黒鉄重工

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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その12

2013-02-27 22:40:19 | 海外旅行記

ツェルマットまで戻ってきました。






ゴルナーグラート鉄道の車庫を横切ります。Bhe2/4形に検査中らしきBhe4/8形後期型がいました。



分岐器のアップです。レールも可動すると思っていたのですが、ラックレールの設置面がレールの高さよりも上にあるので、可動部は普通の分岐器と同じようですね。ちょっとよくわからないです。
横切るつもりでしたが道を間違えたのですぐに戻りました。



線路沿いに歩いていくとBhe4/6形が山を下りてきました。



先ほどはゴルナーグラート山に登りましたが、次は別のSunnegga(スネガ)という山の中腹辺りまで登りたいと思います。
そこまで行くのに乗るのがケーブルカーです。



入口からは数百mの坑道が続きます。



ここにも改札。



ケーブルカーはあまり乗ったことないですけどよくある感じでしょうかね。



ケーブルカーが下りてきました。



坑道の中なので車内は結構寒いです。そして結構速度を出して運転しているので迫力もあります。いい感じのアトラクションですね。



600mほどの高さを登ってスネガに着きました。

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東武の電車に拉致られて・・・ 

2013-02-26 23:52:27 | 旅行・イベント記
※ジョークが多分に含まれている記事です。あまり本気になさらぬよう。※



朝の8時半に東武野田線の柏駅に来るようにとの指示を受けてその場所へ来たわけなのですが、なんと拉致されてホームに停まっていた東部の最新型観光列車634型に連れ込まれたのでした。



この電車、最終的には新栃木に向かうもののそこまでの経路は一切謎というミステリートレインのようです。
私の予想としては、柏→大宮→浅草→新栃木なんじゃないかなと。拉致のプロとなるとこのくらいの予想はつくものです。
というか駅の発車標に思い切りネタバレしてるし。特急大宮とかw



大宮駅に到着しようとするその時、「リゾートエクスプレスゆう」とすれ違い。すかさず形式写真を撮ろうとするも、色々障害物が多くて残念な結果に。
勝田のイルカもいつの間にか落ちたようですし、走っているうちに撮らなくては・・・。

大宮駅では学生による寒いだけの痛々しいセルフ車掌東武博物館の花上館長のお話を聞くことが出来ました。
野田線の今後の動きについてもお話しされていましたが、これをネットに流すと面倒くさい自己中妬みアホ野郎がうざい苦言(笑)を呈してくるのでやめておきますね。



大宮からは盛大に寄り道をすると言われ、春日部からスカイツリーラインを上っていきました。やっぱ浅草方面に行くようです。
他の団体の人たちが緩行線の電車と並走していることに興奮をしている中、私は東京拘置所の囚人の脱獄を防ぐために計算された構造に目を奪われていました。



北千住を越えスカイツリーが間近に迫ります。まだ完成してから近づいたことがありません。



隅田川を渡ると黄金のう◯こが見えました。撮らずにはいられない。



予想通り浅草駅に到着。そのまま折り返します。



車内では模型の運転もしていました。一緒に連れてきたonちゃんを置かせてもらって写真を撮らせてもらいましたが、微妙な反応でした。onちゃん知らないのか(・ω・`)・・・。



ビンゴしたり団体の宣伝したりしているうちに新栃木に到着。
そこから歩いて新栃木の車庫に行きました。8000系や6050系が配置されているようですね。



634型の東急車輛と総合車両の銘板。いつもお世話になっています。



最後に634型の撮影会を行いました。
種車である6050系と並びで撮れました。



まだ入線実績のない会津田島の表示も出してくれました。今後、この行先の列車が出てくるか気になりますね。



8000系も撮影。
これの撮影を持って拉致から解放されましたイベントは終了しました。お誘いいただきましてありがとうございました。楽しかったでございます。



さて、ここからが本番。新栃木から宇都宮線に乗っておもちゃのまち駅という非常に胡散臭い駅に向かいます。



目的はこの鉄道むすめのスタンプラリー。北は函館、西は広島まであるなかなか鬼畜なスタンプラリーです。
スタンプラリー第一弾はどこも回らずに終わりましたが、今回は少し頑張ってみるつもりです。最低でも関東制覇を目標に。
というわけで、おもちゃのまち駅にある壬生えみこのスタンプをゲット。ただし、ミニスタンプ(グッズ)を新栃木で買い忘れるという痛恨のミス。後で買うことにします。
ところで急に出てきたこの壬生えみこって誰やねんと思ったらおもちゃのまちのご当地キャラクターなのですね。



駅前には宇都宮石材軌道の5号機関車が保存されていました。もう90歳以上ですがまだまだ元気です。
同じ日、静岡で最後のご奉公をしていた解体直前(今のところ中断しているようですけど)のD51 146(75歳)もこれでは浮かばれません。
いろいろ言いたいことはありますが、とりあえず静岡市のやり口が気に入らないですねー。



他にあったのは木魚にすがりつく子供・・・にすがりつくねずみ。もうちょいおもちゃっぽいもの置けよといいたい。



まあ予想はしていたけど、おもちゃのかけらもないです。せめておもちゃ工場がどーんとあれば・・・。



10分くらい歩いてトイキングダムというおもちゃ屋さんに到着。なお3月で閉店する模様なので今後の動きに気を付けてください。
周りにはレンタルビデオ屋とか靴屋とか、広い空き地に店舗が複数並んでいるという田舎によくあるアレ。道路を挟んで向かいにはイオンもあり、役満。



トイキングダムには立石あやめのスタンプがあるのでそれを押しに来ました。立石ですって!



グッズもたくさん売られています。



私はこちらのポスターを買いました。
壬生えみこには妹(?)のゆうゆがいるそうです。幼女に童顔とロリコンにはたまりませんね。僕は別にそうじゃないですけど。



グッズを買って撤収。この後は宇都宮まで出て餃子を食べようとも思いましたが、宇都宮から戻るのがだるいのでそのまま帰宅しました。むしゃくしゃしたので餃子は王将で食べてきました。
なお新栃木でミニスタンプは無事ゲットできた模様。


そんな感じの小旅行でした。まだ東武のスタンプは制覇できていないのでそのうちまた訪問します。

本州制覇の旅~山陰project~ その10

2013-02-22 23:11:11 | 旅行・イベント記

出雲大社を後にして、一畑電車の出雲大社前駅まで戻ってきました。後で見るつもりだったデハニ50形電車を見学します。
デハニ50形は1928年の北松江線開業時に登場した車両で、2009年まで現役だったとても息の長い車両でした。その後、映画「RAILWAYS」での撮影が最後の舞台となり引退しました。
そのうちの52号が出雲大社駅で保存されているほか、53号が雲州平田駅で体験運転用に活用されています。



外装は鋼製ですが内装は木製の半鋼製車体です。ロングシートは一度お座敷者に改造されたので撤去されていましたが映画撮影の際に再設置されたそうです。



運転台。昔の車両らしく非常にシンプルなレイアウトになっています。昔は計器すらなかったと思います。
日本最古級の電車を謳っているデハニ50ですが、動態保存の動きもあるようです。古典電車の動態保存というのはなかなか例がないのでぜひ実現してほしい所です。



デハニ50を見た後は、出雲大社とは反対方向に道を進んで国鉄大社駅を目指します。
出雲大社駅からは少し離れたところにあるんですね・・・。



歩いて10~15分くらいで国鉄大社駅に着きました。
大社駅の駅舎は1924年に建築されたもので、出雲大社をイメージした大きく風格のあるものになっています。現在は国重要文化財になっています。



出雲大社への参拝路線ということで、臨時改札の数も大都会並み。



室内も重厚な作りになっていて、現役時にはさぞ活気のあったことと思います。



天井は2階まで届く吹き抜けになっています。



窓口も大きいです。マネキンがちょっと不気味w



運賃表。東京から福岡まで掲示されているあたりさすがです。
東京まで10000円で行けるのか。思ってたよりしないな。



こちらは時刻表。かつては東京や大阪への直通もあったとのことですが末期には線内折り返しだけだったようです。
今だったらキハ120が行ったり来たりしてるんでしょうな。



窓口の中はというと・・・ん?
地元の方たちが何かに活用してるっぽいですね。



駅舎だけでなくホームも保存(放置?)されています。



板張りされていますがここにも改札がありました。こちらは普通の出札口かな?



やや放置気味なこともあって構内は当時の様子をよくとどめています。



3番線にはD51 774が保存されています。元々は参道に保存されていたようです。
ちょっとくたびれてきてるのでそろそろお手入れをば。連結器が銀色に塗装されているということはお召機だったのか?



1番線から見るとこんな感じ。後ろに客車の1両でもつなげてれば今にも動き出しそうという感じがしてだいぶ絵になるんだけどなぁ。
機関車はたくさん保存されているけど客車を保存してある例は少ないから・・・。



再び表に出てきまして屋根を見てみます。
亀の瓦。どういう意図で付けたんだろうか。



駅舎ということで機関車の動輪が刻まれた瓦。こちらは割と有名ですな。


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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その11

2013-02-20 23:14:02 | 海外旅行記

Bhe4/8形に乗ってツェルマットまで戻ります。たしか、行きに乗ったのと同じ編成。



行きは乗客が多くて撮影できませんでしたが、こちらが車内となります。
路線の急勾配に合わせて床も勾配がつけられていて、そのため床が階段状になっています。



こんな感じになっています。鉄道車両にこういう設備は珍しいですね。ほぼケーブルカーのようなものか。



なにが目的なのか知りませんが、座席は跳ね上げ式となっています。混雑時には座席を収納して詰め込むつもりなのかしら。



Bhe4/6形と交換。



スノーシェッド区間を通ります。



下を見てみると、ゲテモノ臭い車両が貨車を連結していました。



Bhe4/8形後期型と交換。(初期型は3040番台、後期型は3050番台、Bhe4/6は3080番台のようです)



貨物列車に追いつき追い抜いて行きました。



素掘りのトンネルを抜けると、もうすぐツェルマットの街並みが見えてきます。



ツェルマットが見えてきました。それでもまだ米粒のような小ささ。まだまだ高い位置を走っています。



Bhe4/6形と交換。まさかの8両編成と思いましたが、よく見ると路面電車で見られる続行運転の形になっていました。
閉塞とかないんですか、お構いなしでしか、そうですか・・・。自由だなー。



アルベンバッハの滝です(違うかもしれない(汗)。大きい滝と聞いていましたが実際に見てみると思ったよりはという感じ。



マッターホルンを望むツェルマットの街並み。大分降りてきました。建築中の家屋が無ければいい写真だったのに。
そして終点ツェルマット駅へと着きました。



スイスの食パン電車!
ホームを歩いているとこんなのがいました。片運転台車を両運転台化改造したのですね。妻面にそのまま運転台をくっつけたのでつるぺたになっています。



イメージ的にはこんなもの(十和田観光電鉄3600形)をご想像いただければよいと思います。



食パン電車に驚いていると、山の中腹で抜かした貨物列車が下りてきました。追い付くの早くないか?やはり閉塞は無いようで。なお、今の食パンと同じ車種です。

あとで調べると、Bt3071-3072(恐らく波動用の制御車)を種車に貨車牽引用機関車として改造したBhe4/4形とのこと。同じ単車であるBhe2/4形の後継機として改造されたのかな?
貨物用の機関車ですが、客室もあるので多客時には波動用としても使えるのではないかと思います。



そんなわけで、ゴルナーグラート鉄道の旅はこれで終了。改札を通って外へ出ます。

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本州制覇の旅~山陰project~ その9

2013-02-18 22:40:24 | 旅行・イベント記

駅を出て右手に進んで出雲大社を目指します。通り沿いにはお土産屋とかそば屋が並んでいます。お昼に食べるそば屋をどこにしようか品定めしながら歩いていきます。



勢溜(せいだまり)、要は参道の入り口ですね。さすが、大きくてご立派。



参道を歩いていきます。少し下り坂。



ハッ!ここは!!
サイコロ4の出発地点じゃないですか!これでまたひとつ聖地巡礼。
今は松の根の保護の為に中央を通ることはできませんが。



そして偶然にもサイコロを持っている!
振るぞ!



あ、広島行ってカキ食べて一泊だwww
行かないけど。



「オラに元気を分けてくれー!」
そんなセリフが思い浮かぶこの銅像は、大国主大神で出雲大社の主祭神です。



きんのたま(意味深)



本殿が近づいてきました。



拝殿です。今、出雲大社は平成の大遷宮中でご神体はここを仮殿として一時的に移されています。
ちなみに戦後に焼失したものを再建した意外と最近の建物です。とはいえ、立派な建物です。



すごく太いしめ縄。1トンあるんですって。しめ縄の太さはそこに祭られている神の大きさを表すものなので、すごく強いということですな。
このしめ縄に小銭を挟むといいことがあるとかないとか。



出雲大社の参拝では他と異なり二礼四拝一礼なんだそうです。様々な縁にご利益があるそうな。



他の神社とは一線を画した神聖さが感じられて心が洗われます。



本殿は今修復中なので見ることが出来ませんが、遷宮は60~70年ごとに行われるものなのでこれをラッキーと見るかどうかはその人次第といったところでしょうか。



いい機会だとはいえ、本殿を見れないのは残念・・・。



遷宮は今年の5月ごろに終わる予定です。きれいになった本殿をまた見に来たいですね。



こちらは社務所。



拝殿のしめ縄よりも太いですね。

有名どころを一通り見学し終えたところで、出雲大社から撤退しました。


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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その10

2013-02-14 23:16:39 | 海外旅行記

ゴルナーグラートのてっぺん3130mからの景色。岩だけの世界。



夏なのに雪(というか氷)が見られるとはなぁ。
夏なのに涼しげです。まあ実際に涼しいどころか肌寒いくらいなんですけどね。






展望台から見るマッターホルンも素晴らしい!
それにしても、ピラミッドを連想させる端正な形は山らしからぬものです。まるで誰かが削りだして造ったかのようです。そんな異質な形だからこそ人々に霊峰として畏敬の念を持たれてたのでしょうね。






山岳ホテル。望遠鏡が配置されています。



先ほどのできかけの雲。少しの間に大きくなっています。



ホテルの標高はちょうど3100m。なぜか日本語表記が無い。



そろそろ山を下ろうと駅に戻ると、ちょうど電車が登ってきました。どう撮っても絵になるな。



Bhe4/6形の屋根。低床車なので機器類は屋根に搭載されています。


マッターホルンと一緒に。ちなみに某同人誌の表紙になってたりします。



編成写真もビシッと決めます。
ところでこの電車、片側にしかドアが無いんですね・・・。


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【展示室】 AMS-129 ギラ・ズール親衛隊機

2013-02-11 22:21:43 | 模型ギャラリー

ネオ・ジオン軍残党「袖付き」の主力機ギラ・ズールの中でもフル・フロンタル直属の親衛隊に配備されたカスタム機。
一般機よりも性能や装備が充実しており、機体の装飾も華美になっている。



リア。
ギラ・ドーガと同タイプのバックパックを装備している。



ベースとなったギラ・ドーガと比べて細身になって弱そうなイメージのあるギラ・ズールですが、親衛隊機は肩のスパイクやエングレービングがマッシブな印象を与えて強そうに見えます。



ギラ・ドーガ重装型をニコイチで作る際の余りで作ったので、武装がギラ・ドーガ用のものなのはご愛嬌。
このマシンガンあまり好きじゃないんだけどねぇ。












ビームトマホークも作りました。これもギラ・ドーガ用。















少ない武装ながらポーズをたくさんつけれるよう頑張ってみました。
次はモビルスーツ以外のを作ってみたいですねー。

HGUC ギラ・ズール親衛隊機 製作

2013-02-11 22:02:44 | ガンプラ(宇宙世紀)製作記

1年前に作ったギラ・ドーガ重装型の余りパーツを使ってギラ・ズール親衛隊機を作ってみました。以前に組み立てだけは終わっていたのであとは色を塗るだけの簡単なお仕事。
ドーガ重装型を作るときに使ったのがズールのアンジェロ機のバックパックだったので、今度は逆にドーガのバックパックを移植しただけで、あとは素組みです。



親衛隊機はアンジェロ機よりもエングレービングが簡略されているので削って再現しました。追加するよりは削る方が楽ですね~。あとはおなじみのモノアイのクリアパーツ化です。
前掛けの軸の塗膜が削れて地色が見えていますけど、まあ放置。どこかに展示するってときには修正すると思います。



塗料はギラ・ドーガと同じ色を使っています。



武装はギラ・ドーガ用のビームマシンガン。アンジェロ機には手持ち武装が無かったのでこうするしかなかったです。



一応後ろも。ギラ・ドーガのバックパックをそのまま使いました。


以上です~。

本州制覇の旅~山陰project~ その8

2013-02-09 20:42:00 | 旅行・イベント記

出雲市駅で「サンライズ」と「やくも」を撮影したら、一畑電車の電鉄出雲市駅へと移ります。
一畑電車は1912年に開業した一畑軽便鉄道がルーツで、現在は電鉄出雲市~松江しんじ湖温泉を結ぶ北松江線と川跡~出雲大社前を結ぶ大社線の2路線を運行しています。
今日はこの一畑電車に乗ってみたいと思います。



第17走者:一畑電車北松江線(2100系) 電鉄出雲市11:09→川跡11:18
改札でフリー乗車券を買ってホームに上ると、停車していたのは元京王5000系の2100系でした。しかも、黄色と紺の一般塗装ではなくそれよりひとつ前の旧一畑色をした2100系でした。
今回は一畑電車のリバイバル車両を撮影に来ましたが、いきなり遭遇するとは幸先の良いスタートです。
ちなみに、遭遇するまでこのネタを知らなかったのは内緒。



大社線との乗換駅である川跡駅に到着すると、そこには素晴らしい光景が!2100系の旧一畑色と京王カラー、元南海21001系である3000系の南海カラーがホームに並んでいます!
2100系と3000系は一畑電車100周年を記念して(あとは、車両の引退が近いことも理由かと)リバイバル塗装が施されたのが話題となりました。その3つが並ぶとはなんとすごい!
当初は松江しんじ湖温泉に直行するつもりだったのですが、川跡駅での光景を見て急遽下車することに。
思いのほか人の波が大きくてまともな三並びは撮影できませんでしたが。



第18走者:一畑電車大社線(2100系) 川跡11:20→出雲大社前11:31
京王と南海の往年の名車の並び。これは良いものが撮影できました。
撮影しているうちに松江しんじ湖温泉方面の電車が行ってしまったので、この京王カラーの2100系に乗り換えて出雲大社を目指すことにします。



粟津稲荷神社の参道です。参道を大社線の線路が横切っているという珍しい参道です。



国内2番目の大きさの木造ドームである出雲ドーム。建造当時は国内最大でしたが、後にできた秋田県のそれに記録を更新されたそうです。
8キロ余りの短い路線ですが意外に見どころの多い大社線です。



終点、出雲大社前駅に到着しました。終端ホームなのでこのような撮影も可能。さながら新宿駅です。



奥にはデハニ50形が保存されています。後で見に行くこととします。



京王5000系を改造した急行用車両の5000系。窓枠こそ種車のままですが非貫通化や灯具の位置の変更がされたので印象がだいぶ異なります。よく見ないと種車がなんなのかわかりません。



ターミナルらしさを感じさせるホームです。



出雲大社の最寄り駅というイメージとは対照的に、駅舎は洋風チック。ですが、1930年の開業当初から残る駅舎で国登録有形文化財に指定されている貴重なものです。



アーチ状の天井やステンドグラスもあっておしゃれです。



小さめの可愛い駅舎です。前に見た写真ではもっと汚れていたのですが、最近になってきれいになったようですね。


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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その9

2013-02-07 23:10:59 | 海外旅行記

氷河があんなに近くに!



終点、ゴルナーグラート駅に着きました。ヨーロッパで2番目に標高の高い駅だそうです。
そんなこともよそに、Bhe4/8形の台車を観察します。とても径の小さい車輪をした台車を履いています。プラットホームの高さは日本と比べてとても低いのでできるだけ低床化を図ろうとした結果ですね。



ツェルマットへ引き返すBhe4/8形。
またプラットホームの話ですが、もはやいわゆるホームと呼べるものが無くそのまま地面になっています。
欧州の鉄道はホーム高さが低いですが、バリアフリーの観点からするとあまりいい状態ではないわけで、そういう点で日本はとても進んでいると言えます。



今回使用した切符です。改札機のカードリーダーに差して引き抜いて使用します。



裏面はこんな感じ。



駅から見たマッターホルン。雲ひとつなく、最高の天気です。まさにあっぱれ。



マッターホルンに目が行きがちですが、スイスとイタリアの国境にあるスイス最高峰のモンテ・ローザも見ることが出来ます。
2つの峰がある山で、右の山が、標高4527mのリスカム、すぐ左がグレンツ氷河、その左が標高4634mのデュフールスピィツェになっています。ちなみに今いるゴルナーグラート駅は大体3090mくらい。



アルプスの山々に感動していると、ゴルナーグラート鉄道(GGB)の電車がやってきました。30分に1本のペースでやってくるのはわかっていたので、少し駅を離れたところで待ち構えて沿線撮り。
マッターホルンを背景にした最高の1枚を撮ることが出来ました。ちなみに某写真コンテストで2位に圧倒的差をつけて1位になりました。



横でも1枚。よくこんなところに電車を通したものだと。富士山でいうと8合目あたりまで線路を通していることになります。



電車を真横から撮影。傾き具合がわかるでしょうか?



もう一度モンテ・ローザ。氷河に岩肌という生を感じさせない異様な空間です。
初めて見た氷河でしたが、その大きさに圧倒されました。こんな大きいものが少しずつ動いているんですねぇ。



駅舎の前にはセントバーナード犬がいました。17世紀頃より山岳救助犬として活躍しているのだそうです。これもその一匹なのでしょう。それとも、観光客用の。



お金を出せば一緒に撮影してくれますが、一緒に乗ってきた日本人観光客に占拠されてそれどころじゃなかったです。
どさくさにまぎれて犬だけ撮っていました。ちなみに名前はNANAだそうです。・・・奈々?
やっぱ立つとデカいですね。人の背丈ほどもある。



駅のすぐ近くには天文台を備えた山岳ホテルがあります。ここらへんでまた標高が上がり、3100mくらい。



これは・・・できかけの雲!?
今まさに形を成そうとしている雲ですかこれは?なんかすごいぜ。



ホテルよりさらに上にある展望台までやってきました。4000m級のアルプスが360度見渡せる大パノラマは素晴らしいの一言。



ミネラルウォーターと一緒に。この水まずかったです。硬度が高かったからでしょうか。


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