世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

バラク・フセイン・オバマ大統領(21)

2009-02-19 16:25:09 | Weblog

更に追記すると、

5.知日派のジョセフ・ナイ元国防次官補が駐日大使に起用される。彼はリベラル派の国際政治学者でもあり、アーミテージらと超党派で「アーミテージ・レポート」を作成し、中国を念頭に置き、日米同盟を英米同盟に似た緊密な関係にする必要があると提言している。2008年12月には東京で小沢民主党党首などと会談を行い、「インド洋給油などを止めたら反米と受け止める」と釘をさしている。

6.国家安全保障問題担当特別大統領補佐官(通称国家安全保障担当補佐官)に、ジェームズ・ジョーンズ退役将軍が任命される。彼は、欧州連合軍司令官および第32代海兵隊司令官を務め、2007年に退役している。現実的な実務肌の人間なのだろう。NSCを統括する。

7.国務長官の下で東アジア・太平洋担当の国務次官補に、カート・キャンベル氏が就任する。彼は前クリントン政権下で日米防衛協力のためのガイドラインの見直しを担当した。

8.上記の各人物は、どちらかと言うと知日派のようだが、NSCのアジア上級部長(アジア全体を統括)には、ジェフリー・ベーダー元国務次官補代理(東アジア・太平洋担当、オバマ政権では上記7.カート・キャンベルが担当)が就くが、彼は中国の専門家である。

9.ベーダーの下の(NSC)アジア部長(日本や北朝鮮問題担当)に起用されたのが、ダニエル・ラッセル前国務省の日本部長である。ラッセル氏は駐大阪・神戸の米総領事やマンスフィールド元駐日大使の補佐官などを歴任している。

NSCとは、National Security Council(国家安全保障会議)で、事務局はホワイトハウスにあり、メンバーは正・副大統領、国務長官、財務長官、国防長官で構成される。外交、軍事、国内政策での安全保障政策を検討し大統領に助言する。統合参謀本部議長もCIA長官も出席し、軍事及び情報に関する助言を行い、国家安全保障担当の大統領補佐官が統括する。

これを図示すると、

ホワイトハウス
   
オバマ大統領 + バイデン副大統領(上院・閣内への押さえ)
  ↓
・ラーム・エマニュエル 首席補佐官(シカゴ出身の辣腕・悪徳?下院議員、下院対策、ランボーに例えられる。)
・ジョーンズ 国家安全保障担当補佐官(NSC統括
  ↓
 ベーダー NSCアジア上級部長→ラッセル アジア部長
・サマーズ NEC(国家経済会議)委員長、National Economic Council
・ブラウナーエネルギー・気候変動担当補佐官→エネルギー長官、環境(EPA)長官
U.S. Environmental Protection Agency 米環境保護局
   
各部局
   
・外交→ クリントン 国務長官→スタインバーグ副長官→キャンベル 国務次官補(東アジア・太平洋担当)
・安保→ ゲーツ 国防長官、・財政・金融→ ガイトナー 財務長官、
・通商→ カークUSTR代表、元ダラス市長、黒人。ダラス市の経済活性化に功績、NAFTAを支持、貿易自由化に理解。
  米通商代表部the Office of the United State Trade Representative

と言ったオバマ政権の顔ぶれであるが、このように要職に東アジア専門家が起用されているところを鑑みると、オバマ自身はむしろ東アジア軽視の現われではないかと見る向きもある。米国にとっての最大の問題は、世界金融危機への対処であることは言を待たない。そして、イラク、アフガニスタンでの戦争を継続しており、ロシアともギクシャクしている。したがって東アジアにはそれ程かまっていられない、と言ったところが本音ではないか、との論評も見受けられる。これだけ東アジアの専門家を配置したのであるから、ここは彼らに任せてしまっても問題ないだろう、問題は中東政策だ、アフガニスタンに集中するということではないか。したがって日本も、2月24日には、カネの話は置いておいてアフガニスタンでの人道支援なんぞでお茶を濁すことが、大切ではないかと思うのである。その代わり人道支援の要人や資材は日本の自衛隊が守る、と言うことで自主防衛能力をつけることに主眼を置くべきものと考えるのだが。何はともあれ、後は小沢に任せておけばよいのであって、麻生はホワイトハウスに一番乗りしたからと言って何も気張ることはない。カネの話には決して決して乗ってはいけない。敵は麻生政権の混乱のドサクサにまぎれて、カネを振り込ませようと虎視眈々と罠を仕掛けて去っていったのであるから、みすみすそんな手に乗ってはいけない、と感ずるのである。なんせ敵はシカゴマフィアに揉まれた強者(つわもの)である。
(続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする