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九州project 2 ~Phantom in Kyushu. その16【2018/9/19~23】

2024-03-28 22:44:54 | 旅行・イベント記
2018年9月21日(金) 12時20分
熊本県人吉市 JR人吉駅
偶然出会った「ななつ星in九州」の出発を撮影するために人吉駅の外に出ます。駅前にあるのは、機械仕掛けの時計です。前に来た時は雪が降っていたような・・・。


先頭のディーゼル機関車DF200形7000号機が停まっていました。列車が長いのでホームからは見えませんでした。
JR貨物の貨物用ディーゼル機関車をななつ星用に特注した機関車です。主に装飾がななつ星専用です。機番も列車名に合わせて7000号機としています。日本の鉄道において、一番頭の番号の下一桁は1から始まることがほとんどなんですが、これは珍しく0から始まりますね。
このDF200が見られただけでも少なくとも良しとしましょう。



駅の駐車場に停まっていたのは、ななつ星専用の観光バスです。駅からの二次交通手段として各地に先回りして乗客を待ち受けるのです。
車両はいすゞ・ガーラ+西工92MCです。ボディは92MCですが、マスクが02MCに改造されていると言われています。また外観は列車と合わせてあります。内装も列車と合わせているようですが普通の4列座席のようで、ななつ星に乗るような方たちからすれば狭いのかも。それか、1人2席使用なのかもしれませんが。
ナンバープレートの番号が7なのは、ちょっとしたこだわりですね。


線路沿いを八代方面へ歩いていくと100mちょっとで「人吉鉄道ミュージアムMOZOCA」というところにたどり着きます。主に家族連れ用の遊戯施設のような場所です。
建物の屋上はテラスになっているのを見つけ、ここから俯瞰で撮影できるかもと登ってみた次第。するとやはり眺めが良く、ここを撮影地としました。
人吉駅名物の石造りの車庫もよく見えます。8620形58654号機も折り返し運転へ向けてしばし休憩を取っていました。
余談ですが2024(令和6)年に廃車になった58654号機は、どうやらこの車庫に保存されるみたいですね。


12時45分ごろ、「ななつ星in九州」が人吉駅を出発しました。客車列車らしいゆっくりとした引き出しで構内を少しずつ加速していきます。
機関車と客車で統一された塗装なのは、アメリカのかつての大陸横断鉄道のような雰囲気も感じられて、良いものです。屋根の高さやRが揃っているのも見どころです。
どうにか限られた時間と場所の中にしてはまともな写真を撮ることができて、やれやれというところです。
列車が行き去ったら、踵を返して人吉駅へ再入場します。途中下車可能な長距離切符なのでこういう小技もできるわけです。


第28走者:JR肥薩線普通「いさぶろう」3号吉松行(キハ40系)人吉13:22→吉松14:48
駅の中に入ると、もう次に乗る列車が私を待ち構えていました。肥薩線おもしろ列車2号の「いさぶろう」です。右側の漆色の気動車がそれです。人吉~吉松を一日2往復走ります。吉松行が「いさぶろう」、人吉行が「しんぺい」と上り下りで列車名が変わる珍しい列車です。どうでもいいですが人吉も吉松もどちらも吉が入っているので、一瞬混同しがちになりませんか?
左側はさっき八代駅で見た特急「かわせみやませみ」です。八代駅ですれ違ってから追いついてきたんですね。
肥薩線の中でも特に矢岳越えと呼ばれるような山間部を走る区間で、スイッチバックやループ線といった重厚な線路設備が目白押しです。もちろん景色もよいです。
本数の少ない同区間の普通列車も兼ねているためか、この手の観光列車には珍しい普通列車で、自由席車も連結されています。


このフォグランプを追加したキハ40系は見た目のバランスが良く、好きです。原型の芋っぽさを打ち消し垢抜けた印象を与える秀逸な改造ですね。
矢岳越え区間は実は一度乗ったことがあります。でもその時は夜間でした。明かりひとつ無い山間部、特殊な線路設備も絶景も何も見えないまま吉松駅まで運ばれるだけでした。なのでこの「いさぶろう」に乗ることは念願だったのですね。


車内は割とキハ40系の原型を留めていると思います。もちろん座席や照明や化粧板などは交換されていますが。
座席は生来の4人がけボックスシートに毛が生えたようなやつ。普通列車ならこんなもんでしょう。
なおこの列車、1往復は車庫への送り込みと返却を兼ねて人吉~熊本も走るんですが、その区間は特急列車扱いです。正直、これで特急料金を取るのかという内容です。同区間には特急「かわせみやませみ」も走っていますが、これは特急では一般的なリクライニング付き回転座席です。
同じ区間、同じ料金、同じ車種なのに接客設備に格差があるんですから、遜色特急と言われても仕方ないでしょう。
閑話休題。


食堂に入って昼ご飯を食べる時間が今日はないので、人吉駅のホームで立売していた駅弁を買いました。その名も「鮎ずし」です。
ここらへんでは鮎の弁当が多いですね。この鮎ずしは人吉駅で1950年代から販売されているベテラン駅弁です。


酢飯の上に酢締めされた鮎の開きが丸ごと乗っている、ビジュアル抜群の弁当です。鮎は程よく引き締まった固さで、骨も取り除かれているので食べやすいです。これは食べてみてよかった駅弁でした。また食べたいな。


人吉駅を出発して20分、距離にして10km、ここまでずっと山を登ってきて、最初の停車駅が近づいてきました。スイッチバック駅なので隣から線路が迫ってきます。
写真は、奥の線路は吉松方面への本線、手前の線路は駅へ延びています。


大畑駅に着きました。「おこば」と読みますが、書くのは簡単でも読み方が特殊で初見では読めないパターンです。



駅舎は開業当初からの建物だそうな。おびただしい数の名刺が貼られていますが、名刺を貼っていくと出世するらしいです。出所不明、本当かいなそれ。


名刺のない方がいいですね。
必ず列車が停車しなければならないスイッチバック駅ということで、駅舎はそれなりにあります。ここが鹿児島本線だった時代はもっと多くの設備や建屋があったんだと想像が膨らみます。


駅前にレストランがありました。なんでまたこんなところに。列車での利用を想定しているのかな?でも時刻表を読んでみるとちょっと難しそうだ。


大畑駅を発車して、来た道を後退します。一度本線から分岐する折り返し線に入ります。
この線路は人吉方面の本線です。線路の枕木が半分だけPC枕木になっていますね。たぶんここを七つ星が走るようになったので線路を強化したんだと思います。


折り返し線で停車して再度進行方向を変更、吉松方面の本線へ転進します。その際に大畑駅の構内がよく見えました。


慰霊碑のようなものが見えました。肥薩線建設時の殉職者のためのものかもしれません。


大畑駅を出発するとすぐに肥薩線名物のループ線に入ります。ここでまた一気に標高を稼いでいくのです。

というところで今日はここまで。


その17へ→


 
 
 

九州project 2 ~Phantom in Kyushu. その15【2018/9/19~23】

2024-03-22 05:45:55 | 旅行・イベント記
2018年9月21日(金) 10時32分
熊本県八代市 JR八代駅
私とその他大勢を乗せたJR九州の蒸気機関車の観光列車「SL人吉」は、熊本を出発し、次の停車駅八代駅で停車。ここまで鹿児島本線を走ってきましたが、八代駅からいよいよ肥薩線へ入ります。
八代駅では肥薩線から来た特急「かわせみ・やませみ」熊本行と列車交換します。2017(平成29)年3月に登場した観光特急です。車両はキハ47形を改造の上使用しています。キハ40系改造の観光列車も続々と増えている時期です。


2両編成の前後で車体塗装が異なっていて、緑色のほうが「やませみ」、青色のほうが「かわせみ」です。


八代駅に停車中の8620形58654号機と50系客車。


八代駅を出発して肥薩線を走ります。客車の最後尾は展望席になっていて、後方展望を楽しむことができます。180度ガラス張りになっていて開放度が高く、最前席でなくとも流れる車窓を堪能できます。これはいい改造ですね。
展望デッキと言うと車外に設けられた開放型を思い浮かべますけども、欧米だと人吉号のような密閉型も多かったですし、これはこれで良いものです。特に今日は雨天なので、密閉型日和なのです。


特等席は子供用の椅子が据えられています。水戸岡列車のこういうところは共感できますね。一方大人用の椅子も意外としっかりした作りなので長居しがち。普通は長居できないように座り心地の悪い椅子を置きがちなんですけども。なので適度なところで次の人に譲りましょうね。


坂本駅で停車。


球磨川沿いを走ります。昨日からの降雨で球磨川は増水しています。この時も結構増水しているな~と思っていたんですが、まさかその後豪雨であんなことになるなんて・・・。


球磨川第一橋梁で球磨川の本流を渡ります。肥薩線は今や超のつくローカル線ですが、元々は鹿児島本線の一部だった区間です。東海道線で言うところの御殿場線です。なので地上設備は立派なものが施工されています。
第一橋梁も立派なアメリカ製トラス橋の威容を誇っていましたが、2020(令和2)年7月豪雨による球磨川氾濫により、橋の一部が落ちてしまいました。被災した肥薩線復旧の大きな支障のひとつです。


川沿いの険しい地形を進んでいるのです。一方の岸には肥薩線、対岸には国道が走っています。


蒸気機関車のばい煙が登っていくでも散るわけでもなく、長いこと留まり続けているな、と思って撮った写真。


白石駅で停車。対向式ホームなので、今まで撮れていなかった編成写真をここで押さえます。停車時間長くはないので手早く済ませます。


渋いですねえ。こういうのがいいんだ。


ホームの間は構内踏切で結ばれているので、真正面の撮影もできました。


次に一勝地駅に停車。ここで約10分間停車します。
縁起の良い駅名なので、ゲン担ぎに来る観光客がいるんだとかで。意外にも無人駅じゃなくて球磨村が管理している簡易委託駅なのでゲン担ぎグッズを売っているのです。
肥薩線の観光促進に注力してからは観光列車も止まるようになったので、グッズや特産品を売る店も有りにけり。


一部改築していますが、基本的には1914(大正3)年に建てられた2代目駅舎が現役でいます。


一勝地駅に停車中の58654号機。


定刻で終点の人吉駅に到着しました。これで肥薩線おもしろ乗り物1号とはおさらばです。
そしてここでサプライズ!JR九州の豪華周遊列車「ななつ星in九州」と並びました。これの運用は調べずに来たので偶然の出会いです。見るのも初めてだったので、人吉号がホームに滑り込む時にななつ星の客車が見えたときはびっくりしました。
機関車の連結向きから進行方向は熊本方面と分かったので、人吉号の到着と同時に出発する可能性もあり、人吉号の余韻に浸る間もなく急いで58654号機と客車の並びを押さえに行きました。


存在感が他の列車と違いますね。水戸岡鋭治も、何かと制約のある既存車両の改造と違って新造車両なので、これは好きなように設計できたんじゃないんでしょうか。
駅の発車標を見てみると、自分が乗り継ぐ列車の出発までの合間に発車するようなので、駅を出て撮影できるところをどうにか探してみたいと思います。
本当に人吉号の余韻に浸る間はなさそうです。この時はまた乗りに来ればいいやと思っていたのですよ・・・。


八代行のキハ40形(40-8103)。前照灯がHID化された車両でした。

というところで今日はここまで。




九州project 2 ~Phantom in Kyushu. その14【2018/9/19~23】

2024-02-18 23:21:10 | 旅行・イベント記
2018年9月21日。
九州旅行の3日目です。昨日と同じホテルで迎える朝です。昨日も言ったけどこのホテルは朝食おいしいと分かったので、今後も覚えておきます。


2018年9月21日(金)8時48分
熊本県熊本市中央区 JR熊本駅
今日はざっと言うと熊本市から鹿児島市へ移動するだけです。移動の道中ではおもしろ乗り物が3種類待ち構えていて、それをひとつずつ攻略していきます。
ちなみに今日も雨模様でテンションは初めから半分しかありません。熊本市に来る時は雨ばかりなんですよ。


第26走者:産交バス西11系統玉名駅(エアロミディ)河原町8:36→熊本駅前8:45
ホテルから熊本駅までは少し離れているので、路線バスで移動します。路面電車も並行していますが、バスのほうが先に来そうだったので、それで。
乗ったのは産交バスのふそう・エアロミディMK (#1096) 西11玉名駅。


ついでに熊本駅に入る前の朝練です。産交バスのいすゞ・キュービック+西工96MC B-I (#3160) 県18県庁・本山。


九州産交バスの日野・セレガHD (#1127) ひのくに号福岡・天神。


熊本市交通局(熊本市電)のレトロ電車101号。


熊本駅構内に入りました。まだおもしろ乗り物が来るまで時間があるので珍しそうな電車が来ないか待ち構えておきます。
三角線のキハ147形(182+1044)が止まっていたのでとりあえず撮影。キハ147形はキハ47のエンジン換装型です。九州南部だとあんまり珍しくないっぽいです。


817系(V012)と415系(FO105)です。415系は4両編成でロングシートで詰め込みが効くからか、朝と夕方に見かけますね。九州の415系も減る一方なので記録するに越したことはありません。


ED76形1018号機の貨物列車が通過。ありゃりゃ、知っていれば反対側のホームに行っていたのに・・・。


三角線のキハ31形(22+6)がやってきました。これは2019(令和元)年にすべていなくなってしまいました。車両にトイレがないので運用に制約が多い(駅にもトイレがない区間もあるので催しても救いようがない)、廃車発生品の台車が老朽化、などが理由っぽいです。


黒いディーゼル機関車と黒い客車の列車が来ました。あ、あれは・・・!


これから乗る、おもしろ乗り物一号こと「SL人吉」号です!


人吉号と言えば、蒸気機関車の8620形58654号機です。JR線を走る蒸気機関車としては最古の機体です。ただ実態はテセウスの船状態で、実はJRで一番新しい蒸気機関車なのかもしれませんけど。
8620形は1914(大正3)年に登場したわが国初の国産蒸気機関車です。設計から含めて国産です(外国機をコピーした国産機はこれよりも前にありにけり)。
58654号機は1922(大正11)年製造です。この時点で96歳。御長寿すぎるんですな。客車3両だけですがこれを補機無しで牽引しているのでなおすごい。


415系(FO-122)が来ました。


SL人吉の止まっているホームに移りました。客車は50系という九州や東北で使われていた一般型客車です。でもこれは観光用に徹底的に改造されていて、車体に原型という文字はありません。編成の両端は展望用の大型窓が据えられています。後で見ますが結構眺めが良いですよ。




58654号機。テセウスの船なので基本的にきれいですが、使い込まれたことによる汚れもあり、とても趣のある見た目です。九州独特の除煙板、門鉄デフも実にかっこいいです。
8620形は旅客用蒸気機関車で、ほぼ同時に貨物用の9600形も登場しています。

生きている蒸気機関車の足回りはとても見とれてしまうのです。


ランボードの色差しがいいアクセントになっています。金のライニングも珍しいです。おそらく現役時代には存在しなかった、SL人吉専用の装飾でしょうけど、列車全体のイメージと合っていて似合っています。


客車へ入りましょうか。
列車の牽引機は基本的に58654号機に限定されているので、客車にも蒸気機関車の機番が大きく描かれているっていう。
ちなみに、58654号機だからって5万機も造られているわけではないです。8620形は製造番号の数え方が独特かつ分かりにくく、こんな型番にした設計者はどういう思考をしていたのかわかりませぬ。
まず、1号機は8620号機です。8699号機の次は、下2桁の数字はまた20に戻ります。なので、下2桁は80しか使えないことになります。00~19は使えんのです。なんだこれ。
下2桁が20に戻ると、86xxの前に1が付きます。なので8699号機の次は18620号機です。そこからまた80機作ると、今度は28620号機となります。5桁目の数字が1つずつ増えていくわけです。インフレが激しいやつなんです。
以上から導かれる製造番号を割り出す公式は、「万の位の数字×80+(下二桁の数字-20)+1=製造順」となります。
58654号機にこの公式を当てはめると「5x80+(54-20)+1=435」なので、435機目の機関車なのです。
以上。

閑話休題。


第27走者:JR肥薩線快速「SL人吉」人吉行(8620形+50系)熊本9:45→人吉12:09
車内は観光列車チックに改造されています。50系の原型がうかがえるのは窓枠くらいじゃないでしょうか。

SL人吉号が熊本駅を発車するところで、今日はここまで。


その15へ→






九州project 2 ~Phantom in Kyushu. その13【2018/9/19~23】

2024-02-15 06:54:30 | 旅行・イベント記
熊本市電の水前寺公園電停で下車しました。
電停の名前通り、ここの近くには水前寺成趣園という庭園があります。今日は一日中雨だったんですが、ここにきてちょっと小康状態になったのと、ホテルに帰るにはやや時間が早かったので、立ち寄ることに・・・。


とはいえ雨天日に日本庭園に行っても景色が微妙だという感想しか出てきませんわね。軽く散策して終わりにしましょう。


水前寺成趣園は江戸時代に熊本藩主の細川氏により造園された日本庭園です。


出水神社です。歴代細川家当主が祀られているんだそうな。


日本庭園については何も知らないので、あまり書けることもなく。


これは稲荷神社の鳥居。





庭園の見どころ、富士山を模したと言われている築山です。宝永山がないので、宝永噴火が起きる前の造形か山梨県から見た富士山かも。そもそもそこまで考えていない、ということかもしれませんが。


案の定、雨脚が強くなってきたのでこれで急いで退散します。また来ます。


第23走者:熊本市交通局A系統健軍町行(1200形)水前寺公園17:15→健軍町17:27
それでは当初の目的だった健軍町までの乗り通しを済ませます。


終点の健軍町電停に着きました。あたりを散策してみたかったですが、雨中の散策で疲れてしまったのですぐに折り返すことにしました。来た道をただ折り返すのはあまりやりたくないんですけどね。
電停のすぐ近くにはアーケード街があるみたいでした。


第24走者:熊本市交通局B系統健軍町行(0800形)上熊本駅前17:40→辛島町18:11
それでは折り返します。折り返す電車は1本落としたのでさっきとは違う電車です。新型の0800形でした。

繁華街の辛島町で下車して、飲んでいきました。


鶏肉の炭火焼です。ここらへんの名物でしたかね。


締めにうどんです。九州のうどんにはごぼう天があるので好きなのです。


第25走者:熊本市交通局A系統健軍町行(100形)熊本駅前・田崎橋19:04→慶徳校前19:07
飲み終わったら熊本市電に乗ってホテルの最寄り電停まで行き、ホテルに帰りました。
熊本市街地の散策は雨で思うようにいかなかったので、再履修です。またいつの日か。

というところで今日はここまで。


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九州project 2 ~Phantom in Kyushu. その12【2018/9/19~23】

2024-01-28 23:06:45 | 旅行・イベント記
第20走者:熊本電鉄菊池線藤崎宮前行(6000形)須屋14:50→北熊本15:01
本降りの雨の日の熊本電鉄放浪です。( ˘ω˘)・・・もとい須屋駅の訪問を終えたので、次は北熊本駅へ行きます。
やって来たのはくまモンだらけの6000形です。炭素繊維強化プラスチックでできた台車efWINGを履いていることをイメージしているのか、カーボンっぽい色をした前面が妙にかっこいいんですよね、これ。


北熊本駅で下車。駅舎は小綺麗ですがたぶんリフォームしたやつだと思います。


乗客が通る通路が意外と狭いです。駅の事務所には熊本電鉄グッズが売られていたので物色。何点かお買い上げしました。


ホームは2面3線で国鉄っぽい配置。島式ホームとの行き来は構内踏切です。雨に日にはつらいということ。


北熊本駅は列車の運行拠点でもあり、車庫もあります。
さっきは乗り換え待ちで流し見するだけだった5000系をもう少しよく見てみます。東急5000系の中古車で、最後まで現役に就いていたことでオタクの注目の的でした。今はもう引退していますが、たまに構内を動いているようです。


車庫で寝ている方の6000形。この時代の電車は抵抗器の数がおびただしいですねえ。


200形という電車。南海22000形の中古です。熊本電鉄に導入する前に西鉄で改造されています。南海時代はおでこヘッドライトだったんですが、西鉄らしさが爆発しているデカライトユニットに交換されています。あとは乗降扉を片側1箇所ずつ増やしています。
これが動いているところは見たことないです。一応この頃は現役だったようですが、そのうちに引退してしまったようです。


いやあいいもんですよ、これ。



モハ71形。好ましい戦前型電車です。パンタグラフが通常よりもやや中心寄りに乗っているのが特徴的か。
広浜鉄道という今のJR可部線に当たる路線で導入されたモハ90形のお古です。1928(昭和3)年デビューの超古参電車。1981(昭和56)年に引退していますが、今も入換用として残っています。


5000系は1両編成でも運転できるように妻面に運転台を追加しています。妻面はまっ平らです。


上熊本~北熊本をシャトルランする01形が来ました。


第21走者:熊本電鉄藤崎線藤崎宮前行(01形)北熊本15:31→藤崎宮前15:37
乗る電車が来ました。
01系の前面意匠はやはりこの車体断面に最適化されている感があり、後に出てきた丸ノ内線用の02系は横長でちょっと似合わないという印象を持っています。


御代志行の6000形も来ました。


藤崎宮前駅に着きました。経年は感じますが立派な駅ですね。どうでもいいですが、藤崎宮前という名前は、すべての文字が東急田園都市線の駅みたいなもの(藤が丘、宮崎台、宮前平など...)を連想させるので読むたびにちょっと反応します。
この駅と隣の駅の間には熊本電鉄名物の併用軌道がありまして、ぜひ寄ってみたかったんですがこの雨では諦めるしかないでしょう。次回への宿題にします。


ここが熊本の市街地に一番近い駅なので改札口も大きいです。


駅の外へ出てみると、立派な構内の正体はビルの中に電車の駅が入居しているというものでした。新静岡駅みたいで何やら親近感があります。ただし駅の所在地は市街地の中心地からやや外れにあり、ラストワンマイルが届かないという歯がゆい状況。


第22走者:熊本市交通局B系統健軍町行(8500形)通町筋16:03→水前寺公園16:17
さて路面電車に乗り換えるわけですが、藤崎宮前駅から最寄りの通町筋停留所との間は700mくらい離れています。ちょっと苦しいですよね。途中商店街を通ると、屋根付きのアーケード街を歩けるので幾分か良かったですが、それでも距離のうちの半分くらいでしたね。
今日は乗りつぶしと決めたので、熊本市電の反対側の終点健軍町へ向けて進みます。

というところで今日はここまで。


その13へ→



 
 
 

九州project 2 ~Phantom in Kyushu. その11【2018/9/19~23】

2024-01-26 21:42:32 | 旅行・イベント記
第16走者:熊本電鉄上熊本線北熊本行(01形)上熊本13:20→北熊本13:29
上熊本駅へ来たのは、熊本電鉄に乗るためです。乗ったり撮影したりするつもりで来たのですが、雨は強くなっていく一方です。沿線撮影は諦めるしかなさそうです。
熊本電鉄の上熊本駅は、JRの物と違って以前訪れたときから変わらぬ姿をしています。以前と異なるのは、駅に停まっている電車の種類です。


出発を待っているのは01形です。東京メトロ銀座線の01系の中古車です。私としても01系は昔から馴染みのある電車です。特殊な電車なので新型に置き換えられたらそれでおしまいと思っていたのですが、熊本電鉄がこのように引き取ってくれたのです。今後も長い間ここに来れば01系を見ることができます。


車体にうるさいくらいのくまモンがいますが基本的には銀座線時代の塗装のままです。最近の地方私鉄の中古車両の傾向として、譲渡元の塗装を維持したまま走らせることが多いです。いわゆるリバイバルカラーとしての役割を持たせているのです。あとは、再塗装費用の節約もあるでしょうが。
でも私は、塗装復刻は引退直前のほんの一時でよくて、それまでは地方私鉄に転職してきたからにはその鉄道の衣装を纏ってほしいですね。郷に入ってはなんとやらです。
それよりも、乗車口は先頭車後ろよりの扉ですが、そこまでにホーム上屋はありません。数メートルだけとはいえ雨に降られるわけです。もうちょいなんとかならんのか。


戸袋にある熊本電鉄の社紋。これも東京メトロの物が元ネタです。
電車は北熊本駅へ向けて走ります。今乗る区間には意外なことにトンネルがあります。ここらへんの市街地はずっと平野が広がっていると思ったら実は起伏のある土地なのでした。


北熊本駅へ着きました。ここは3方向から来る列車が交わるジャンクションです。もちろん、各方面へ乗り継ぎしやすい運行となっています。
少しの待ち時間の間に、先に到着していた藤崎宮前行の6000形を眺めます。6000形は都営地下鉄三田線の中古車です。ここにもくまモンがいます。


この6000形は世界初の炭素繊維強化プラスチックを主構造に採用した鉄道用ボギー台車efWINGを装着した初めての電車です。ちなみに今乗ってきた01形にも付いています。


北熊本のヌシ、5000形とモハ71形が雨に打たれています。


第17走者:熊本電鉄菊池線御代志行(6000形)北熊本13:31→御代志13:51
とりあえず御代志方面へ向かいます。終点まで乗ります。これも6000形ですが塗装が違います。くまモンも貼られていません。くまモンを見たら死ぬゲームでは、これに乗ることが攻略の鍵になります。


終点に着きました。唐突に線路が終わる単式ホームの終着駅ですが、少しホームから離れてみると、昔は島式ホームだったのを片方を埋めたんだなというのが察せます。埋められた方のホームには路線バスが横付けできて、ドアツードア乗り継ぎが可能な構造になっています。実は先進的なんですよ。


バスこないかなと待ってましたが来ませんでした。ここから先は菊地町方面へ向かうバスが出ています。温泉もあるみたいですので、行ってみたいですな。


来た電車で折り返します。こういう着いた先で何もしないで引き返す単純往復はつまらないのであまりやりたくないですが、雨が降っていては意気消沈なので仕方ないです。


東京都交通局の銘板が残っているんかい。
ステンレス製車体ですが、東急車輛製とは異なる独特なコルゲート。実はステンレス鋼は外板だけで骨組みは普通鋼の嘘ステンレス車です。
当時日本のオールステンレス車はまだ東急車輛の専売特許だったし、都営地下鉄は公営なので入札制だったしで、色々と事情がったんじゃ、しらんけど。


第18走者:熊本電鉄菊池線藤崎宮前行(6000形)御代志14:11→新須屋14:21
運転室です。貫通型構造ですが、扉を開けて使うことはないのですっかり機器箱が置かれて塞がれてしまっているんですか。


することも無ぇので適当な駅に降ります。新須屋駅というところです( ˘ω˘)スヤァ...
ネットミームの( ˘ω˘)と同じ発音だからという理由で降りているあたり、やる気の無さがわかると思います。


駅名標です。


敷地の一部はバイパス道路の高架の下に被っています。出入り口あたりは歩道や階段が入り組んでいてちょっと要塞感があります。


第19走者:熊本電鉄菊池線御代志行(01形)新須屋14:40→須屋14:42
20分弱滞在して、直前に乗ったのとは反対方向の電車に乗ります。電車の撮影には良いカーブですが降りしきる雨で台無しです。

隣の須屋駅で下車。
この01形は銀座線時代には無かった塗装(無論くまモンのことを言っているわけじゃないよ)ですが、これは01系の後任1000系が纏っている塗装です。復刻塗装とはまた違う、なんだか変な現象が起きているのです。とはいえ似合っているのでオールオーケーなんですが。


新須屋駅があるんだから須屋駅もあるんだな。手書きっぽい駅名標がイカス。


プラットホームだけの駅で、典型的な停留所駅というぐあい。

というところで今日はここまで。


その12へ→


 
 
 

九州project 2 ~Phantom in Kyushu. その10【2018/9/19~23】

2024-01-12 23:12:40 | 旅行・イベント記
前回に続き熊本城を見て回っています。城内を歩いていると天守閣が間近に見えてきました。


復旧工事の真っ最中です。足場を組まれて人工地盤(?)も造られてタワークレーンが立っていて、大掛かりな現場になっているように見えます。
江戸時代の天守閣と現代の足場が組み合わさる構図は、不思議な感覚です。


戌亥櫓です。北西に建っているからこういう名前になったそうな。
ここも石垣が崩れていて、角の石材だけで支えられています。危なっかしいですわね。


ここにも番号を振られた石材が並べられていました。


天守閣の遠景。やっぱり妙な組み合わせです。


宇土櫓です。江戸時代から残る、3番目の天守です。宇土櫓の横にある塀は倒壊して石垣ともども地面に墜落しています。


このようにいたるところで地震の被害を受けているため城内は一般人立入禁止の区画が多くありました。


雨の熊本城はこれで撤収です。熊本城が受けた被害の大きさは思っていた以上でした。城の復旧工事というのも見ようと思って見れるものでもないので、いいものが見れたかも。


第14走者:熊本城周遊バスしろめぐりん熊本駅行(日野・ポンチョ)桜の馬場城彩苑11:29→熊本交通センター11:35
熊本城からはバスで離脱します。今日は乗り放題切符を持っているし天気は雨なので、ちょっとした距離でも雨をしのげるバスや電車を使うと決めているのです。


交通センターで少し路線バスの撮影。
熊本都市バスの日デ・スペースランナーRM+西工96MC B-I (#343) #味1交通センター。


熊本都市バスのふそう・エアロスターM (#2896) #味4小峯。これはまた古いバスがやってきましたね。


熊本バスのふそう・エアロミディMK (#582)。



熊本市電1090形 (#1091) B系統。


昼ごはんは辛島町にあるラーメン屋で熊本ラーメンです。九州のラーメンは何食べても美味しいねー。


餃子も頼んでしまいました。


第15走者:熊本市電B系統上熊本駅前行(8500形)辛島町12:31→上熊本駅前12:47
腹ごしらえを済ませたら、路面電車に乗って上熊本駅へ向かいます。


雨が止む気配ないですね・・・。


上熊本駅へ着きました。路面電車としては立派なのりばです。屋根があるのはありがたい。


上熊本駅には熊本市電の車庫があるので、ちょっと覗きに行ってヤツが見れるか確かめに行きました。
ひときわ古風な塗装で車庫にいるのは5000形です。福岡県の西鉄出身の路面電車で、連接車体なのが特徴です。熊本市電には数台在籍していましたが、今も現存するのは5014号だけです。大型車体を活かしてラッシュ時に活躍しています。
今朝の路面電車撮影はコレ狙いだったんですが、姿を見せてはくれませんでした。まあ姿を見れただけでもよしとします。


JR上熊本駅です。ここには2010(平成22)年に訪れたことがあります。その時は鹿児島本線の高架化工事に合わせて駅舎の建て替え中で仮駅舎でした。それが再び来てみれば、立派な高架駅に様変わりしていました。


構内には薬局、惣菜店、飲食店の並ぶ一角がありました。都会の駅じゃないですか。


これは熊本市電の駅舎。実はJR上熊本駅の駅舎を移築したものです。和風と洋風の合わさったような、一般的な国鉄駅よりも立派で大きい造りだったんですね。


熊本都市バスのいすゞ・キュービック+西工58MC B-II (#3010) #駅1 第一環状線。古い58MCがいたので記録しておきました。

というところで今日はここまで。


その11へ→



 
 
 

九州project 2 ~Phantom in Kyushu. その9【2018/9/19~23】

2024-01-11 00:33:34 | 旅行・イベント記
路面電車撮影を終えて、辛島町へ歩いてきました。再開発中のようで、ビル建設をしています。これが熊本交通センターの跡地、後の桜町バスターミナルとなる建物です。
いまさらですが、雨よりの曇天です。今にも降ってきそうで、気分も暗いです。こういう日は屋内型の施設に行くのがいいのですが・・・。


西鉄バスの日デ・スペースアローRA+西工96MC E-III(高6024)のひのくに号(スーパーノンストップ)福岡行。
なにせ九州は静岡その他では見られない車両が走っているので、珍しい物を見かけたら記録しておきたいのです。ハイデッカー型のE-IIIは初めてお目にかかったかもしれません。


第13走者:熊本市交通局市電B系統健軍町行(1090形)辛島町9:39→熊本城・市役所前9:43
ちょっとの距離ですが、路面電車に乗ります。今日は乗り放題切符を使うので運賃を気にしなくて良いのと、マイカー通勤の田舎暮らしだとどうしても歩く距離を短くしがちなのです。


いろいろ興味深い表示類です。入り口の表示には英語の他に韓国語が併記されています。福岡のあたりは韓国人観光客が多いと聞きますが、その人達が熊本まで足を伸ばしてくるのでしょうか。
危険物と並んで鳥獣が取り上げられているのも、なんというか古めかしいです。
そして社紋は蒸気機関車の動輪をモチーフにしていますね。今は路面電車のイメージしかないですが、昔は蒸気機関車を運行していたんでしょうか。


でまあ、降りた先でも撮影です。
熊本電鉄バスのいすゞ・キュービック+西工58MC B-I (#3063) 北4系統南原行。58MCを見かけると嬉しくなります。


熊本都市バスのいすゞ・エルガLV290 (#1462) 交通センター行。熊本県初の新型エルガらしいっす。
というか熊本市の路線バス、4社が入り乱れている戦国時代で、これよく共倒れしないなと思っていました。そんなことを思っていたら、共同経営を始めて路線配分や本数の調整をして経営を安定化させているようです。


熊本電鉄バスの日野レインボーHR (#264) 交通センター。中型ロングも大都会では見かけなくなったものですから。


熊本市電0800形 (#0803) A系統熊本駅。熊本市電の最新型車両です。見ての通り新潟トランシス製の超低床電車です。ただし外装は水戸岡鋭治氏のデザイン設計です。黒っぽい茶色の車体に金色のレタリングなので、ななつ星みたいです。1台しかいない電車なので、珍しいものを見れました。


熊本市電1200形 (#1207) B系統上熊本駅。



ギリギリ被られる前に撮れた8800形 (#101) A系統熊本駅。通常の路面電車の8800形にレトロ調車体をあつらえた特別仕様です。8800形ですが車番は101号と、全く関連がない物です。


2018年9月20日(木)9時50分
熊本県熊本市 熊本城平御櫓
では今日の観光地のひとつめ、ど定番の熊本城を見ていきましょうか。
写真は平御櫓です。路面電車の電停を降りるとまず目に入ってくる構造物です。敵勢力の侵入から防御するための施設でした。


熊本城は2年前の平成28年熊本地震による被害を受けており、天守閣の屋根瓦や石垣が損傷しました。それの復旧工事のため城内の一部は立入禁止になっています。


稲荷神社ですね。


東十八間櫓です。石垣の上に長さ34mの櫓が建っていましたが、地震で石垣ごと崩壊してしまいました。養生されていますが復旧工事はされていない様子でした。天守閣の復旧が優先されているのでしょうか。


熊本大神宮です。ここも地震の被害を受けました。拝殿は無事でしたが、他の建物が石垣の崩壊に巻き込まれたようです。


崩壊した石垣全部番号を振られて横に並べられていました。復旧を待っているのです。ただ石垣を組み直せばいいわけではなく、崩壊する前と同じ位置に戻さないとならないので、手間だらけです。


これは五間櫓の石垣です。ここも崩壊しています。


痛々しいです。雨降ってるから気分も上がりません。
それにしても石垣がどこ見ても高いですね。往時の威容は強かったでしょう。


石垣の石材を回収しているようです。


天守閣が見えます。足場組まれてます。


ここの石垣はまだ石材が崩壊して散乱したままです。


北大手櫓門の石垣です。崩壊こそしませんでしたが石材が緩んでいて、土嚢が積まれて崩壊を防いでいました。


こんなところも崩壊しています。手前側も緩んでいるように見えます。
ううむ、思っていたよりも復旧が進んでいないのと、それだけの被害の大きさが感じられます。

というところで今日はここまで。


その10へ→


 
 
 

九州project 2 ~Phantom in Kyushu. その8【2018/9/19~23】

2023-10-27 05:56:45 | 旅行・イベント記
前回に続き西辛島町の交差点で熊本市電と路線バスの撮影です。
これは、産交バスの日野・レインボーRR (#856)。


熊本市電1200形 (#1210) A系統。


産交バスのいすゞ・キュービック(#987) #西17 春日校・西部車庫。


産交バスの日野・セレガ+西工98MC C-I (#3294) あまくさ号。セレガに西工のボディを装荷した車両です。これも九州ならではといったところでしょうか。ちなみにあまくさ号は、熊本と天草を結ぶ高速バスです。


熊本市電の1090形 (#1091) B系統。標準塗装です。


1060形 (#1063) A系統。やっと会えました。待っていた甲斐がありました。
1951(昭和26)年製造の熊本市電最古参の電車です。見た目は後続の電車とさほど変わらないですが、側面窓はバス窓じゃないのでややいかついのが特徴でしょうか。1060形としてもこの1台だけが現存します。さらに、塗装もクリーム色に青帯の昔の標準塗装に塗られています。熊本市電の中でも珍しい車両なのです。


熊本電鉄バスの日野・ブルーリボンシティ (#1271) 熊本駅・蓮台寺入口。


熊本バスのいすゞ・キュービック+西工58MC B-II (#2659) 交通センター。見れたらいいなと思っていた西工58MCボディです。九州に行かないとなかなか見れないですからね~。


熊本市電9200形 (#9203) A系統。VVVF制御の路面電車です。


熊本電鉄バスのいすゞ・エルガLV280+西工96MC B-I (#3131)。


信号が青になり続々と発進するバスです。


産交バスの日野・レインボーHR (#1320) #西17 熊本駅。


熊本バスのいすゞ・キュービック+西工58MC B-II (#2659)。


熊本市電1350形 (#1356) B系統。


熊本都市バスの日デ・スペースランナーRM (#1238)。


産交バスのふそう・エアロミディMK (#1096)。


産交バスのいすゞ・キュービック (#3093) 西17 熊本駅。


熊本市電1090形 (#1093) B系統。


熊本市電1200形 (#1203) A系統。


熊本市電9700形 (#9704) A系統。日本で初めて登場した超低床車両です。

この場はこれにて撤収します。というところで今日はここまで。


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九州project 2 ~Phantom in Kyushu. その7【2018/9/19~23】

2023-10-26 06:05:56 | 旅行・イベント記
2018年9月20日。
九州旅行2日目です。ホテルの朝食を食べます。法華クラブの朝食は、他のビジネスホテルよりも頭一つ抜けている品質が良いですね。特に太平燕や辛子蓮根のような郷土料理が豊富に用意されていて、私のようなよそから来た観光客には嬉しいです。翌朝も楽しみです。


支度を整えてホテルを出発したら、まずは熊本市の路面電車(熊本市交通局;熊本市電)と路線バスの撮影をします。天気はちょっと雨っぽいのですが、まだ降っていないです。
最初に来たのは1090形 (#1096) A系統です。1955(昭和30)年から7台製造された路面電車です。今時珍しい半鋼製車体の古豪です。


西辛島町の交差点で撮影をしていたんですが、ここは路線バスがバスターミナルから出てくる場所でもあるようでした。バスが次々と吐き出されてきます。


熊本バスの日デ・スペースランナーJP+西工96MC B-I (#1194) 回送。


熊本市電0800形 (#0801) A系統です。新潟トランシス製の超低床車両です。


産交バスのいすゞ・エルガLV280+西工96MC B-I (#88) 回送。エルガだけど西工の車体を装荷した車両というのは初めて見ました。九州以外だと珍しいのかも。


熊本市電1200形 (#1201) A系統。クリーム色に緑帯の熊本市電旧型車の標準塗装です。


熊本電鉄バスの日野レインボーHR (#1471) です。中型ロングのいわゆるウナギです。


熊本市電1350形 (#1352) A系統。1200形の増備車両です。


熊本電鉄バスの日野ブルーリボンHU (#1018)。


産交バスのいすゞ・エルガLV280+西工96MC B-I (#41)。


熊本市電1350形 (#1351) A系統。


熊本バスの日デ・スペースランナーRM+富士8E (#918)。これは旧塗装です。


熊本バスのふそうエアロミディMK (#1433) 交通センター。これも中型ロングです。こっちが新塗装。


熊本バスの日デ・スペースランナーRM+西工96MC B-I (#1380) 交通センター。


産交バスのいすゞキュービック (#3097) #西17 熊本駅。キュービックが見られるとは!眼福です~。


産交バスのヒュンダイ・ユニバース (#1279) 高速きりしま号鹿児島。


産交バスの日野セレガ (#917) あさくま号。


産交バスの日野ブルーリボンKV290 (#1502) #川6 国道・川尻町。


産交バスの日野ブルーリボンHU+西工96MC B-I (#176) #野1 熊本駅。

というところで今日はここまで。
次回もバスと路面電車の写真を垂れ流します。


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