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【1/48】一式戦闘機隼一型キリエ機(荒野のコトブキ飛行隊) 製作【ハセガワ】

2020-03-05 22:55:17 | 航空機模型製作記
「荒野のコトブキ飛行隊」というアニメが去年放送されていました。戦車や軍艦のそういう系のアニメ・ゲームは流行っていますが、一方で軍用機はなんにも無いので寂しがっていたのもあり、新宿でやった放送前の試写会にわざわざ行く程度には注目していました。
戦車や軍艦のそういう系のアニメ・ゲームには及ばず、世間ではあんまり流行っていないんですが、西部劇風の世界観は良いし、登場人物の掛け合いは小気味よいです。もちろん戦闘機も良きです。どうやら日本機だけしか出なさそうだな、と悟った時はちょっとがっかりしましたけど。アメリカのP-39出てきたら絶対面白いのに。
今はスマホゲームが展開中ですね。ゲームはやらないんでそっちの方は何も触れていないんですけれども。

で、戦車や軍艦のそういう系のアニメ・ゲームの流れからして、劇中に登場した兵器のプラモデルが発売されるのは自明でして、そこは昔は飛行機に自信ニキだったハセガワが期待通り押さえてくれました。
キットは初め、瞬殺されるほど早く市場から消え去ってしまって、私もどうにかギリギリのところで手に入れました。ただこれはアニメが人気だというよりか、ハセガワが需要を見誤って生産数を絞りすぎたんじゃないかと思いますが・・・。
これはその後再生産されたので、今も市場に流通していると思います。

そんなわけで、今回はこれを作りますゆえ。


デカールはこう。迷彩柄がデカールで再現できるのは大変うれしい限り。あるとないとではやる気が変わってきます。当然ある方がやる気出ます。


最初はコックピット作り。ここは組立図通り進めます。


コックピットを作り終えたら胴体や主翼を組み立てて大まかに機体の形を作ります。ここも組立図通り。
機体の塗装は、まず黒を下塗りします。この上に銀を塗るとやや暗めの仕上がりになったり、下塗りのおかげで表面が平滑になって銀のツヤが出やすくなったりとか、そんな感じです。


全体に銀を吹きます。機種の黒の防眩塗装と主翼前縁の黄色の味方識別帯も塗っておきます。


防眩塗装なのでつや消し黒です。今回はこれに加えて青を黒:青=9:1の割合で加えました。やや退色した印象につながればいいですが・・・。
この後の工程でつやありトップコートを吹くので防眩部分をテープで覆います。


補助翼と方向舵は金属ではなく羽布で出来ているので、色を変えて材質の違いを再現します。銀:灰色=8:2くらいで灰色を加えています。
それ以外は銀一色で、パネルごとに色を変えるような真似はしませんでした。どうせ迷彩柄にしちゃうしね。


フラップは組立図だと青竹色の指示ですが、劇中の機体を見るとここは機内色になっています。組立図の誤りですね。ここは注意しておきましょう。


デカールを貼りました。大判デカールですが、あまり貼り付けに苦労はしませんでした。位置決めは、こっちに合わせようとするとあっちが合わなくなる、みたいな具合に少しずれてしまうようです。気になる人は予めデカールを分割して貼り付けたらいいかもしれませぬ。

デカールの迷彩柄は、くっきりとした表現になっています。まるで新品、塗りたてみたいです。
劇中の機体はとても使い込まれたようになっているのでこのままではちょっと合いません。


エナメル塗料のクロームシルバーを使って、迷彩柄の縁をドライブラシで剥がれた表現をしてやります。
まずは尾翼で試してみます。上の尾翼がドライブラシを掛けたもの。うむ、いいじゃないか。


これを胴体と主翼にも広げます。前後方向にドライブラシを掛けるとたぶんスピード感が出ていいと思います。乗り降りの時に踏まれやすい主翼の付け根の辺りは多めにドライブラシを掛けて他よりも剥がれているように見せます。


次にエアブラシで汚し塗装します。
通常よりも薄く希釈したオリーブドラブ、タンの塗料で薄く細吹します。埃っぽい印象になりました。


胴体の分割線の部分はやりすぎたと反省。
あとはエンジン排気のスス汚れはジャーマングレーで塗りましたが、大げさになってしまいこれも反省。


裏側も同じ様に汚します。


それでも全体的にはなかなか味が出たじゃないかとご満悦。
最後に半ツヤクリアをトップコートして塗装は完了。


フラップはなんだか合わせ位置がビミョーにずれてたみたいで少し苦労しました。


脚は割りかしカチッとはまってグラグラ動くようなことがなかったので良いですね。


風防を貼り付けてアンテナ線を貼って完成です。


ええやん!いいものが作れたなぁ。


今回はこれで終わらず、隼を飾る台も作ります。荒野を連想させる地面を作ったジオラマです。気合が違うでしょ?
まずは100均で買ってきた写真用額縁を用意します。B5サイズにしましたが、隼を枠内に完全に収めるには少し小さかったです。ただあまり大きいとたるんで見えてしまうのでこれでいいかなと。


枠をマスクして、枠の内側には紙粘土を埋めます。少しでこぼこさせると良いかもしれません。


絵の具で粘土に下塗りします。


その上に、タミヤのテクスチャーペイント・ライトサンドを塗ります。セラミック粒子が含まれているので、ザラザラした地面になるのだ。
値段が高いので使いすぎ注意。なので下塗りは必須です。


テクスチャーペイントだけだと色が単調なので茶色系の塗料でエアブラシ塗装して表情を多少なりともつけてやります。


たぶん地面だけだと荒野と言うより砂漠になってしまうので、草を生やします。
鉄道模型のカトーが売っているコースターフを準備します。使ったのは枯草色と緑褐色の2種類。


これを混ぜます。枯草色:緑褐色=6:4くらい。


調合した草を好きな位置に貼り付けます。地面と枠の間に隙間ができてしまったので、そこを隠すのに重点的に使いました。
貼る時は木工ボンドで接着します。ここらへんは、以前に鉄道模型のレイアウトを作った時の経験を使っています。


こんなかんじで完成。隼を引き立てるには十分じゃないかなー?


台の上に隼と付属のキリエのアクリルスタンドを乗せて完成!台の枠にはコトブキ飛行隊のロゴのデカールを貼りました。
いいですねぇ!雰囲気出てるんじゃないでしょうか。
キリエのスタンドは縮尺が隼と合っていないですが、賑やかしということで。他に使い道ないしね・・・。


地面を作るのはキット製作においては余分な蛇足なんですが、あると華が出ますね。うーん、コトブキの作品には台を全部作るのもいいですね。

充実感の高い製作になりました。
完成品はギャラリーにて。

<使用塗料>
機体:C8シルバー
機体下塗り:N2ブラック
防眩塗装:H12つや消しブラック:H5ブルー=9:1
機内:N127コックピット色(中島系)
エンジン:N18黒鉄色
排気管:N76焼鉄色
オイルクーラー:N10カッパー
プロペラ:C131赤褐色
プロペラスピナー:C114 RLMレッド
脚庫内:H63青竹色
迷彩剥がれ:X-11クロームシルバー
汚れ:H27ライトブラウン(タン)、H52オリーブドラブ、N32ジャーマングレー
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横田でプチアメリカ旅行 その4【2017/9/16】

2020-03-03 20:59:38 | バス・航空機撮影記
ボーイングP-8Aポセイドンというアメリカ海軍の対潜哨戒機。同社の小型旅客機737-800を原型にしています。
今見たRQ-4の海軍版であるMQ-4C無人哨戒機との連携が前提の機体で、哨戒任務はMQ-4Cがやって、それがアヤシイ目標を発見したらP-8Aが現場に急行して対応するというのが基本だそうな。なので従来のアメリカや日本で長年働いているP-3や日本が最近開発したP-1とは運用思想が異なるのです。


見た目は窓のない737です。屋根にアンテナがやたら付いているのが目に付きますかね。


下部にもいろいろな機器のフェアリングが出ています。


C-17。遠くからでも目立つのなぁ。


C-130。


これは人の居ない状態で撮れていいですね。


航空自衛隊の練習機、ビーチクラフトT-400。空自の練習機はT-7が一番最近の機種ですが、T-8からT-399まではどこにいるのよ?というのはたぶんお決まりのジョークだと思います。
実際は、ビーチクラフトのビジネスジェット、モデル400を原型にした練習機だからその番号をそのまま使った、という単純な理由。命名規則から外す理由ってなんだったんだろうか。


航空自衛隊のふそうキャンター。電源車ですかね?


ビーチクラフト・ボナンザE33。これは軍用機ではなくて民間機です。登録記号がJAナンバーなので所有者は日本人でしょうか?
ボナンザといえば尾翼がV字のアレです(RQ-4のような配置の尾翼)。アレは35型という機種ですが、これは普通の尾翼をしているんで33型なのです。


セスナ172。いわゆるセスナ機です。
なんかこの派手な塗装は前にも写真で見たことがあるんで、友好祭の常連かなんかでしょう。



ここからは軍事オタクが持ち寄った軍用車両の展示。やっていることは本物の電車を持っている鉄道オタクと変わらん。
日野の73式1トン半トラックの救急車仕様。



オートカー(という会社)のM3ハーフトラックというやつ。後輪はキャタピラになっているんだね。ケッテンクラートの大きい版みたいな、そんなかんじかしら。



ダッジWC-52 3/4トントラック。ダッジのボンネットは見分けが付きやすいのだ。



M1026という汎用輸送車。ハンビーと呼ばれとるやつですね。



ウィリスM38。いわゆる出目金ジープ。

軍用車については軽くこんなところで。


腹も減ったので、横田基地名物ステーキを食べます。大人気で行列もできているので、そこそこ待ちます。


ステーキ肉とコストコで売ってそうなパン、焼きとうもろこしのセット。
うまいうまい。


おじさんビールも付けちゃうぞ~。
なんで容器がこんなに背が高いのよ。この容器も横田基地名物だそうな。


見るもんを見たので、出国して日本に帰国します。
ところで帰りのゲートの地面で見たこれですが、これって逆走車両絶対通さないマンですよね。
作動状態だとそこの櫛状の穴からトゲが出ていて、逆走してくる(あるいは不法侵入しようとする)車両のタイヤに穴を開けてパンクさせてしまうのです。従走時はトゲを踏んでもトゲが穴の中に沈むのでパンクしません、という作り。

横田基地友好祭は以上です。
直前の横槍で展示機の大半は欠席したので満足はできませんでしたが、基地の中に漂うアメリカの雰囲気を感じて少し懐かしくなりました。また再挑戦したいところです。

出国後もまだ続きがありますが今日はここまで。


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横田でプチアメリカ旅行 その3【2017/9/16】

2020-03-02 22:53:17 | バス・航空機撮影記
横田基地友好祭には航空自衛隊のみなさんもゲスト参加しています。本当は戦闘機も展示されるはずだったのですが、北の国がイキって弾道ミサイルを撃ったので空中給油機のボーイングKC-767しかいません。かなしい。
KC-767は、旅客機のボーイング767-200を軍用空中給油機に設計変更して新造したもの。パット見は普通の767と瓜二つ。空中給油機は旅客機を原型に製作されたり要らなくなった爆撃機を改造したりと、他の機体を流用する場合が全てです。


KC-767のKは空中給油機を示す記号で、Cは輸送機を示す記号です。なので胴体の下半分は貨物室になっているのです。まあここは旅客機と変わらんのですが。
ただし、上半分の客室も貨物室に使える設計になっていて、左舷側にでかい貨物扉をブチ開けています。客室は兵員輸送にも使えますが、窓がないので人権は低めです。座席も2-4-2列のクソ配列(旅客機だと大抵2-3-2列)。まあ軍用機だしん・・・。


尾部に空中給油装置があります。お尻から伸びている管が給油管ですね。あれの先端を給油する機体の給油口に接触させて給油させます。これはフライングブーム式というやつです。


搭乗階段にはフォードF-550SDが使われてました。おおう、こんなところでピックアップトラックを見られるとは。


横から見るとこう。


C-130H。退役したら他国へ中古で売却されるのか、それともボーンヤードでモスボールされたりするんだろうか・・・。


これもフォードF-350SDを使った救急車。
いつかも書きましたが、フォード(それとGMも)はピックアップトラックのシャーシ、エンジン、キャブだけの状態、いわゆる「カタウェイ」の状態で販売をしていて、それを車体を装荷するボディビルダーが各種用途の特殊車両に改造して販売しているのです。救急車もそのひとつなのです。


アメリカ製の割に意外と狭いなぁという印象。日本のハイエースの方が空間が広いんじゃないだろうか。


消防車です。メーカーははっきりと分かりませんが、スパルタンかな?
特殊車両の中でも消防車は専用に設計されていて、アメリカでは珍しいキャブオーバー式なのも目を引きます。


これははしご車です。うにょーんとはしごが伸びています。
先端で国旗を掲げているところがアメリカらしくて好きだよ。


他にもいますが割愛。
こういう車両、輸送機で運ばれてくるんですかねぇ?


マクドネル・ダグラスC-17グローブマスターIII。C-130よりも大きい大型ジェット輸送機です。カナダ空軍の機体を見たことがあるので、これが初めてではないです。


プラモデルで言うところのモールドラインはこれに限っては凸が正解なんだなぁ。でも凹モールドがプラモデルでは正解なのだなぁ。
機体内に延びている管はなんなんだと思いましたが、冷気を送っているようです。


親近感の湧く短い足。着陸時は脚が胴体のバルジから飛び出るのかかわいい。


軍用機と言えど最近は燃費性能が求められるのか、燃費改善のため翼端にウィングレットを付けるようです。


機内は広いのです。戦車だって運べるぞ。


エンジンを後ろから。ファンの羽同士の隙間が透けて見えるのです。ターボファンエンジンですなぁ。


C-130H。いや、これしか撮るものがないのよ。


ライアンRQ-4グローバルホーク。これが見れたのは今回の数少ない収穫です。
これは無人偵察機です。要はドローンです。
在日米軍には配備されていないんですが、本来の配備先のグアム島のアンダーセン基地が夏の台風の季節になるとRQ-4を飛ばせなくなるので、日本に退避させています。三沢基地に退避するのが通例ですが今年は臨時に横田基地に退避させたようです。ラッキーなのだ。
思っていたよりもずっとデカイな、というのが第一印象。機体だけの写真しか見てこなかったので、対比できるものがなかったんですね。
これは機密性が高いのか、周りを柵で囲んで触れないようにしていました。


ステルスにも配慮しているのよ、という具合の尾翼。水平/垂直尾翼を統合したやつですね。
胴体の上にジェットエンジンを配置しているのは無人機ならではのものですね。友人機だと緊急脱出した際に操縦士が吸い込まれてミンチよりもひでえやになるので(それをやったのがこいつ)。
この配置、通常胴体内に配置するエンジンをその外へ置いたことで胴体内に何もない空間が生まれたということになります。この中に偵察機器を入れているんでしょうかね?


偵察機器とか飛行機器とかレーダーとかが詰まっているんだろうなーという前頭部。形状は何だかエッチというか卑猥だ。


高高度を長時間滞空して飛行できるように開発されたんで、グライダーみたいなアスペクト比のクソ大きい主翼をしています。全身撮るのも一苦労。
隅っこに写っている人間と機体の対比に注目。機体、大きいでしょ?こんなにデカイとは思ってなかったから少しショックでした。

というところで今日はここまで。


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ビクトリアの沿岸要塞跡地を見学する その8【2016/3/16】

2020-02-28 22:19:20 | 日常記
下部砲台の砲台部分に来ました。造りは先に見た上部砲台と同様です。ただしkちらには復元された大砲部分はありません。


その代わりですが、6インチ砲の砲台の模型がありました。
上部砲台で見た砲台の上にある天板は展示を見やすくするための足場だと思っていましたが、どうやら現役時からあったもののようです。敵の砲撃からの砲兵の保護のためでしょうね。


この模型はスグレモノでして、レバーを動かせば砲台がガションと上にせり出してくる機構が再現されています。


下からも見てみましょう。


こうです。
ちなみに砲弾の装填は大砲が下がった時にしかできないので、撃つ度に大砲を一度下ろさなければならないという手間がありました。



防御壁の端だけ、なにか空間がありますが、よくわからず。


大砲は復元されていませんが、その分砲台の基礎がよく分かるようになっています。この通り、砲台は旋回可能だったのです。これは上部砲台では気づかなかった点でした。
ちなみに、この6インチ砲の運用には10名の砲兵が必要でした。


退避壕的な・・・?


砲台の上に登ってみます。


上からの景色。東を向くとカナダ海軍のエスクイモルト基地が望めます。



ここは射撃指揮所。右のコンクリートの柱は、距離計を据えていた跡。
俯角距離計 (Depression range finder) というのを使っていたのですが、原理とかは割愛します(手抜き)



こういうふうに使ってました。距離計というと戦艦の測距儀みたいに左右の対物レンズがあるのかと思っていましたが、これは単眼だそうです。で、三角測量法で目標との距離を計測します。海面から距離計までの高さは潮の満ち引きの補正は入りますが基本的に一定なので、あとはこの距離計が出す俯角を出してやると、距離計から目標までの距離が分かるのだ、という具合のはず。


下部砲台を後にします。ここはさっき見た工事中の区画。


海岸沿いを歩くとエスクイモルト基地が見えます。割と小さめの基地ですけど、カナダ海軍の太平洋側の重要拠点です。



ここから見えている軍艦はHMCSレジャイナ (HMCS Regina) FFH-334というフリゲート艦です。駆逐艦よりも小型のフリゲートですがカナダ海軍の主力艦艇です。一時期は正規空母も持っていたカナダ海軍の戦力は現在はかなり縮小されているようです。
その右にいるにはBCフェリーのクイーン・オブ・カンバーランド (Queen of Cumberland) がドック入りしています。BCフェリーはビクトリアからバンクーバーへ出かける時に乗るフェリー会社ですが、この船はローカル航路担当のようです。
なんで軍港に民間フェリーがいるのかしらと思いましたが、このドックはシースパン社が運営する民間ドックなのだそうな。軍艦どころか大型クルーズ船も入渠できるような大型ドックを持っています。


カモですね。君ら海の上でも平気なのか。


今度は上空をハーバーエアの水上飛行機が通過していきました。DHC-3T (C-FIUZ) です。


要塞の石垣。この石垣の向こうはさっきの工事中の区画でしたので、見れませんでした。


ブイで作られた方位のあれ(語彙力)


世界各地の主要な港湾都市の方位と距離が示されています。YOKOHAMAは7,612km彼方にあります。
レースロックだけ知らない名前ですが、これはビクトリア沖にある灯台の建っている島だそうです。

というところで今日はここまで。


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ビクトリアの沿岸要塞跡地を見学する その7【2016/3/16】

2020-02-25 23:15:20 | 日常記
3つある砲台陣地の最後のやつ、下部砲台 (Lower battery) に来ました。
ちなみに最初に見たのは上部砲台 (Upper battery) です。


現在地です。


門をくぐります。入り口が塀に囲まれるように窄まっているのは、侵入対策というのは明らかですね。ここらへんは日本の城塞と設計思想が似ているのが興味深いです。やっぱり考え抜くと辿り着くところは一緒なんやね。
塀も背が高いですが、塀の内側は盛土されていて今いる塀の外側よりも地面が上にあります。内側の地面の高さは、塀に空いている狭間の高さから察してみてください。これも、戦闘の際は上を取っている方(要塞を守る方)が有利に立つという基本に徹しています。


門の守衛室。



守衛室の門を挟んで向かい側の建物。見張り台でしょうな。


斜面の狭間は段々になっていて、守備兵が銃を撃ちやすいようになっています。塀の向こう側の地面の低さにも注目。


塀の先は何やら工事中でした。保守作業かな?


砲台に据え付けられている大砲を取り外しする時に使う道具の模型。Repositoryと呼ぶんだそうですが、翻訳不能でした。分からん。
というか、普通に三又(三脚)ですよねこれ。



滑車とかフックとか。


これに巻き付いている縄は滑車とフック、それに引っ掛けている大砲に繋がっています。
縄が巻き付いている丸太の左右端にあるハンドルで縄を巻き上げて使うんですな。


再び守衛室。


中は普通に生活というか事務仕事ができる居住性。


塀と繋がっている壁には狭間あり。なんだかんだ言って軍事施設である。


別の角度から。


ここは弾薬庫。岩をくり抜いて造った天然の要塞。書いてある通り、1896年築でしょう。入り口の右上にある小さい四角いのは換気口です。


これは装薬の貯蔵庫です。装薬は火薬を布製の袋に入れたものですから、湿気ないようにこういう箱に入れて保存していたのか。なるほどなぁ。
袋に使っている布はたぶん絹だと思います。戦艦の主砲の装薬は絹でしたので、それと同じ可能性はあるでしょう、程度のものですが。
装薬は、そこの鉄製の筒に詰め込んで移動させます。



弾頭の貯蔵庫。奥の行き止まりの左側に、表に通じる窓があって、そこで表へ弾頭や装薬を渡します。

親切なことにここには弾頭の種類の説明書きがありました。
一番手前から、先端が白黒模様のやつは練習弾。
先端が欠けた赤黒模様のやつは榴散弾。弾頭の中に球状の散弾が詰まった対人・非装甲目標用弾頭です。要は散弾ですな。第一次世界大戦の頃は多用されましたがその後第二次世界大戦までに廃れてしまった模様。ただ、クラスター爆弾やフレシェット弾のような後継は今もいますね。
紅白模様のやつは徹甲弾。発射された砲弾の運動量で破壊するやつ。
黄色いやつは榴弾。砲弾の中の爆薬の炸裂とその時に出る砲弾の破片で破壊するやつ。

・・・だ、そうです。謎が解けた。


弾を上の砲台へ運んでいるダニー(仮名)。こんなにこやかな顔で猫を抱えるような手付きで運べたのかは疑問。

弾薬庫の廊下はこんな感じ。

というところで今日はここまで。


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横田でプチアメリカ旅行 その2【2017/9/16】

2020-02-23 22:35:26 | バス・航空機撮影記

貨物室の奥はコックピットの見学も出来たもののこっちは時間かかりそうなので止めたような記憶。そもそもそんなものやっていなかったような気もします。なんにせよ貨物室だけ見て外に出てきました。
外に出て目に入ったのはC-130の脚。めちゃくちゃ脚が短くて親近感が湧くぜ。
脚が短いと着陸時の衝撃で脚が折れにくくなります。C-130は未整地の滑走路でも離着陸できるように設計されています。この子結構乱暴な操縦が想定されているのよ。
車輪の上に出っ張っている水滴状の出っ張りは後付のセンサーでしょうね。どういう働きをするのかは知らん。


エンジン排気のスス汚れ。模型の参考までに。でもC-130のプラモデルって決定版と言えるようなもの無いよね?1/144あたりで欲しくない?


主翼から吊るされている空中給油の授受装置。先端の赤いのは他の機体から空中給油を受ける時に使う給油口。飛ぶ前にキャップを外します。Remove before flightです。


で、後ろ側はC-130が他機に給油する時に使うホースが収納されています。給油時はホースを伸ばして、給油を受ける側は給油口をホースの口に接触させて給油を受けます。
こういう方式をプローブアンドドローブ式と言うので覚えておきましょう。


横から見るとこう。C-130は燃料搭載量が多いので戦闘機へ給油してやる側で使われることが多いと思いますが、この装置なら給油を受けることもできるのです。
ところでこの給油方式はアメリカ空軍の機体では採用されていないんですが、使い所が分からない・・・。空軍の燃料を海軍に分けてやるほど仲が良いとも思えず。


第二次世界大戦後のアメリカ機でよく見るプロペラ。形状が美しくないのであまり好きではない・・・。
飛行機の誕生以来、プロペラの形状は常に進化を続けてきたんですが、1950年代くらいになるとジェット機の到来もあって進化が鈍くなってしまいました。そんな時代に開発されたやつです。だから美しくないのかは知らんですが。


機首に回ってみると、アナタお鼻が長いのね~。まるでウソップ。
これ、普通のC-130じゃないねと思って調べたら、MC-130Pという特殊な輸送機。名前もコンバットシャドウという中二感が溢れるものが与えられています。アヤシイ任務とかに使われるそうな。まあ名前からしてねぇ。


正面から。鼻が・・・。鼻にピントが合ってしまう。


C-130はこの風防周りの形状がな、未だに慣れないというかかっこ悪いようにしか見えないんじゃ。


こっちは普通のC-130J。前回も書きましたが北朝鮮がミサイル撃ったせいで今日の展示機の大半は欠席になってしまいました。今日出席しているのは横田基地を拠点にしているC-130が大半なのです。なのでC-130ばっかでこれしか撮るものがない。かなしい。


C-130Jのプロペラは従来型と異なり6枚翅になっていて、ペラの形状も異なります。
第二次世界大戦以来、進化や発展が鈍かったプロペラですが、1990年代になると炭素繊維やガラス繊維の新材料が発達してきたので、それを用いたプロペラが出現し始めました。炭素繊維やガラス繊維だと金属と比較した場合、強度も軽さも上になるのでより速い回転数でぶん回しても耐えられるのです。また、金属よりも軽いなら金属製よりも炭素繊維製の方が多い枚数を付けても合計の重量は同じにできます。
ちなみにペラの長さは金属製よりも短い傾向にあります。これは、より高い回転数で回せるようになると金属製と同じ長さだとペラの先端が音速に近くなってしまうから。音速に近くなるとペラが発生させる推進力が落ちてしまうんですね。
なので、炭素繊維/ガラス繊維製の短いペラを多数配置するというのが最近の傾向です。6枚翅だとイカツイですしペラの形状も美しいので私はこれ好きです。最近のプロペラ機はこの形状のものを装着している場合が軍用機、旅客機問わず多いです。


主翼の追加燃料タンク。プローブアンドドローグ式空中給油のホースも投下できる模様。ただし、自機は空中給油を受けられないようです。


後ろ。スコープドッグのような目が付いてますけど、空中給油の状態を示す信号かしらね。


ちょうどこの時期は横田基地のC-130がH型からJ型へ更新されている最中だったような記憶です。だからなのか、垂直尾翼にはテールコードが書かれていませんでした。着任したてホヤホヤ?


これの貨物室にも入ってみます。うーんまあ、変わらない?
操縦室は計器類が液晶画面化されてかなり様変わりしたようです。



H型とJ型の並び。


海兵隊もゲスト参戦しています。これはシコルスキーCH-53Eスーパースタリオン。
重輸送ヘリコプターで、まあデカい。今現役のヘリコプターでは最大です。
自衛隊も持っていたはずですが、いまは退役してしまったかな?


回転翼の基部。ここらへんの機構については、何も勉強していないのでよく分からんのだ。


実はエンジンは3発積んでいます。


これは列の進みが鈍かったので見学はパス。


人間が入ると大きさの対比が簡単なのでそういう時は人混みもありがたいかな。

というところで今日はここまで。


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横田でプチアメリカ旅行 その1【2017/9/16】

2020-02-22 21:39:54 | バス・航空機撮影記
2017年9月16日。
東京にあるアメリカ空軍横田基地へ行ってきました。ここは日本の中のアメリカ合衆国なのでホイホイと入れる施設ではないのですが、年に1日だけ日本国民も入場できるフレンドシップデーだったか友好祭だったかなるものがあります。それに行ったわけです。
基地内はアメリカですから、これすなわち海外旅行。なのでパスポートか住民票付運転免許証あたりが入場の際に必要になります。パスポートを持っている場合はそれを持っていくのが楽です。私もパスポートを準備して行きました。まあ入場に必要な書類や注意点に関しては詳しくはググってくれたまへ。

まずは、静岡駅初電の「こだま」700号で東京駅へ。


そこから中央線と青梅線を乗り継いで拝島駅で降ります。通ったことはあるけど降りたのは初めてかな。
拝島駅から横田基地までは歩いていきます。今日の拝島駅は横田基地へ行く人達で溢れていますから、人の波に乗ってついていけばいいのです(他力本願寺


ぞろぞろと大名行列を歩いていきます。中々たどり着かない。
道中では沿道の民家や店舗が横田基地目当ての人に貸駐車場屋を開いていて、いい値段で駐車場を貸していました。


沿道では日本の警察も目を見張っています。パトカーの上にお立ち台を立ててその上で交通整理をしている警官が。なるほどあれがDJポリスか。初めて見たな、というかハロウィンの渋谷くらいにしかいないと思ってたんで、一生会うことがないと思っていました。


入り口に来ました。ゲートの雰囲気は以前に入ったことのあるデイビスモンサン基地に似ているなぁ、共通設計なのかなぁとか。


基地の門です。みんな同じ方向を見ていますが、この日は航空自衛隊のブルーインパルスが飛行している日なのです。
なんでこの日にこんなところで、、、と忘れていたんですが、調べたら八王子市制100周年記念行事の一環だったそうな。横田基地関係なかった。


入国成功。標識類は全部アメリカのもので、日本語が見当たらない。アメリカの土地なんだなぁ。


ブルーインパルスが飛んでますね。ここは別に八王子市ではないので演目と演目の間だと思いますが、ビシッと機体の編成を揃えていますね。


まあ、今日の目当てはこっちなのだ。うーむ人だらけだ。


ロッキード・マーティンのC-130Jハーキュリーズ。ベトナム戦争あたりから現役を続けているC-130輸送機の最新型。
書いていて思い出しましたが、今年の横田基地は戦略爆撃機やら戦闘機やらが大量に展示される予定なのでした。特にB-1Bは例の北米P4でもモスボールされた姿しか見ていなかったこともあって、ワタシ的には目玉展示でした。
しかし、当日の数日前に北朝鮮が飛翔体(事実上の弾道ミサイル)をぶっ放しやがり、朝鮮半島の緊張度が高まってしまいました。横田基地に展示される予定だった爆撃機や戦闘機、空中給油機は全てキャンセルされて他所の基地に待機となってしまいましたとさ・・・。
この時はかなりガッカリして北の国にも恨み節を飛ばしましたが、それでもまあ行ってみるか・・・ということになったのでした。


輸送機の機内見学の行列。すげー並んでる。きびしい。


周りの人がまばらで悲しいことになっているビーチクラフトC-12Jヒューロン。軽輸送機なわけですが見た目の通りでビジネスプロペラ機を軍用に流用したもの。これはビーチクラフト1900C


ベルUH-1Nイロコイ(ツインヒューイ)。おなじみの汎用ヘリコプターですが、大抵茶色と緑色の迷彩ばかりで空軍の灰色塗装は見慣れていないのでちょっと新鮮。
ちなみにN型は双発エンジンを積んだ出力向上型です。積載能力も上がって機体も少し大きくなったらしい。


輸送機の見学はなんだか進みが早いので、これなら行けそうと思い並んでみることに。


輸送機に飲み込まれていく日本人。くじらみたいだ。
御存知の通り、C-130は胴体の後部を貨物室との出入り口にして素早い荷物の積み下ろし、車両を直接積み下ろしできるようにする方式を確立した輸送機です。


C-130って横から見ると胴体尾部と垂直尾翼の付け根が細すぎて折れやしないのかと心配になったんですが、後ろから見ると胴体が横に太いのでちゃんと大丈夫そうなんだな。


空力性能が戦闘機ほど求められてない輸送機はリベットの頭が出ているんだよなぁ、とか。


乗車率90%くらいの貨物室。まだまだ詰められるぞ。
機内は普通の自動車くらいしか積めなさそうで、戦車や装甲車は難しそう。

というところで今日はここまで。


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平日朝のホームライナー撮影【2017/8/24】

2020-02-19 22:50:34 | 鉄道撮影記
平日に休みが取れることになったので、早起きして平日朝に東海道線を走るホームライナーを撮影しに行くことにしました。
あまり遠出だと超早起きになって嫌なので、近場の用宗駅付近に陣取りました。


2017年8月24日。
東海道本線JR用宗駅から安倍川駅方面へ歩いて最初の踏切の脇から撮影することにしました。
この日は特に何か珍しい列車が来るわけでもなし、ただの普段の記録です。できるうちにしておかないとね。
まずは313系2500番台+211系5000番台普通沼津行き。


EF210形126号機の貨物列車。福山通運のコンテナで統一されていて素晴らしい。


313系2600番台+211系5000番台普通興津行き。


1本目の373系+373系「ホームライナー静岡」2号は下り列車と被って撃沈。くそうくそう。


下り列車の撮影は・・・望遠が足りない。


313系2500番台+211系5000番台普通熱海行き。
211系先頭の列車が来ない・・・。


と思っていたら程なくして来ました。211系5000番台+211系5000番台普通富士行き。


もう1本、211系5000番台+211系5000番台普通三島行き。


313系2500番台+313系2350番台+211系5000番台普通熱海行き。
平日朝名物、8両編成です。あれ、こんな編成だっけ?運用変わった?


最後に2本目の373系「ホームライナー静岡」4号を撮影。こっちは無事に済んだ。
373系を2本連結して走るのはほぼホームライナーだけになってしまいましたから、また撮影してみたいものです。

これで撮影終了。帰りました。
おしまい。
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【1/16】フォード・モデルT 1910年式【ギャラリー】

2020-02-18 23:22:15 | 模型ギャラリー
キット:リンドバーグ 1/16 1910 フォード・モデルT
仕 様:1910年式ツーリング型

リンドバーグの古典キットから作りました。素直に素組しましたが、それでも鑑賞に耐えうる良キットだと思います。


誰もが認める名車でありますから、一度はプラモデルを作ってみたいと思っていたのです。良いキットと巡り会えました。





屋根はないので雨が降るような時は後ろの幌を展開します。これ別にオープンカーだったわけではなく、当時の車は開放型のキャビンが普通でした。少し後に現用車のような密閉型キャビンが登場します。登場当時は全天候型と呼ばれとりました。





シャーシの裏。エンジンが見えるのが良い。


運転席。

以上フォード・モデルTでした。
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【1/16】フォード・モデルT 製作【リンドバーグ】

2020-02-17 22:33:33 | スケール模型製作記
静岡ホビーショーでの中古プラモデルの即売会で入手したフォード・モデルTのキットを作ります。
モデルTあるいはT型は自動車史に欠かすことの出来ない1台とあって、主に海外メーカーからいくつもキット化されています(国内メーカーはさっぱり)。
今回はアメリカのリンドバーグ社のキットを作ります。モデルTは現用車と比べるといささか小型ですが、これの縮尺は1/16なので十分な迫力があると思います。


これの初版は1960年代の超ベテランプラモデルです。ちなみに今回のキットは2001年発売だそうなので、発売から20年近く経っています。
1枚で成形されたシャーシとフェンダーがドカンと目に入ります。モデルTの実車の部品構成はよく知りませんが、これは1960年代のキットなのだと思っていたよりも細かく再現されているなぁと。特にエンジン付きなのは高得点。


タイヤはゴムだし、メッキ部品は金メッキになってます。銅線のような金属線は、クラクションの部品です。


説明書は年季が入っていますなぁ。


シャーシと走り装置の部品を仮組みします。必要最低限にして十分な点数と再現度じゃないかなぁと。推進軸、バネ、変速機などが別部品化されていて立体感があります。現用車は一体化されることが多いですから、これはこの年代の自動車のプラモデル特有でしょうな。
シャーシと走り装置の部品はつや消し黒で塗装します。


トランクの部品。このピンは組み立てには不要なものですが、金型抜き取り時の取られ防止・・・?


上回りも組み立ててみる。ボンネットの立て付けがやや悪いですが、キャビンなんかはいいですねぇ!


ボディは黒で塗ります。クリア塗装してコンパウンドで磨きます。形状が単純だから磨くのも楽ちん。
靴摺りは銀色に塗ります。


運転室やエンジンを艤装していきます。


車輪やら風防やらを艤装。めちゃかっこいい!ホイールの赤がいいアクセントになるなぁ。
風防は金メッキされた枠に透明の風防部品をハメます。枠がメッキなのでセメントが使えません。
瞬間接着剤は白化が怖いので、セメダインのハイグレード模型用を使って白化を予防しました。


屋根がないのでキャビンもよく見える。


シャーシはこんな感じ。エンジンの色は緑にしました。

古いキットでしたがいい意味で大味だったので、部品の摺合せは難しくなかったです。外観の雰囲気は良いですし、大きい縮尺なのでハッタリもあります。満足できるキットでした。

完成品はギャラリーにて。


<使用塗料>
ボディ:N2ブラック
靴摺り:N8シルバー
シャーシ:N12つや消しブラック
ホイール:N3レッド
座席:N55ミッドナイトブルー
キャビン床:H79サンディイエロー
幌:N85セールカラー
エンジン:H26デイトナグリーン:H36ダークグリーン=7:3
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