黒鉄重工

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北米project ~Advance to U.S. その30 【2014/12/19~24】

2015-09-01 23:48:36 | 海外旅行記

第27走者:Central Link (Central Link LRV) University St. → Westlake
ライトレールに乗って終点へ行きます。これでセントラルリンクは完乗。



ウェストレイクからはシアトルセンターモノレールに乗ります。1962年にシアトルで開催された万博のアクセス交通として開業したモノレールです。距離はわずか1.6km程度と存在意義に疑問符がつきますが、目玉となる交通機関が必要だったんでしょう。

ちょうど行ってしまったので次を待ちます。



サウンドトランジットのNFI D60LF。



戻ってきました。最初に見たのと同じ赤編成ですね~、どうやら1編成だけが運用されている模様。ていうかこれ複線に見えるけど単線並列だ(行きと帰りのレールが同じ)。



ホームに上がります。切符を買っている間にまた行ってしまったのでその次を待ちます。
シアトルの公共交通は運行会社が異なっても運賃体系は同じなのですが、モノレールだけは独立していますし、値段も少々高い。市民の足というよりは観光客向けのアトラクションと割り切っているようですな。



ところでこのホーム、色々興味深くてですね。まず複線(単線並列)なのにプラットホームがひとつしかない。手前はともかく奥の列車に乗るときはどうするのか、特に今は奥の列車が運用されていますからなおさらです。でまあ、どうしているかというとタラップがせり出す仕組みになっています。地味にホームドアも完備。
次に、複線間隔が狭すぎやしないかということ。車体を擦るってレベルじゃないぞ。調べてみると、元々開業時にあった駅の位置が街の再開発により現在の場所に移設された時にこうなったとのこと。で、十分な用地が取れなかったのでこんな間隔になったと。
その後も2編成の同時運転は行っていたようですが、2005年にはこの狭い区間で衝突事故を起こしたようでそれ以来は片側の車両のみの運行になったようですね。なかなか面倒くさい。



列車が戻ってきたので乗ります。車内は変則的なクロスシート。



コックピット。車両は開業時のものを使い続けているわけですが(つまり50年モノというわけだ)、制御機器は更新している模様。



第28走者:Seattle Center Monorail; Westlake → Seattle Center
前面展望は良好。乗車時間は2~3分。なかなか速いのだ。



シアトル・センター駅に着きました。隣のホームには青編成が。前面には"ALWEG"アルヴェーグの切り抜き文字が。これはこのモノレールの愛称ではなくて跨座式モノレールのひとつアルヴェーグ式を表しています。日本でも東京モノレールで採用されています。



昔は万博の会場だったここには、それのランドマークだったスペースニードルが鎮座しています。高さは184m。今もシアトルの主要な観光スポットのひとつです。
が、私は端から昇るつもりはない、下から見るだけだ。絶対大したことないってこれ、だって184mだよ?第一天気ドン曇りだし。



併設されているフードコートで昼飯。ケバブにしました。



帰りもモノレールにします。でかでかとアルヴェーグって書かれてるがな。



第29走者:Seattle Center Monorail; Seattle Center → Westlake
ホームの端からはいい感じに列車が撮れます。50年前に描かれた近未来図って感じのデザインでいいですな。製造から50年となるともうそれ自体が観光資源で機械遺産みたいな感じでしょうし、今後もしばらくは置き換えの話はないのではないかなぁと。
これに乗ってダウンタウンへ戻ります。


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