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大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

F1 モナコGP 決勝

2009-05-25 18:11:05 | モータースポーツ
  キミ様フロントロウ記念 フェラーリ侍2


  ポールポジション・バトン、2番手グリッド・ライコネンで始まるこのレース。
スタートが勝負ポイントなので、わたしも緊張してドッキドキ o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪ です。
一番恐いのは、バトンとライコネンが第一コーナーでクラッシュなんて事態です。これだけはやめてほしい。

このレースは清原さんがゲストに招かれています。
一貴選手が8歳の時、約束通りホームランを打ってくれた清原選手に、今度は一貴選手が応える番です。
清原さんはさすがだなあと思ったのは、一貴選手にプレッシャーをかけるようなことは一切言わず、お父さんの悟さんのように、「無理せず、無事に走ってほしい」としか言わなかったこと。
自分も厳しい勝負の世界で生きてきた人なので、本人が強い気持ちを持つことは大事だけれど、まわりの人によけいなことを言ってほしくないことがよくわかっているんでしょうね。

 いよいよ手に汗握るスタート
ライコネンはスタートが伸びず、バリチェロに前に出られてしまいます。

1 バトン ←2 バリチェロ ←3 ライコネン ←4 ベッテル ← マッサ

モナコはスタート後のブレーキゾーンが短いので、KERSパワーがそれほど有効に使えません。
とりあえず、最悪の事態は起きなかったのでほっとしました
ライコネンは無茶をするドライバーではありませんが、ここを逃すと抜くのが難しいのでむきにならないかと、ちょっと心配だったんです。キミ様、やっぱり冷静です 

このレースはソフトタイヤの摩耗が激しいようです。
ベッテルのリアタイヤが早くもズルズルで、渋滞ができてしまいます。
じれたマッサが抜きにかかりますが、シケインをショートカットしてしまいます。
ベッテルの前に出ましたが、ここはポジションを戻さなければなりません。
ベッテルに道を譲った時、ロズベルグが上手く便乗してマッサをパス。
マッサは5位に順位を落とします。
一方、前の方で渋滞が起きると、後方の車はその間に差を詰めることができます。
一貴選手もそのチャンス。

ベッテルはますますペースが遅くなり、たまりかねて10周目でピットイン。
ハミルトンもピットインしてハードタイヤに履き替えます。
どうやらタイヤの使い方が一つのポイントになりそうです。

現在1-2走行中のブラウンGP勢はソフトでスタートしています。
バリチェロのタイヤもへたってきてペースが落ちます。
3番手のライコネンがそれにつきあわされてペースダウンすることを嫌い、フェラーリはライコネンを早めにピットインさせて、ハードタイヤに履き替えます。
おお、フェラーリが機転を利かせています 
しかも、今回は外していないみたいです 
上手くアロンソの前でコースに戻り、前が開けた状態でとばします。

16周目、ベッテルがクラッシュ。
わずかなミスがクラッシュにつながるモナコ。若き天才ベッテルくんもモナコの洗礼を受けています。
バトンは予定より早くこの周回でピットインし、マッサの前に出ます。
マッサもピットイン。

ほぼ1回目のピットインが終わった状況で、トップ3は変わらず。

1 バトン ←2 バリチェロ ←3 ライコネン

5位のマッサがポジションを上げ、ライコネンの後ろに来ます。
このレース、ライコネンもマッサもファステストラップをマークしています。
これまでは車がいまいちだったので、自己ベストで走ってもファステストラップにならなかったんですよね。
こんなところにもフェラーリ復活の兆しが見えます

最後尾スタートで苦戦するハミルトンにかわり、ポイント圏内を走行していたコバライネンがクラッシュ。
マクラーレンはフリー走行が好調で車の仕上がりは良かったようなのですが、二台ともドライバーのミスで結果を逃してしまいました。

ライコネンが二回目のピットイン。
今日は冴えてるフェラーリですが、ここでちょっとピット作業に時間がかかります 
バリチェロの後ろでコースに戻り、順位は変わらず。
うーん、バーレーンでもこうだったような…

グロックは何と58周目に1回目のピットイン 
予選の順位が後方だったので、驚異のワンストップ作戦に出たようです。


 レースは終盤。

1 バトン ←2 バリチェロ ←3 ライコネン ←4 マッサ

今年は、ブラウンGP・トヨタ・レッドブルの三つどもえになることが多かったのですが、今回はブラウンGP  フェラーリになっています。
フェラーリとしては、ライコネンとマッサが3位表彰台を争って共倒れになってほしくないところ。
でも、レギュレーションでは、一応表向きは建前としてチームオーダー禁止なので、マッサにバトルをするなとか、ライコネンに譲ってやれとか命ずることはできません。
まあ、「無理せず確実にポイントをとれ」ぐらいのことは言ったでしょうけどね。

残り1周で一貴選手がクラッシュ。
あ~、もったいない、もったいない、もったいないおばけが出るぞ~
予選で今季初のQ3進出を果たし、決勝は10番手からスタート。ポイントとれそうだっただけに残念です。

ブラウンGPがまたも1-2フィニッシュ。
フェラーリは無理せず、3位ライコネン、4位マッサ。
ここで叫ばせて下さい。



キミ様、3位表彰台!!
d=====( ̄∇ ̄*)bイエーイd(* ̄∇ ̄)=====b





 リザルト
  バトン(ブラウンGP)
  バリチェロ(ブラウンGP)
  ライコネン(フェラーリ)
  マッサ(フェラーリ)
  ウェバー(レッドブル)
  ロズベルグ(ウィリアムズ)
  アロンソ(ルノー)
  ブルデー(トロロッソ)
 9 フィジケラ(フォースインディア)
10 グロック(トヨタ)
11 ハイドフェルド(BMW)
12 ハミルトン(マクラーレン)
13 トゥルーリ(トヨタ)
14 スーティル(フォースインディア)
15 中嶋一貴(ウィリアムズ)

以上が完走したマシン(一貴選手は完走扱い)です。
今年のバトンはシューマッハーみたいですね。
でも、フェラーリが名門ワークスの意地を見せて巻き返してきたのが嬉しいです。
ピット戦略も機能していたし。
ただ、時々ピット作業に時間を食うことがあるので、これをなくしてほしいです。
昨年、フェラーリはモナコでミスを連発し、そこからチーム全体がおかしくなっていったように見えました。
今年はモナコでぴしっと決められたので、ここから立て直していってほしいと思います。
グロックは必死のワンストップ作戦でよくトップテンに入りましたね。

このレースはソフトでスタートしたかハードでスタートしたかが明暗を分けたようです。
ソフトタイヤの摩耗が激しいので、ハードでスタートし、路面が綺麗になってからソフトに替えたチームが良い結果を出せたようです。
今年はソフトとハードのパフォーマンスの差が大きいようなので、サーキットごとにどちらのタイヤを長く使うべきかを早くみきわめることが1つのポイントになるような気がします。


それでは、歓喜の表彰台を(キミ様がへたってますが 



バトンのコメントは面白かったですね。
レース前は「モナコが特別というわけではない。他のレースと同じ」と言ってたらしいのですが、優勝すると、

「あれはうそ。モナコが特別なことは誰もが知っている」


 キミ様コメント
「常に勝つことが僕の目標なので、3位には満足していない。
それでも、非常に困難なシーズンのスタートのあとで、表彰台はチーム全体にとっては非常に満足できる結果だ。
僕たちがまた上位争いに戻れたことには満足しているよ。ここ数週間にわたって、僕たちはパフォーマンス面で本物の進歩を遂げたし、この結果はそれを裏付けている。まだベストな状態を取り戻すにはやるべき作業があるけど、僕たちは正しい方向に動いている。
今週末、いくつかのディテールが違っていたら、結果は違っていただろう。わずかなところでポールを逃してしまったし、2回目のピットストップで何秒か失ってしまった。でも、全体的に僕たちは満足するべきだろうね」


キミ様のだるそうなトークが聞けて、シ・ア・ワ・セ 
次は表彰台の真ん中に上って下さい