会津若松 あんこの日記

ゆっくり♪まったり♪の~ぉんびり☆

”名もなく、貧しく、美しく”

2021-01-20 16:08:11 | 映画

福西本店を後にして

あんこさんが向かったのは、TSUTAYA。

レンタル期間の更新をする必要がありまして。。。

(ほとんど借りることはないのですが)

更新特典として、DVDなど1本無料で借りられるのですが

福西本店で知った「名もなく、貧しく、美しく」を探してみた。

ありました。

そして、借りた。

店員さんが、

「特典では、準新作も無料になりますし、こちら(名もなく)だと

お安いので、こちらの特典は1月31日まで有効なので、次回お使いください」

なんて、言ってくれたけど、次回来るのは2月7日以降のはずだし、

新しいもので見たいものも特にないので

「いいんです。特典でお願いします」

と、借りてきた。

 

さっそく、家で見る。

2時間ちょっとある。

結構、長いなぁ。。。。

 

最近の映画ものとは違って、

宣伝が無く、いきなり本編だった。

 

白黒。

 

ぶぅーーーーんダダダダダァ。。。。

ババババ。。。ドカン、バツン

戦争シーンから始まる。

白黒のせいか、とっても怖い。

よく見えないから、怖い。

「おばちゃん。。。おばちゃん・・・」

お母さんとはぐれた男の子が

耳の聞こえない主人公の足元に寄ってくる。

耳が聞こえないから、よくわからない。

でも、その子のお母さんを見つけたものの

無くなってしまっているらしく

男の子の名札をもらって。。。

その男の子を家に連れていく。。。。

お寺なのですが

ちょっと意地が悪そうな義姉が。。。。

 

最初は、戦争もので暗くて辛いだけなのかと思ったら、

その後の展開が微笑ましくて

観ていて心がとても温まる

理不尽なこと、辛いこともあるんだけど

家庭を持った二人が互いを思いやり

しっかりと生きていく姿が

かわいくて。。。ずっと見ていたいなぁ

と思わせてくれる。

白黒や時代を感じない

人の気持ちはいつの時代も変わらないんだなぁ

(今より昔の人の方が温かみがあるかも。。。)

なんて、ほんわかした気持ちで観ていると。。。

な、なんでぇ!!!!!

っていう、最後になっちゃう。

 

最後、悲しすぎ。。。。

でも、だからこそ、それでも、生きようって。

 

あんこさんが大切に思っていることを再確認させてもらえた映画。

呼ばれていましたね、この映画に。

運命の出会いに感謝です。

ちなみに、主演は高峰秀子さんなのですが、

本当に綺麗な人!

あんこさんが若かったら、あんな感じを目指すわぁ

・・・今は、チコちゃん目指してますが


2016年クリスマス イベント2

2017-01-03 11:02:17 | 映画

さて、さて、向瀧を後にしたあんこさんと夫。

マーチ君に乗って向かった先は

田島。

「南会津で第九をうたう」

というイベントがありまして、

その第九の演奏をあんこさんのチェロの先生がやると聞き。

あ、もちろんチェロ一本の演奏の訳は無く

チェロの先生は「アマデウス室内管弦楽団」の団員さんなのです。

だから、正確に言うと

第九の演奏を「アマデウス室内管弦楽団」するということ。

田島というと、会津鉄道と東武線との乗換駅というイメージを

あんこさんは持っています。

ここで1時間超乗り換え時間があった記憶が。。。。

時間をつぶすにも、その当時、周りに何も無くて。。。

今回は車で一路「御蔵入交流館」を目指します。

中に入ると立派な施設で

ホールのほかに、図書館、会議室、調理室など

生活に必要な施設がぎゅっと詰まっている感じです。

新しい施設。

人も少なくて、ゆったりできる。

図書館にはいろいろな種類の雑誌だけでなく、DVDを視聴できるコーナーもあり

一日ゆっくり過ごせそうな空気が漂っています。

あんこさん、久しぶりにまったり。

山や空、もり、畑・・・心が解放されました。

お昼に近くの食堂?レストラン?カラオケ屋さん?

つまり、なんでもありそうな建物へ。

食べるものもそば、カレー、ハンバーグ、ピザ、お寿司、何でもある。

しかも、通されたのが8人くらいはいる個室。

あんこさんと夫、二人だけだよ。

しかも、テレビが付いていて、NHKの生活笑百科を見て

まるで家にいるかのよう・・・・。

結局、鍋焼きうどん(夫)サラダそば(あんこさん)を食べました。

そのお店の入り口のクリスマスツリー。

さて、よいよ、会場へ。

どうせだから

と前の方に座り、先生を観察することに。

ちょっと場所が悪く、先生の手元(特に左手)は見えなかったです。

残念

今、手元にパンフレットが無いため、詳細記載できないのが残念なのですが

地元の中学生、地元で本格的に歌を歌っている方々、

田島の期待を一身に背負っているような男の子のピアノ演奏(4月から音大生。

実は、午前中にこの子が練習している音を聞いていたのですが

練習の時の方が伸びやかでいい音を出していました。

やはり舞台は緊張するんだなぁ。緊張するとやはり音がぎこちない。。。

是非、練習の時の彼の音色をみんなに聞いて欲しかったなぁ)

そして、今回はソリストの歌い手さんも参加していて、テノール、バス、ソプラノ

それぞれの有名な曲を歌ってくれました。

やっぱりプロは違いますね。

どの方も素晴らしかったですが、特にテノールの人が愛嬌もあって

声もよく聞いていてウキウキしました。

肝心の合唱の方はやはり緊張気味?

アンコールのソリスト交えての「大地賛頌」が最高でしたね。

のびのびとしていた。

そして、アマデウス室内管弦楽団は といえば

あの第四楽章の早いパッセージ?というのかしら

先日レッスンの後に話していた、早いパートというのはこのことかぁ

大変だわ、これは。

「やっぱり音楽っていいね」

と夫といいながら、

クリスマスイブの山道を会津若松までたどって帰りました。

家に帰ったら、おうちクリスマスです。

 

 


アントキノイノチ

2011-12-09 07:05:05 | 映画

あんこさんにしては珍しい映画の話。

ひさ―しぶりに映画を見ました。

第一候補は「素敵な金縛り」だったのですが、

時間の都合で、第二候補の「アントキノイノチ」となりました。

どちらも、あらすじも何も、下調べはほとんどせず

だからストーリーもよく知らない。

「アントキノイノチ」はヒューマンドキュメンタリーみたいな

観終わった後に

「生きるのは大変だけれど、そこにはささやかな幸せがあって

人生の底流には温かな流れがある・・・」

みたいな、あったかさが残るような映画だろう・・・

と、想像していた。。。。。。

。。。。。

あれが、映画でなく、本だったら

途中で読むのを止めていたと思う。

あんこさんが近づきたくない世界

否定したい世界

信じたくない世界

だけど・・・

悲しいかな、きっと自分の心の奥深ーいところにもあるであろう世界。

そんな世界が描写される。

ほんと、途中で映画館を出たかったぁ。。

でも

こんなつらい気持ちだけを心に刻んだ状態で映画館を出たらトラウマになってしまう。

映画は、最後まで見ることで、一旦傷つけた気持ちを癒し、

心を強く?してくれるに違いない

兎に角、最後まで見ることで完結するものなんだ

(フランス料理のコースみたいに、日本料理の懐石料理のように

途中でやめると、その料理の全貌が見えないように・・・・^^;)

と、自分自身に言い聞かせ、最後まで映画館のシートに収まっておりました。

結局、エンドロールが終わって、場内が明るくなっても

しーーーーーーん

ほぼ満席のお客さん、無言。

重さに耐えるのに必死だったのは、どうやらあんこさんだけでは無かった様子。

 

タイトルがカタカナのは、プロレスラーの名前みたいに聞こえて

その洒落は映画の中でも出てくるんだけど・・・

 

最近の小説。。。東野圭吾の「手紙」を読もうとしたのですが

これも、最初の何ページかで挫折。

余りにもつらくて・・・・

描写が鋭過ぎて・・・・駄目なんです。

会社でこの映画や東野圭吾の話をしたら

「あんこさんて、感受性が豊かなんですね」

と若い男の子に言われましたが

最近の人達は、そこまで感じないのでしょうか???

鋭い描写でないと輪郭がはっきりしないから

良くないのでしょうか・・・・

昔の純文学。。。というのかな

夏目漱石とか、そういうのは

そんなに鋭い描写は少ない

というか、長くない、というか・・・・

表現の世界も変わってきているのかなぁ・・・・

 

アントキノイノチ。。。観て良かったか?

うん、まぁ。。。最後まで見て心は収まるところに収まったけれど

結末。。。あれは無いんじゃないの?

って、感じでした。

やっぱり生きるのはちょっとつらいんだね。

 

 

 

 

 


「カフーを待ちわびて」

2009-03-18 09:01:54 | 映画

3月14日ホワイトデー

映画を観ました

『カフーを待ちわびて』

目指して見に行ったのではなく

夕食までの時間、何か映画を観ようと

日比谷、有楽町界隈の映画館をはしご

どこもちょうどいい時間の上映分は

完売 という状況で

有楽町駅近くの映画館で

上映開始時間5分過ぎていましたが

「座れます」

と、チケット売り場に書かれていたので

「ここしかない!」

と、内容もよくわからずに

飛び込んで観た映画

『カフーを待ちわびて』

*****

舞台は沖縄の島

独身の男の子が内地の神社にこんな言葉を書いた絵馬を奉納した。

「嫁に来ないか。幸せにします」(正確じゃないかもしれませんが)

その絵馬を見た女の子が絵馬に描かれた島の名前と

書いた男の子の名前を頼りに

手紙を書き、本当に島に来て・・・・

 

飛び込みで観たけど

観ることが出来て

本当によかったぁ・・・・・

幸せな気持ちでいっぱいになる映画

いま、こうして書いている間も

胸がいっぱいになる

映像もすごくきれいで

「この風景、この空気を監督さんは伝えたくて仕方が無かったんだろうなぁ」

と、監督の伝えたい気持ちが入っていた。

 

「カフー」とは、幸せ とか いい知らせ という意味。

女の子(幸-サチ-といいます)が

男の子(明青-アキオ-といいます)に聞くんです

「明青にとって、幸せって何?」

その場では、明青くんは答えられないのですが

ある日その答えがわかったと・・・

その答え、

普段私が思っていることで・・・・

そのほかにも、

映画全体に

普段、私が考えていることがたくさんちりばめられていて

「そうだよね、そうだよね・・・」

と、心の中で相槌をうって

観ていました。

最後は、勿論ハッピーエンドなのですが。

ハッピーエンドじゃなかったら、気持ち悪くなるような

そんな流れの物語です。

原作もあるようです。

本屋さんで

「納棺夫日記」

と並んでいて・・・・

「納棺夫日記」を買っちゃったけどね^^;