会津若松 あんこの日記

ゆっくり♪まったり♪の~ぉんびり☆

母の手術

2017-06-26 22:47:53 | つぶやき

家のネムノキの花?が咲き始めました。

昼間、暑くなるとしおれてしまう。。。

朝のすがすがしい空気の中

ふんわり、ほわほわ。

そんな季節。

母が手術しました。

脳動脈瘤にコイルを詰める作業。

開頭でなく、カテーテルなので

そんなに心配はしていなかったのですが。。。

全身麻酔の副作用というか、その方が大変だった。

まず、舌が落ちて気道が閉じないように喉に筒を入れるようなのですが

それが喉に傷をつけたらしく

手術が終わった後に血の痰が沢山。

また吐き気がひどくて,丸二日ものが食べれなかった。

食べられるようになってからの回復はすさまじいものがありましたが。。。

入院してから6日間で退院。

手術してからは5日間で退院。

退院後もしばらくは「血液サラサラ」のお薬を飲むため、血が止りにくい。

カテーテルの傷口から内出血しているらしく右脚全体にあざが出来た感じになっている。

70歳での手術。

5人部屋に入院していたけど、みんなもっと年上のおばあちゃん。。。。

母曰く、看護師さんがとても優しいそうです。

お年寄りの繰り返す要求にも丁寧に辛抱強く対応する。

吐き気がひどかったときは、病院に対して文句を言っていましたが

回復してくるととても居心地は良かったそう。

結果、良い病院だったようです。

 


奈良旅行 振り返り 5

2017-06-19 22:02:53 | 旅行

さて、今回の奈良旅行、準メイン!

Ristorante i-lunga☆

・・・・奈良。

何年か前。11月の良い夫婦の日、あたりで京都、奈良に夫と旅行に行きまして。。。

そのとき、奈良で豪華ディナーをしようと

ネットで賢明に探しました。

そのとき、ヒットしたのが、”LeBENKEI”というフレンチ。

皇室御用達とかあって、かなり期待して行ったら。。。。

メニューの説明がいい加減で

(宮崎県産イベリコ豚。。。ってあり?)

とてつもなくがっかりした。

それだけで、料理の味を忘れましたが

そんな感じで

奈良にイタリアン、フレンチを求めてはいけない。。。

としばらく思っていたのですが

ここ数年、奈良にもそそられるイタリアン、フレンチが出てきて

今回の旅行では

”リベンジ奈良!”

と思い、イタリアン、フレンチを検索しまくりました。

とてつもなく素晴らしそうなオーベルジュがあったのですが

すでに満室。(次回は絶対そこに行こーと今から決めてます)

フレンチ。。。は奈良ホテルもあることだし。。。

イタリアンにしました。

それが

”Ristorante i-lunga”

またも、お店の内装などの写真は撮れず。。。だったのですが

(食べログなどで見てください)

思っていたほど。。。

(湯河原でランチに行ったito-styleだったっけ?

を思わせるような、どちらかというと、itoの方に軍配が上がる感じ)

入り口に立っても、誰も出てこない。

どうやら超お得意様がいるらしく

そのテーブルに付きっきりで

全く入り口の方を見ようともしない。

来た証の名刺でも置いて

帰っちゃおうかなぁと思ったくらい。

だから、テーブルに付いたとき

あんこさん、とっても不機嫌でした。

メニューはお任せコースのみ。

で、ワイン。

お料理に合わせて6種類くらい出してもらえるグラスコースにしました。

これも、いちいち面倒で

6種類のコースでお願いします!

といっているのに

「これは参考までに書いてあるだけで

5杯でやめてもらっても大丈夫ですよ」

全然大丈夫だと言っているのに

あんこさんが迷っているのは、

美味しいワインボトル一本堪能した方がいいかどうかなんだから

なのに

飲めるかどうか心配していると思っているらしい。

とにかく、意思の疎通が面倒なお店だなぁと感じちゃいました。

ようやく6種類のコースで納得してくれたよ。

最終的には、

この6種類のコースを頼んで正解だったのだけど。

テーブルセッティングはこんな感じ。

とりあえず泡。

このボトルだけは、おいてじっくり見せてくれなかった。

”付き出し”・・・・とメニューに書いてある。

右はグリシーニ、真ん中がチーズを焼いたものに鱈のマンテカート、左が。。。なすとフォアグラ入りパイ

ってかんじだったかな。

アミューズ

奥に茄子とフォアグラのミルフィユ風。。あと失念。

ワイン一種類目。白。。。

 

天然鮮魚のカルパッチョ シーアスパラガスとキュウリのすり流し カラスミ添え

鮮魚は鯛だったかなぁ。

すり流しは、流石 奈良。葛。。

パンが3種出てきました。

フォカッチャ、全粒粉、あと。。。何か特徴のあるパン。。

2種類目のワイン。

これも白だった。。。

このあたりからなんか面白くなってきた。

お料理の前にワインが供されるのですが

その香りや味が次のお料理を想像させるというか

つながるというか

簡単に言えば、うまく合っているんだね。

ワインをクンクンしながら

次のお料理を想像して

とても面白かった。

その期待をうまい具合に裏切らない。

たとえば、このワインは

(手元のわずかなメモによれば)

”鯵の香り”がしたそうだ。

で、出てきたお料理が

白身魚のオーブン焼き、パプリカのソースと夏野菜。

というわけ。

で、魚がサービスのおにーさんは

”キハダ”と言っていたのだけど

どー考えても

”鱈”でしょう?と、

母と意見が合った。

 

次のワインは

トスカーナのロゼ。

珍しい。

そして、このワインに寄り添うお料理は・・・

イカ墨のタリオリーニ 大和丸ナスとコッツェ エ ヴォンゴレ

美味しかったぁ。

母も相当気に入ったらしく

お店を出た後も「また食べたいわぁ」とつぶやいておりました。

次のワインはパニエに乗って出てきちゃいました。

ウンブリア州のカベルネソービニヨンとカベルネフラン。

2000年のもの。

これに合わせたお料理は

熟成ジャガイモのニョッキ 熟成牛サルシッチャのラグー

このお料理が一番印象に残っている!

まず、あんこさんが作る(一般的な)ニョッキの半分くらいの大きさしかない!

可愛らしすぎる

そして、とってもやわらか~いふんわりとろけるぅ。。。。

あま~い

小麦粉の量が少なくて、あまり捏ねていない

そんな感じです。

母の感想は。。。

「美味しいけど、あんこが作った方が私は好きだわ」

でした。

ありがとう!

でも、このニョッキは食べてみる価値ありです。

次のワインはこちら。

前出のものより軽くなってしまいましたが

次のお料理、追加パスタの

アニョロッティ ダル プリン

に合わせたもの。

”プリン”なんて響きから

ぷるるんとしたプリンを想像してしまうあんこさん。

雑誌でその姿はよく見ますが

実際食べたことが無くて

ここで絶対食べようと思っていたものでした。

もっと大きく撮れば良かったなぁ。

リピエノ(詰め物)は、牛、豚、鹿(もしくは鴨だったかな。

鶏肉は無かった)のミンチ肉、と、チーズ、ほうれん草、生クリームを混ぜたもの。

これを薄いパスタ生地で包み込んだもの。

手元のつたないメモには、

ローズマリー バター

とある。多分、これがソース。

あっという間に食べちゃった。

メインに合わせたワインはこちら。

そしてメインは。。。

子羊の二つの部位のロースト。

一つは、普通のロースだと思うのだけど

もう一種が確か腿からお尻の部分といっていたよーな。

とても脂がつよい部位でした。

付け合わせのジャガイモがとにかく甘かった。

お口直しのグラニテ。

カンパリとグレープフルーツだと思う

(つたないメモより)

母のお誕生日用のDolce。

あんこさんのは普通盛り。

この日は、バナナづくしのデザートでした。

右手前、バナナのムース。濃厚。

ほかは、、、ちょっと忘れてしまいました。

焼いたり、煮たり・・・そんな感じ。

 

エスプレッソと共にプティフールです。

もう一度行きたい!

直後にはもっと書きたいことがあったはずなのに

忘れてしまった。

勿体ない!!!!

あのワインとお料理のマリアージュはもう一度行って確かめたいですねぇ。。。。

そう、エスプレッソをいただきながらのんびりしていると

シェフが登場。

それがぁ

すっごーく派手な直感的に言うと虎柄みたいなレーヨンで出来ていそうな

テロテロのズボンでやってきまして。。。

酔いも手伝い思わず。。。

「派手なズボンですね」

と言ってしまった。。。。

「あ、これ、イタリアで買ったもので。。。」

と、言っていましたけど。

あのお店の雰囲気の中

最後にあのズボンを見ると

目が覚めるというか、夢から覚めるというか。。。

現実。。。でした。

 

イタリアンだけに、やっぱりパスタが美味しいよっ

近くにあったら良いのになぁ。。。

 

という訳で、奈良のイタリアンレストランリベンジは大成功でした。

難点をいうと。。。あまり言いたくないけど

サービス君、特にソムリエ君がもっと大きな声ではっきりと

相手にものを伝えようと説明してくれると良かったなぁ。

性格だからしょうが無いのかもしれないけど。

独り言のように相手に向かう前からぶつぶつと説明を始めてる。

何かなぁ。。。。

 

 

 

 

 

 


奈良旅行 振り返り 4

2017-06-18 20:07:14 | 旅行

前回の投稿からかなり間が開いてしまいました。

一気に行きたいところですが。。。

☆☆☆

さて、一夜明けて、翌朝。

朝食前のお散歩です。

やっぱり奈良公園。春日大社を目指してしまいました。

流石に朝6時前。

人間の数より鹿の数が多いです。

前回、父も一緒に来たときは11月。

そのときは繁殖期のため、鹿が良く鳴いていましたが

今回は春。穏やかな感じでした。

散歩を終えて、露天風呂に入り、いよいよ朝食。

朝食は宴会場にて。

写真に写っていませんが、これ以外に茶がゆがありました。

なぜ、奈良と言えば、茶がゆなんだろう????

左の固形燃料が燃えている鍋には、豆乳とにがりが入っていたらしく

蓋を開けたら、お豆腐ができていました。

できたてのお豆腐も美味しかったです。

☆☆☆

さて、この旅行のメイン、薬師寺食堂の落慶法要へ。

近鉄奈良駅から大和西大寺駅で乗り換え西ノ京駅へ。

招待状には1000人の招待者を予定と書いてありましたが

なんと1700人いたようです。

お天気が良すぎて、暑い!!

日傘禁止なのできつい。

お坊さん達は、暑そうな衣装だけど

日陰だからいいなぁ。

後半は、万葉の能とも神楽とも、何というものなのか

音楽も雅楽とオーケストラと和洋折衷。

なんとも面白い演目だったのですが

なんせ、暑くて、遠くてよく見えなくて。。。。

この後、食堂の中を見学したのですが、押すな押すなの人混みで

その素晴らしさをじっくり感じることは出来ませんでした。。。。残念。

そして。。。。

前に、紹介したお弁当の中身ですが

・・・・

です。

が、ただの白飯ではありませんでした。

おこわです。

もちもち。美味しかったです。

奈良漬けがついているところ。。。押さえています!

お腹も落ち着いたところで、

あらためて薬師寺見学です。

前回、父と来たときも、写経道場しか寄らず

薬師寺の境内を見ていませんでした。

金堂。

大講堂。

西塔。

東塔。

現在修復中。3年後に完成予定。

西塔と中門。

この日、修学旅行生が多かったこと。

次から次へとやってくる。

建物の一角でお坊さんが修学旅行生に説明をしているのだけど

なーんかなぁ。

お坊さんが学生に媚びちゃっているのか

学生が生意気なのか

ちょっとその場にいてみましたが

お寺なんだから

もうちょっと厳粛感があった方がいいんじゃない?

と思って、がっかりしました。

そんな人間達の小さなやりとりはどこ吹く風。

薬師寺の建物は堂々と

風が吹き抜け

悠久の時の中にたたずんでいました。

飛鳥、法隆寺の風景を思い出しました。

奈良。。。。ですね。

自然。

神々。

人間の世界じゃ無い。

いいなぁ。

☆☆☆

さて、近鉄奈良駅に戻りました。

今日の宿に。

”天平旅館”

修学旅行生が泊まりそうな宿です。

駅からも近いし、ならまちにも近いし

便利な宿です。定宿にしても良いかも。

ならまちにいって、しばし休憩。

温美人茶をいただきました。

新陳代謝、女性ホルモン、血行に良いようです。

自分たちも観葉植物になったような気分になれる店内です。

さて、次は、奈良一番な?!イタリアンへ。

 

 


奈良旅行 振り返り 3

2017-06-05 21:47:02 | おでかけ

ちょっと間が開いてしまいました。

”ならまち”から急いで宿に戻ると丁度夕食の時間。

夕食はお部屋でいただきます。

前菜・・・内容は失念。

と、ここでお食事のお供をオーダー。

ワインもありましたが、外れそうなので王道の日本酒。

奈良の地酒 利き酒セット。

青:春鹿超辛口純米酒(今西清兵衛商店)日本酒度+12

←確かに辛い。けど、あんこさんの好みです。きゅっと引き締まる感じ。

白:三諸杉 純米吟醸「露葉風」(今西酒造)日本酒度+3

←ちょっと甘ったるい感じ。

硝子:蔵王桜 純米大吟醸(美吉野醸造)日本酒度+3

←すっきりとしているけどコクがあるぅ・・・というわけで、このお酒が一番気に入りました。

お料理は、わりと、一度に運ばれて来ちゃったのですが、

メニューに書かれている順番に紹介すると。。。

 

椀盛 鱧葛打ち 三輪素麺吹き流し 青さ海苔 梅肉 木の芽

器の微妙な色加減がいいかも。最近の漆器かな。

鱧が葛に包まれていて、普通の鱧とはちょっと違ったなめらかな感じ。

造里 えぞ鮑、鯛、鮪、車海老、足代一式

・・・車海老が軽く火が通っていて、、、どうも冷凍していたらしい名残が。。。

メインは3種類から選べました。

①ロブスター洋風焼

②黒毛和牛陶板焼

③黒毛和牛しゃぶしゃぶ

。。。ということで、あんこさんが選んだのは①

ホワイトソースで無くて、マヨネーズっぽい酸っぱさを感じました。

 

蓋物 目張若竹蒸し スナップエンドウ 木の芽あん

写真では良さが伝わらないのですが、この器の感じ、あんこさん好きです。

くすんだ金色と藍色と派手なのか、地味なのか分からない

仏教っぽい色使いがいい感じです。

肝心のお料理ですが。。。鱈かなぁとおもったけど、目張。。。了解です!

酢の物 まとう鯛南蛮漬け 千野菜

・・・揚げ物が無いなぁと思ったら、南蛮漬け・・・揚げてある

お食事です。お味噌汁と白いご飯。もちろん奈良漬け。

このご飯が侮るなかれ、美味しかった。

會津のご飯とは違って、ササニシキっぽくさっぱりした感じで

一粒一粒の輪郭がくっきりしている

噛むほどに味が出るというか、かみ応えがいい感じにあるというか。。。。

うん、もう一度食べたいご飯です。

デザートは。。。パイナップルとかを葛でまとめた感じのものだったと。。。。

流石、奈良ですね。葛が随所に使われています。

 

”美味しいものを少なめに”というお料理を選んだので、ちょっと少ない感じもしましたが

食べきれないほど、あるよりは丁度いい感じでした。

 

この後、露天風呂へ。

写真は撮ることが出来なかったのですが

建物の最上階にあり、ほぼ天井なし。

本当に露天で、かつ、興福寺の五重塔が目の前に見える。

気持ちのいいお風呂でした。

実は、夜より、朝の方がずーーーーっと良かった。

爽やかな青空、すがすがしい朝の空気。

”飛鳥荘”に泊まったら、朝露天風呂がお薦めです!