黒鉄重工

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【ファインモールド】飛行船艦ゴリアテ(天空の城ラピュタ)【プラモデル製作】

2022-09-30 06:03:14 | ロボット・SF模型製作記
今回はファインモールドの飛行船艦ゴリアテを作ります。金曜ロードショーの常連「天空の城ラピュタ」に登場する飛行船です。大砲と装甲で武装した非常にかっこいい架空兵器です。


まず作るのはゴリアテと同じ縮尺で彫られた飛行船タイガーモス号。先にこういう小物を作っておくとモチベを維持できます。


ゴリアテはスナップフィットモデルとして設計されていることもあって、複雑な部品分割ではないので、組み立てはさくさくと進んでいきます。今回の製作でも基本的に素組で作っています。
その中でひとつ気になったところがあって、船体にたくさん付いている舵の部品です。つるつるの表面でちょっとさみしいです。


そこで、伸ばしランナーを使って極細の線を舵に貼り付け、情報量を増やしました。


伸ばしランナーを何本も作って同じように貼り付けるので、修行じみた作業になりました。ちょっと大変でした。ただしやっただけのことはありました。


ゴリアテを置く台座もキットに入っています。これは、銀を吹き付けた上にクリアブルーを上塗りしたキャンディ塗装にしました。そうです、飛行石をイメージしました。


みんな大好きムスカ大佐を塗装します。部品は肌色一色成形なのですが、部品が大きめで塗り分けが複雑でないので、塗装するのは難しくないです。


サングラスを掛けているので難しい目の塗装をショートカットできるのも良い点です。


スーツのシワや影になる部分は墨入れします。


スミ入れ塗料を拭き取ってこんな感じに。


うまく出来ました。


ゴリアテの塗装です。ここは思い切って、オリジナルの塗装にしました。RLM76ライトブルーを全体に吹き付けました。


迷彩柄は筆塗りで塗ります。説明書を参考に迷彩柄の輪郭を描いた後、内側を筆塗りしました。使った色はRLM74グレーグリーンです。ちまちまと少しずつ塗っていきます。


プロペラの先端にも塗ります。


つや消しクリアでトップコートをしたら全体を組み立てて完成です。
艦首は黄色で塗っています。このオリジナル塗装はWWIIのドイツ空軍風の色にしてみました。ゴリアテは複数隻存在するとか劇中で撃沈後に同型艦が急遽建造されたとか、そういう設定がありますので、これはその2番艦という設定にでもしましょうか。
手前にタイガーモス号があるので、大きさの対比ができてゴリアテの威容が分かりやすいものです。





多数配置されたプロペラによって意外にも立体物として密度の濃い造形になっています。





ムスカ大佐もニッコリ。

完成品はギャラリーにて。

<使用塗料>
船体:C117 RLM76ライトブルー
船体迷彩柄:H68 RLM74グレーグリーン
船首:C113 RLM04イエロー
プロペラ先端:N60濃緑色
艦載機:N56ミディアムブルー
艦載機エンジン:N38赤鉄色
タイガーモス:H37ウッドブラウン
台座下塗:C104ガンクローム
台座上塗:H93クリアブルー
<ムスカ大佐使用塗料>
肌:N44薄茶色
スーツ:N47レッドブラウン
ボタン:N84マホガニー
シャツ:BN1ベースホワイト
メガネフレーム:H2ブラック
メガネレンズ下塗:N61明灰白色(三菱系)
メガネレンズ上塗:N95スモークグレー
靴:N2ブラック
髪:H79サンドイエロー
スカーフ:BN4ベースイエロー


 
 
 

【コトブキヤ1/72】ブレードライガーAB製作

2020-10-28 22:37:31 | ロボット・SF模型製作記
その昔、テレビアニメ版ゾイドのBD-Box発売に合わせてコトブキヤから発売されたのが、このブレードライガーの限定版キットです。劇中では大して活躍しなかった追加装備アタックブースターと、バン、フィーネ、ジークの彩色済みフィギュアが付属したものです。
少ないお小遣いで買ったのですが、内容量の多さにビビってしまい作るのを躊躇することに。そのうち腕が上達したら開けて作ろうと封印して早10年、そろそろ作ってもいいかなと思えてきたので、ついに作ります。


いつものように組図通りに作るので、後ハメ加工等したところだけ書いていきます。
まずたてがみに当たるフィン。白い部品ははめ殺しなのでリブを一部切って後ハメ化しておきます。


ショックカノンも基部と砲身を後ハメ化しておきます。


ブレードも展開した時の抜け止めが付いているので、この部分を切ってしまいます。


加工後。


アタックブースターの白い部分も、展開収納時に可動するレール部分を後ハメ化しておきます。


青い部品も後ハメ化しておきます。加工はこのくらいです。


飛行機のプラモデルと同じようにコックピットから作っていきます。このブレードライガーは複座なので座席も2つ。


あんまり物量が多いので、まずはフレームから塗装していきました。


胴体。どういう設計になっているのか一度組んだだけでは理解しきれませぬ。


胴体は艶消し塗装で仕上げました。


風防の枠をマスキングして塗ります。


胴体が出来ました。青と白の装甲は艶あり塗装で仕上げてメリハリ付けました。


手足の部品を取り付けて完成です。


でかくて重くて満足感があります。


背中。


ブレード展開も決まっています。

以上、ブレードライガーABでした。完成品はギャラリーにて。

<使用塗料>
外装青:H35コバルトブルー(3):H15インディブルー(3):H5ブルー(2):H1ホワイト(2)
外装白:C107キャラクターホワイト
フレーム:H68・RLM74グレーグリーン
手足:H55ミッドナイトブルー
関節キャップ:C306グレーFS36270
ブレード:H9ゴールド(下塗り)→H91クリアイエロー(上塗り)
ケーブル:N77タイヤブラック
コックピット:N61明灰白色(三菱系)
座席:N35コバルトブルー

【ノンスケール】 チェルミナートル製作 完成

2013-11-18 22:55:06 | ロボット・SF模型製作記

チェルミナートルのデカール貼りが終わりました。きつかったわぁ・・・。マークソフターをこんなに使ったことも無いだろう。
その上にいつも通りベルテクスの注意書きデカールを貼りました。紅の姉妹らしく赤文字のデカールを使用しました。仕上げにトップコートを吹いたら迷彩デカールの違和感が結構目立たなくなってよかったです。
あとは組み立てます。かっこいい。



さて、普通ならこれで完成ですが、ここからもうひと手間加えてBETAの返り血を浴びせます。
トータル・イクリプスのアニメを観ていた時、戦闘で機体に返り血が付くのがとても印象に残ったので前からやってみたいと思っていました。
で、圧倒的戦闘能力を持つ紅の姉妹が乗り、ロマン武器モーターブレードを装備しているチェルミナートルは好適だと思い返り血を浴びせることにしました。

まずは、返り血の調合です。エナメル塗料の赤と黒を基本に少し茶色を混ぜたものを作りました。



意外にも返り血を浴びせた作例が無いので、試行錯誤しながら塗っていきました。
モーターブレードの基部やブレードベーンは盛大に血を浴びせました。



返り血完了!
返り血の浴びせ方は考えているようであんま考えていないのですが、「きれいに汚す」を心掛けて施しました。
ただ、戦術機の返り血は戦車のウェザリングみたいに正解がないので、どうやってもそれなりには見えると思います。



上半身から下半身にいくにつれて返り血の量を大きさを多くしています。
それと、背中側は返り血浴びてないだろうと思ってやっていません。手抜きじゃないよ?



脚は面積も広いので割と盛大に。足はまっかっか。



そんな感じでチェルミナートル完成しました。
つづきはギャラリーにて。

【ノンスケール】 チェルミナートル製作 その2

2013-10-25 22:53:45 | ロボット・SF模型製作記

およそ2か月ぶりとなるチェルミナートル製作の更新です。どうにか来月の展示イベントまでには間に合わせようとピッチを上げて製作しております。
まずは、足の関節ですが、腕と同様ハメ殺しなので関節のジョイントの一部をカットして後ハメ化。



それと膝部装甲は関節を動かすと連動してスライドするギミックがあるのですが、塗装時に邪魔になってしまうので、不知火・弐型の時と同じようにジョイントを切除してスライド機構をオミット。必ずしも必要なものではないですからね。



塗装をします。
地色の紫は調合して、関節や突撃砲は原色のまま。突撃砲はRLM75グレーバイオレット、関節はRLM74グレーグリーンでふ。



1週間くらいかけておわり。ガンプラでいう1/100クラスとなると筆塗りは骨が折れる作業です。



まあ今回は塗装なんてのはまだ序の口でして、この上に大量のデカールをはらにゃならんのです。
チェルミナートルはスプリッター迷彩が特徴となっていますが、このキットではそれをデカールで再現することで無塗装でも設定どおりに仕上げることが出来るというもの。
そしてそのデカールの数なんと200枚超え。恐ろしい。大判の台紙に所狭しと配置されています。



鬼のような作業でした。デカールには迷彩部の外側にほんの少し透明の余白があるのですが、それがまた厄介で・・・。
それでも、マスキングして塗り分けるよりは格段に負担軽減になるわけですから、塗装派にも嬉しい仕様であることには違いありません。


次回の更新時には完成まで持っていっているかな?




【ノンスケール】 チェルミナートル 製作 その1

2013-08-21 23:18:39 | ロボット・SF模型製作記

チェルミナートル作りますよ~。ソ連機だぜわっほい。
ちょっと気合い入れて作りたいので、最近では珍しく組立過程も入れながらの製作レポートです。



胴体。とくに弄ったところは無く、素組みです。



腕。肘関節部はハメ殺しになっているので、後ハメ加工が必要です。
二の腕の方の関節は、四角い枠の上側を切除することで後ハメ化。



下腕は、グレーの錠剤みたいなパーツがこれまたハメ殺しになっているので後ハメ加工を・・・といきたいところですが、中々糸口が見つからない。



普通に組むとこうなってしまいます。錠剤パーツが取りだせない。
なんでモーターブレードの部分を別パーツ化しなかったし・・・。



悩んだ末、パーツ内側の一部を切除して穴を開け、そこから錠剤パーツを差し込む感じにしました。



加工後に組み立て。
パーツが丸見えですが、最終的には肘関節で見えなくなる・・・はずです。

下腕側の関節もハメ殺しになっているので突起を削ったのですが写真を撮り忘れたので、これはまた次回。

ノンスケール 不知火・弐型(タリサ機)製作 完成

2013-04-27 23:07:58 | ロボット・SF模型製作記

コトブキヤのノンスケール不知火・弐型(タリサ機)が完成しました。



素組み(+小改造)と筆による全塗装といういつもの仕上げです。
カラーリングはイラストやプラの形成色よりもちょっと暗めな感じ。どっちかというとZガンダムのティターンズカラーです。



基本的に素組みですが、膝を曲げると連動して動く膝装甲は塗装の際邪魔になるので関節との接続を切って独立させました。装甲との連動が無くなるだけで特に可動に支障は出ません。
あとは跳躍ユニットの翼などハメ殺しになっているパーツを加工して後ハメできるようにしています。



後ろはやはり手抜き。塗り分けるべきところを塗り分けてなかったりします。
機体各所にある水色のセンサーパーツですが、裏側にピラーテープを貼り付けることで光っている印象を出させました。
これがなかなか効果が大きいです。銀の塗料で塗るより全然いいです。ガンプラでも採用したいですね。



頭部センサーマストの白いラインはイラストよりも簡略化しています・・・。手抜き。



跳躍ユニット装着。



跳躍ユニットには形式番号XFJ-01bがマーキングされています。なんか出典によっては付いていないので貼らないのが正解らしいですが、形状が跳躍ユニットに合わせてあって他に使い道がないので貼りました。



反対側。



というわけで、初の戦術機キット、コトブキヤキットとなった不知火・弐型でした。
面白かったです。そろそろガンプラも飽きかけてきたころなので、こういったガンプラ以外のロボット物、さらにはロボット以外のキットも作ってみたいですね。

次はギャラリー編です。

ノンスケール 不知火・弐型(タリサ機)製作 その1

2013-04-05 23:08:01 | ロボット・SF模型製作記

前回のフルメタのM9に引き続き、今回もガンプラ以外のキットです。去年放送したTVアニメ「トータル・イクリプス」に登場した戦術機というロボット兵器、不知火・弐型(タリサ機)のノンスケールキットです。
見た目のかっこ良さもさることながら、ガンダム以上に練り込まれた設定がいいです。あとはエロスーツとか。



キットはコトブキヤが出しています。値段が高い高いアンド高い。というかガンプラの値段が低いんですよね。最近気づいた。
あとはパーツ多すぎ。パーツ構成はガンプラでいうと無印1/100クラスなのですが、色分けがほぼ完璧なので細かいパーツがとても多い。300くらいあったんじゃない?
あとやっぱガンプラとは作る時の要領が違うので初めは手間取りますね。
突撃砲4門の合わせ目消しはしんどいですな。でも4門あるのと無いのだと違ってくるので我慢して黙々とヤスリ掛けしました・・・。

とりあえず今回は素組みでつくってみることにします。

【1/48】 M9 ガーンズバック 製作 暫定完成

2013-03-11 23:29:41 | ロボット・SF模型製作記

はい、できました。一応は。



一応・・・というのは、右肩のシールドのボールジョイントの付け根が折れてしまい、シールドを取り付けられなくなってしまったため。
接着剤で付けてもすぐに折れてしまうので、根本的にボールジョイントを付け替える必要がありそうです。
市販のパーツを買ってきて、肩に穴を開けて突き刺すって感じになりますかね。

というわけで、これが解決するまでは暫定的な完成ということにさせておきます。ちゃんと完成したらまた詳しいことを上げていきます。
暫定的措置を取ったまま放置しないといいんですけど・・・^^;

【1/48】 M9 ガーンズバック 製作 その1

2013-03-01 22:00:51 | ロボット・SF模型製作記

たまにはガンプラ以外のキットを作ってみたいと思い、選んだのが積んであったアオシマのM9ガーンズバック。
「フルメタル・パニック!」に登場するアームスレイブという兵器です。アニメ4期はまだか!?
1/48スケールですが、モデルが約8mとモビルスーツに比べて低いのでガンプラ換算だと大体1/100スケールです。
アオシマからは相良機、マオ機、クルツ機の3タイプが出ましたが、違いは装備の差異程度で基本的な部分は同じ。おかげで装備に偏りが出てきて個人的にはう~ん・・・?という感じ。
アーバレストとかコダールとか他のASの展開も期待していたんですけど、今のところラインナップはM9だけ。売れなかったのかなぁ。



組んでみました。
まだ静岡にいたころに某師匠から「組みにくいからやめとけ」と言われていてその時は買うのをやめていたのですが、他の店でたたき売られていたのに目が行って購入。マオ機を選んだのも特にこだわりがあるわけでもなく、安売りされていたのがそれだったからというだけの話。
感想としては、なるほど組みにくい。主に説明書が読みづらかったです。それでも何年かプラモ作ってればどうということないという程度でしたが。
パーツ構成は後ハメ加工が必要ない塗りやすいキットでした。ダボ穴の合いがきつくてパーツを折ってしまったのがアレでしたが・・・。

既にサフも吹いて1/3くらい塗装を済ましているので次は完成だと思います。
というわけで珍しくレビューも含めた製作記事でした。