黒鉄重工

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【2022年】今年1年を振り返る 【旅行編】

2022-12-31 18:58:00 | 日常記
2022(令和4)年も今日でおしまいです。
おかげさまで今年もいろいろな場所へ旅行へ行ってきました。いつも通り月ごとに振り返ろうと思います。


1月
電車で千葉県へ旅行に行ってきました。千葉県のJR線を全線乗車することを目的に向かいましたが、初手で久留里線が踏切事故で運休し旅程崩壊しました。
なのでその目的は早々に諦めて、いすみ鉄道、小湊鐵道、銚子電鉄のローカル私鉄を楽しむことに切り替えました。どの鉄道も久々に訪ねたので変わったところもあれば変わらぬところもあって、よく楽しむことができました。

他には、JR鶴見線乗車、山梨県の貸しレイアウト店訪問などをしてきました。





2月
2月は動きが少なく、一度蒲田や川崎の方へ行っただけでした。川崎浮世絵ギャラリーの企画展「近代日本を作った鉄道絵」を見学するためです。今年はなんといっても日本の鉄道が開業してから150周年ですので、それに関する企画展が博物館や美術館で開催されたのです。
川崎までは東名高速バスと東急線を駆使して行ったので、川崎までの行き帰りには東急電車を撮影していました。





3月
3月は島田市や川根本町の方で用事があった関係で、その前後の空き時間で大井川鐵道の撮影をしていました。この時は大井川鐵道と「ゆるキャン△」がコラボした企画を展開していて、電車には特製ヘッドマークが掲出されていました。それを中心に撮影をしていました。
他には、岐阜県の旧谷汲駅に出向いて同人誌即売会に参加しました。その様子はすでに記事化しているので御覧ください。





4月
長年乗ってみたかったJR飯田線の観光列車「飯田線秘境駅号」の切符が取れたので、それに乗って春の南信旅行へ。飯田線秘境駅号は名前通り、飯田線にあるいくつもの秘境駅を効率的に回れる列車です。ただし一駅あたりの滞在時間は短くて特急電車3両編成分の乗客が一度に駅に吐き出されるので賑やかです。本来お秘境駅の楽しみ方とは違う気もしますが、そういうものだと割り切るのが良いでしょう。でも乗っていてたのしい列車でしたよ。
翌日は当時満開を迎えていた伊那市の高遠城址公園へ。ここは桜の名所として知られていますが、本当に最高の見頃の日に訪れることができました。天候も文句なしでしたしね。ここまで見事な物は見たことがありませんでした。




5月
いつもの連れとゴールデンウィークの旅行へ行きました。行き先は北海道と南東北地方です。この2⃣つをつなげるのは鉄道開業150周年です。北海道では小樽市総合博物館のアイアン・ホース号で今年からお披露目となった新型客車への乗車、東北では開業時の最古客車を模した陸羽東線快速湯けむり号への乗車が目的だったのです。他にも枝葉でいくつかの場所を訪れましたがいずれも満足度が高かったです。



 
6月
宿泊費の補助をしてくれる県民割の適用範囲が中部地方全域へ拡大したため、近年ご無沙汰になっている新潟県への3日間の旅行を敢行。初日は新潟県立自然科学館に保存されている二軸客車を見学し、2日目はえちごトキめき鉄道の413系を満喫し、最終日はくびき野レールパークの公開日を堪能しました。
鉄道三昧となりましたが、最終日に立ち寄った高田市街地の雁木造りの町並みは興味深かったです。これの真価が発揮されるのは積雪期なので、冬季に再訪したいと強く胸に刻むのでした。
他には、横浜都市発展記念館の鉄道開業150周年関連の企画展を見に行きました。




7月
この月も県民割を使用して長野県へ旅行に行きました。上田市にあるイタリア料理が食べられる旅館への宿泊が主目的です。珍しく宿泊自体が目的の旅行でしたね。
なのでその前後では、しなの鉄道撮影とか、青木村をドライブとか、上田城を朝散歩したりとか、アルピコ交通撮影とか、各所を回っていました。




8月
ゆるキャン△を題材にした謎解きゲームが企画されまして、それに参加してきました。静岡県と山梨県を舞台にして現地に赴いて課題を解いていきます。範囲が広範な上に課題の数も多いので、1日だけで達成することは不可能、TASでも丸2⃣日と半日は掛かると思われる、行動力の必要なゲームです。しかも真夏。
自家用車持ちなのでそれで回れば何かと楽なんですが、それだとつまらないので敢えて鉄道と路線バスだけを駆使してクリアする縛りプレイを敢行しました。一応やれないことはないんですよ。結果ですが、丸3⃣日と数時間というなかなかな高効率でクリアすることができました。結果は上々と言えます。

他には、大井川鐵道井川線に新登場したトーマス軍団の一味、トビー号の撮影へ出向いていました。




9月
播磨と但馬にまたがる兵庫県中北部にある生野鉱山、明延鉱山などの鉱山施設には以前より関心がありました。昭和時代末期まで運営されていた鉱山も存在していたのです。付近にはJR播但線も走っていますが、現実的にはレンタカー借りないと回れないかな~と考えながら調べていました。ところが、鉱山施設だけを回るという私のために手配したような定期観光バス「たじまわる」の存在に気付き、急ぎ旅行を決定。その観光バスは9月までの運行だったんです。来年度も運行するか分かりませんしね。
バスツアーの内容には大いに満足するもので、しかも代金もありえんほど格安でした。定期観光バスの経路はいくつかあるみたいなので違う経路のツアーにも行ってみたいなあと思ったのです。




10月
またも県民割を駆使した旅行です。車で飛騨地方、上高地、木曽、南信を一周してきました。このところ鉄道要素だけに頼らない旅行を模索するようになっていてこれもその一環です。上高地のハイキングなんてのは新鮮でしたね。そーはいっても鉄道要素は旅行に絡めやすいので鉄道臭の全くしない旅行なんてそう実現できそうもないでやんす。
ちなみに帰り道に経路選択をミスって車の前輪タイヤをパンクさせる今年最大の自爆をやらかしました。タイヤ交換代が重くのしかかったため、以降は県外への旅行は自重することに・・・。




11月
タイヤパンクによる思わぬ出費により旅行は自重。あとこの月はプラモデルの展示会参加が重なったため身動きが取れなかったのもあります。
防災訓練で航空自衛隊のC-2輸送機が静岡空港へ飛来するとの情報を聞きつけて、見に行ってきました。旅客機よりも相当低い高度で滑走路進入してきたので撮影時は焦りました。




12月
最後の月も旅行自重月間です。1⃣ヶ月自重するだけでお出かけしたい気分が結構削がれてしまうもんですね。
伊豆急行の8000系に乗りたい欲が出てきたので、伊豆半島へ出掛けてきたくらいです。伊豆急を往復するだけなのも能がないので、伊豆急下田駅からバスに乗って爪木崎海岸へ行ってきました。今の時期は自生する水仙が花を咲かせる時期できれいな景観が生まれるのです。見ていて落ち着きますですよ。
あとは、ちょうど今日、3年ぶりになるコミックマーケットへの参加を再開しました。売り子としての参加でした。





(画像:経県値アプリ
では今年も経県値で点数化しましょう。

2022年の経県値は59点(前年比-19)でした!

・・・近年稀に見るザコ具合ですな。コロナが猛威を振るった2020年でも84点だぞ。
宿泊を伴う旅行に行った回数は悪くないですが、近隣県に集中したことが点数が伸びない原因でしょう。今年は15泊くらいしましたがそのうち山梨県に2泊、長野県に4泊しました。
あとは、昨日もちらっと書きましたけどプラモデルの購入にお金をつぎ込んだこともあって旅行へ使う方は消極的になったのはあります。特に新幹線や飛行機を使う旅行は億劫になって、費用の抑えられるマイカー旅行が増えた印象です。
自動車の運転はなんら苦と思っていないのでマイカー旅行のハードルはかなり低いのです。ただし中京圏と首都圏を越えた東西移動のマイカー旅行は抵抗があります。高速道路移動距離が長いので退屈なのと高速料金がかさむのがありますので。

とまあ、分析じみたことをしてみました。旅行の傾向がちょっと変わってきたような気もします。


去年の今時分の記事を見返してみて思い出したのですが、今年は目標を書き留めていたのでした!完全に忘れていたぞ!
目標の中身とその結果はこんな感じです。

  • カナダ編は2日目(ナイアガラフォールズ編)まで書き上げる→未達:初日までしか書けませんでした(泣)
  • 国内編は2018年までのことを書き上げる→未達:2018年7月までしか書けませんでした(泣)
  • プラモデルは20作程度製作する→達成:33作できました。
  • 鉄道模型を1作以上製作する(動不動問わない)→達成:鉄道150周年に助けられました。
  • 黄色マス(未宿泊の県)を2つ以上赤マスに塗り替える→未達:考えもしませんでした。
  • 新潟県、鳥取県、島根県、宮崎県のどこか1つを再訪する→達成:たまたま新潟県を再訪していました。
  • 中小規模イベントの同人誌即売会に参加する→達成:たにぐみナナゴーゴへサークル参加しました。
  • 次回参加するコミケで新刊を出す→未達:夏コミは申込みの末落選。冬コミは創作意欲湧かず未申込。
目標を忘れていたので達成していたやつはほぼ偶然クリアしていただけっていうアレです。だめじゃん。来年は紙に書いて壁に貼っておいたほうがいいですね。

あとは、地味に現状維持からの脱却をブログとは別に個人的な目標に据えていたんですが(これは覚えていた)、もがきはしたけど結果がついてこねーというだらしねえ結果でした。継続目標と致します。



最後に、本年も弊ブログをご愛読いただきありがとうございました。
来年も黒鉄重工をどうぞよろしくお願いいたします。
それでは皆さま良いお年を。

【2022年】今年1年を振り返る 後編【プラモデル編】

2022-12-30 19:10:08 | 日常記
19作目:1/700 日本海軍駆逐艦 陽炎(ピットロード)
ピットロードが数年前に発売した新作の陽炎型です。フライホーク社が開発に協力しているようで、同社製品のような超精密な部品が特徴です。それでいて組み立てにも配慮されています。船体の凹凸はちょっと誇張しているように思いましたが。
フルハルモデルも選択可能です。せっかくなのでそれで作りました。手を加える箇所は無いですね。今年一の良いキットだと思います。

 

20作目:1/700 日本海軍駆逐艦 文月(ヤマシタホビー)
基本的に発売されるキットはすべて購入しているヤマシタホビーのキットです。これまで特型駆逐艦はいくつも作ってきましたが、睦月型駆逐艦を初めて作りました。ヤマシタホビーは彫刻の精度と部品点数の多さと組み立ての容易さがうまくバランスされていていくつでも作れるんですよね。
陽炎と同時に作りました。陽炎は就役時ということで汚しませんでしたが、文月は戦時中ということで汚し塗装をしています。

 

21作目:1/150 鉄道院二軸古典客車4両編成(IORI工房)
今年は日本の鉄道が初めて開業してから150周年!これにちなんで、今年作る鉄道模型は開業時の時代に運用されていた二軸古典客車を作りました。
これはプラモデルじゃなくて厚紙を張り合わせて作るペーパーモデルキットです。しかし思っている印象よりも丈夫に出来上がります。普通に扱う分には何も支障ありませんぞ。
組み立てはもちろんプラモデルの作法と違う部分もありますが、何個もスケールプラモを組み立てていれば恐れるに足らず。塗装に関してはプラモデルと同じ要領でOKでした。まあ初めてだったので全部完璧とは行きませんでしたが、それはまた次回作るキットへの教訓としましょう。
なお客車だけでは自走できないので蒸気機関車も必要になりますが、それは来年へ持ち越しということで・・・。



22作目:1/144 F-15Eストライク・イーグル(コトブキヤ)
これもBRZやモルカーと同時期に作っていたキットです。ただしこれは素組だと物足りなかったので、後で色の不足している箇所への部分塗装とつや消しトップコートを掛けていっぱしに見られるように仕上げました。機体の灰色は成形色です。いわゆる簡単フィニッシュというやつです。これだけでも十分かっこいいんですな~。

 

23作目:1/72 デ・ハビランド・カナダDHC-1チップマンク カナダ空軍(AZモデル)
今年はまだカナダネタの作品を作っていなかったので、これを選択。小さい練習機です。
コクのある黄色塗装の研究ということで、下地にピンクを吹き付けてからタミヤのイエローを吹きました。下地にピンクを使うのをはじめは疑っていましたが、実際やってみると思い描いていた通りのコクのある黄色が姿を表しました。成功でした。
キットの方は、細かい部分の形状が足りないので補ってやる必要あり。”素材”の雰囲気を感じるものでした。

 

24作目:1/48 中島一式戦闘機隼一型 レオナ機(ハセガワ)
コンテンツとしては終わってしまった「荒野のコトブキ飛行隊」。私のプラモデルを作る頻度も下がってしまいましたが、根強いファンはまだ存在します。プラモデルの展示会内での企画でコトブキ飛行隊の作品合わせに参加しました。それに合わせて新作を作ることに決め、レオナ機の隼を作ったわけです。
レオナ機はつぎはぎの外板が特徴です。汚れたパネルと交換されてまだきれい目のパネルが共存しています。それを見事再現できたと思います。

 

25作目:1/72 フェアリー・ガネットAEW.3 イギリス海軍(ソード)
イギリスのエリザベス女王が崩御された時に、イギリス機を・・・と思い作りました。
世界一醜い飛行機とも言われるガネットです。実際そうだろうなあと思います。
なんだかんだほぼ毎年作っているソードのキットです。いつものように士の字にするだけで一苦労です。キットの状態だと前後の重心が著しく偏るので機首に重りを詰め込みますが、最後の完成の時に重りの量が足りないことがわかり焦りました・・・。機首を開削してそこに重りの量を増やすことで事なきを得ました。

 


26作目:1/24 フォード・ロードスター1932年式(モノグラム)
アメ車を作りたくなったのでモノグラムのフォードロードスターを作りました。パーツ構成がちょっとカスタムしたような物だったので、発売当時ではなくてレストアされたビンテージカーのような設定にしました。なのでボディの塗装もややヤンチャなメタリックバイオレットにしました。
大味なキットですがこの年代の自動車も好きなので楽しんで作れました。

 

27作目:ノンスケール 94式不知火 龍浪響中尉機仕様(コトブキヤ)
マブラヴオルタネイティヴのアニメが進行中の時に戦術機のプラモデルを作らないとはどういうことかと思い、作りました。再販されているコトブキヤの戦術機プラモデルを片っ端から買っているので、消化しないといけないしね。
形状等は改造しないでいつも通り素組です。関節の後ハメと複数ある灰色の配色の確認が面倒でした。
下手をコクこと無く完成させることができました。やっぱりかっこいいんですよ、不知火~。

 

28作目:1/72 ステルス戦闘機F-117(タミヤ)
趣向を変えてジオラマ作品です。F-117という戦闘機がありますが、それはステルスなので人間の目からは見えないんだぜ、というジョークです。
元ネタは、アリゾナ州のデイビス・モンサン基地で静態展示されているアメリカ空軍の旧型機の一群の中で、F-117だけこのように車輪とハシゴだけ置かれていたのがとても悔しかったこと。
一応、タミヤ/イタレリのF-117の車輪を使っています。ハシゴはハセガワのF-16ですね。機体関連はこれだけであとは地面の工作です。
F-117という機体とステルスという用語を知らないと一見分からないネタですが、知っている人にはウケてくれる作品となりました。一人でもバカウケすればめっけもんです。

 

29作目:1/72 ロッキードF-117Aナイトホーク アメリカ空軍(タミヤ/イタレリ)
今のF-117ジオラマの”余った部品”を使い切るために作りました。どう見てもこちらが本体です、どうもありがとうございました。
車輪はもう使ってしまったので、飛行姿勢での製作となります。幸い脚庫蓋の嵌合はばっちりだったので、組み立てには苦労しませんでした。
塗装は黒一色なんですが、それだと味気ないので下地の色を変えたりフィルタリングしたり色々試行しました。最終的に「なんだか黒一色でぬりたくっただけではないようにみえるネ」くらいの微妙な雰囲気に落ち着きました。

 

30作目:1/100 VF-1Jバルキリー ガウォーク形態(アリイ)
ツイッターでマクロスのプラモデルを作る企画を見かけ、積んであるマクロスのプラモデルを作る機会はこの企画に乗る時くらいしかないぞ!と参戦した次第。
キットはカナダ人からもらったアリイ(マイクロエース)のアニメ放映当時に開発されたキット(正確には後年発売されたリパッケージ版)です。バルキリーは三段変形することで有名ですが完全変形をプラモデルでやるには相当な技術力が必要で、大抵の場合はこのキットのように形態を固定した状態のキットが販売されます。
組み立てには接着剤を使いますが、関節にはポリキャップが使われていてきちんと動かすことができます。腕や足の合わせ目にはがっつり段差ができるので、これを現代の目でもかなうような仕上がりにしようと思うと大改修が必要になりますが、現代には他社から素晴らしいキットが出ているので、とっとと素組で済ませてしまいます。消化が目的なのでそんなに時間を掛けたくないし。
出来上がってみると、現代の解釈とは違う骨太なバルキリーが姿を現しました。特に拳は大きく力強いですよね。

 

31作目:1/72 マクドネルF-4EJ改ファントムII 航空自衛隊特別塗装機(ハセガワ)
これもツイッターでのF-4のプラモデルを作る企画に便乗して作りました。航空自衛隊のF-4EJ改が退役する際に施された特別塗装の中で一番好きな青い塗装の機体を作りました。
一年間にF-4を2機作るとは思わなんだ。

 

32作目:1/24 ニッサン・S15シルビア(アオシマ)
今年6月に公開された映画「アライブフーン」に登場する主人公メカにS15シルビアが抜擢されました。アライブフーンは陸のトップガン・マーヴェリックと評価されるほどCGを用いない実車での走行シーン撮影が魅力なわけですが、私もそれに魅せられました。そして、シルビアを作りたくなっていたわけです。
劇中のシルビアはドリ車に改造されていて、スポンサーデカールもたくさん貼られている特殊仕様です。市販のキットをそこまで改造するのは大変だと判断しました。市販キットの中からデカールがたくさん貼ってある製品を選んで、ボディをメタリックレッドに塗ってそれっぽく仕上げました。それでも再現度は低いですけど。

 

33作目:1/24 トヨタ・JZX100チェイサー(アオシマ)
これも「アライブフーン」でヒロインが操縦するマシーンとして登場したチェイサーをそれっぽく再現したものです。ボディの塗装だけは合わせてみました。
この一年でカーモデルの品質も安定してそこそこ良いものを作れるようになってきたと思います。

 


以上で、今年完成させたプラモデルは全てです。ここからは分析です。

今年の完成させた数は、33作(前年比-7)でした!
去年から約2割減でしたが、40作はおかしい数なので、やはり30作前後が私の作れる数の平均的な上限かな?

ジャンルとメーカーごとの集計です。
飛行機・・・17作(前年比-3)
自動車・・・6作(同-1)
キャラ・・・5作(同-3)
艦船・・・3作(同-1)
鉄道・・・1作(同±0)
AFV・・・1作(同+1)

アオシマ・・・6作(前年比±0)
ハセガワ・・・5作(前年比±0)
タミヤ・・・3作(前年比+2
AZモデル・・・2作(前年比+1)
コトブキヤ・・・2作(前年比+2)
以下各1作・・・コンドル、ローデン、レベル、キティホーク、ファインモールド、エアフィックス、フジミ、グッドスマイルカンパニー、バンダイ、ピットロード、ヤマシタホビー、IORI工房、ソード、モノグラムアリイ
(下線は初めて製作したメーカー)

ジャンルの構成比は前年と変わらない比率です。飛行機が約半数を占めます。自分の好みに変化はないということでしょうか。

メーカー別でもここ数年と同じ傾向を示していて、アオシマとハセガワが二強となっています。
毎年5本の指には入っていたバンダイが下位に沈んだ年でした。バンダイ製品はここ数年転売ヤーが闊歩している影響で入手するのに何かしら苦労が伴うので、食指が動かないのです。私の場合、他にも興味のあるジャンルが多いですから困らないのですな。

今年はキットの購入に予算を振り向けた向きがあり、今年増えたキットの数はここには書きたくないくらいです。これらの積みを効率的に無くしていく手段を講じていく必要があるんだろうなと思います。

というところで今日はここまでです。
明日は旅行編です。

【2022年】今年1年を振り返る 前編【プラモデル編】

2022-12-29 23:53:18 | 日常記
年末恒例の年間振り返り記事です。今日は今年完成させたプラモデルを数えていきましょう。


1作目:1/72 MiG-21UMモンゴル ポーランド空軍(コンドルモデル)
MiG-21UMは、MiG-21の複座練習機です。ウクライナのコンドルモデルというメーカーのキットです。聞いたことないメーカーでしたしネットにあるレビューを見てみると地雷の予感がしますが、値段の安さと私のツボを付くアイテムを展開しているので、去年の再販時に複数種買いました。その後時間を置かないうちにウクライナが戦争に巻き込まれるとは思わなんだ・・・。
キットは事前調査通り精密とは程遠いです。いまどきだと精密で作りやすいミグのキットが他社から出ているので、こだわりとかそういうのは捨てて素組でバーっと作りました。
塗装でも思い切ったことをしました。今年は寅年なのでトラにまつわるプラモデルを作ることにしたのです。トラに関してはティーガー戦車をはじめ元ネタに困ることはないと思います。
私が調べたところ、ポーランドのMiG-21UMに虎柄の機体が存在したようです。それを元ネタにして、オリジナルの塗装で虎柄にしました。値段の安いキットなので、こういうおふざけをしても罪悪感が薄いです。
見せに行ったり店頭で飾らせてもらうと結構良い評判を聞いたので、一安心というところです。

 


2作目:1/200 ボーイング777-300ER エアカナダ(ハセガワ/V1デカール)
旅客機ネタです。カナダから日本へ強制送還された時に乗ったエアカナダの777-300ERを作りました。旅客機の製作方法については、安定してきたなと思います。

 

3作目:1/700 日本海軍重雷装巡洋艦 大井(アオシマ)
展示会のテーマ(自分で勝手に考えて自己完結内でやっていただけです)に沿って作った作品です。締切が近い中で無心になって作ったやつだったと思います。



4作目:1/48 ビーチクラフトD17Sスタッガーウィング(ローデン)
たくさん作品が並んでいますが、上段にある青い複葉機です。
マイナー機のキットを数多く世に出すローデンのキットを初めて作りました。ウクライナにはプラモデルメーカーが林立するので、今回のウクライナ侵攻戦争においてはプラモデルビルダーにとっても人ごとではないのだ、ということを知ってほしくて作ったという経緯もあります。
東欧キットなので組み立ては一筋縄ではいかないです。良いプラモデルキットはまず風防の嵌合の良さから、ですよ!
キットで再現できる塗装は民間機数種類ですが、今回は青く塗って「機動戦士Zガンダム」で登場したベルトーチカ・イルマが操縦した機体を再現しました。なのでこれはキャラクタープラモです。Zガンダムは実在する航空機が複数出てくるの意外な作品なのです(しかもマニアック!)。

 


5作目:1/48 ハロルド(シコルスキーH-19)(レベル)
今年最大のネタ枠はこれだと思います。「きかんしゃトーマス」に登場するヘリコプター、ハロルドです。ハロルドそのもののキットは無いので、元ネタになったヘリコプター、シコルスキーH-19のフロート付きのキットを改造しました。この作品は長年温めていた考えでしたが、肝心のキットが出回っていないのでずっと探していました。見つけた時は嬉しかったですねえ。
これも展示会で飾りましたけど、子供を中心に割と受けてくれたのでよかったです。トーマスはつよいですね。

 


6作目:1/72 重装輪回収車 陸上自衛隊(アオシマ)
たまにはAFVものでも、作るのが楽そうなやつ・・・と選んだのがこれ。題材としては地味じゃない?
組み立てはらくでしたよ。塗装もボディは1色なので楽なものでした。アウトリガーは塗膜の厚み分差し替え変形できなくなってしまいましたが・・・。

 

7作目:1/72 スーパーマリン・スピットファイアMk IX ザ・ロンゲストフライト(AZモデル)
ツイッター上のプラモ製作企画に参加した時の作品です。スピットファイアを作る企画だったかな?私は動態保存されているシルバースピットファイアで参加しました。このスピットファイアは2019年に世界一周飛行をした機体がモデルです。日本にも立ち寄りました。
その機体を再現できるデカールが入ったキットがAZモデルから発売されたので手に入れて作った次第。ですが成形品は現役当時の戦闘機としての物の流用なので、細かい点が実機と異なります。そこを修正しながらの製作でした。
また、銀ピカの外板がウリの機体なので、アルミテープを使った金属表現に挑戦しました。しわが寄ったり痕が付いたりしましたが、実機の外版も案外べこべこなのでこんなもんだと思います。

 

8作目:1/24 ニッサン・ケンメリスカイラインGT-X(アオシマ)
ハセガワからケンメリGT-Rの新作キットが発売されると聞いて、時期にGT-Xもキット化されると予想し、積んであるアオシマのケンメリGT-Xを先に作ってしまおうという消極的動機で作りました。
寸法が実写と違うらしいですが、そういうことは考えないでいつも通り素組です。キットは何十年も前に作られた金型の成形品ですが、これはフロントグリルとリアガーニッシュとホイールは2010年代に作られた新規パーツです。自動車の顔とも言えるグリル周りが現代基準に更新されるだけでも全体が引き締まります。これは意外な印象でした。

 


9作目:1/72 ノースロップF-20タイガーシャーク 台湾空軍(ハセガワ/ワンド)
なにかのキットとの抱合せで買ってきたF-20。完成度は高かったものの採用国が一つも現れず試作機止まりで終わった悲運の戦闘機です。
台湾への売り込みが活発だったということで、もし台湾空軍がF-20を採用したら?という想定でサードパーティ製のF-16用デカールを使って架空の台湾空軍仕様F-20を作りました。
飛行状態で展示することも決めていました。ジェット戦闘機だと胴体に台座の腕を差す場所がなかったので、エンジン排気口にぶっさしました。

 

10作目:1/48 スホーイSu-22M3 ウクライナ空軍(キティホーク)
ロシアからの侵攻を受けるウクライナへのメッセージを込めて作った作品です。現用機だと生々しいと思ったので、すでに退役した機体から選びました(これは退役しているよねえ?)。
キティホークという中国のメーカーのキットを初めて作りました。成形品単体の形状や彫刻は一見素晴らしいように見えますが、組み立てる時の精度は悪くて難しいです。中国キットはだいたいどこも同じような印象を持ちます。
組み立てが進んでいくにつれて「意外と大きいんだな!」と思ったり割と複雑な迷彩塗装、あとは可変後退翼の構造もあり、作りごたえのあるキットでした。

 

11作目:1/72 三菱・零式艦上戦闘機二一型 日本海軍(ハセガワ/Hモデル)
これもツイッター上の零戦製作企画に参加した時の作品です。Hモデルの零戦のデカールセットを持っていたので、その中からツイッター映えしそうな塗装の零戦を選びました。
明灰白色の塗装の上にチェック模様の濃緑色が塗られているものです。これって迷彩塗装のつもりだったんでしょうか?
キットはハセガワ製を選びました。素直な部品と組み立てで、量産性が高い良いキットだと思いました。

 

12作目:1/72 マクドネルF-4EファントムII アメリカ空軍(ファインモールド)
ファインモールドのキットを作ると決めたので、在庫の中からF-4Eを選択。最近のキットだけあって精度が良く、また組み立てにもストレスが少ないことからこれも量産性の高い良キットだと感じました。
塗装はSEA迷彩で、ベトナムの直射日光にやられてやや退色したような状態を目指しました。
F-4は武装の装備の仕方がいくつもあるので迷ってしまいますが、今回の作品はベトナム戦争に従事した機体ということで爆弾マシマシ装備にしました。

 

13作目:1/72 ノースアメリカンF-100Dスーパーセイバー アメリカ空軍(タミヤ)
センチュリーシリーズの機体を全種類作る!という個人企画を今年から始めました。番号の若い順から順番に作るので、1番目はもちろんハンです。
機体は銀色ですがシルバーラッカー塗装という体です。一方エンジン部は無塗装で金属焼けを起こした状態を再現してメリハリを付けています。エンジン部に関しては、名人の方に技法を聞かれるほどの完成度だったみたいで、自信を持っていいのかもしれないです。

 

14作目:1/72 ノースアメリカンP-51Kマスタング マーヴェリック機(エアフィックス)
今年一番の映画といって過言ではない「トップガン・マーヴェリック」に登場したP-51Kを作りました。キットはエアフィックスから発売された公式の品物です。
エアフィックスの公式キットは、成形品が大昔のものだったりデカールが劇中と異なっていたり(これは版元監修が入った結果かもしれないです)、一番ひどいのは機種が全く違う成形品が入っていたり(劇中の機体はスーパーホーネットなのにキットにはレガシーホーネットが入っているのだ)、地雷が多いです。ただしこのP-51だけはキットは最新物、デカールも正確とあって、買って作るに値するものです。これを買うのです。
苦労したのは、複座への改造です。コックピット部分の邪魔になる部分を除去して、もうひとつの座席はサードパーティ製のレジンパーツを入手して宛てがいました。後部座席は狭いところに押し込むように置いたので風防を閉めた状態だとほとんど見えないのは失敗でした。とほほ。

 

15作目:1/24 スバル・BRZ(アオシマ)
16作目:1/12 ホンダ・スーパーカブ(フジミ)
17作目:モルカー・ポテト(グッドスマイルカンパニー)
18作目:カービィ(バンダイ)(画像無し)
一挙に4作品です。半月ほど自宅を離れる期間がありましたが、離れた先が暇な場所だったので暇つぶし用にプラモデルを持ち込んで作っていたのです。
キットと最低限の工具しか持ち込めないので、塗装作業の不要なキットを集中的に消化しました。アオシマのBRZは、塗装済みのプリペイントモデルです。

 
 
 
 

さて、全部を1記事に書こうとしたら文字数制限を超えてしまったで今日は一度ここで切らせてもらいます。
続きはまた明日。

【1/72】瀋陽 殲撃8IIB(J-8II/F-8II)【ギャラリー】

2022-12-27 22:07:05 | 模型ギャラリー
キット:シェンヤン F-8II フィンバックB型(トランペッター)
仕 様:中国人民解放軍 赤13027(部隊等不明)

中国系の飛行機とキットを作りたくなりましたので、在庫の中からトランペッターのJ-8IIフィンバックを選んで作りました。
キットの方は身構えていた割に作りやすく、意外とできが良いことに驚きました。モチーフになったJ-8IIも面白い戦闘機ですし、満足しています。


実戦用の戦闘機ですが、迷彩色じゃなくて真っ白な塗装なのが特徴的です。そのためのっぺりしないよう下地に黒を塗ってからの白を立ち上げていきました。そつなく仕上げられたと思います。


原型はソ連のMiG-21ですが、エンジンを双発化してそれに合わせて機体を全体的に大型化して空気取入口を胴体左右に移動して空いた機首に大型レーダー置いて・・・という具合に魔改造されています。


後ろ姿。


おなか側。キットに付属していたミサイル4発と増槽3本をフル装備しました。他に使い道なさそうですしね。
ミサイルはPL-8という短射程空対空ミサイルだそうな。イスラエルのパイソン3のライセンス生産版です。


白塗装だけだと味気ないように思えたので、うっすら汚し塗装しています。


機首。素直な形状で好きですね。


主翼。


尾翼。


エンジン。


以上、瀋陽殲撃8IIBでした。


 
 
 

【トランペッター】1/72 瀋陽J-8IIフィンバックB【プラモデル製作】

2022-12-24 22:46:11 | 航空機模型製作記
今回はトランペッターの瀋陽F-8II(J-8II)を作ります。トランペッターは中国のプラモメーカーで、同社のキットを作るのはこれが初めてです。
J-8IIはJ-8の改良型で、そのJ-8はJ-7の拡大発展型、そしてJ-7はソ連のMiG-21のライセンス生産機ということで、ミグ戦闘機までその根源を遡ることができます。


デカールは国籍章、部隊章、機番、操縦席の計器盤だけで、必要最低限の内容だけです。このキットの初版は2005年のようですが、その頃のキットにしては内容が少ないなと思いました。軍事機密上の関係でしょうか?


操縦席の計器盤には彫刻は無くて、デカール頼みです。ずいぶんカラフルな計器盤だと思いました。


中国メーカーらしく、表面の形状や彫刻は精密にできています。ただし嵌合は悪い・・・というのがお約束でついて回ってきますが。でもこのJ-8IIは特別嵌合が悪いと感じる部分は無かったです。


胴体ができました。なんだかMiG-21よりも全体的に大きくないかな?


エンジン排気管は奥まったところにあるファンも含めて一体成形でした。


で、すみません、その後塗装が終わるまで写真を撮っておりませんでした。
士の字に組み立てた段階で先に作ってあったMiG-21と並べてみましたが、やっぱり大きいです。一部だけ大きいんじゃなくて、胴体から翼までが単純に一定の比率で大きくなっているような印象です。違うのはエンジンの数で、J-8IIは双発になっています。J-8IIは空気取り入れ口を胴体左右に移動して機首には大型レーダーを配置していますが、改良元になったJ-8では機首周りもMiG-21そっくりです。
なんだか縮尺を間違えているんじゃないかと錯覚してしまいますが、どうやら合っているようです。MiG-21を双発化する代わりに機体をそのまま大きくしただけでは空気抵抗やらが何やらが増えるだけであまり良いとは言えなさそうです。実際、J-8の性能はさほどではなかったみたいですが本当のところはわかりませぬ。


脚やらミサイルやらを組み付けて完成です!実戦配備機ですが、白一色に塗られているようです。なにやらロボアニメの主人公機体みたいです。


塗装は、彫刻の入っているところを黒で細吹きして、そしたら本塗装である白を黒を塗っていない部分へ薄く乗せます。これだと白と黒のメリハリが付きすぎて不自然なので、仕上げに全体を薄~く白を乗せて自然になじませます。
真っ白な機体だと見た目がぼやけてしまいますが、これだと多少はケレン味が聞いてプラモ映えするというものです。


あとは、油汚れのつきそうな動翼部や脚庫などにウェザリングマスターで汚れを付けてあります。白い塗装が美しい機体なのでさりげなく、ですが。

作り始めの時は不安だったトランペッターのキットも、実際に作ってみると意外と悪くなく、カリッとした彫刻が全体を引き締める好印象な物でした。食わず嫌いは克服できたと思います。

というわけで完成品はギャラリーにて。

<使用塗料>
機体下塗:C2ブラック
機体上塗:C316ホワイトFS17875
操縦室:N56ミディアムブルー
座席:N12つや消しブラック
座面:N81カーキ
照準器:N94クリアグリーン
エンジン排気口:C61焼鉄色
胴体エンジン部:LP63チタンシルバー
レドーム:C319薄松葉色
脚カバー裏:C8シルバー



 
 
 

モンゴルからの来訪者【2018/7/27】

2022-12-21 19:44:01 | バス・航空機撮影記
2018年7月27日。
この日は静岡空港にMIATモンゴル航空というモンゴルの航空会社の旅客機が飛来してくるという話を聞きまして、撮影に行ってきた次第です。
MIATモンゴル航空自体は成田空港などに就航しているのですが、静岡空港へ飛来するのは初めてです。旅行会社のチャーター便としてやってきたのです。たしかモンゴルで見る星空ツアーだったかなにかです。ロマンチックですね。
たぶんモンゴルからも日本へのツアー旅行が組まれているんじゃないでしょうか?


静岡にMIATモンゴル航空がやって来た感じの写真を出したいので、牧之原台地の茶畑を構図に入れてみました。富士山は、空がガスっているので見えなかったのです。
構図はあまり悪くないと思いますが、思っていたよりも高い位置を通過していったのでMIATモンゴル航空の機材だとは分からない仕上がりでした・・・。


頭を切り替えて機材のアップの写真も撮ります。ほぼ真下から見上げる構図なのでこれもどこの機材なのかわかりにくいですかね・・・。


後追い。いい感じにごチャついているのと飛行機が低いので割りと気に入っています。


MIATモンゴル航空の着陸後は静岡空港の石雲寺展望台へ陣地転換。日本人を乗せて離陸するところを抑えます。
展望台で待機していると、1機の小型機が着陸してきました。


機材は法人所有のソカタTBM-700(JA8894)でした。
この機材は生まれて初めて見る機種で、ちょっと驚きました。カナダに住んでた頃はいろいろな小型機を見てきたものですが、まだ見ぬ機種に出会えるとは。ソカタというのは、フランスの軽飛行機メーカーです。


MIATモンゴル航空の離陸準備が始まりました。
今更ですが機材はボーイングB737-800(EI-CXV)です。これは特別塗装機で、ドイツのフットボールクラブ「ボルシア・ドルトムント」のチームロゴが垂直尾翼に描かれています。なんでモンゴルのフラッグキャリアにドイツのフットボールクラブのロゴが描かれているのかは疑問です。でもラッキーと言っていいでしょうね。



滑走路へ向けてタキシングしていきます。


離陸滑走を始めました。
胴体に描かれているのはMIATモンゴル航空のロゴマークです。鳥を象ったものだと思いましたが、本当はヤギみたいです。黄色いし形がなんとなくティターンズのマークに似ているんですよね。


さようなら~。


上の写真の隅に写っているのは、誘導路を牽引車に引っ張られている海上保安庁のサーブ340B(JA953A)です。海上保安庁所有のサーブを見るのは初めてのことでした。今日は意外に収穫の多い一日でした。
これにて撤収しました。おしまい。

 
 
 

静岡空港で旅客機撮影 後編【2018/7/15】

2022-12-19 21:45:45 | バス・航空機撮影記
静岡空港での撮影の続きです。
今度着陸してきたのは中国東方航空MU2025便杭州発エアバスA320-200(B-6805)です。
なお、滑走路東端へ今からもう一度登るのは、心臓がばらばらになってしまうので行きません。


うーんこの手抜きに見える塗装。


フジドリームエアラインズJH144便福岡発エンブラエルE175(JA03FJ)も続けて着陸。朝に見た機材が静岡へ戻ってきたということです。


このピンク機も見かける回数が多いです。ちびまる子ちゃんだから静岡路線へ優先運用している?





ANA NH1262便札幌/新千歳発ボーイングB737-800(JA70AN)も続けて着陸。


JA03FJは、続いてJH133便鹿児島行として離陸していきます。


東端での撮影はリベンジしたいですね~。


今度はANA機が離陸。NH1263便沖縄行です。このANAの静岡路線は実質新千歳発静岡経由那覇行の路線なのです。逆向きもあります。
地方路線ということで直行よりも運賃が比較的安くて、搭乗率も悲しいかな低いので切符が取りやすい、という点が修行僧から評価されているとかいないとか。


中国東方航空のA320も折り返していきます。MU2090便寧波行です。中国からやって来て静岡なんて知らない土地に降ろされた旅客は、その後どこへ向かうんでしょうね。



またもや中国東方航空です。MU2019便上海発。こっちの機材はB737-800(B-5530)です。


ANA NH1264便沖縄発B737-800(JA59AN)。沖縄発新千歳行の方ですな。


山の上にある空港なのですよ。


珍しい機材が着陸してきました。パイパーPA-28チェロキー(JA4132)です。調べた感じでは個人所有の機材です。来訪目的は分かりません。


FDA JH184便出雲発E170(JA01FJ)です。これに乗って山陰地方に飛んでみたいよね、でもサンライズも捨てがたいな、とずっと迷っています。


撮影はこれで打ち止めです。一日中居てしまいましたね。


途中から合流した友人どもとさわやかに行ってげんこつハンバーグを食べましたとさ。
おしまい。


 
 
 

静岡空港で旅客機撮影 前編【2018/7/15】

2022-12-17 23:58:47 | バス・航空機撮影記
2018年7月15日。
今日も静岡空港で旅客機の撮影に行きました。経緯はもう覚えていないんですけど、途中から友人複数人も合流してきました。

朝8時に空港に到着です。しずてつジャストラインの相良渋谷線がバス停に停まっていました。牧之原市の相良営業所からJR藤枝駅を経由して藤枝岡部インターチェンジから新東名高速道路に乗って渋谷マークシティまで行く、マニアックな経路のバスです。なぜか静岡空港へ寄っていくんですね。空港の駐車場をパークアンドバスライドとして利用してもらうのを狙っているのかもしれません。
車両はふそう・エアロエース(相良867)です。このところ増えているふそうのバスです。


とりあえず空港ビル3階の展望台へ行って、フジドリームエアラインズの機材を確認します。駐機場にはこの時まだ導入されて間もないホワイトの12号機(JA12FJ)でした。
これはFDAの得意とするチャーター便で、これから稚内まで飛行します。飛行機で稚内へひとっ飛び、いいですねえ。


撮影場所を石雲寺展望台へ移して、JA12FJが離陸するところを撮影します。
白い塗装というのは旅客機の中ではごく一般的な色ですけど、様々な色を揃えているFDAの中では逆に異色と言えます。


旅客機のお尻です。


FDA JH6101便稚内行エンブラエルE175(JA12FJ)が滑走して離陸していきました。


8時過ぎですけど、ややガスっていますねえ。

撮影後は新しい撮影地を開拓するために場所を移動します。


空港のある山を降りて、牧之原側にある坂口神社を目指します。小道にある空き地と言うか駐車場に車を止めます。そこから奥は一般車通行禁止なので歩きます。
ここからはちょっとした山登りです。舗装されていますが坂の勾配がえぐくて、運動不足の自分ではソッコーで息が上がってしまいました。心臓破りの坂です、ここは。


道路をずっと進むと金網の門にぶつかってそこで行き止まりになりますが、道路の右側に階段があります。ここを登ります。
さっきの心臓破りの坂よりはマシですが、100段以上ある階段なのでここもきついです。


階段は舗装されていますがその脇から草がボーボー生えています。刈払されていません。人の通行がないんでしょうなあ・・・。


階段を登りきると山の頂上へ到達します。後ろを振り返ればそこには静岡空港の滑走路が一望できます。
ここは滑走路の東端、滑走路30です。滑走路よりを見下ろす高さに位置するので、見晴らしはいいです。
静岡空港の離着陸は、着陸時は30側から進入、離陸時も30側から離脱するのが一般的です。なのでここに位置すれば空中にいる瞬間の機材を撮影できるのです。同様の場所は滑走路の延長上にあるだいだらぼっち広場にもありますが、あそこが機材を真正面から撮影する構図になるのに対して、ここは機材の側面を撮影できます。



ここは展望台として整備されているようで、開けた場所になっていて半分腐っていますがベンチも2脚あります。ただし日陰になるような物はありません。夏場は直射日光をもろに浴びることになるので、熱中症対策は必須です。自分は夏場に数度ここで撮影したので懲りてしまい、以来は冬季限定の撮影地としています。
ちなみにこの奥にも道が続いているんですが、どこへ続くのかわからないです。行き止まり?
このように展望台として存在しているので、ここに一般人が撮影目的で立ち入ることは問題ないと思われます。


そして次の機材が離陸していきました。さっきのJH6101便で離陸向きはここでの撮影向きだと分かっています。
E175は小さいので滑走路の真ん中あたりで車輪が浮きます。


FDA JH143便福岡行E175(JA03FJ)です。なぜかレドームが白いです。噂ではレドームを破損したので代わりを一時的に装着しているとか。


結構寄って撮影できます。午前中の早い時間は逆光になります。それ以降は順光となります。


次はエアソウル・・・のはずですが!逆の向きから着陸してきましたぞ!ヒーヒー言いながらここまで来たのにこれはショックです・・・。


着陸しましたね・・・。


E175だと着陸滑走距離が短いので滑走路の中ほどで折り返してしまうこともある(=今立っているところまでやって来ないので撮影不可)んですが、A320だと滑走路をフルに使わないとならないっぽいです。


着陸中の撮影ができなかったのは残念でしたがタキシング中はゆっくりと動くので撮影できる構図は多く確保できました。


エアソウルRS714便ソウル発エアバスA321-200(HL8281)です。
撮影後は、たぶん離陸も逆向きになるからもうここにいる必要はないと考えたので離脱して石雲寺に陣地移動しました。クソ暑いし。


FDA JH142便福岡発E175(JA05FJ)が到着。


このオレンジは見る機会が多いんですよ。


エアソウル折り返しとなるRS711便ソウル行が離陸していきましたが、なんと離陸の向きがもとに戻りました・・・。あのまま滑走路東端に居続けるのが正解だったか・・・。


FDA JH173便丘珠行E175(JA05FJ)も通常向きで離陸していきました・・・。うーん今日は空振りだな。

というところで今日はここまで。


後編へ→



 
 
 

【1/48】中島一式戦闘機隼一型 チカ機(荒野のコトブキ飛行隊)【ギャラリー】

2022-12-13 21:50:49 | 模型ギャラリー
キット:SP404「荒野のコトブキ飛行隊」 一式戦闘機 隼 一型 チカ機 仕様(ハセガワ)
仕様:チカ機爆撃機迎撃装備

「荒野のコトブキ飛行隊」より、隼一型チカ機を作りました。隼はキリエ機に続いて2つ目です。キリエ機は至ってプレーンな形態で作りましたが、チカ機は少し捻ってTVアニメ第10話で登場した爆撃機を迎撃するためのロケット弾とロケットエンジンを装備した形態を目指しました。


隼本体は、キリエ機を踏襲して迷彩塗装ハゲや塵埃にまみれた劇中の状態を再現するよう心がけました。


唐草模様の迷彩が特徴的です。果たして迷彩効果があるかは疑問ですけども。尾翼から胴体へ貫いている稲妻マークは陸軍のマーキングでも見られたものに似ていますね。
垂直尾翼の謎生物は劇中の絵本に出てくるウーミです。物語は心のごちそうというのは名言でありますな。


胴体下に追加されたロケットエンジンはよく見えるんですが、主翼下に追加されたロケット弾はよほど下から覗き込まないと見えないです。頑張って長い発射軌条をスクラッチしたほうがよかったかな?














裏側です。


ロケットエンジン。ファインモールドの彗星から流用しました。尾輪にはロケット噴流を受け流すための防護板を付けています。


ロケット弾です。ハセガワの震電改から流用しました。


以上、隼一型チカ機でした。



 
 
 

【ハセガワ】1/48 一式戦闘機隼一型 チカ機 後編【プラモデル製作】

2022-12-10 23:35:37 | 航空機模型製作記
ハセガワの1/48一式戦闘機隼一型チカ機プラモデル製作の続きです。
塗装とデカール貼りを終えたら、ウェザリング塗装をします。前作のキリエ機と同様に、通常よりも薄く希釈したカーキとタンで機体を薄くエアブラシで吹き付けます。
それからタミヤのウェザリングマスターで排気煤やオイル汚れを書き込んでいきます。


裏側は表側よりも控えめな汚しに留めておきます。
ウェザリングを終えたら仕上げにクリアコートをかけます。


最終組立です。追加装備のロケットエンジンも付けておきます。ちなみに、尾輪には後でアルミホイルの切れ端を巻いておきました。ロケットエンジンの噴流が尾輪にダメージを与えないようにするためです。劇中でも同じようなものが付いていたはずです。


ロケット弾は芋付けです。


これで完成ですぞ。横から見ると、重装備なのが一目でわかりますぞ。


なお上から見ると・・・。


裏返すとこんなかんじ。チカは対爆撃機戦を楽しんでいたようでしたので、この装備をつけました。
隼本体はこれにて完成です!


荒野のコトブキ飛行隊のプラモデルを作るときには、展示台も一緒に作ることを恒例としています。今回の展示台は、羽衣丸の飛行甲板です。あれはすなわち航空母艦の甲板とそっくりと思って良いでしょう。なので、赤城や瑞鶴といった空母の甲板模様を調べて、それをもとに作ります。
しかし私は水平垂直を出すのが大の苦手です。しかも飛行甲板のような線が沢山入ったものは大敵・・・!そこで、IT技術に活路を見出すことにしました。
2DのCADソフト(フリーソフトのJW CAD)をパソコンに入れて、線を書きます。同じ模様の繰り返しなので一度パターンを構築すればあとはひたすらコピーと貼り付けの繰り返しです。ただB5用紙いっぱいに模様を書き込むのでそれがなかなかつらい作業ですが。
写真がその図面ですが、青線は甲板の板模様です。黒のマルイチモールドのようなものは、機体拘束用の穴です。


CADデータが出来上がったら、そのデータを使ってレーザーカッターで厚紙に模様を書き込みます。
自宅にレーザーカッター機は無いので、紙製鉄道模型キットメーカーのIORI工房に加工を依頼しました。こういう鉄道に関係のないものでもやってもらえました。とにかく線の多い設計なので仕方ないことですが、加工賃は思っていたよりも掛かりました・・・。

で、写真が出来上がった現物ですが、図面通りの正確無比なヘコ線が刻まれた厚紙が届きました。線も細いです。これは完成までのテンションが上がるというものです。


ひとまず、現物の状態で展示台に挟んでみます。その上に適当な飛行機を置きます。結構いい感じじゃないでしょうか?


飛行甲板を塗装します。下地に薄茶色を塗ります。


下地の上にタンを塗ります。これで基本塗装はできましたが板の色が多少違っていたほうがそれっぽく見えるので、サンドイエロー、薄茶色、タンの3色で塗り分けました。
その状態が写真です。だいぶ見た目が良くなってきました。


この状態で隼を乗せてみます。もうこの状態でもいいですが、飛行甲板の主張がやや強い気がします。


そこで、エナメル塗料のウォッシングカラーのステインブラウンを全体に塗って、乾燥後にそれを拭き取りました。エナメル塗料を完全に拭き取る必要はありません。
ウォッシングをかけることで色がバラバラで主張が強かった飛行甲板が落ち着いた印象になりました。この試みは成功です。


拡大して見るとこのような具合になりました。飛行甲板の塗装はすべて筆塗りです。筆ムラが板の木目を表現できると考えたからです。ウォッシングで木目の効果は現れてきて、なんとなく木目っぽい表現が出てきたと思います。
拘束具を結ぶ穴も塗装です。


もうひと手間加えます。飛行甲板の中心線の白線を書きます。さらに、タイヤの轍の跡をウェザリングマスターで書き込みます。これで使用感を出すことができました。これで完成です。


完成形がこちら。飛行甲板を枠に対して斜めの向きにすることで多少なりとも動きのある構図にできます。


隼を乗せるとこうです。
図面設計から始めるのでとてつもなく手間のかかる展示台作りでしたが、完成度もとてつもなく高い物が完成しました。

製作記は以上です。完成品はギャラリーにて。


<隼の使用塗料>
機体下塗:C2ブラック
機体上塗:C8シルバー
防眩塗装:LP3フラットブラック
識別帯:H24オレンジイエロー(6割):H1ホワイト(4割)
動翼部:C8シルバー(5割):C317グレーFS36231(5割)
操縦席:N127コックピット色(中島系)
計器:N12つや消しブラック
タイヤ:N77タイヤブラック
風防枠:C129濃緑色(中島系)
プロペラ:C131赤褐色
プロペラスピナー:H19ピンク(9.5割):H22グレー(0.5割)
エンジン:C28つや消しブラック
エンジン:X11クロームシルバー
冷却器:N10カッパー
機体ホコリ:H79サンドイエロー
機体ホコリ:C55カーキ
ロケット弾:C1ホワイト
ロケット弾帯:C319薄松葉色
ロケット弾軌条:C28黒鉄色
ロケットエンジン:C8シルバー
ロケットエンジン帯:C327レッドFS11136

<飛行甲板の使用塗料>
下塗:N44薄茶色
上塗:H27タン
板塗分け:H79サンドイエロー
穴:H55ミッドナイトブルー
穴フック:X11クロームシルバー
ウォッシング:WC3ステインブラウン