日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

たどりつかない店

2010-01-27 | Weblog

不思議な店に行く。
白い壁、飴色に光る床。

そこには色の洪水ともいえるお召し物。
シルクの生地に溢れんばかりの刺繍。
刺繍の重みが服の重みとなりずっしりと手に余る。
まるでギャラリーの作品のような服。
静かな時間が流れる店。

その店の服は最上の「旗袍」。

旗袍
チーパオ
満州民族の民族衣装が元になったチャイナドレスの元になった洋服。

 

そんなお店があるの?と思った方。
はい、その通り。
あたしのの話でした。

夢の中ですよ。
夢です!

いやあ、あまりにリアルで目が覚めて驚く。
どこまで買い物したいのでしょうか。
ステキなお店を見つけるとウレシイけど手に取った服が非現実的でびっくりします。
当たり前ですが夢の中ではまったく違和感なく試着もしてしまった。

色も手触りもシルク独特の甘い香りまで・・。
参った。
本当に本当に現実なのかと思ったもん。
夢うつつ。
現実と夢の境が見えなくなる夢。

夢があたしを飛び出して動き回る
それがこのドラマです。
NHK BS 「蒼穹の昴」
田中裕子演じる西太后


そして周囲の人々の人間模様。
衣装も舞台もすばらしい。
残念ながら、ちゃんと見てはいないんだけど。
ああいうテイストのインテリアとか衣装とか好きなんですよね。
中華の「華」
華あるデザイン。
金色も赤も紫も黒が同居しているのにぶつかることなく調和しています。
独特の色使い。
個性と調和
不思議な静けさと冷たさも感じる。
シノワテイスト。


 

五感を総動員する夢は目覚めに倦怠感を感じるけど
それすらうれしい夢もたまにはあるのです。

名も無く、たどり着くのが難しい小さな小さなお店。
そこには沢山の旗袍が静かに並んでいます。
夢ってすごい。
どなたか夢占いで深層心理を明かして欲しいのだけど。



コメント
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