織田広比古さんの絵を購入した足利ギャラリーで
池田満寿夫展があるとのはがきを貰い
夫が行くと言い出しました。
目当ては、‘SOMETING’。
マイルス=デイビスのレコードジャケットに採用された絵、
というか銅版画。
赤と白と黒しか使っていない
単純なかっこよさのある絵。
実物を見る。
29枚のうちの最後の一枚だとか・・・
値段も・・・1,150,000円でした。
流石にこれは買いませんでした。
さてさて、
そのギャラリーの隣にある氏季カフェで昼食を取りました。
何回か訪れているものの、
品切れでお目にかかれなかった‘氏季ランチ’
このお盆と汁物(‘こずゆ’という会津の伝統料理の一つです)のお椀は
115年前のもの。
茶碗蒸しの右横辺りに足利の家紋が描かれています。
マダムにそのように説明を受けた私は
思わず床の間に下がっている足利家のご先祖様が描かれた掛け軸に向かって
‘いただきます’
と、手を合わせてしまいました。
そして、よくよくその掛け軸に描かれている文を見れば
‘景勝’の文字が・・・・。
天地人を思い出してしまいました。
やはり、ここは、会津。
あの人物は確かにいたんだ・・・・歴史。過去だけど現実。
お料理は、左上から時計回りに、
柿の酢の物、鶏ひき肉のハンバーグ、冬至かぼちゃ、茶碗蒸し、こづゆ、ごはん、蕪の煮物
ご飯に隠れているのは、昆布の佃煮みたいなものだったと記憶しています。
これに、サラダ、デザート(ココアシフォンケーキ)と紅茶がつきました。
建物もお庭も素敵です。
ここを訪れることがありましたら、ぜひ、床の間のお軸を見てみてください。
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