黒鉄重工

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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ パリ編 その18

2014-03-31 23:03:41 | 海外旅行記

ホテルで一旦休憩したら、メトロに乗ってガーデ・リヨン駅に行きます。メトロの駅のホームに庭園が・・・。



駅ではアニメや漫画のイベントのポスターが。



パリ最後、この海外旅行最後の夕食は「Leon de Bruxelles(レオン・ド・ブリュッセル)」というお店にしました。
本店はベルギーにあるのですが、パリですごい有名なファミレスみたいなお店です。



ここの名物はムール貝!鍋いっぱいのムール貝の白ワイン蒸しです。日本だとこれだけのムール貝を出してくるお店は珍しいのでは。
あさりの酒蒸しのような料理で、酒がよく進みます。うまい。



他にもコロッケっぽい揚げ物。



エビフライっぽいサラダ。



ムール貝料理。トマトソースとかつけてます。



ただのフライドポテト。



ムール貝スパゲティ。
結局、ムール貝の白ワイン蒸しがうまかったのでもう一杯頼みました。日本で食べるムール貝なんかよりも断然美味しかったので、また行きたいお店です



帰りに見た謎の塔。



プラネット・スシ。海外で派生した和食も食べてみたいですね。今回はできませんでしたが。


これでパリ滞在は実質最終日。明日はちょろっと回って帰国します。


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東北本線走破の旅 その3 【2013/12/07~08】

2014-03-30 22:16:06 | 旅行・イベント記

かぶりつきの席は意外にも前が見えないので、運転席目線で見れる真・かぶりつき席で後面展望を楽しんでいました。



湯野上温泉駅で列車交換。AT-500形でした。



茅葺屋根の駅舎で有名なところですね。



冬なんで囲炉裏で暖を取っていました。いいですねぇ。



お座トロ展望列車と駅舎を絡めて。結構絵になります。



大川という川を渡ります。これを渡ったら目的地はもうすぐ。



塔のへつり駅で列車を降ります。



駅舎というか待合室はこんなかんじの掘っ立て小屋。



駅前はサスペンスシリーズに出てきそうな林。



で、やってきたのは降りた駅からも分かる通り「塔のへつり」。
約100万年かけて風化と侵食を繰り返してできた奇岩群です。「へつり」とは会津方言で「川に迫った険しい崖」のことです。



この時の大川の流れはとても穏やかで、本当に侵食してできたのか、にわかには信じられないですね。






対岸にわたってへつりを歩きます。柵がなく、地面は濡れているので落ちないように気を遣います。



こういうの不気味です・・・。



もうシーズンオフとあって他の観光客はほとんどおらず落ち着いて十分に堪能することが出来ました。木々の葉がしげったころも美しいそうなので、また訪れたいですね。


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【ギャラリー】 ZGMF-515 シグー 【1/144】

2014-03-28 22:40:24 | 模型ギャラリー

シグーは、ザフト軍がジンの後継機として開発したモビルスーツ。機体設計はプラントのマイウス市に所在する兵器設計局ハインライン局が担当した。
スラスターの増設、高出力化によって宇宙空間での機動性が大幅に向上している。

オペレーション・ウロボロス発動と同時に、プロパガンダ的な意味を込め全世界に発表された。また、同時期にディン、バクゥ、グーンなどの新機種も発表されている。

ジンの後継機として開発されたが、結局はビーム兵器を搭載したゲイツが次期主力機となったため、、最終的には少数の先行機が指揮官用に配備されるに止まった。



というわけで、ガンダムSEEDから「シグー」です。
最近はSEEDのモビルスーツがかっこ良く見えてきたので、今更ながら作るようになってきました。
特に難しい改修・改造はせずに素組みして色を塗っただけです。ふんどしの独立可動くらいですね。



リア。スラスターに少しコーションデカールを貼っただけ。



サイド。



肩アーマーとそれに付いてるスタビライザー(?)は後ハメ加工しました。



機体番号の「61」はたまたま余っていたデカールを使っただけで特に意味はありません。隊長機なので「1」は外せませんでしたが。
ちなみに特定の搭乗機は設定してないです。






実は3月には完成していたのですが、最後の組み上げ時に股関節のボールジョイントを破壊するという初心者さながらの凡ミスをしまして、遅れました。
市販のボールジョイントパーツに、セメダイン、ラッカーパテ、エポパテでガチガチに接着して強度を確保しました。
それと、ふくらはぎのバーニア状の凹パーツの合わせ目消しが面倒だったので、バーニア状のスリットパーツを切り出して貼りました。写真だと見づらいですがいい感じではないでしょうか。














以上、シグーでした。

東北本線走破の旅 その2 【2013/12/07~08】

2014-03-27 22:50:40 | 旅行・イベント記

黒磯駅から701系郡山行きに乗車して東北本線を北上、途中の白河駅で途中下車します。
白河駅は白河市の中心駅で、駅舎は1920(大正9)年製の木造建築です。



駅の隣の観光案内所でレンタサイクルを借ります。無料です。これで市内観光が楽ちんに。



やってきたのは小峰城。駅のすぐ裏手にあります。
結城親朝が1340~1369年に小峰ヶ丘に城を構えたのが始まり。1632(寛永9)年に江戸時代の初代藩主である丹羽長重が完成させました。
完成後は松平定信などの大名7家21名が居城しましたが、1868(慶応4)年の戊辰戦争で落城。その後、1991(平成3)年に三重櫓、1994(平成6)年に前御門が江戸時代の姿で木造復元されています。
ところが、2011(平成23)年の東日本大震災で石垣10箇所が被災。現在はその復旧作業にあたっています。

というわけで、小峰城は現在修復作業中。なので、三重櫓内に入ることは出来ません。とりあえず近づけたらいいなと思っていたのですが、思っていた以上に近づけませんでした。



三重櫓だけ撮っても重機や足場がどうしても入るのでどうにも・・・。また来なければいけませんな。



石垣はこんな感じ。打込み接ぎかな?



試しにチャリを走らせて三重櫓の裏側へ回りこんでみましたが、ダメでしたね。
ちなみに、白河関跡も行ってみたかったのですが、さすがにチャリでは遠い・・・。また今度。



白河に来たならば白河ラーメンを食べなければということで、観光案内所でもらったラーメンマップを頼りに適当に目に入った店に行ってみました。
今回訪れたのは「ラーメン英(はなぶさ)」。



普通のラーメンを注文しました。昼時は半ライスサービスということで遠慮無く。
白河ラーメンの基本に忠実といった感じでした。美味しかったです。寒い日にはいいですね。



ラーメンを食べたら白河駅に戻って、701系で北上。



列車の終点、郡山駅で磐越西線に乗り換え。赤と黒の719系快速で会津若松駅へ。



会津若松では、何をするか特に決めていなかったので駅についてから思案します。今回は割りと行き当たりばったり。
とりあえず、485系快速「あいづライナー」を撮影。グレーの床下機器も汚れてしまえばわからないものです。



ちょうどホームに会津鉄道の観光列車「お座トロ展望列車」が停まっていたので、これに乗ることにしました。これは名前の通り、お座敷車、トロッコ車、展望車を一つにまとめた列車です。
今回は「ウィークエンドパス」で旅行しているので、柔軟に動けます。



トロッコ車は前に乗ったことがあるし、お座敷車は寒そうだし(後で見てみたらこたつ装備だったんですけどね)、というわけで展望車に乗ることにしました。かぶりつき席を確保するも・・・。



せっかくの展望車なのですが、上部の窓が汚れていて車窓が悪かったのが残念でした。



座席は回転リクライニングシートなのでとても快適。
ちなみに種車はキハ40なのですが、内外ともに全く面影が無いですね。ナイス魔改造です。


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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ パリ編 その16

2014-03-26 22:29:32 | 海外旅行記
どうやら記事ひとつ分をすっ飛ばしてしまっていたようです。
読者の皆様には深くお詫びします。
その15からお読みになるとよりわかりやすいです。



ヴェルサイユ宮殿の続き。



「神々と強大国を従わせるヴィーナス」という天井画。
鳩が牽いている凱旋車に乗っている3人の女神に加冠されているヴィーナスの姿と、恋の虜になった神々が下側に描かれている・・・とのこと。



ローマ皇帝に扮したルイ14世の彫像。









ルイ14世の肖像画。リゴー作。



そして、ここが有名な鏡の間です。
鏡の間は、長さ73メートル、幅10メートル、高さ12.5メートルの回廊で、500枚以上の鏡を壁一面にはめ込んでいます。鏡は、アーチ状の窓と向かい合うように配置されています。
当時、高級品だった鏡をこれだけの数配するというのは大変なことだったといわれています。
この回廊は、王の広間と王妃の広間を結ぶ通路だったそうで、王が礼拝堂に行く際にも使われていたといいます。



小さな鏡を何枚も組み合わせています。当時は小さな鏡を作るだけで大変だったらしいです。



王妃の寝室。
居室の中心をなす部屋で、マリー・テレーズ、マリー・レクザンスカ、マリー・アントワネットなどが過ごしていました。
また、この部屋では公開出産もしていました。マリー・アントワネットの時は、あまりに多くの人が詰めかけたために失神しかけたのだとか。



王の寝室。
ルイ14世が過ごしていた寝室。また、ルイ14世が亡くなったのもここです。









「鷲の軍機の授与」。ジャック・ルイ・ダヴィット作。
ジャック=ルイ・ダヴィッドによる「鷲の軍旗の授与」。黄金の杖を持ったナポレオンがフランス軍兵士に、鷲の軍旗を授与しています。



「ナポレオン一世の戴冠式」。ジャック・ルイ・ダヴィット作。
ナポレオンが皇后となるジョセフィーヌに冠を授けるシーンの画です。ルーブル美術館では見なかったな・・・。もっとも、ルーブルのはコピーで、本物はこちらの方だとか。



1階へ降ります。



広い回廊。



たくさんの彫像。



たくさんの肖像画。


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東北本線走破の旅 その1 【2013/12/07~08】

2014-03-24 22:42:07 | 旅行・イベント記
新シリーズ突入です。去年の12月のお話。遅すぎぃ。

今年も冬休みの遠征を考えていたのですが、冬休みは予定を空けられず、ならば冬休み前に行ってしまおうということに。
行き先は、東北地方。実は、東北本線(IGR・青い森含む)のうち、宇都宮~仙台および利府支線はまだ乗ったことがなかったので、東北本線沿線を寄り道しながら未乗区間を走破しようというものです。



というわけで、まず新宿まで出てきて埼京線で赤羽へ。ここから東北本線に乗ります。上野から乗るのは面倒でした。
赤羽駅で列車を待っていると、211系の「ありがとう高崎線130周年」ラッピング編成と遭遇。
どうせ遭遇できないと思っていたのでラッキーでした。なおこの直後にラッピングは剥がされたようです。



宇都宮線の快速「ラビット」に乗って一気に宇都宮まで。
ここら辺では用はないのでとっとと通過します。



宇都宮からは期待の新人205系600番台に乗り換え。ここからは未乗区間です。
205系600番台は京葉線で走っていた205系を転用したやつですね。ここまで来るのに何年疎開していたんだろう・・・。



終点の黒磯駅に到着。乗り換えるのは701系ですね・・・。



205系を撮影。湘南色の帯は思いの外似合っています。全然アリ。



普段は群馬県を走っている107系もラッシュ時には黒磯まで顔を出します。



EH500-8の貨物列車が黒磯駅に停車。ここで機関車の交換を行います。
東北本線は電化方式が直流と交流に分かれているのですが、その境界がこの黒磯駅になります。上野から黒磯までが直流区間です。
直流と交流の境界はここの他にもいくつかありますが、黒磯駅は日本で唯一地上切り替えによる交直転換を行っています。
EH500は交直流電気機関車なので交直流の境界をスルーできるのですが、基本的にここで付替えを行うようです。



EF210-120にバトンタッチされました。



そんな黒磯駅も駅構内が直流化され、交直流の境界は駅の北側に移動するらしいなんて話を以前聞いたような気がします。
そうなれば、701系が黒磯駅に入ってくるなんてことも無くなるので、107系との絡みを。



駅名標とも。黒磯駅が直流化されたら、郡山方面への列車には何が投入されるのか気になりますね。
考えつくのは交直流車を新しく造るか、蓄電池電車EV-301系を投入するかですかね。



EF210と701系。



211系が来たのでこれとも絡めます。

そろそろ発車時刻になってきたので、701系に乗って北上します。


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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ パリ編 その17

2014-03-23 23:46:46 | 海外旅行記

ヴェルサイユ宮殿の外に出てみます。ただただ広い・・・。



宮殿の裏側に出てきたわけですが、庭が途方もなく広く感じます。



あんな奥まで続いているのかよ・・・とげんなりします。



あの延々と続くようにも見える庭の先には離宮があるのですが、そこには行かずに戻ることに。
今思えば軽く後悔している感じです。



駅に戻る途中で謎のファラオが直立していたので、遠巻きから撮影。さすがに正面から近寄って撮影する勇気はなかったぞ。



Z5600形電車に乗ってパリに戻ります。



パリでメトロ6号線に乗り換えます。車両はMP73形。



鉄軌道かと思ったらゴムタイヤでした。



やってきたのは「Opher Line 1」という鉄道模型店。海外に来たら欧州型の鉄道模型を何か買って行きたいと思っていたんですよね~。
このお店は6号線のケ・ド・ラ・ガール駅(Quai de la Gare)が最寄りです。
結構大きなお店で、店員とも言葉は通じなかったですけどそこそこ楽しめました。

<2015年9月23日追記>
コメントからの情報によると、この模型店は追記日現在すでに閉店してしまった模様です。
訪問の際はお気をつけください。
   



やはり欧州なので扱っているものはHOゲージが中心ですが、Nゲージもあります。
欧州型の機関車たまんねぇ。でも、日本の鉄道模型が何両かをセットにして販売しているのに対して、欧州ではほぼ単品。まあ欧州では客車ばかりで固定された電車編成が殆ど無いという背景があるんでしょうな。
とりあえず、スイスで乗ったRe460+IC2000のインターシティ編成を組もうと思っていたのですが、全11両編成を組もうとするとどえらいお値段になる上、そもそもそれだけの在庫がなかったので断念・・・。スイス型はあまり置いてありませんでした。
やっぱりこっちではNゲージは日本と比較してお高めでした。




ちなみに、日本のメーカーの商品も輸入されているようです。これはTOMIXの185系「踊り子」ですね。他にも100系とかクモヤとかいました。あとはKATOのタリスPBKAとかも。

で結局、アーノルド製のドイツの高速列車「ICE3」8両編成セットを購入。機関車+客車(or貨車)編成だとそれなりの長さでないとパッとしないですから、短くても編成として完結してるのならば良いと電車編成の模型を探してもらい、これにしました。ちょっと負けてもらいました。
モールドの処理が日本製品と比べると甘く、印刷で済ましてしまっているような箇所もありましたが、印刷技術自体は細かい表記類もしっかりと表現されていて、すごいと言えました。
あとはかなり特殊な形状をした通電カプラーだったりパンタグラフから集電走行が可能だったりと欧州らしさも感じました。



今旅行の一大目標を達成して上機嫌で帰ります。
ここら辺は近代的な町並みですねぇ。



6号線に乗って一旦ホテルへと戻ります。


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那珂川清流鉄道を訪問する 最終回 【2014/02/16】

2014-03-06 23:45:50 | 鉄道撮影記

再び那珂川清流鉄道の保存施設に戻って残りの車両を見学します。
こちらは関西7トン。加藤製作所製の762mmスイッチャーです。前所属は大滝森林鉄道です。



その後ろに連結されている加藤製作所製の関西7トン客車。人員輸送用に使われたか?



360号機。ベルギー・チュービッツ製の軌間762mmの蒸気機関車。前所属は台湾製糖公司。ここに来る前は静岡県で保存されていたようです。



謎の車両。保線関係かと。



ト1形ト2。鉄道省ト2347として1894(明治27)年に製造。その後、別府鉄道に譲渡。松葉スポークという珍しい車輪を履いています。



松山大型ダンプトロリー。前々回の松山保線用機関車に連結されていたものかと。となると前所属も近鉄ということに。



ホキ700形ホキ708。バラスト散布用のホッパ車。初狩駅常備。



ワム70000形ワム75596。機関荷役対応近代型標準有蓋車。



ワフ29855形ワフ29855。暖急車の最終形態。



ク5000形ク5902。12トン積みの車運車。自動車を運ぶための貨車ですね。



実際に自動車が積載されているのがなんともまた。



こんなかんじで車両見学は終わり。動物小屋があったのでなにが飼われているのか覗いてみたらなんと孔雀でした。つくづく驚かせてくれます。



さらに、体験運転に使われていたスイッチャーの運転室に猫が入っていて驚きました。
なんかの事情で入れておいたのだろうと思ってそのままにしてしばらくしていたらその猫が今度は外に出ていて更にビックリ。そんなのをよそに水を飲んでいます。
運転室と外を、扉を使わずに出入りできる空間があるのだけはわかりました・・・w



最後に、今整備中というスイッチャーを見せてもらい、ここを後にしました。
今度は運転をしに行きたいですね。



烏山駅に戻って列車に乗ります。行きと同じ国鉄色+たらこ色の編成でした。充電用架線と一緒に撮影。



宇都宮駅の駅前にある餃子屋で宇都宮餃子を食べてお開きとなりました。
駅のホームで日光線仕様の205系黒磯行きを撮影。


さらに、烏山線の新型車両、EV-301系が停まっていたのでこれも一応ながら撮影。

帰りは在来線でのんびりと帰りました。
おわり。

那珂川清流鉄道を訪問する その3 【2014/02/16】

2014-03-04 23:44:35 | 鉄道撮影記

まだまだ続きます。前回で始動していたスイッチャーは、体験運転に供されていました。
私は今回は運転しなかったのですが、30分間の運転で4000円というのはすごく魅力だと思います。



関電10トン。松岡産業製の762mmスイッチャー。



謎のモーターカー。おそらく富士重工製。



トキ15000形トラ20073。日立製作所製の35トン積み無蓋車。戦後の木造無蓋車の代表的形式です。
ちなみにここに保存してある貨車の殆どは、宇都宮貨物ターミナルに保存されていたものです。



ホキ2500形ホキ2610。石炭石専用の35トン積みホッパ車で、これは高麗川~武甲間専用で使われていたとのこと。



C12。那珂川清流鉄道が新造した蒸気機関車風ディーゼル機関車。
他にも客車も新造されていて、施設内に敷設された周回線路を走るために用意されたものではないかと。
ちなみに、車体には特急「つばめ」を牽引したC62形に付けられていた「スワローエンゼル」があります。他のいくつかの機関車にも付けられていて、ちょっとした遊び心を感じます。



トラ55000形トラ57523。18トン積みの無蓋車。



タキ2600形タキ42642。30トン積みの苛性ソーダ液専用タンク車。企業所有の貨車で、酒田港駅に常備されていました。これは元宇都宮貨物の車両ではないようです。



ヨ3500形ヨ4779。車掌車です。この車両は一段リンク車と呼ばれる、信越本線横川~軽井沢間の碓氷峠の通過に対応したもので、現存するのはこれだけと言われています。



名鉄キハ8500系。8501と8504が保存されています。これはここの車両の中でも知名度が高いのではないかと。
名鉄のJR高山本線直通用の特急型気動車で、直通廃止後は会津鉄道に譲渡され「AIZUマウントエクスプレス」として2010年まで活躍していました。これは元会津鉄道車だったものです。



TD-1。汽車会社が昭和45年に製造した高崎製紙向けのディーゼル機関車。
ちなみに兄弟車のTD-2、TD-3共々、ここに来る前は塗装が剥げサビも浮きひどい状態だったようです。よくここまで修復できたなと思います。



ヨ6000形ヨ6786。車掌車。



ラッセル車。これも一昨年の伏木ヤードにいたやつだな・・・。



このあとは一旦離脱して、グループ会社のマイクロバスに揺られて定食屋でお昼ごはん。予めお昼を手配してもらっていたのでした。
鮎の炊き込みご飯をメインに据えたセットです。美味しくいただけました。特に炊き込みご飯で余った鮎を使ったの唐揚げは美味でした^^(でも、ご飯に肝が入ってたのは苦くてたまらなかった・・・



お昼を食べ終えたあとはバスで別の場所に移動。八溝スーパーに保存されている黄金の協三15トン蒸気機関車を見に来ました。
三菱工業古河工場の専用線で使われていたものを陸上自衛隊が譲り受け、「第101建設隊」での教材用として使用された蒸気機関車です。部隊解散後は陸上自衛隊朝霞駐屯地の自衛隊輸送学校にて保存されていましたが、老朽化によりスクラップ業者に払い下げられていたものを救出したのだそうです。
たぶんこの黄金色は現役時のとは違うと思います。ガールズ&パンツァーの38(t)戦車を連想させますねぇ・・・。



さらに移動し、今度は馬頭運送のガレージへ。ここで保存車両の整備を行っています。ちなみに那珂川清流鉄道保存会と馬頭運送の代表は同じ人です。そういうことです。
運送会社だからこそ、保存車両を自前で運ぶことができ、自前で整備ができるということですね。最強じゃないか。

で、見学してみると、まだ見ぬ車両がずらりと。これらも近いうちに那珂川清流鉄道入りするのでしょう。



塗装を終えてピカピカの車両。もうエンジンの整備も終えている感じでしょうか。



鉄道車両以外にオート三輪も整備されていました。これは思わぬ収穫でした。
これはたぶん、マツダのK360。



もう一台ありました。車種は不明。角形ライト一灯がポイントか。



こんなモーターカーも。これ可愛いから乗ってみたいなぁ。

ガレージは事前に連絡をすれば見学できるとのことです。


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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ パリ編 その15

2014-03-02 23:36:23 | 海外旅行記

オステルリッツ駅の地上ホームから移動して地下に降ります。
乗るのはRERのC線に乗ります。RERはパリとその郊外を結ぶ鉄道網のことで、大都市では地下区間を走り郊外では地上に出て走るという、東京の地下鉄とその直通先の私鉄路線と似たような感じです。
この電車はZ22500型。2階建ての電車です。



乗るのはこのZ5600型。同じく2階建ての電車です。ボロいというか汚い・・・。



電車の中は天井絵をイメージたかのような画が描かれています。薄暗い車内のせいか不気味に見えます。



日本語でもなんか書かれています。
そう、これから行くのはヴェルサイユ宮殿です。

あとは、アコーディオンを演奏しながら歩いてくるおっさんが現れました。
演奏しながら車内を歩いて行き乗客からチップをもらっていきます。SNCFがそんなサービスするとは思えず(別に馬鹿にしてるわけじゃないです)、いわゆるアレなんだろうなと思いながらガン無視。



ヴェルサイユ・リブ・ゴーシュ駅(Versailles Rive Gauche)に到着。2つの電車が並びます。
ここから少し歩いたところにヴェルサイユ宮殿があります。



ルイ14世の銅像。ヴェルサイユ宮殿を建造させた人物です。



宮殿の外観。広い。



沢山の人。



チケット購入には長蛇の列が・・・。



やっとこさ入場。
ヴェルサイユ宮殿は、ルイ14世が建造を命じ、1682年に竣工。政府機能と宮廷をパリのルーブルからこちらへ移しました。



最初に見たのは大きな礼拝堂。
1710年に完成したこの礼拝堂は、ゴシック建築とバロック様式が共存しているものです。



神聖な場所だという雰囲気を感じさせます。



宮殿外観の模型。



回廊に鎮座している石像群。一体一体がフランスの歴史に関係している人物なんでしょうね。



規程の礼拝堂の2階部分。王は基本的にこの2階からミサに出席していました。


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