黒鉄重工

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北米project ~Advance to U.S. その14 【2014/12/19~24】

2015-06-30 22:54:56 | 海外旅行記

カナダ航空博物館から撤退します。最後に柵の外からCF-104を撮っておきます。柵の中からだとどうも構図がね。



バスで来た道を戻ります。バスを待っている間に対向のバスが通って行ったので撮影。



第12走者:TransLink; #503 Surrey Central Station (Orion V) 216 Street at 5300 Block → King George Station
行きと同じ503系統に乗ります。ちょうど行きと同じ車両だったようです(ドライバーが同じ人だった)。



スカイトレインのキングジョージ駅で下車します。



駅舎はこんな感じ。



改札口。



第13走者:TransLink; SkyTrain Expo Line (Mark I) King George → Columbia
スカイトレインに乗り換えます。
キングジョージ駅はエキスポラインの終点で、ここからサレー中央駅を通ってバンクーバー方面へ向かいます。つまりこれでエキスポラインは完乗したことに。だからなんだってこともないですが。



エキスポラインとミレニアムラインの分岐点、コロンビア駅で下車します。
なんとなくウォーターフロント行きの電車を撮りましたが、暗いですな。



第14走者:TransLink; SkyTrain Millennium Line (Mark I) Columbia → Lougheed Town Centre
ミレニアムラインに乗り換えます。



ライードタウン中央駅に着きました。
何だか新しいホームを建設中のようですが、これはスカイトレイン4つ目の路線「エバーグリーンライン」のホームです。この駅が起点になるようですね。開通は2016年。でもなんだか完成遅れそうな予感・・・。



駅の中にあるカフェでお昼。ターキーサンドとコーヒー。カナダにも駅内の飲食店業態があるのかと少し感心。



駅前のバスターミナルで見バス。ICバスのACシリーズです。この手のコミュニティバスにしては珍しく(?)ボディとシャーシの両方を自社設計しています。
ちなみに後部ドアは非常口ではなく車いす用の乗降口。扉の向こうには昇降リフトがあります。小型バスにもバリアフリーを徹底しようとする姿勢はさすがですね。



ニューフライヤーC40LFR。"C"はCompressed natural gas、つまり天然ガス車です。ハイブリッド車よりもさらに大きい屋上機器が見分けるポイントか。



第15走者:TransLink; #C24 Port Moody Station (AC series) Lougheed Station → Saint Johns St at Moody St
またバスに乗ります。今度はコミュニティバス。
ただでさえ、アウェーの地での路線バス乗車って不安になるのに、こんなコミュニティバスに乗るなんて・・・。下調べしていかないとまず乗ろうとは思いませんね。



バス停を降りたら跨線橋を渡って北へ向かって歩いていきますが、線路には貨物列車が停まっているじゃありませんか。しかも、昨日見たカナディアン・ナショナル鉄道ではなくてカナダ太平洋鉄道の貨物です。



牽引機はGP38-2形3081号機+3050機の重連です。4軸のロード・スイッチャーですね。CPの機体は真っ赤なのが特徴です。



構図を決めようと思った矢先に動き出したので慌てました。繋いでいるのはタンク車でした。石油貨物かな?



20~30両程度の短めの編成でしたね。この国の貨物の長さはこんなものではない。
線路の右端にあるプラットホームは、ウェストコースト・エクスプレスのポート・ムーディ駅です。コミューター列車なので、平日の朝夕にしか運行されません。今日は日曜日なので運転なしですね。
駅のさらに右で行われている工事は、先程も取り上げたスカイトレイン・エバーグリーンラインの建設工事です。乗り換えができるようになっているんですね。

列車が過ぎていったらまた徒歩を再開します。


その15へ→

ダイヤ改正で設定された新系統を撮りに行く 【2015/01/16】

2015-06-29 22:15:11 | バス・航空機撮影記

BCトランジットが2014年12月29日にダイヤ改正を行い、それで今まで設定のなかった新しい系統が走るようになったので、それを撮影しにいくことに。
で、その前になんか物音が聞こえたのでなんとなくブルーブリッジに行ってみると、なんと橋が跳ね上がっているではありませんか。もう古い橋だし、跳ね上げ橋としての機能は無いのかなと思っていたのですがこれは。
跳ね上げ橋が動くのを見るのは四日市の末広橋梁に続いて2度目です。ただ、迫力が違います。デカいですからね。橋の跳ね上げは時々されるみたいで、特別珍しいということではないようです。この日以降も何回か見ました。



タグボートが跳ね上げられた橋の下をくぐります。船体は小さいですがマストがひっかかるんですね。



船が通り過ぎたらすぐに橋を元に戻します。結構交通量のある橋なので、通行規制時間はなるべく短く済ませたいわけです。



カウンターウェイトのコンクリートブロックがすごいですよね。アレに潰されたらひとたまりもない。ミンチよりもひでぇ状態になる。



原状復帰。新しい橋に更新される前に跳ね上げの姿を見ることが出来てよかったです。そもそも跳ね上げられると思ってなかったですからね。



本来のバス撮影に戻ります。まずはトフィーノバスのGMC C5500。コーチビルダーは分からん。
トフィーノはポートアルバーニのさらに先にあるリゾート地です。今のところ私の旅行にリゾートの文字はないんで多分縁はないんじゃないかな・・・。



スクールバス。
スクールバスというとボンネット型を連想しますが、このようなリアエンジン型もあるんですねえ。私は「かまぼこ」と呼んでいます。



Trident3の71系統Swartz Bay。
新設された系統のひとつです。70X系統と72系統を混ぜたような感じで、ダウンタウンから途中のマクタビッシュ停留所までは70X系統に沿った急行運転、そこからは72系統と一部同様のルートでスワーツベイに至る準急みたいな系統です。まあ書いたところで伝わるのかどうか。
平日朝夕にしか運転されない系統ですので狙う際には注意してくださいね。



スクールバス2台目。こちらは一般的なボンネット型です。シャーシはGMCでボディはブルーバードのCV200かな?
ブルーバードが装荷したボディにはドアの上に鳥のマークが描かれるのですが、これが国鉄のスワローエンゼルを連想させますね。



さらに3台目のスクールバス。これのボディはトーマス・ビルト・バスのSaf-T-Liner C2です。
見るからに新しそうなデザインをしています。実際、現行モデルだそうです。ボンネットの形状からトラックのシャーシをベースにしているんだなってのがよく分かります。ホイールカバーから張り出しているミラーもすごい・・・。



続いてバスディーポに行ってみると、ステンレスバスのMC-9が停まっていました。これは次の運用に入るかもしれないと思ったので、近くの交差点で待機してみます。



バスが出るまでの間は他の系統のバスを見て行きます。
LED表示器がバグったLFS。



これもLFSですが、このバスは他の車両と側窓の形状が異なります。BCトランジットのLFSのほとんどは連続窓風の側窓を採用しています。英語だと"Flush window"、平面窓と呼びます。ですが、少数の車両は写真のような窓枠のある形態をしています。もっとも、他の事業社も含めたLFS全体では連続窓形態の方が珍しいらしいですが。




LFS Suburbanの99系統Shawnigan Lake。
Suburbanにも一度乗りたいとは思うんですが、これに乗ったら最後、朝までビクトリアに戻る便は出ません。現地での一泊は必至です。歩きや自転車で帰れるような距離じゃないし。そこまでして乗りたくもないです、はい。



で、パシフィックコーチのバスが通る時間になって、バスが来たと思ったらいつものH3-45でした。あれ?・・・どうやらアテが外れたようですね。



LFS Suburbanの66系統。



ここでは一台だけの屋根カバーの付いたLFS。近年の北米のバスは流線型の屋根カバーを装着するケースが増えていて、見た目がカッコいいです。
ただLFSのそれは、なんだろうなぁ物足りないですね。カバーの高さが足りないのかな?



SOM28Dの1系統Richardson。栄えある1系統のバスがこの小型のコミュニティバスというね。本数だって朝夕に数往復ある程度の小所帯です。
ただ、基本的には郊外のローカル系統に充当されることの多いSOM28Dをダウンタウンで気軽に見れるという点ではよろしいかと思います。



D40LFの48系統Happy Valley。新設された系統です。「幸せ谷」ですね。ニュータウンみたいな地名だ。



DE40LFの47系統Goldstream Meadows。これも新設系統。

これで見るもんは見たんで撤収しました。
おしまい。

北米project ~Advance to U.S. その13 【2014/12/19~24】

2015-06-28 21:28:13 | 海外旅行記

カナダ航空博物館の後編。次はハンガー内の機体を見て行きます。ジェット機のエンジンカウル状のドアが面白いですね。



2つあるエンジンカウルのうち右側はハンガーの入り口ですが、左側はエンジンの展示所になっています。
これはロールスロイスの「マーリン」エンジン。スピットファイアなんかに採用されていたあのエンジンです。



ロールスロイス「ダート506」。世界初の実用ターボプロップエンジンです。YS-11にも採用されました。



裏はこんな風になっています。さっぱりわからねえ。



コンチネンタル「O-470A」。



プラット&ホイットニー「R-1830」。



ライト「R-1820」。
他にもまだありますがこのくらいで。



ハンガー内。地面に置くだけでは場所が足りないのか上から吊るされている機体も。



ランカスターの機銃ターレット。



ロイヤル・エア・クラフト SE5A(レプリカ) Royal Air Craft SE5A (replica)
第一次世界大戦で活躍したイギリスの戦闘機SE5Aの7/8スケールレプリカ。スケールは縮小されているが、パイロットはちゃんと搭乗できるようになっている。
エンジンは4シリンダー85馬力のエンジンが搭載されており、飛行が可能。1983年に博物館に寄贈され、1997年からエアショーに参加している。

第一次世界大戦は本当に疎いのですが、有名な戦闘機らしいです。レプリカでも飛行できるというのがすごいですよね。でも7/8スケールなら別にフルサイズでもよかったんじゃ・・・?法令とか税金とか、なんか別の理由でもあるのかな?



エンジンは整備中らしい。



フリート 16B「フィンチMk.II」 Fleet 16B "Finch Mk.II"
1930年より製造された初等練習機。カナダ空軍にも431機が生産された。第二次大戦時には初等訓練飛行学校の主力機であり1947年まで活躍した。
博物館の機体はカナダで使われた後、メキシコ経由でアメリカニューメキシコ州に渡り、1979年に博物館に再輸入された。

練習機だから黄色いのかな?(適当



ワコー AQC-6 Waco AQC-6
戦前のアメリカの主要航空機メーカーだったワコーの単葉機。
博物館の機体は285馬力L-5MBエンジンを搭載したZQC-6として製造されたが、1947年に330馬力L-6MBに換装されAQC-6になった。カナダの国防省、運輸省、BC航空、林業業者により使われた後、1953年にドクター・ジャック・ピックアップが「フライングドクター」として水上機用のフロートを装着して運用し始めた。
1980年に博物館に寄贈され、現在は車輪のついた陸上機に復元されている。



フリート モデル80「カナック」 Fleet Model80 "Canuck"
フリートが設計したサイドバイサイド配置の高翼単葉機。ノーリー製N-75を改修した機体で、胴体前部の形状変更、前方視界確保のためエンジンを低くし胴体前部に燃料タンクを設置するためエンジンの位置を移動させた。エンジンはN-75のコンチネンタルC-75からより強力なC-85に換装された。
1945年9月26日に初飛行し、同年から製造が始まり、カナダのチャーター会社や個人所有者に販売された。しかし、戦後の財政難により生産中止を余儀なくされ、1948年までに製造を終了、総生産数は198機だった。

小型飛行機。なんというか、この時代は色々なメーカーが飛行機を造っていたんですね。
機体は現在レストアの最中なんだそうです。



ウエストランド 「ライサンダーMk.III」 Westland "Lysander Mk.III"
1936年6月に初飛行した陸軍向けの複座直協機。武装はブローニング製マシンガンや対人用小型爆弾12発。自動スラット、隙間フラップ、可変水平尾翼を持ち、当時としては先進的な空力特性を持っていた。これにより、とても低い失速速度とフットボールコート並みの距離で離着陸できるSTOL性能を獲得した。
カナダでも1938年10月オンタリオ州マルトンで始まり、1939年8月に初飛行した。生産数は225機で、他に104機がイギリスから輸入された。
博物館の機体は1985年12月から修復を開始し、エキスポ86に間に合わせるため4ヶ月足らずで作業を完了させた。

修復終えた割にはところどころ外板や主翼がないけどな。骨組みを見れるというのはそれはそれでよいことだ。



爆弾のラッチはこうなっている。機体の骨組みもよく見えますねぇ。



ノースアメリカン P-51B「マスタング」(レプリカ) North American P-51B "Mustang" (Replica)
P-51マスタングの2/3スケールのレプリカ。実機と違い全木製であるが、至る所に航空機メーカーの部品が使われており、引込脚や実機と同じ操縦方法、フラップを備える。
胴体・主翼・尾翼は合板で覆ったベイトウヒの骨組みとファイバーグラスの外板で仕上げてある。エンジンは6シリンダーライカミングエンジンを搭載。デザインは、バブルキャノピーを装備したことでよく知られるP-51Dではなく、胴体後部の高いP-51Bのものを採用した。
機体はI・J・バティストにより造られ、1981年に初飛行した。その後約25年間飛行し、2008年に博物館に寄贈された。

P-51のレプリカ。いくら飛行可能な個人所有機の多いカナダでも実機を手にするのはお金がかかるそうで、もっと手頃に機体を持ちたいということから造られたそうな。
初期型のB型を造った辺りが渋いですね。D型の方が人気あると思うんですけどね。実機の保存機もほとんどがD型ですし(製造数の比率の違いから来る部分もあるでしょうが)。
もちろん飛べる。自分で飛行機造って実際に搭乗して飛行するなんて、いい趣味ですよねえ。



カナディア T-33「シルバースター」 Canadair T-33 "Silver Star"
ロッキードのタンデム複座型ジェット練習機のベストセラーT-33をカナディアがライセンス生産したもの。1951年9月にライセンス契約を結び、1952年12月にカナディア製の機体が初飛行した。
1950~1960年代にかけてカナダ空軍にて運用され、退役後はボリビア、フランス、ギリシャ、ポルトガル、トルコへ売却された。
博物館の機体21487は、1967年までの間カナダ空軍とNATO軍のパイロット育成に使われ、1977年に寄贈された。

ハンガーの奥にある屋外展示場へ。航空自衛隊でも使われていた機体ですね。ところどころ部品が足りていないらしい。部品取りだったのかな?



コンエア 「ファイアキャット」 Conair "Firecat"
グラマンの軍用輸送機、S-2「トラッカー」を改造して造った消防機。キャビンフロアを20cm嵩上げし、魚雷倉に3296リットルの消火剤タンクを設置した。軍用装備は撤去され、空荷重量は1500kgになった。数機はエンジンをプラット&ホイットニー・カナダのPT6A-67FAターボプロップエンジンに換装、追加の燃料タンクも装備され、ターボ・ファイアキャットと名付けられた。
ファイアキャットは1978年に、ターボ・ファイアキャットは1988年に初飛行し、2機種合わせて35機が改造された。
博物館の機体は2012年にコンエアから寄贈された。

日本では馴染みのない消防機というジャンル。山火事で威力を発揮します。


これで見学終了です。何機か見逃した気もしますが、そこはご自分の目で、ということで・・・。
小さいながらも興味深い機体が多く保存されている博物館でした。


その14へ→

シアトル方面へ出撃、航空偵察作戦「SE作戦」を実施せよ!

2015-06-27 11:57:54 | 日常記

6月24日から26日にかけて、ちょいとした野暮用を済ますために再びシアトルに行ってきました。今日はそのダイジェスト版です。
野暮用は一瞬で済んでしまうため、せっかくなので色々見て回ることにしました。シアトルへは今回は行き帰りともに高速船を使いました。



高速船ターミナルの目の前には線路があるのですが、そこをちょうどディーゼル機関車が通って行きました。BNSF鉄道のGP38-2形2094号機ですね。
BNSF鉄道はこの後も何度か目にすることになります。



ホテルにチェックインした後、サウンダートレインを撮影します。もう17時ですがこの明るさ。もともと日照時間が長い上にサマータイムでさらにそれを延ばしているので、この時間でもピーカンです。



そして初日のメインイベント、メジャーリーグ観戦です。シアトルといえばマリナーズの本拠地。1回目の訪問ではオフシーズンだったので観れなかったのですが、今回ついにそれが叶うことに。野球は基本的なルールを知っている程度で選手や球団についてはほぼ無知なのですが、それでも気分が高揚します。
対戦チームはカンザスシティ・ロイヤルズ。強敵です。
3回までは投手戦でしたが、4回でロイヤルズ打線が爆発。一挙に7点を入れます。ああ、もうあかん・・・。
その後はマリナーズが少し押し返すものの、結局KC8-2SEAで終了。なおマ。



2日目はレンタカーを借りて色々見て行きます。借りたのは日産セントラ。



やってきたのはフライング・ヘリテージ・コレクション。少し前に、沈没した戦艦「武蔵」を発見したことで話題になったポール・アレンの所有する航空兵器の博物館です。
大戦中の各国の名機が勢揃いし、しかも飛行可能という極めて高い保存状態を保っています。7月25日にはエアショーやるみたいですよ。日にちさえ合えば行きたかったなあ。
写真の機体はフォッケウルフFw190A-5。ドイツ機が多い印象でしたね。



保存機は航空機が中心ですが、それ以外にも戦車や大砲も展示しています。
写真はドイツの軽駆逐戦車ヘッツァーです。生徒会チームだね。他にもサンダース高のM4A1とかプラウダ高のT-34/85とかも。



日本機も収蔵しています。陸軍の一式戦闘機「隼」と海軍の零戦が3機。ひとつの博物館でこの数、やっぱアメリカすごい。
ちなみに写真の隼は世界で一番オリジナルに近いとか何とか。



博物館の次は、近くにあるフューチャー・オブ・フライトへ。ボーイングの旅客機の最終組み立て工場のある施設です。ここでボーイングの工場を見学します。
展望デッキに上がるとB747-400LCF「ドリームリフター」が頭だけ隠して駐機していました。なんというデブ・・・。横のハンガーにはドリームリフターが運んできた787の胴体や主翼が置かれていました。



製造された機体の試運転もここで行われます。この日は大韓航空カーゴのB747-8Fを見ることが出来ました。747-8シリーズを見るのは初めてですね。



到着時に申し込んだ見学ツアーに沿ってバスに乗り工場へ向かいます。ツアー中は撮影機器は一切持ち込むことができないので、写真はなしです。この写真はツアー前に撮りましたw
747、767、777、787の製造ラインを見学することが出来ました。



工場見学後はエドモンズからフェリーに乗ります。フェリーが激混みで、当初乗るはずだった便よりも一本後のに乗る羽目に。大盛況なんですねえ。



対岸のキングストンから南下して、着いたのはブレマートン。そこに保存されている記念艦の駆逐艦「ターナー・ジョイ」を見ます。シャーマン・フォレスト級のうちの一隻で、「大砲と魚雷を主武装とした最後の駆逐艦」と言われています。以降の駆逐艦はミサイルが主武装となります。
到着時はもう閉館していたので外から見るだけしか出来ませんでした。また来ます。



記念艦がある地というのは大抵の場合、海軍ゆかりの町だったりするわけですが、ここもそうでピュージェット・サウンド海軍工廠があります。
何か見れるかもしれないと思って来たわけですが、とびきりでかいやつがいましたね。空母「インディペンデンス」です。一時期は横須賀を母港にしたこともある日本にも縁のある空母です。既に1998年に退役済みなのですが、現在もなおここに係留されているようです。どうりで船体がやつれているわけだ。

帰りはタコマ経由で陸路を走って帰りました。



3日目。朝早くに車を走らせて、リッチモンド・ビーチパークで列車の撮影をします。
コミューター列車の撮影がメインですが、貨物列車も通るかもなんていう期待もしています。なんて思っていたら本当に来ました。
BNSF鉄道の2段積みコンテナ車「ダブルスタックカー」です。大きさ、長さ、どちらも日本のそれとは比べ物にならない迫力です。貨車は延々と繋がっていました。編成は100両以上って本当だったんだなあ・・・。



コミューター列車であるサウンダートレインも撮影します。ダブルスタックカーの前には2階建て客車も小さく見えてしまいます。
ちなみに、海岸を構図に入れた写真を撮ろうと思ってここを選んだのですが、あまり思い通りには行かなかったですね。悪くはなかったですが。



レンタカーを返した後は、路線バスでBNSF鉄道の貨物ヤードであるバルマーヤードへ。
雑多な貨車が多数置かれており圧巻の眺めでした。



機関車も間近で見れました。やっぱりでかいなあ。



その後はシアトルの公共交通の写真を何枚か撮りながらフェリーの出港時刻まで時間を潰していました。
地下トンネルを電車とバスが共用しているってやっぱり不思議な光景だなあと思います。

で、フェリーに乗ってビクトリアに戻ってきておしまいです。


本掲載予定時期は現在のところ6ヶ月後!というかまだ1回目のシアトル訪問(北米Pのことですねー)が、そもそもまだシアトルに到達もしていない状態!!
頑張って執筆ペースを早めて1ヶ月でも1週間でも1日でも早く掲載できるよう頑張ります(白目

旅行記インデックス(2014年)

2015-06-22 20:12:16 | 旅行記まとめ
2014年に行った旅行および撮影の記録のまとめです。
記事の第1回のリンクを貼ってあります。2回目以降は各記事に貼ってあるリンクを辿っていってください。
連載が長かったシリーズについては、このページにて要所ごとにリンクを貼っています。

2015/09/24 更新終了






























































































































ビクトリアの海軍博物館を見学する 【2015/01/05】

2015-06-20 23:35:33 | 日常記

ビクトリアにはカナダ海軍RCNの基地があります。正確には(狭い地域を指す)ビクトリアの隣にあるエスクイモルトにあって、エスクイモルト基地CFB Esquimaltと呼ばれています。私はエスクイモルト鎮守府と勝手に呼んでいます。
基地内にはエスクイモルト基地海軍・軍事博物館CFB Esquimalt Naval & Military Museumがあります。10月にこの辺りを探索していた時からそれの存在は察知していましたが、 開館時間が平日の10:00~15:30とビミョーに入りづらいんです。
でまあ、今回ようやく暇を見つけることが出来たので行ってみた次第です。

基地のゲートから入りますが、事前申込みは不要です。ただし身元確認はされるので、パスポート等身分を証明できるものを持参していきましょう。外国の軍事基地を歩くというのはちょっと緊張するね。
ゲートから5分くらい歩いたところにあるのが博物館の本館です。建物は使われなくなったものの再活用だと思います。
中に入っても受付係がいなかったんで、入館料は入口の脇にあった募金箱へ投入しておきました。



海軍士官の優雅な会食といったところかな。奥には提督っぽい人の写真が。



対潜装備である爆雷投射機depth charge。爆雷はクレーンを使って投射機に乗せるのだ。
これを使ってドイツ潜水艦隊のUボートを撃退していたんだそうです。撃沈記録もあるようだ。



別角度から。



探照灯。随分と年季を感じさせます。



ガンルームかな。



カナダ版艦隊コレクション。元ネタは横須賀の三笠。



駆逐艦「アサバスカン」HMCS Athabaskan。1943年就役、1944年戦没。イギリス海軍のトライバル級をベースにした排水量1850トンの駆逐艦です。
武装は12cm連装砲*4、4連装魚雷発射管*1、機関砲、爆雷投射機など。ステータスを火力に振ったのか。駆逐艦なのに雷装低すぎんよ(駆並感)
「アサバスカン」はカナダ海軍のトライバル級では唯一戦没した艦ですが、艦名はイロクォイ級ミサイル駆逐艦に受け継がれています。
ちなみに同型艦の「ハイダ」がオンタリオ州で記念艦として保存されているようです。羨ましい・・・。



軽巡洋艦「ウガンダ」HMCS Uganda。1943年就役、1958年退役。イギリス海軍のセイロン級軽巡洋艦のお古です。カナダ海軍とイギリス海軍は繋がりが深いのでイギリス海軍で使われなくなった艦を譲りうけることがよくあったようです。
武装は15.2cm三連装砲*4、三連装魚雷発射管*2、ポンポン砲*2など。なかなか頼もしい火力ですね。
ちなみに日本軍とも戦火を交えたことのある因縁ある相手。最期は日本で解体されたそうな。



航空母艦「マグニフィセント」HCMS Magnificent。1948年就役、1956年退役。イギリス海軍マジェスティック級空母を借りたもの。
艦載機は37機、速度は25ノット。えっちょっと遅すぎない?
カナダお前空母持ってたことがあったのかよ・・・。これは知らなかった。びっくり。



別の空母の模型には艦載機が乗っています。
シーグラディエーターとかヘルキャットとかファイアフライとか連合軍の機体ばかりです。



Mk.43短魚雷。戦後の対潜用誘導魚雷ですね。



航空機のパイロットスーツ。なんかこう、怪獣映画に出てきそうな。



こちらは潜水艦コーナー。作戦指揮所ですかね。



給仕部屋。上段ベッドは寝心地が悲惨だなあ。

とまあ、こんな感じでした。上に載せた以外にも色々ありますがこまごました物が多い資料館的な施設です。記念艦のようなすごくデカいものが展示してあるとかそういうのはないです。
ビクトリアへ観光に来たら是非行くべきだ!というほどではないですかねえ。



帰る途中になんか見かけたので(本当は行きでも見たんですが)、見て行きます。対潜迫撃砲「リンボー」Anti-submarine motor "Limbo"です。
戦後に開発された爆雷投射機の発展型みたいなやつです。射程はだいたい1km。随分と遠くに飛ばせるんですね。



裏側には弾頭が。

他にも、停泊中の艦艇や乾ドックなんかが見えましたが、軍事施設なので撮影は止めにしておきました、はい。



ダウンタウンに戻ってきました。少しバスを撮影しておきます。
LFS Suburbanの99系統Shawnigan Lake。66系統Duncan行きと同じ長距離系統の路線バスです。Suburbanは前にも撮りましたが99系統はこれが初めてですね。



そしてPointer2の25A系統Maple Wood。充当されている車両が、ビクトリアでは今のところ唯一の新塗装のPointer2(9091)なのです。ウィスラーから転属してきたみたいです。
ダウンタウンに戻るバスを待っている時に、偶然すれ違うのを見たので待ち伏せしていました。見かけたことは度々あったのですが、ようやく撮影にこぎつけられました。



あとは、屋根カバーの付いたLFS(9434)とも遭遇しました。これもビクトリアでは1台だけのはずです。

以上、2015年最初のネタでした。

北米project ~Advance to U.S. その12 【2014/12/19~24】

2015-06-18 23:03:59 | 海外旅行記

バスを降りて訪れたのはカナダ航空博物館Canadian Museum of Flight。バンクーバーの郊外ラングレーLangleyにあるラングレー空港Langley Regional Airportに併設されている航空機の博物館です。敷地は小さいですが、保存展示されている航空機の数と機種はなかなかのもの。
道路沿いにはダグラスDC-3 Douglas DC-3が展示されています。戦前の航空界に大きな変革をもたらした、航空史にその名を残すほどの傑作機です。元来は民間用の旅客機ですが、軍用にも転用されC-47輸送機としても活躍しました。日本にもライセンス生産されたDC-3と軍用の零式輸送機が存在します。

博物館に展示されているこのDC-3(CF-PWH)は、1940年2月24日にアメリカン航空用として落成し、その後アメリカ空軍、アラスカ航空、クイーン・シャーロット航空、パシフィック・ウェスタン航空、トランス・プロビンシャル航空などで使用された。クイーン・シャーロット航空とパシフィック・ウェスタン航空にとっては初めてのDC-3だった。
1972年には部品取りになり、最後にはテラス空港で放置された。1987年にクローバーテールの交通博物館に移されたが、同館の閉館後に当地に再度移された。現在では、カナダ国内で現存する最も古いDC-3となっている。

という感じです。無塗装のボディがカッコいいですね。窓回りにラインが描かれていますが、どこのキャリアの塗装なのかは分からなかったです。
意外にも日本でのDC-3の保存機はほぼ無いです。鹿児島県の鹿屋基地に海上自衛隊のC-47ベースのR4D-6Q「まなづる」があるだけで、純粋なDC-3は無いです。



入館料を支払って館内に入り、まずは屋外展示場へ。
飛行機の首が置かれていました。機種は分からないです。



ロッキード CF-104D Mk.2「スターファイター」 Lockheed CF-104D Mk.2 "Starfighter"
F-104戦闘機のカナダ版で、カナダ空軍には単座型のCF-104が200機と複座型のCF-104Dが38機製造された。
単座型はカナディアのライセンス生産で、カナダ空軍への納入が終わった後には、他国向けにも140機製造している。
後年には、低空・高速飛行時の安定性を向上させる処置がされたが、1986年までに全機退役し、一部はトルコ空軍へ売却された。
博物館の機体はロッキード製の複座型で、アルバータ州コールドレイク基地に配備されていた。

航空自衛隊にも配備されていたおなじみの戦闘機、F-104ですね。細長い機体が人気のようですが、自分は逆にそれが違和感で、未だに慣れていないです。
塗装は、末期に施されていた灰色と緑の迷彩ですね。



うしろ。



ハンドレページ「ハンプデン」 Handley Page "Hampden"
1936年に初飛行したハンドレページの応力外皮およびブリストルペガサスのレシプロ空冷エンジンXVIIIを採用した中翼単葉機。当時最も先進的だった主翼を持ち、最高速度は265mph、着陸時のスピードは73mphである。
1938年にイギリス空軍に配備され始めた。総計1432機が製造され、うち160機はカナダで製造された。
このP5436も1942年製カナダ生まれのハンプデンであったが、1942年11月15日にパーティシア湾近くに墜落した。これはハンプデンのよく知られた欠陥である方向安定性の悪さに起因するもので、低速・低高度時の旋回時に起こったものだった。
機体はほぼ無傷であったものの、海中に没していたことから腐食が進んでおり、サルベージやそこからの修復作業は困難を極めたという。

元々はイギリスの爆撃機ですね。兵士たちからは空飛ぶフライパンって呼ばれていたとか。リカールかな?



爆撃機で爆弾を1800kg搭載することが出来るようですが、展示されているのは魚雷ですねえ・・・。
カナダでは雷撃機としても使われたのかな?



後ろには機銃座。狭さが破壊的だって評判悪かったぞ?お前爆撃機か?って疑うくらい細いですね、本当に。
下側の機銃座に座るのは嫌だなあ。



エンジンなどがそこら中にゴロゴロしています。



アブロ CF-100 Mk.3B「カナック」 Avro CF-100 Mk.3B "Canuck"
1950年1月に初飛行したカナダ独自で設計・製造された全天候要撃機。Mk.3はCF-100初の量産型機であり、推力2720kgのオレンダ8エンジンと12.7mm機銃8門を備える。
生産は1953年から始まったが70機で打ち切られ、以降は改良型のMk.4に移行した。ほとんどのMk.3は訓練機に改造された。
博物館の機体18138号機は、オレンダ8エンジンを装備したMk.3Bで、後年に複座練習機のMk.3Dに改造され、第440航空隊、第445航空隊などに配属された。
1963年に退役し、ブリティッシュコロンビア工科大学で機体整備の練習用に活用された後、1987年に当地へ寄贈された。

「カナック」というのはカナダ人のこと。聞いたこと無いなあ。
ソ連の爆撃機の警戒にあたっていたそうな。見た目的にはまだレシプロ双発機のエンジンをジェットエンジンに載せ替えただけみたいな形をしていますね。



シコルスキー S-55(UH-19) Sikorsky S-55(UH-19)
世界初のシングルローターヘリコプター。1949年から10年間で1281機が製造された。
機器配置が独特で、レシプロエンジンは45度傾けて設置しドライブシャフトによってトランスミッションと繋げている。操縦席はドライブシャフトの両側、キャビンの上方とそこからわずかに前方に配置されている。これにより広い視界と積載容積を確保することが出来た。
胴体はアルミニウムとマグネシウムで出来ている。燃料はキャビンの真下に設置した2つのタンクに搭載する。
軍民問わず多くの国で採用され、カナダ軍にいても空軍ではカナダミッドラインを構成するUH-19として、海軍では空母護衛用にHO4S-3として配備された。

ひょうきんな形をしたヘリコプターです。コックピットの前にあるボンネットにエンジンが傾いて収まっています。ボンネットカバーが開くようになっているので整備も簡単。
ちなみに日本でも陸上自衛隊のH-19が所沢に保存されています。



ビーチクラフト モデル18「エクスペディター」 Beechcraft Model18 "Expeditor"
1937年1月15日に初飛行したビーチクラフトの双発軽民間輸送機のロングセラー。軍用版はC-45輸送機であり、5204機が第二次世界大戦中に製造された。
カナダ空軍でも採用され、1944~1967年まで活躍した。この機体は第401航空隊(モントリオール)、第403航空隊(カルガリー)などに配属され、1960年代に退役した。
退役後は森林消防隊のパラシュート降下要員の輸送機として使われ、1984年に当地で保存されることになった。



ビーチ18とも呼ばれるこの機体。だいたいDC-3と同時期の機体ですかね。一部の現存機は今も現役らしいです。



うしろ。



デ・ハビランド DH.100 Mk.3「バンパイア」 De Havilland DH.100 Mk.3 "Vampire"
1941年にイギリスで開発が始まり、1943年に初飛行したジェット戦闘機。イギリスで2番目のジェット機であり、イギリス空軍・カナダ空軍初のジェット戦闘機となった。
DH.100 F3は1946年11月に初飛行し、初期型と比べて増大した燃料積載量と補助タンクが装備された。その後は、兵装積載能力2000ポンドを持った主翼に改良されたFB Mk.5が1948年6月23日に初飛行した。DH.100は総計4400機が造られ、そのうち4分の1はライセンス生産である。
博物館の機体はカナダ空軍第421航空隊・第400航空隊に配備され、退役後アメリカでエグゼクティブジェットとして使われた後、カルガリー航空博物館を経てドン・キャンベルのコレクションとなった。最後には1983年に当地に寄贈された。

ずんぐりむっくり戦闘機。こんな戦闘機があるならガンダムに出てくるドップのフォルムもあながちめちゃくちゃってわけじゃなさそうみたいな。
浜松に保存されているT.55は複座練習機ですがこれは単座戦闘機。手元の資料にはMk.3と書かれていますが、つまりF.3ってことでいいんだよな?



カナディア CT-114「チューター」 Canadair CT-114 "Tutor"
1960年1月に初飛行したカナディアが開発したジェット練習機。サイドバイサイドの複座と単発のターボジェットエンジンを装備している。油圧式のランディングギア、首輪ステアリングおよび手動飛行装置という比較的単純な操縦システムを備える。操縦席は与圧されており、ゼロレベル脱出シートも装備されている。
カナディアでの呼称はCL-41で、カナダ空軍にCL-41Aを190機、マレーシア空軍にCL-41Gを20機製造した。カナダ空軍内での呼称がCT-114である。
1963年から配備され、CT-156ハーバードIIおよびCT-155ホークに置き換えられた2000年に第一線を退いたが、現在もカナダ空軍第431航空隊の曲芸飛行チーム「スノーバーズ」の使用機体として現役である。
博物館の機体は1970年代中頃にスノーバーズの所属機として運用されたもので、塗装は2004年12月10日に飛行訓練中の空中衝突事故で亡くなったスノーバーズ隊長マイルス・セルビーの搭乗機と同じ仕様になっている。



チューターとは家庭教師の意。戦闘機の形をした機体の中でサイドバイサイド配置の座席というのは結構珍しいんじゃないんですかね。なのでキャノピーがデブ。



うしろ。
カナダにも曲芸飛行チームがあるんですねえ。北米ではアメリカの曲芸飛行隊に負けず有名らしい。僕は知りませんでした。
殉職した隊長機の塗装とのことですが、それを示すのは機体番号くらいですかね。シリアル番号が114003の8番機。



ちなみに全景はこんな風です。なかなか窮屈に展示されています。CF-104Dやハンプデンなんかはなかなか構図が苦しかった。

続きます。次は屋内。


その13へ→

【HG】 ジンハイマニューバ2型 製作 完成

2015-06-17 23:40:13 | ガンプラ(アナザー)製作記

前回からの工作の続き。
コトブキヤの日本刀は短い方を選択。長刀だと地面と背面スラスターに干渉するんで。



機体とのアタッチメントはキットの物を使用。鞘をアタッチメントにくぐらせてパテで隙間を埋めてついでに接着させます。



塗ります。塗装は赤にしました・・・。

ハイマニューバ2型ってなんとなく忍者っぽいよな→忍者→ニンジャ→アイエエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?

という連想ゲームの結果、ニンジャスレイヤーのような赤色に。
原作やアニメは拝見していないので細かいこだわりとかないです。普通に赤く塗っただけです。

塗装は筆です。エアブラシをカナダまで持ってくるのは無理だし、そもそも持っていないし。新しく買うということもないです。日本で買った方が安い、きっと。
塗るときは目玉クリップでパーツのパーツ裏のダボなど、どこかを挟んで持ち手にします。ド定番の方法ですね。



塗り終わりました。塗料はモデルマスターを使いました。やはり性能がタミヤやクレオスの水性塗料とは桁違いですね。高めの値段以外は文句なしです。
塗装を終えたらスミ入れをします。スミ入れはガンダムマーカーの拭きとりタイプでします。前にはエナメル塗料も使いましたが、なんだかんだこれが一番楽。



機体の情報量を増やすためにデカールを貼ります。コーションデカールが中心です。
スジ彫りなどの技術がなくても手軽に情報量を増やせるのでおすすめ。おかげでいつまで経ってもスジ彫り技術を習得できない。



デカールはベルテックスのコーションデカールをよく使っています。同じデカールがたくさん入っているので、おすすめ。
割と人気なようで、模型屋に行っても品切れなことが多いです。特に白字は汎用性が高いのでほとんど売り切れ状態。生産量が少ないだけかもしれませんが。見かけたらまとめて買っておきましょう。



私の模型製作の際のモットーは「見えないところは手を抜く」というもので、作業の効率化と時間短縮とかそんなもんです。
なので、コーションデカール貼りの際は背中になる部分には基本的にデカールを貼らないです。例えば背中のスラスターカバーには、前を向く片側だけにデカールを貼ります。
展示時には回転する台座にでも置かない限りは人に背中を見られるということはないですからね。もっとも、ブログに掲載している写真は背面のものも載せているので、アレなんですが・・・。



肩には国籍マークと部隊番号を入れます。右肩に国籍マーク、左肩に部隊番号を入れます。だいたいマブラヴの影響。
ザフトのマーク、見えねえなこれ・・・。ハイマニューバ2型は劇中ではテロリストによって運用されていたので恐らく国籍マークは外されていたと思いますが、これは一応ザフトの正規部隊の機体という設定なので国籍マークを入れておきます。



今回作るのは特定機じゃないので、部隊番号は余っていた番号を適当に貼りました。意味は無いです。



デカールを貼り終えたら、最後にクリアスプレーでトップコートを施し、塗膜やデカールを保護します。
両面テープを貼り付けた竹串にパーツを貼り付けていきます。



ポリキャップの穴やパーツの隙間にくっつけます。



ちなみに、カナダで買った竹串は日本のそれよりも若干太いので、ポリキャップの穴にテープ無しで挿して固定することが出来ます。



はい、完成。特になんてことのない、普通のジンです。
ちなみにジンはもう一機、D装備の機体を作らなければなりません。大型ミサイルのパーツだけあるんよ・・・。



カラースキームは通常のジンとは異なるパターンです。二の腕や太ももなども基本色で塗っています。



背面。デカールなんて貼らないよ。かなり手を入れた作品には貼るかもですが、この程度のものにならはりませんね。



シールド。



ピントあってねえな・・・。
モノアイには、おなじみのHアイズを入れてクリアパーツ化。裏にはラピーテープを仕込んでいるので、多少は光を反射して光るような感じになります。


こんなかんじでサクッと完成させました。このような調子で1~2ヶ月に1個のペースでゆるゆる作れたらいいなと思います。
今回は解説をやや詳しめに書いてみましたがどうだったかな?中途半端なだけかな?ブログアクセスの上位に毎日のように艦船プラモのページがランクインするもんですから、ちょっとそこら辺意識してみました。たぶん艦これで検索していた人がうっかり迷い込んでしまったんだと思いますが・・・。
ギャラリー用の写真撮影はするかもしれませんし、しないかもしれません。ちょっとどっちにするか考えています。三脚がないものでね。

おしまいです。

ポートアルバーニの汽車に乗りに... 最終回 【2014/12/14】

2015-06-15 22:06:06 | 鉄道撮影記

駅に戻ります。列車は既に準備万端という感じですね。



帰りはバック運転です。



15:00に出発します。マクリーン製材所駅を出て少しの間はカーブが連続するので、こういった写真も撮れるわけです。
ちょうどこの地点がポートアルバーニ支線の本線とマクリーン製材所駅への支線の分岐点ですね。
ちなみに、このカーブする区間では割りとよく空転を起こしていました。貨物機は空転を起こしやすいんだっけ?



行きでは霧に隠されていた平野も帰りにはきれいに晴れていました。西日もいい感じの演出ですね。



川を渡ります。橋の枕木、大丈夫なのかな・・・?



旗振りばあさん、帰りも登板。



奥に見える山の頂には雪がかぶっていました。



踏切をわたってまもなく終点というところで、なんか煙が勢い良く上がっていました。
お、これは他の蒸気機関車が動いているのかな?



工場のボイラーでしたね~。



ヤードに置かれている貨車。
何かのエンジンを積んだ貨車。草が生えてる。



小さなタンク車。短い車体なのにボギー台車を履いているのがシュールですね。他の貨車の台車を流用したんですかね?。



タンク車。こちらはちゃんと塗られています。



運材車5013。



荷物車(?)404503。兵員輸送車改造の荷物車かな?



運材車305592。こっちは空荷。



15:45頃、終点のポートアルバーニ駅に到着。楽しかったです。



回送の準備をしている間にちまちま撮影。蒸気に包まれるボイラー。



汽笛と鐘。鐘は日本型の機体には付いていない装備なので新鮮ですね。ピカピカに磨かれています。



シリンダー。動態機ならではの照りとか艶とかそんなの。



回送は行きの回送と同じく推進運転でなされました。

これでこの日の予定は全て終了。あとはビクトリアに向けてレンタカーを返しに行って帰りました。
カナダで乗った初めての保存鉄道、楽しかったですね。他にもこういうのはたくさんあるようなので、機会を見つけてまた乗りに行きたいものです。
おしまいです。

北米project ~Advance to U.S. その11 【2014/12/19~24】

2015-06-14 21:55:17 | 海外旅行記

3日目:12月21日(日)
第9走者:TransLink; #5 Downtown (E40LFR) Robson St at Jervis St → Granville St at W. Georgia St
はい、3日目です。
今日は中休みみたいな感じで肩の力を抜いていきます。それでも今日も博物館を回っていくんですが。
まずはホテル最寄りのバス停からトランスリンクのトロリーバスに乗ってダウンタウンの中心街へ。トロリーバスに乗ったのは2回目ですかね。1回目は黒部ダムでですね。
当たり前ですがモーター音がしますが、まあ違和感があります。静かなのもいいですね。



バスを降りたところで他のバスを撮影。XD40ですね。おでこにエンブレムがくっついているのが気になりますが、この車両はウエストバンクーバートランジット所有のバスのようです。
トランスリンクのバスはウエストバンクーバートランジットとコーストマウンテントランジットの2つの事業社によって運営されています。
で、ウエストバンクーバートランジットのバスにはエンブレムがフロントに装備されていますので、それで識別できるということですね。まあ、普通に乗る分には困らないでしょう。



E60LFR。



朝飯はティムズのマフィン。別に目当ての店があったんですけど、日曜日で開店時刻が遅かったんでやめました。



朝飯を食べたらスカイトレインのグランビル駅へ。スカイトレインですけどダウンタウン中心部は地下鉄です。



自動改札がありますが、現時点では導入準備中のようで、堂々とスルーできます。今は信用乗車方式を取っていますが、今後はSuicaのようなタッチ式ICカードを導入するらしくて、自動改札もそのための設備です。



ホーム。古めかしい地下鉄という雰囲気です。ちなみにリニアモーターカー方式を採用しています。



第10走者:TransLink; SkyTrain Expo Line (Mark II) Granville → Surrey Central
スカイトレインのエキスポラインに乗ります。一番最初に開業した路線ですね。



かぶりつき席が空いていたのでそこに陣取ります。朝のバンクーバーの市街地を進みます。



鉄道の貨物ヤードの脇を通ります。多種多様な貨車が停まっています。
車運車が目を引きますね。デカい。



スカイブリッジでフレーザー川を渡ります。



霧が立ち込めていて、とても幻想的。まさにスカイトレインと言うべき雰囲気ですね。これは素晴らしい。



サレー中央駅で下車します。時間に余裕があるので列車を撮影します。
Mark I形の旧塗装ですね。この車両は日本でもよく見る額縁顔(211系や阪急の電車などなど)の窓無し版といった感じで好感が持てますね。額縁のところを黒く塗ればもっと良くなると思うぞ。



Mark II形も後追いで。柵が邪魔といえば邪魔ですが、どうしようもないので。基本的に複線の内側に柵があるんで、柵をかわす場合には撮影地や構図に工夫が必要ですね・・・。



駅舎はこんなかんじです。ちなみに全駅トイレはないです。催しでもしたら大変。



駅前はバスターミナルになっているので、バスを撮ります。
小型のコミュニティバス。シャーシとボディがGMC C5500+ElDorado National Aero Eliteです。



D40LF。郊外まで来るとこういった旧型車も現れますね。
やっぱり塗装がランテック。



D40LFR。



第11走者:TransLink; #503 Aldergrove (Orion V) Surrey Central Station → 216 Street at 5300 Block
駅からはバスに乗り換えます。中距離用のトップドアバスOrion Vです。ツーステなので収容力も高く、ハイバックシートで居住性もよいです。



ツーステだと車いす乗れないんじゃない?と思いますが、そこはやはりバリアフリー先進国。ちゃんと車いす用のリフトを装備しています。
たまたま車いすの方と同乗したので見ることが出来ました。
ノンステップバスにも同様のスロープが装備されていて、どちらも運転席からボタンひとつで操作可能です。全車に装備されているんで車いすの利用者が結構いるんですね。
日本のバスも運行の正確さもいいですがこういう乗りやすさももっと上げていくべきですよねぇ。

このバスに乗って最初の目的地に向かいます。


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