世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

国慶節に思う。(60)

2010-01-18 15:25:42 | Weblog

林野庁のホームページには「森林はどのくらいの二酸化炭素を吸収しているのでしょうか?」と言う質問のページがあるが、ある樹木は○○本で年間××kgのCO2を吸収する、などと説明しているが、これなどは樹木は死なないと言う前提でないと成り立たないものだと、先生は言っている。従って、この前提は成り立たないものであるから、全くの虚偽なのであろう。林野庁のホームページは下記のURLを参照のこと。
http://www.rinya.maff.go.jp/kids/study/function/kyuusyu.html

正しくは次のように記述すべきだと、武田先生は言っている。その通りである。

「スギの木は炭素を貯蔵していますが、枯死した時にその炭素は二酸化炭素になります。材木として利用しても最後は同じ量の二酸化炭素になるので吸収はされません。」

森林が二酸化炭素を吸収するという話が信じられれば、林野庁は予算を多く貰えるかもしれないと思って、「故意の誤報」を流しているのではないかと、記述されている。極地の氷が溶けると陸地が水没する、なども同じ類の「故意の誤報」だとしている。環境問題は金になる、とマスコミも心得違いをしているのではないか、と喝破(かっぱ、間違ったことを大声で正すこと)している。

「水素エネルギー」についての間違った概念も同様である。「水素はクリーンで、無尽蔵なエネルギーである。」というのが、一般的に認識である。しかしそんな水素は地球上にはない。だから一般的には水に電流を流して水素と酸素に分解するのである。ここでも石油を燃やして発生させた電気を使っている。

2H2O→2H2+O2 と言う式はどこかで見ているはずである。確かに水を電気分解すれば水素と酸素が得られるが、タダで獲得は出来ない。電気が必要なのである。電気が必要と言うことは、CO2をどこかで発生させている事になるのである。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/ion5.html

水素自動車と言うものがある。水素を燃料として車を走らせるわけであるが、その時点では水の電気分解の逆の事が起こるので、CO2は出さずに水が出るだけである。しかしその水素を作る過程では石油を燃やしてCO2を出していたのである。それならば、直接、車で石油(ガソリン)を燃やせば良いのではないかな、と言った話になるのである。だから、SUZUKI(スズキ株式会社、1990年10月に社名変更)の技術の重役の話を、武田先生は紹介している。

彼は「水素自動車とガソリン自動車を比較すれば、二酸化炭素の発生量は水素自動車の方が大きく、それは水素自動車を作るには大変な労力がかかることや、もともと水素はエネルギーとしては地球上にないので、石油からつくることになるからそれも原因となって二酸化炭素が多くでる。」と言ったのである。

デンマークのコペンハーゲンでのCOP15では、中国のごり押しなどで何も決まらず、コペンハーゲン協定と言うあやふやな政治合意となった。そして今年の1月末までにコペンハーゲン協定の付属書に各国のCO2削減目標を記載しなければならない。ぼんくらな鳩山は、まだ25%の削減と記載するつもりのようだが、全くの大馬鹿者だ。小沢と並んで、日本を駄目にした日本人のトップ2となるであろう。あの京都議定書で決められたCO2削減数字でどれほど温暖化防止に役立つのであろうか。武田先生はここでもその試算を行っている。それを紹介しよう。
(続く)
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