約一年前、夫とエピナール那須に行きました。→★
その時に、一年後にまた来よう・・・と。
先日
10月になってもその気配がない夫に諦めていたら
「来週、エピナールに行こうか?」
と、突然 宣ふ(のたまふ)。
エピナールに電話。
「あいにくその日は、満室をいただいておりまして・・・」
キャンセル待ちを入れる。
土曜日の宿泊。会津から行って、夕食に間に合うであろう16時まで待ち
断念。
「月曜日、エピナールから出勤すれば、いいか・・・」
とは、夫。
日曜日の宿泊なら、空いているに違いない。
翌日、日曜日、午前中、エピナールへ電話。
「リゾートマンションタイプのお部屋でしたら、一室ご用意できますが・・・」
ホームページの予約状況を見れば
なんと!
日曜日も満室マーク“×”ばかり。
よく見ると、平日にも×印が目立つ。
『なんで、こんなに混んでるのぉ??』
選択の余地無し。
ホテルとは別棟になるが、リゾートマンションタイプで手を打つ。
途中、昨年行った綺麗な教会(建物)に行きたくて・・・。
でもよく覚えていなくて・・・。
それでも、神様が導いてくださり?
無事、辿り着けました。
☆那須ステンドグラス美術館☆
しっかり、パイプオルガンの演奏とオルゴールの演奏を聴いてきました。
パイプオルガンは、残響が素晴らしい☆
そして
オルゴールは
ドビュッシーの「月の光」。
ぽろろん・・・ぽろろん・・・・
・ぽろん・・・・
ぽろん。。。
・・・・・
今でも、頭から離れない
本当に夜空に月の光の雫が
降り注ぐような音の連なり・・・
オルゴールのケース自体がスピーカーになり
その素材や色々な要因で
あの音色になるのでしょうが
。。。。あー、もう一度聞きたい。
滞在できたのは、1時間程度でしたが
一年前に そこにおいてあるメモリーブック?に
書き残した自分の文も発見でき
一年前と変わりなく
ここに来れたことを嬉しく思いました。
諦めずに訪ねてよかった。
☆
ホテルは、そこから10分もかからないところにある。
チェックインしたのが16時半ごろ。
その時に今日の夕食の時刻を告げられる。
「20時30分スタートです」。
何でも、チェックイン順に食事の開始時刻を聞くので
好きな時間を選びたいのなら
早くチェックインしないといけなかった。。。
あんこと夫は翌日の朝が早いので、18時に夕食をいただきたかった・・・。
さて
リゾートマンションタイプの部屋とは・・・
いわゆる
マンションです。
なので、キッチンがあります。
(ガスコンロではありませんでしたが・・・)
8畳くらいの和室と洋室(ここにベッドが2台)
リビングは12畳くらい?
最大で8名様ご宿泊できるそうです。
ホテルに来たはずなのに
家に帰ったような気がして
はじめは、違和感がありましたが
帰りには、逆に落ち着いていいかも!?
と思っていました。
☆
大浴場でゆっくりした後、
足裏マッサージなど受け
夕食の時間。
昨年、お名刺をいただいた
ソムリエさんが応対してくださり・・・。
ここのシャンパンはJPMが扱っているもの。
グラスで結構なお値段をとっていました^^;
が
今日は、レストランオリジナルカクテルをいただきました。
いちじくとリンゴのカクテル。
最近、イチジク 流行なのでしょうか?
飲むヨーグルトにまで、イチジク入りが出ていたりして・・・。
このカクテル、お酒は何を使っているのか聞かなかったのですが
ほんのりシュワシュワ感を感じました。
イチジクのツブツブ感とすりおろしたリンゴの食感が面白かったです。
アミューズは左から
豚肉のリエット、鱈のブランダード、にんじんのポタージュ。
リエットや、ブランダードもこんな風に
「ちょこっ」
と、置くと素敵ですね~。
自分で作ると量が多くて
「どかっ」
と、ココットに詰めちゃったりして・・・
☆
秋を感じる高原野菜のサラダ仕立て
数種の魚介、タプナードの芳香と共に
お野菜も、こんなに丁寧に扱われて・・・
手前のはバジル?ミント?のソース
(うーん、なんか変だなぁ、と思った予感は後日明らかに・・・)
☆
地産地消、テロワールに感謝を示す温野菜の一皿
畠山さんが愛情注いで育てた野菜達のジャルダン
15種類の野菜・・・
小さな宝石のように扱われておりました。
このブールブランのソース。美味しい。
と思ったら、使っているバターが
千本松牧場の発酵バターだそうで
パンにつけるバターも同じ。
うん★バターと同じ味!!?(で、いいのか?!)
左手の赤いソースはビーツのソース。
☆
メインは、3種より選べまして・・・
あんこさんは豚、夫は牛を選びました。
まずは、あんこさんより
那須高原豚の低温ロースト
生姜と林檎が奏でるアクセント
左上の縞々模様の細長いもの
マコモ茸というそうですが
イネ科の野菜だそうです。
食感は、正にエリンギなのですが・・・
このお料理
ソースの量にビックリ
メインのお肉よりソースが出ているというか・・・
ちょっと・・・なんか、違うぞ?・・・って。
豚肉も今 流行りの“真空調理”でして。
真空パックにした常態で低温(60℃~64℃位)で茹でて
袋から出して、グリエでさっと表面を焼いて・・・
なんだけど。。。。
ハムっぽい。
うーん、もっとジューシーさが欲しかった・・・
多分、部位の問題じゃないかと・・・
ちなみに、右にチョコンとあるのは
林檎のソースと言っていました。
特選牛フィレ肉のグリエ
甘みのある玉葱と旬のキノコの食感
夫、ちょっと食べた後撮影^^;
「醤油の味がする」
と、夫。
フォン・ド・ヴォとサービスの人は説明していましたが・・・
少しお醤油を入れているかもしれませんね。
見た目からもそれを感じ・・・
お口直しにみかんのグラニテ。
☆
この日いただいたワインは
ソムリエさんのお勧めに従い
(メインが夫と私が真逆のものを選んだので
料理とは関係なくお勧めをいただきました)
JPMさん扱いの“NOMINARIS”
作り手はMas de Cynanque
アペラシオンはSaint Chinian
セパージュはシラー80%グルナッシュ20%
(丁寧に裏ラベルに記載がありました)
2006年でものすごく硬いらしく
デカンタした上、デカンタをブルンブルン振って
無理やり起こしていました
お陰さまで、ある程度甘味を感じることは出来ましたが
その目の覚まさせ方に
あんこさんは、閉口しちゃいました・・・
なにも、そこまで。
ゆっくりその時期が来たら開いてくれるだろうに・・・
すべては20時30分スタートが原因?!
ゆっくりしている時間は無いからねぇ・・・・
☆
チーズの写真を撮るのを忘れてしまいました。
ソムリエさんとサービス女子との会話が忙しくて・・・
色々有意義なお話が聞けました。
ちなみに、チーズは、フルムダンベールをいただきました。
(他に、カマンベールとミモレット。。。しかなかったような・・・
なんとなく、このときも。。。?!を感じ)
☆
ふんわり仕上げた洋梨と柿のムース バナナの甘味を添えて
ということで、左の白いものはバナナのアイスクリームです。
最後まで、ゆっくり・・・・
パンを撮影しなかったですが
ここのパンは美味しいです!!!
結局、このレストランを最後に立ち去ったお客さんは
あんこと夫だった・・・
どこでも、長居してしまう^^;
☆☆☆
翌朝、夫は、午前4時10分ごろ出て行きました。
まだ、外は、真っ暗。
ホテルの街灯もあまりついていなくて
駐車場まで無事に着けるか心配でした。
なんと、夫は、6時半前に会社に着いていたと・・・
普段はあまり飛ばさない夫ですが、流石!男の子です。
そして、あんこ。
6時50分にタクシーでホテルを出ました。
朝食が6時30分からだったので、ちょっとだけいただきました。
朝食会場が改装されて綺麗になっていましたが
あんこは、以前のどこか垢抜けていない感じの方が好きでした。
そして、そこに来ているお客様。
流石、300室満室のことだけはあります。
ものすごい人です。
7時前なのに。
そして、みんな、てんこ盛り・・・。
思わず「千と千尋の神隠し」で
千尋の両親が豚になってしまっていたシーンを思い出してしまいました。
泊まった部屋からの風景
朝6時ごろでまだ暗くて。
それでも、紅葉が綺麗なことがわかりました。
右手の建物がエピナールです。
☆
後日、ちょっと、ショックな事実が判明。
来年、また来るかは・・・微妙になってきた。
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