くねくね山道を行くと大きな通りに出て
大内宿の駐車場が見えてきます。
もう夕方のため、新規の駐車を阻止すべく
おじさんが3人くらいで路上で仕切っています。
前を行く友人がそのおじさんをあしらってくれて
後をついて宿の駐車場へ。
メインストリートに面していない側に駐車場はあります。
荷物を置いて、ちょっと大内宿見学。
午後4時くらいですが この日は天気も悪かったこともあり
もう暗くて。
人は皆、出口に向かって歩いて生きます。
反対側に向かっていくのはあんこさん達ぐらいです。
ほとんどのお店は、雨戸を閉めて店じまい。
中には、お客さんがいるために開いているお店もありました。
泊まる宿。「本家扇屋」。
蔵を改装した民宿です。
入り口は、こちら側にはありません。
右側の奥の方にあります。
玄関入ったら、こんな感じ。
名物女将がいらっしゃって。。。。
2年間テレビにも出ていたというので、有名人です。
ネットでの説明では、各客室を襖で仕切ってあるだけ
と書いてありましたが、あんこさん達が利用した部屋は
食堂隣の小部屋でした。(ほかの部屋を見ていないので実態は不明です。。。)
部屋にテレビはありません。
お風呂も宿に家庭用のお風呂が一つあるだけなので
来た順番に空いているときに入る感じになります。
夕食は6時。
いろりのある部屋でみんなでいただきます。
右端写真の外に鍋があります。
馬刺し。柔らかくてとても美味しかったです。
宿のスペシャリテ。
単なる肉団子では無い。
タケノコの水煮をすり身にして混ぜているそうです。
あんかけの出汁が美味しかった。
わさびと一緒にいただくのがポイントです。
イワナ。いろりの炭火でじっくり焼かれています。
こずゆ が運ばれてきました。
会津のお料理と行ったら、これが一番かもね。
しかも、ちゃんと
こういう平皿みたいな漆器の器でいただく!
これが こずゆ だと。。。
(以前、東京から来た友人ととある有名なおそば屋さんに行って
そこでこずゆを頼んだら、普通の汁椀で出されて、興ざめしたことが。。
あれじゃぁこずゆじゃないよ と思うのはあんこさんが地元の人じゃ無いからかな)
こずゆに何を入れるか、各家庭のやり方があって、それだけで会津の人達は盛り上がる!
茶碗蒸し。具沢山☆
って、写真がぼけている=あんこさん酔っている。。。。
また、例のごとく、その食堂で残っているのはあんこさんご一行のみ。
ほかのお客さんは早いよね。
せいぜい生ビール中ジョッキ1杯でさっさと食事を終えて部屋に帰っちゃう。
あんこさん。。。。ビール後、日本酒二種類(もちろん会津のお酒なのですが
銘柄を失念。よくありそうなんだけど、あまり無い感じの銘柄だったと。。。)
「ゆっくりしなんしょ」(不正確かも、お許しを)
女将は言ってくれましたが。。。。
結構遅くまで居座っていましたね。
その後、お風呂へ。
(もう、この頃は、といっても10時頃だと思うけど、誰も入浴する人がいなかったから
楽に入れました)
体も温まり、酔いもあって、朝までぐっすり。。。
☆☆☆
翌朝、6時過ぎ。なんとか起きて、お散歩へ。
雪がうっすらと積もっていました。
今年の初雪は大内宿で迎えることになりました
右の山の上にお日様が当たっています。
前日は奥に向かって散歩したので、今朝は入り口に向かいます。
宿の入り口です。
車も通った形跡無し。
静かです。
干し柿がきれいに干されています。
ここは、入り口近くにあるお店。
昼間は人でいっぱいなんだろうな。
今度は奥に向かって行きます。
自分の宿を通り過ぎます。
山の上から。
これからもっと雪が深くなりますねぇ。
宿に帰って、8時。朝食。
左上の白いのは、もちろん、納豆。
右の野菜の上の白い塊は、、、、チーズじゃ無いよ、卵。
ポーチドエッグ。固茹でです^^;。
全体的にしょっぱい。。。ご飯が進みます。
10時チェックアウトまで
あんこさん、こたつでお休みしていました。
このところ、疲れやすくて困ります。
チェックアウト後
以前行った”やまだ屋”さんの卵焼きサンドが忘れられず。。。
行ってみました。
だし巻き卵がふんわぁり
ただ、以前よりマーガリン少なめ?
前はマーガリンの塩分と卵のふんわりとした甘さのマリアージュにしびれたのだけど。。。。
美味しい珈琲をいただいていると
ここの女将ともお話しすることができまして。
写真に撮っていないのですが、お店のとある壁一面にアンティークの和の小皿が飾ってあるのです。
それを集めるきっかけになったお話とか
この中にきっかけになったお皿が。
これらのお皿は普段は飾っていません。
この写真の奥にあるかごのように見える陶器は
女将が作ったものなのですが
陶芸についても色々とお話が聞けました。
とても興味深かったです。
以上、大内宿に泊まろうプロジェクト でした。
大内宿に大衆浴場ができたら、さらに素敵な観光地になるような感じがしますが
それは望みすぎというものでしょうか。
天然温泉で無くてもいいと思うよ。
また、ゆっくり、休みに行かせていただきます。