日本のご皇室と英国王室（２９）

と同時に、この小室文書は「金銭問題」というトラブルをより解決が深刻なものにかさ上げしてしまった感が強いのである。



母親の元婚約者に事前連絡なく小室圭さん28枚の説明文書公表…眞子さまのお気持ちは？
　　2021年4月9日 金曜 午後6:35

© FNNプライムオンライン

秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期となっている小室圭さんが、母親と元婚約者のいわゆる“金銭トラブル”について説明した28枚の文書。

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その公表を受け、秋篠宮ご一家を支える宮内庁の加地隆治皇嗣職大夫が4月9日、眞子さまのお気持ちを明らかにした。

「今回発表された文書を読まれて、色々な経緯があったことを理解して下さる方がいらっしゃればありがたい」

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一連の金銭トラブルが報じられて以降、眞子さまは小室さんから相談を受け、今回の文書作成にあたっても相談にのられていたという。

公表された文書の中では、小室さんと母親の基本的な方針として「早期解決と引き換えに借金でなかったものが、借金であったことにされてしまう事態を受け入れることはできない」などと記されている。

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加地隆治皇嗣職大夫はこうした部分について「特に眞子さまのご意向が大きかった」としている。

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秋篠宮さまと長年親交のある江森敬治さんは、今回の文書について次のような見方を示している。

秋篠宮さまと長年親交のある江森敬治さん：
秋篠宮さまが多くの人に納得をし、喜んでもらえる状況を作ってほしいということを（記者会見で）おっしゃってますけれども、この文書によって多くの人の納得が進むかというと、私は疑問なんですよね

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公表した文書の冒頭で「私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません」とつづっている小室圭さん。2018年からはアメリカ・ニューヨークのフォーダム大学に留学している。

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FNNニューヨーク支局・中川真理子記者：
こちらのキャンパスで3年間勉強してきた小室さんですが、5月にも大学院を修了する予定となっています

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小室さんは夏にもニューヨーク州の司法試験を受験する見通しで合格すれば現地で弁護士として働くことも可能となる。

一方、小室さんが8日発表した文書について、母親の元婚約者の代理人は「文書の公表にあたり小室さん側から事前に連絡はなかった」と説明。

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当の元婚約者は「まだ文書を読んでおらず、近いうちに読んでみたいと思っている」と話しているという。
（イット！ 4月9日放送より）

https://www.fnn.jp/articles/-/167400


しかも眞子さまは「今回発表された文書を読まれて、色々な経緯があったことを理解して下さる方がいらっしゃればありがたい」ともおっしゃっているが、「理解してくれる人がいればありがたい」ではなくて、目的はすべての国民に理解していただくことでは無かったか。一部の理解できる人だけが理解できればよい、と言うことでは無い。眞子さまは根本的に間違っておられる。

秋篠宮皇嗣殿下は、去年2020.11.30のご誕生日の記者会見で、次のように言っておられる。

先に紹介した「小室圭さん　反論から一転…“解決金”最大409万円」の論考を参照願う。

『
「あくまで私の主観になりますけれども、感じとしては、決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています」

会見でこれまでの小室さん側の対応に、苦言を呈された秋篠宮さま。その上で、「小室さん側の対応を見える形にすることが必要」と認識を示されていました。

』

秋篠宮皇嗣殿下は、「多くの人に納得して喜んでもらえるように、解決するための対応を見える形にせよ」と小室家に、注文を付けたのである。相談に乗られたと言う眞子さまの考え方は、将にこれとは真反対のことになってしまっているではないか。
（続く）