安野モヨコ 「くいいじ」を引っ張り出して読んでいる。
忙しい合間にかっこむケータリングやら、妄想のファーストフード、お手製お手軽料理なんだけど、とても美味しそうで、デリバリーのピザすら食べたくなる不思議。
きっと安野モヨコと言う人は食べることを愛し、本能に従って、美味いものに猪突猛進の勢いで向かっていくそのパワーがかくいうグルメにカテゴライズされるような某有名店や高級品もあれば、そこらへんに転がっているC級にもならないような腹を満たすものにも分け隔てなく発揮されているから、文章からちゃんと美味しいが発射されているのだろうとおもう。
忙しくて、調子が悪くて、機嫌が悪い日もあるだろう。
でも、美味しいものはそれを乗り越えるパワーがあるということをきちっと知っていて、そう信じている人の言葉はなかなか説得力がある。
クソ忙しいと悪態をつきたい日も、目が半分しか開かないようなヘトヘトの日も季節の移ろいを食で楽しみたい欲が無くならず、あえてそういうスローな食を妄想してヨダレを垂らしながらも頑張る人があたしはスキだ。
忙しいときには忙しいなりに「美味しい」と叫びたい。
それが実際、「美味しそう」だとしても、忙しいからこそつれない現実に妄想で美味しいご飯を、優雅な時間を補うのだ。
食の嗜好や食事に関わる行為は、生命に関わるから本能に直結していて、その人の人となりが端的にあらわれる。
だからどういう仕事をするのかという視点で食事をみればすごく腑に落ちる場合もあるわけで。
ブリア サヴァラン先生もこうおっしゃっているではないか!
「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人であるかを言いあててみせよう。」
有名店至上主義のあの人は、わかりやすい見栄えの良い仕事を好んで、小さな顧客より大手主義。
いつだってスーパーのPBのカップラーメンを食べ続けるあの人は変化を好まず、それは食事でも、仕事でも同じ。
バリバリ仕事をこなしてる売れっ子漫画家 安野モヨコがなるほど、あり余るくいいじを持て余すのも非常に納得。
バイタリティはくいいじに通ず。
かくいう、あたし。
安野モヨコと同じく妄想で食事ができる身は周囲からみたらどんな仕事ぶりであろうか?
『くいいじ』を片手にソフトサラダを昼食にしてそれなりに腹がみたされるあたしの評価は如何許りか?
食欲を本で満たす人の評判を聞いてみたい。けど、コワイからいいや。
やったつもり、独りよがりな孤高のグルメか程度なら大いにマシか。
お昼に妄想総動員し、ネットを駆使して目の前のコンビニおにぎりを食べる自分の面倒臭さにうんざりもするが、生命の維持の根幹ですからこだわり宣言すれば、プロフェッショナルな仕事ぶりに通じるのだろうか?
どうよ?
忙しい合間にかっこむケータリングやら、妄想のファーストフード、お手製お手軽料理なんだけど、とても美味しそうで、デリバリーのピザすら食べたくなる不思議。
きっと安野モヨコと言う人は食べることを愛し、本能に従って、美味いものに猪突猛進の勢いで向かっていくそのパワーがかくいうグルメにカテゴライズされるような某有名店や高級品もあれば、そこらへんに転がっているC級にもならないような腹を満たすものにも分け隔てなく発揮されているから、文章からちゃんと美味しいが発射されているのだろうとおもう。
忙しくて、調子が悪くて、機嫌が悪い日もあるだろう。
でも、美味しいものはそれを乗り越えるパワーがあるということをきちっと知っていて、そう信じている人の言葉はなかなか説得力がある。
クソ忙しいと悪態をつきたい日も、目が半分しか開かないようなヘトヘトの日も季節の移ろいを食で楽しみたい欲が無くならず、あえてそういうスローな食を妄想してヨダレを垂らしながらも頑張る人があたしはスキだ。
忙しいときには忙しいなりに「美味しい」と叫びたい。
それが実際、「美味しそう」だとしても、忙しいからこそつれない現実に妄想で美味しいご飯を、優雅な時間を補うのだ。
食の嗜好や食事に関わる行為は、生命に関わるから本能に直結していて、その人の人となりが端的にあらわれる。
だからどういう仕事をするのかという視点で食事をみればすごく腑に落ちる場合もあるわけで。
ブリア サヴァラン先生もこうおっしゃっているではないか!
「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人であるかを言いあててみせよう。」
有名店至上主義のあの人は、わかりやすい見栄えの良い仕事を好んで、小さな顧客より大手主義。
いつだってスーパーのPBのカップラーメンを食べ続けるあの人は変化を好まず、それは食事でも、仕事でも同じ。
バリバリ仕事をこなしてる売れっ子漫画家 安野モヨコがなるほど、あり余るくいいじを持て余すのも非常に納得。
バイタリティはくいいじに通ず。
かくいう、あたし。
安野モヨコと同じく妄想で食事ができる身は周囲からみたらどんな仕事ぶりであろうか?
『くいいじ』を片手にソフトサラダを昼食にしてそれなりに腹がみたされるあたしの評価は如何許りか?
食欲を本で満たす人の評判を聞いてみたい。けど、コワイからいいや。
やったつもり、独りよがりな孤高のグルメか程度なら大いにマシか。
お昼に妄想総動員し、ネットを駆使して目の前のコンビニおにぎりを食べる自分の面倒臭さにうんざりもするが、生命の維持の根幹ですからこだわり宣言すれば、プロフェッショナルな仕事ぶりに通じるのだろうか?
どうよ?