世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

中国の厚顔無恥(3)

2008-07-01 19:50:49 | Weblog

そして第五 が、例のオリンピック聖火リレーでの「反中国」「チベット擁護」の抗議行動の、噴火にも似た爆発的な反中国活動であった。

4月6日のロンドンでは、平和裏に行われるべき聖火リレーは反中国一色に染まり、あたかも障害物レース('08.4.7 1:7asahi.com)そのものとなり、聖火はバスでリレーされることとなった。

4月7日はパリ。沿道はチベット問題をめぐり、中国政府を非難する人権団体などによる抗議・妨害活動が相次ぎ、28km中6kmを残して聖火はバスで搬送された。しかもリレー途中では、聖火は4度もその火は消された。

4月9日はサンフランシスコ。ここでは聖火は雲隠れしてしまい、倉庫の暗闇の中を走り抜けて行ってしまい、祝福される代わりに日陰者扱いとなってしまった。

どこの国の聖火リレーでも、中国政府に動員された中国人は徒党を組み、金属製の旗竿で反中国、フリーチベットを叫ぶ善良な市民を小突いている。しかも振られている旗はとてつもなく大きい、真っ赤な五星紅旗のみだ。彼等中国人がその国の「国旗」や「五輪旗」等と共に聖火リレーを歓迎する姿勢を示していれば、また違った様相を示したかもしれない。しかし彼等は武器として「五星紅旗」のみを振り回していたのである。特に長野での中国留学便衣兵たちの狼藉振りには、日本国の警察はきちんと介入すべきであった。

明らかに中国は、平和裏に北京五輪を開催しようとの意図はない。あるのは「中華思想」を押し付けるオリンピックであり、中国のチベットへの侵略を正当化するだけの五輪である。少なくとも北京オリンピックだけは、平和の祭典ではない。中国の「ごり押し」の祭典である。ベルリンのオリンピアシュタディオンにはそれでも威厳が感じられるし、中国のそれはベルリンオリンピックと性格や趣旨はやや似ているが、酷(ひど)く且つ醜(みにく)い。小生はこれを、「三悪の北京五輪」と称している。環境や食には悪いことをする、人権は踏みにじる、日米欧からはハイテク技術を盗み軍備増強に現を抜かす。これが北京五輪を主催する中国の実態である。

第六 は、胡錦濤の訪日での「友好姿勢」の演出である。

何ゆえ胡錦濤は、卓球台まで持ち込ませて、福原愛とのピンポン対戦を演出したのであろうか。単にチベット問題や毒餃子問題の沈静化を狙ったものだけだったのであろうか。

歴史問題にも言及せずにひたすら友好姿勢を打ち出していた。これほどまでに友好姿勢を強調するには訳があるとする、評論家・拓殖大学客員教授の石平(せきへい)氏の論文が「正論」7月号に載っていた。

石平氏は1962年・昭和37年に中国四川省で生まれ、北京大学を卒業後神戸大学大学院に進み文化学研究科博士課程を修了し、平成19年11月に日本国籍を取得されている。日中関係などについて幅広い評論活動を展開していると、そこでは紹介されている。著書も多数出版されている的確な評論を下す人物と見受けられる。

彼は、胡錦濤がこれほどまでも友好姿勢を強調するのは尋常ではない、そこには何らかの真の目的があるはずだ、と主張している。

『またもわが皇室の利用を目論む中国の厚顔無恥』と題する論文が、それだ。以下、それを紹介しながらその内容をたどってみよう。

内容はこの表題にもある通り、今年の8月8日に開催される北京オリンピックに御皇室、とりわけ「皇太子殿下の開会式出席」を画策していた、と言うものである。そういえば、どこかの週刊誌の新聞広告の見出しに妃殿下とご出席か、などと書かれていたのを思い出す。

御皇室の開会式出席なんぞ、もっての他である。3月のテーマ「中国・毒餃子事件」でも御皇室の北京五輪開会式へのご参列には大反対で、もしそんなことにでもなったら日本国民は黙ってはいないだろう、と言及した。

また5月のテーマ「胡錦濤帰国」でも、福田康夫の開会式出席について最悪の選択だと言及している。しかし石平氏は「御皇族の開幕式出席工作」がいまだに画策されている、と述べている。最近の中国との「東シナ海ガス田開発」に関するニュースを考慮すると、このことはあながち嘘っぱちでもないように感ずる。もしもこんなことになったら誠に嘆かわしいことである。
(続く)
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