日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

桜の気配

2015-02-04 | Weblog
どこからともなく香りがふうわりして
思わざるキョロキョロとする。

春の香り。


あの人が通りすがる度に気配。


風起きる度に予感。


桜の気配。



桜の香りのつられて目にとまったのは箱。



箱の中、さらに色濃くなった春。



桜を取り出して机の上の置いてみる。


視線の先には桜の先触れ。


一気呵成に立ち昇る、桜の香りを吸い込んで
夢見心地を覚ますのは桜の葉の塩気。
梅を通り越す桜の葉の塩漬けの塩梅は絶妙で餡の甘みを華やかにする。
長命寺の桜餅。







気配は確かなものとなり、いま春が咲く。
おみやげの桜餅。
ああ、もう桜の足音が聴こえる季節なのだなあ、もぐもぐ。