日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

塩尻でワインとゴハンをアルセーバ

2018-06-05 | トラットリア

ペラ紙 一枚のワインリストを目にしたあの時から、絶対に再訪してこのリストのワインからいっぽーん開けるぞと心に誓ったあの日から月日は流れて一年半。
目に麗しく、口福ともいうべき味わいをビールやチンザノで増幅させたあのひと時を、今度は地元ワインで爆発させたい一念で向かったのは長野県塩尻市。


店の名はアルセーバ。





カサカサになった一枚のワインリストには、バカみたいなプレミア価格までついちゃって高値で取引されている城戸ワイナリーのワインが、平然と真面目な価格をぶら下げて並んでいる。
他にも地元産のワインが居酒屋の地酒のラインナップみたいにスタンバイをしているのよー
料理とワイン
もう妄想だけでうっとり。



妄想で飲めるし、妄想で心地よい酔いが回りそう。
妄想の域から出られず、想いつめてイメトレまでしたのは、そうせざるをえなかったのはひとえにこの店が遠いからに他ならない。

遠いのよー

美味しい料理とワインにありつくには
我が家の場合、ホテルの確保必須で片道4時間超え。
どんな秘境だというぐらい。
飛行機にのれば台湾だっていけちゃう。
昨今このご時世、ハンドルキーパー無しで隠れ家というか、隠れすぎているお店に行くのは本当に大変だ。
地方都市の交通の問題とか、日本の人口構造の問題とか、高齢者ドライバーの現状とか、そういう難しい問題もみっちり考えることもできる時間がもれなく付いてくる。

ホテルからタクシーでズルしても片道4000円程度の課金×2
8000円もあれば美味しいワインがさらにもう一本あけられるじゃないと思うと、心象距離はさらに遠くなると思われ、じゃ車でとなれば、ハンドルキーパーは酒禁止の必然。
万が一にも自分がハンドルキーパーに抜擢でもされたらと考えるだけで泣けてくるし、
1人でバカスカとワインのボトルは空かないし。


ミシュランもグルメガイドに尽力する前に、
酔っ払いサポートモード(運転サポートじゃなくて酔っ払い介護に特化したものでよい。)とか、アルコール超特急分解サプリの開発とか、そういうものにもミシュラン社として予算をつけていただきたいものである。


皆様、ご存知のミシュランガイドの星3つ。
そのために旅行する価値のある卓越した料理であること。
わざわざ足を運び、時間とお金をつぎ込む価値がある一皿に出会えるということ。
料理にあうお酒は言わずもがな。
旅の目的になるようなレストラン。
遠ければ、遠いほど記憶に残るし、車は絶対!
酒と車は相容れないけど、美味しい地方のレストランに車は必要だから、
どうにかならんかね。

酒飲みの白昼夢。
遠くてもまた行きたいものねー、行くもんね!





コメント
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