした。
ちなみに、その前の1本はキャンティクラシコでした。
2本目のメルローもトスカーナのものでした。
お待ちかね～
〆のデザートは オレンジのムース いちごソース
オレンジのムースは、おそらくコアントロー風味かな。
ふんわり、まったりムースが
柔らかな酸味のいちごソース（スープ？）とマッチした一品でした。
と、いう訳で・・・7時前に入店したのにお店を出たのは23時頃
シェフを独り占めして、その工程まで見せてもらって
（実は、おしゃべりに花が咲き
ほとんど料理を見ていなかった
）
堪能させていただきました。
なんと、シェフはクリスマスから年始のおせちの作成で
7キロも痩せてしまったそうです。
お客さんに美味しいものを食べてもらいたい！
という気持ちが強くて
料理のことを考えるのに
脳がエネルギーをものすごく消費するんでしょうね～
正に、体と精神を削って、料理を作っている
そんな感じのシェフでした。
今度、絶品と称する
彼にしか作れないティラミスを食べてみたいものです。
ご招待＆ご馳走してくださったＴさん
本当に本当にありがとうございました。
今度は、会津に遊びに来てください。
3回くらい来てもらわないと釣り合わないかもしれませんが
