「ビールの旨みはホップにある。」
CMのコピーのような台詞ですがね。
周知の事実。
ついでにホップの旨みは苦味であるのも事実。
ついでに苦味が旨みになるものといえば・・・
「カカオ」です。
甘い香りに惑わされてはいけません。
あの苦味は結構なものですよ。
初めてカカオの含有比が高いビターチョコを食べた時の衝撃は大層なものでした。
ジャンポールエヴァンのショコラショーも劇的な味だったし。
オチまでついていてあの高級な味にやられたらしくお腹こわしてしまいました。
明治やロッテのチョコの方が美味しいとおもってしまう。
所詮、庶民です。
もちろん、最近ではすこし成長したみたいでショコラティエの胡椒や生姜味のチョコレートにも動じなくなりましたが・・。
確かにカカオ 70%以上~なんてかいてあるチョコレートを食べると、
それはすでにお菓子の域を超えていて香辛料に近いものになっているような気がします。
シナモンもバニラも香りのイメージで口にいれると・・失敗しますものね。
そうそう確か、ブラジル料理だったかメキシコ料理だったかカカオをつかった煮込み料理がありました。
豆とかチキンとかを香辛料と一緒にチョコレートで煮込むのです。
見た目は真っ黒でグロテスク。
そして「ええっ、チョコレートで!」なんて思ってしまうけど、是非、食してみたい料理ではあります。
カレーやデミグラスソースの隠し味にチョコレートを加えるなんていうのも聞いた事がありますしね。
ここで大事なのはチョコレートの種類。
甘いミルクチョコレートやホワイトチョコレートではなくてカカオ多目の超ビターなチョコレートのほうがいいのですからね。
お間違いなきように。
ついでの雑学。
アリンコはチョコレートを食べないのだそうだ。
甘いものには目がないアリンコですがチョコレートに含まれるカカオの苦味がお気に召さないらしく振り向きもしないとか。
やっぱり、チョコレートはカカオの「苦味」を楽しむお菓子なんでしょうかね。
そして本題。
苦味のコラボです。
サッポロビールとロイズがタッグを組みました。
ショコラブルワリー
チョコレートの甘い香りを楽しみつつホップの苦味、カカオの苦味を堪能すべしということでしょうか。
う~ん どう?
チョコレートとビール
チョコレートを齧りながら飲むビール。
そんな味です。
個人的にはウィスキーやモルトにチョコがいいんだけど。
甘いものが苦手な男性のヴァレンタイン向け商品なんでしょうかね。
しかし、残念ながらあたしの周りには甘いものが苦手な人はいないのですよ。
スイーツ男子に囲まれております。
男性は甘いもの好きではないっていう定説はなくなりつつあるような気がする。
甘いものが好きな人、ビールの苦味が苦手な人にはオススメできるかな・・
それより、まずチャレンジ精神がある方にオススメします!
個人的はベターなビターよりベストなビターを楽しみたい。
普通のビールでいいな・・あたし。