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MAXIM9704 D-class Amp

2008年03月16日 | AUDIO
 小さなな基板ですが,10W×2のD級アンプ。早速組み立ててみました。組み立ては至って簡単。6つのパーツと端子をハンダ付けするだけ。30分もかからずに完成します。

 さて,ここまできたら,試聴まで行きたくなりました。バラックで仮に組み立ててみます。

 パーツはすべて手持ちのものです。VRは20k/Aがあったので,これで。ゲインはデフォルトのまま16db,電源は12~20V。実験用電源で可変。

 先に作ったPA2001D1(秋月の1W×2アンプ)と入れ替えてみました。SPは,リビングのミニTQWTです。

 さてと,,肝心な音です。
 う~ん,10Wだからと過剰な期待はしない方が良いみたい。確かに全体のヴォリュームは上がっているようなんですが,パワフルさがあまり感じられません。質感もどちらかというとおっとりとした鳴り方で,PA2001D1の方が,音の輪郭がはっきりしていて,低音の押し出しもいいようです。それからノイズの問題ですが,ポップノイズは皆無です。これは優秀。ただ,無音時のノイズは,こちらの方が大きいです。ただ,SPに耳を近づけての問題ですから,気にしなければ気にならない範囲でしょうか。ただ,ヘッドフォン(推奨されていません)などでモニターするときは結構気になると思います。書きましたように,グランドが共通のヘッドフォンでは繋げないと,使用上の注意に書いてあります。
 マニュアルを丁寧に読むと入力側のランドをショートさせて-側をグランドに落とせとありましたので,やってみます。
 ミュートやSHDNの単位は筐体に組むときに考えます。やはりゲインはこれ以上上げない方が無難でしょうが,もう少しパワーがほしい気がします。19.1dbではどうか,あとでやってみます。
 それから,オフセット電流については,オシロ等がないので分かりません。知識もありませんが,ノイズが出ているということは???と思います。フィルターレスということですが,フィルターも考えた方が良いかも。
バラックでの試聴結果は,以上のようでした。
ちょっとおしゃれなケースを奢ろうかなと思ったのですが,HiFi志向というより,ノイズの多い場所で,お気楽に使うアンプという方向性でしょうか。

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