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豊田市総合計画素案説明会

2016-08-21 | 都市計画・まちづくり

 16・8.16高岡地区で見出しの説明会に参加した。場所は豊田市高岡コミセン、参加者約100名で高齢者の男性が多く、地域会議委員、自治区役員が中心であった。資料説明30分、リーフレット1枚の全体構想で地区別計画がないのでわかりづらく、質疑が噛み合わない。以下、主な意見と答弁メモ。( )内は筆者意見。

Q 人口減少問題は雇用問題、非正規が定住できない理由である。定住するには正社員、住宅支援、子育て支援が必要。都市内分権で合併前は中学校単位で地区カルテ、地区別計画案を作っていた。地域の課題も深堀できない、カルテがないので共通認識が持てない。

A 地区の不足する資料は提供する。

Q 「住み良い」の割合が過去最高とあるが、他市と比べてどうか。

A 岡崎の方が歴史が古く(住めば都)10%ほど高い。調査の質問にもよるが比較しにくい。

Q 市長の公約と比べてこの計画はどうか?

A すべてではない。メリハリ(「we love とよた」、産業強靭化、コスト削減、自己責任か)をつけた。

Q 南部の医療は不足している現状認識はどうか。今後の計画は?医療センターは?

A 救急搬送は間に合っている。(市外へ搬送は?)医療センター建て替えは現在地、議会などで議論し理解を得た。共通認識ができていない。(認識のずれがある。)「保育料など他市より安い」、岡崎より給与所得は良い。(生活は悪化している)

コメント

 人口減少、超高齢化社会、グローバル社会(国際競争によるコスト削減)で生活、福祉悪化の言い訳に感じられる。法人市民税の国税化で行革・民営化、共働(自己責任論)が強い。国の悪政(増税、福祉切り捨てなど)にあまり異議無く、産業強靭化政策で大企業優遇。トリクルダウンは少なく市民生活は悪化している。人口減少に対して雇用で正社員化、住宅支援、子育て支援の定住政策がない。合計特殊出生率の目標が低い。広域農山村と「工場都市」で、都市内分権は形骸化している。スタジアム、駅前再開発の無駄使いは目をつむり、保育園、図書館の民営化には熱心である。市民との協働は、共通認識と信頼関係が崩れている。

コメント
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