会津若松 あんこの日記

ゆっくり♪まったり♪の~ぉんびり☆

向瀧 その3・。.*:*Christmas*・。.2016*:☆・。.’・*

2016-12-31 09:59:33 | グルメ

さて、お風呂の次は、お待ちかねのお食事です。

調理場から、階段を上がったり下りたりしなければならないお部屋まで

お料理を運んで来てくれます。

なので、ひと料理ずつサービスする懐石料理風の出し方はあり得ないのですが

それでも、お料理だけで3回。下げるのもいれたら4回。

飲み物の注文あり、追加オーダーあり(お新香の盛り合わせをなぜかオーダー

給仕さんは大変です。

さささっと、並べてくれました。

食前酒 甘酒(真ん中の薄茶色のもの)

・・・なんですねぇ。甘酒と言ったら白いものと思っていたので

この色は意外。本当にあま~い

先付 透かし大根

前菜 菜花のかつお掛け、冬至かぼちゃ、紅鱒の昆布巻き、焼き林檎(意外!?)、ふわふわ玉子(カステラみたい!)、柚子巻き柿(干し柿ね赤カブの甘酢漬け

向付 鯉のたたき 山かけ風

これがとぉーっても美味しかった。

鯉臭さは一切なし!

ふんわりとした山芋と添えてあるお醤油(単なるお醤油じゃないと思う)の量とが丁度よくて

また食べたいわぁ

伝統の一品 鯉の甘煮

・・・と言うことで、これは写真にするとちょっとグロテスクでねぇ。

上の全体を写した写真の右上にある茶色い塊がそうなのですが。。。

ものすごい量が多くて。。。。なので、サービスするときに

「食べきれなかったら、お包みしてお持ち帰りすることもできますので

遠慮無くおっしゃってください」

とのこと。なので、夫のものに箸をつけ、あんこさんの分はお持ち帰りすることにしました。

(チェックアウトの時、ほかのお客様もお持ち帰りになっているようでした。

ちゃんと真空パックにしてくれるので、ちょっとしたお土産になるかも!?)

さて、この鯉の甘煮。量も多くて見た目もなんとなく。。。なのですが

これが旨い!

特に一緒にいただいた 辰泉酒造の「京の華」にめっちゃ合っていて

これぞ”マリアージュ”ですね。

お酒も美味しくなるし、お料理も美味しくなる。

日本酒がこれほど美味しいと思ったのは。。。。3回目くらいかな

「京の華」。

濃いめな印象です。

その濃さが鯉の甘煮の濃さといいバランスなのだと思います。

さらさらとした日本酒では、いけませんね。

濃くてもさらっとしており、今回のお料理全体にとっても合っていた日本酒でした。

(といっても、向瀧さん自身でお作りになられている「美酒佳肴」という日本酒があるのですが

それを飲んでいないため、ひょっとしたら、そちらの方がもっといいのかもしれません。

こちらも次回の楽しみです

強肴 にしんのさんしょう漬け

言わずもがな!旨い!!!!もう一切れ!っと言うくらいが丁度いいのかな

ここで、ちょっと休憩!?

この箸置きが可愛くて。ほんと愛嬌たっぷりなんです。

しかも、口の中が空洞で、そこに楊枝がさりげなーく入っています。

なぜか、最初の一杯はビール。

野口英世ビールで金賞受賞したもの。

色がピンクっぽい。(先の箸置きの写真の右上の液体です)

やはりビールはちょっと、なんかなぁ。。。。

(ということで夫が進まないので、あんこさんがやっつけました)

・・・さて、ここから、また新しいお料理が運ばれてきました。

鍋物 ということで、ちゃんと卓上で固形燃料を燃やして熱々でサービスされます。

で、これがですね、本来、会津地鶏の鍋なのですが

鶏肉を避けていると伝えたところ

会津の冬菜と車麩の鍋

に変わりました。

が、この車麩。。。ご飯、美味しい!

出汁がいいんです。本当に。

車麩でよかった!と、心から思いました。

次回もリクエストしたいです。

椀物 カブのすり流し汁 ふんわり優し~いお汁でした。

お凌ぎ ごんぼ湯

初めていただきました。”ごんぼ湯”というのですか。

笹がけに切ったゴボウを素揚げしたものをお味噌を少しといたであろうお出汁につけていただく物。

このお出汁がうま~い!

ゴボウの付け具合でいろいろな食感も楽しめ、単純そうだけど奥が深いなぁと。。

進肴 福島酵母牛の姫ステーキ

って、本当に小さいから”姫”なのだそうですが

いやぁ、腐っても牛(ぎゅう)!?ですねぇ。

ミルキイな脂と柔らかな肉質 旨いです!

 

煮物 もう写真で明らか こずゆ です。

先日、東京から遊びに来てくれた友人がとあるおそば屋で食べたこずゆは器がこずゆで無かった。

もちろん向瀧では、器もこずゆ。

それを写真に収めたかったのだけど、うまくいかないわぁ

小さく切った里芋君がなんともいえないわぁ。

この豆麩くらいの大きさがなんともいい感じなんだわ。

揚物 夕やけの雪山ボッコ芋 

おそらくトマトをちょっと効かせてる?

お汁のオレンジの正体が気になるところです。

この器が面白くて

蓋。一方から見るとこんなですが、

それを反対側から見ると

まったく別の器のように見えます。

とても面白いなぁと思いました。

向かい合って座ると

相手と自分が別の器で出されたのかと思ったので、

よく見たら、こうだった というもの

日本の器ってお茶目ですよね。

 

これに もちろん美味しい会津のコシヒカリの白飯が出ます!

(もうお腹いっぱいだったので。。。でも、あんこさん、少し食べた記憶が・・・)

お味噌汁は小松菜と油揚げ

香の物は手作り佃煮とカブ漬

デザートは会津身不知柿をゆるゆるの柚子ゼリーで和えたもの。

甘-い柿に柚子の爽やかさが冴えます。

これに、会津のワインとなぜかお漬け物の盛り合わせを注文しちゃっていました。

夫は

「チーズとか欲しいなぁ」

などとつぶやいておりましたが

「いつもと違うんです!」

と、あんこさん、却下してしまいましたが。。。

(確か、ダメ元でチーズがあるかきいたような記憶があるのですが

結局無かったのでお漬け物の盛り合わせにしたのだと思います)

 

・・・と言うことで、上げ膳据え膳で、お布団まで敷いていただいて

お休みなさいなのでした。

 

お部屋も暖かく…

そうそう、お部屋に通してくださるなり、加湿器をつけてくれたのでした。

おかげでエアコンがんがんでも、のどの調子も悪くならず、大変助かりました。

さりげなさ過ぎるふるまい。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


向瀧 その2・。.*:*Christmas*・。.2016*:☆・。.’・*

2016-12-30 09:15:15 | おでかけ

年をとると温泉でのんびり~がいいねぇ

この宿には、大きく3つのお風呂があります。

一番源泉に近い”きつねの湯"。45度位と熱めの湯加減。

源泉から離れるに連れて湯の温度が下がります。

貸し切り風呂とされている3つのお風呂。

”鈴の湯” ”瓢の湯” ”葛の湯”。

そして、一番大きな”さるの湯”。

”さるの湯”のお湯の温度は40度~42度。

そして、”さるの湯”にだけ、シャワーなど蛇口があります。

ほかのお風呂は、基本湯船のみ。

掛け流しの温泉がじゃぶじゃぶ!?と出ていますので

湯船のお湯をすくっては体を洗ったり、顔を洗ったり、髪の毛を洗ったり・・・・。

シャワーが当たり前の今の人(といってもあんこさんもそんな老体ではありませんが)には

どうしたらいいのか分からないのかもしれません。

さて、3つのうち、どこから攻めようかなぁ・・・

貸し切り風呂がすべて使用中になってしまっては困る!!!

と、貸し切り風呂へ!

なーんてことはない。

がらがら。

3つのお風呂のうちどこでも入り放題って感じ。

一番奥のお風呂にしました。

”すずの湯”(写真は翌朝撮ったものです)

この湯船が深くて。。。座り込むとなんとかあごの下が水面になるくらい。

中に段差を設けてくれるといいなぁと思いつつ

昔のままを味わうにはこれがいい!とあんこさんは納得。

ちなみに、顔を洗ってみたところ

温泉のためか、石けんのぬるぬるさが一度洗い流しただけで

さっと落ちる。

キュッ☆キュッ☆って感じ。

(これは、後で”さるの湯”でシャワーを浴びたときに実感)

さて、このお風呂が”すずの湯”と言われるのは・・・

天井を見てください。

鈴の模様があるのです。

おそらく”瓢の湯” ”葛の湯”にもそれぞれの模様があるのだと思うのですが

そこは次回のお楽しみに、敢えて確認してきませんでした

どなたか、今度行かれる方、是非、確認してきてくださいね~。

 

そして、この後、しばし休憩の後、”きつねの湯”へ。

「熱い」と聞いていたので、かなり覚悟をして

湯船のお湯をかけますと。。。。

確かに熱い

が、湯船に入るとそうでも無く

湯船が深いせいもあり、縁に腰掛けたり、浸かったりを繰り返し

それなりに楽しむことができました。

ここで体を洗いました。

湯船からお湯をくみ出し、体にかけて流す・・・

久しぶりの感覚

(髪の毛は流石にシャワーのある”さるの湯”で洗うことにしました)

ここのお風呂の写真は撮っていません。

基本的に、”鈴の湯”と同じ感じです。

そして。。。。ほかにお客さんがいないので

一人でのんびりできたのがよかった

 

さて、最後。”さるの湯”。

この床の石畳というのかしら

年季がはいっている感じを受けます。

こちらは、よくある大浴場。

翌朝、日の出前のため、外は真っ暗。

山間にあるため、冬は夕方早くから暗いし

朝も明るくなるのが遅いし

(天気もあまりよくないので)

外を楽しむなら、夏がいいと思いました。

こちらは湯船の中に段差もあり

そこに腰掛けてゆっくり過ごすことができます。

シャワーのお湯は温泉では無いと思います。

石けんの落ちが先の”鈴の湯”と違って、ぬるぬると

”潤いを残すように”落ちますので。。。

 

以上、お風呂のご紹介でした。

そして、番外編ですが

階段の取っ手。

あんこさんもお世話になりました。

スリッパで階段を下りるときには

必需品!?

その年季の入った姿に

この旅館が過ぎてきた日々を感じ

それを伝えたくて

写真に撮ったのですが・・・。

時間だけは

ごまかせない、作り出せない なぁ・・・

 

 


向瀧 その1・。.*:*Christmas*・。.2016*:☆・。.’・*

2016-12-29 08:27:22 | 季節

2016年のクリスマスは

会津東山温泉 向瀧

にて。

夫の上司(台湾人)がお泊まりになり

”素晴らしい!”と聞き

行ってみたい

と二年前くらいから思っていた宿。

すっごく楽しみにしておりました

(外観は最後に)

まずは、案内されるがままにお部屋に向かいます。

入り口で靴を脱いで、スリッパで館内を歩く。

ま、普通の廊下ならいいのですが

階段をね、あのスルスルすべるスリッパで

上がったり、下りたり、

結構きつい。

マイスリッパを持参すればよかった

と、部屋に向かうまで心でつぶやく。

(館内の写真は翌朝夜明け前に撮影。なので暗い感じで、すみません)

あんこさんの部屋は左の階段を上らず

右の通路を進みます。

その先、今度は左側の階段を上がった

ちょっと段のあるところが部屋の入り口です。

くつろぐ前に撮影すればいいものを。。。

と言うことで、部屋はこんな感じ。

手前に4.5畳の小部屋があります。

床の間。

なんと!伊藤博文 直筆の書が部屋に飾ってありました万歳表情いー

「菊の間」

パンフレットに載っているお部屋でした。

国・登録有形文化財の登録番号が付いている部屋のようです。

すごくない?!

 

窓の外はこんな感じでお庭が見えるのですが

残念なことに雪がありません。

ある程度の積雪になると形をくりぬいた竹筒にろうそくを灯したものが

庭のあちこちに飾られ”和”ライトアップになるそうなのですが

暖冬気味の地球君。

以前はこの頃に積雪があったのですが

今年もホワイトクリスマスにはならないよう・・・

では、お風呂に行きますかね~(←今話題の温泉マーク。

このままの方がいい!と思っています。

人の姿まで描いてしまうと説明しすぎの感じがするから。)

 


Christmasの會津珈琲倶楽部

2016-12-25 17:37:41 | つぶやき

今年のクリスマスも会津若松で迎えます!

今年は23日から3連休。

22日は

あんこさん、職場の忘年会だったので

23日朝に會津に向けて出発しました。

お昼ちょうどに会津若松駅に到着。

お昼ご飯は、會津珈琲倶楽部へ。

入り口でサンタさんがお出迎え。

あんこさんの夫は何ヶ月ぶり?の訪問です。

カレーと迷いましたが、やっぱりフレンチトーストを注文。

やがてランチに付いているサラダを持って、奥様登場。

「今日はラッキーです」

と言われて出されたのが

そう、いつものポテトサラダじゃない。

プロシュートにみしらず柿、生モッツレラ。。。。

思わずワインがほしくなるくらい美味しい。

なんでも、前日ワイン会があり、そのためにチーズを取り寄せていたのに

昨日届かずに、今朝届いたんですって。

ほんと、lucky

やっぱり美味しい、フレンチトースト。

むっちり、もっちり・・・・!

あっという間にお腹の中に。

あ、肝心の珈琲を撮影しなかった。

後味が紅茶のような素敵な珈琲でした。

ここの珈琲も大好きです。

また来年もよろしくお願いいたします!

 


今シーズン、初雪かき。

2016-12-21 23:04:42 | つぶやき

2016年12月18日朝の会津若松。

前日、高速バスで会津入り。

途中の猪苗代では50㎝を超えそうな積雪で

会津若松もこんなだったらどうしよう??

と思っていたら、それほどでも無かった。

それでも、屋根の無い駐車場では

駐めたマーチ君の周りになんとなく積もってる。

しかも溶けかけてるし。。

この状態のものが

中途半端に凍り

蓄積していくと

車が雪の(氷の)丘に囲まれる感じになっていく。

最初が肝心

と、溶けて重くなっている雪をかいてみた。

初雪かき。

筋肉痛になったのはその二日後。

やはり年です。