amnjackのNewWeblog

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ローマンシェードが壊れた

2020年04月04日 | 修理
かれこれもう20年以上使ってきた,居間の遮光ローマンシェード,毎日開け閉めするので,昇降ボックスは,もう15000回は動かしている勘定になります。一度軸受けが摩耗してアルミで歩行する修理を行っていますが,今度はプーリーの羽根が割れてしまった。



2枚の羽根で挟んで,十字の突起でボールチェーンの力を軸に伝える仕組み。挟み込む羽根が割れたので,当然,ボールチェーンは回らない。


受ける軸は4mmの6角。これで糸を巻き取っている。

補修パーツは,もちろんもう手に入らない。業者に聞くと総取り替えしかないと言われます。工事は数万円。しゃくなので,直してみることに,,,,

力が加わるところなんで,ダメ元で羽根を取り付けてみました。相手が軟質プラスチックなので,接着が効かない。


アルミを19mmに丸く切って,軸穴を開けて,くっつけてみた。アルミ側には,ボールチェーンを引っかける突起がない。



アルミ側円盤が開かないように,細いピンを差し込んだのがだめ。
はじめうまくいったのですが,2回目にシェードがばらばらと落ちてしまって,空回り。当たり前といったら当たり前だけど,ピンの穴で脆くなってここから軸受けが割れたしまった。遮光カーテンて結構重い。

万事休す。

こんなとき,3Dプリンタでもあれば,プーリを作れるのになぁ・・・(無い物ねだり)

応急的にインパクドライバーで巻き上げることに。
4mmの6角レンチのビットを取り付けて,,

電動は楽ちんで良いけど,かっこわるいし,いちいち踏み台に上がってモーターを動かさなくてはいけない。インパクトドライバーが落っこちるのも怖い(一応テープで止めてるけど)。これを4日くらいやって,パーツを探してた。

メーカーも分からないので,パーツを調べようもない。ひとつだけ,TOSOのプーリ(RSB-11)が450円であった。福岡から早速取り寄せ。


こんな形状です。ボールチェーンのストッパーが付いてない。寸法を測ったら,幅が1mmくらい大きくてあわない。でも,4mmの6角軸は入りそう。
少し熱で溶かしたり,やすりで削ったりして,強度はものすごく落ちるけど,丁寧に扱うってことで,無理矢理突っ込みました。


受け口をペンチで広げたり悪戦苦闘して,何とかここまで挿入。

8mmくらい入りません。
まあ,ていねいに上げ下げするってことで・・・(ホントは駄目!!)

モーターで昇降させるっていうアイデアも考えたけど,いずれにしろパーツがないので,アイデア倒れ。ドリルのモーター部分だけをうまく使えれば。良いけど,,,でも,もう止めときましょう。今度壊れたら,新品のいいシェードにします。



そうそう・・・ストッパーがないので,木枠にネジをぶち込んで


こんな風に止めてます。これもかっこわるいなぁ・・・


お粗末修理でした 汗""
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