黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

本州制覇の旅~山陰project~ その15

2013-03-31 22:25:30 | 旅行・イベント記

金子みすゞ記念館を見学してみることにします。
金子みすゞは、「みんな違ってみんないい」でおなじみ(?)の大正時代末期の詩人です。
20代に鮮烈なデビューを果たしましたが、夫から詩作を禁じられ、病気に離婚、娘も取られるなど苦しい日々が続き、26歳の若さで服毒自殺をしてこの世を去りました。
そういう理由で彼女が創作活動をしていた期間が数年と短かったため、割と最近までその存在は幻とされていたようです。



中に入ってみると、昔の書物や文房具が置いてあります。これは、みすゞが生活をした「金子文英堂」を再現したものです。



店の奥は一般家庭の家を再現しています。大正期の建築ということになりますね。



階段を上って2階へ。ここはみすゞの部屋になっています。



隣接する記念館の本館へ。仙崎駅でも見た絵が飾られていました。
これは12万枚の笑顔の写真を貼り付けて作ったモザイク画でここに飾られているのは1/150スケールですが本物は縦31メートル横42メートルで世界最大。ギネスにも登録されています。
よく見ると点のひとつひとつに人の顔が・・・。



記念館を後にしたらお昼を食べることにして、向かいにある「錦町商店」に入ってみました。



海鮮丼定食~。



乗っているのは仙崎港で揚がったかんぱち、くろや、いかです。新鮮で刺身の量も多く、満足でした。



仙崎駅まで戻ってきました。列車の発車まであと少しだったのでちょっと慌てていきました。



中に入ると改札口から次に乗る列車がすでに見えていました。



幡生の匠の技を感じさせる魔改造された窓。あれですね。



山陰本線「みすゞ潮騒」(キハ40系) 仙崎12:47→下関14:56
観光列車「みすゞ潮騒」に乗って、山陰本線走破ラストスパート!


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新潟東方祭12に委託参加します

2013-03-30 23:32:15 | 日常記

黒鉄重工 ついにサークルデビュー!・・・かどうかはさておき。

明日、31日に行われる新潟東方祭12に委託参加します。
はい、委託です。突発的な思いつきですので。そもそも東方の創作活動していないので応募資格がありません・・・。

委託先は、私をよく拉致することでおなじみのZBS TIMESのZeBon氏です。
スペースは紅の35 「ZBSワロス鉄道」です。
ワロ鉄の頒布情報はこちらへ。



頒布物はというとこちら。
サイコロの旅 フリップ用紙(使用済み)・・・無料
先日行った盛岡→東京 サイコロの旅2で実際に使用したフリップ風コピー紙です。
企画中に登場した選択肢全てはもちろんのこと、使用せずに終わった未使用品も収録しています。

・・・もう創作物でもなんでもないただの余り物ですが、もしかしてもしかしたら欲しがる人がいるかもしれないと思って、イベント前日に告知した次第。

一枚だけバラで持っていっても、全部まとめて持っていっても、未使用品だけ持っていっても、どんなふうでも構いません。無料ですのでじゃんじゃん持っていってください。喜びます。


ちなみに、去年の新潟東方祭の時は見事拉致られていたんで今年も行ってもよかったのですが、あいにく金欠。今年は欠席となりました。なので私はいません。あしからず。
主にサイコロの時の出費が悪い。

というわけで、明日はよろしくお願いします。

とある多摩の一条軌道(モノレール)と零戦 後編 【2013/03/03】

2013-03-29 21:41:13 | 旅行・イベント記

いよいよ零戦のブースに突入です。受付を通るとそこには綺麗な状態の零戦が展示されていました。

この零戦の特筆すべきところは、飛行できることはもちろんのこと、オリジナルの栄21型エンジンを今も搭載していることです。栄21型を搭載しているのは世界でもこの機体のみです。

この機体は、1944年サイパン島で米軍によって鹵獲された零戦五十二型61-120号機です。五十二型は零戦の中で最も生産された後期量産型です。
鹵獲後はテスト飛行を行い零戦の性能を調べたのちスクラップにするつもりでしたが、プレーンズ・オブ・フェーム航空博物館が入手してオーバーホール、1978年に33年ぶりの再飛行に成功しました。



主翼の20mm機銃。当時では強力な武装でした。さすがに銃は使えないようで、実はただの鉄パイプだったりします。
他にも飛行に必要のない部分についてはオミットされている部分もあるようで、実は他の保存機(エンジンはオリジナルではない機体)と比べると忠実度は悪かったりします。



とはいえ、こういう機会はすごく貴重です。敗戦国ということもあり、鉄道や自動車と比べると兵器の保存数はあまりにも少ないですので。



ライディングギア。



栄21型エンジンとプロペラ。うちのじいちゃんが戦闘機のプロペラの工場で働いていたとか言ってたっけな。



主翼後ろ側のフラップ。



日の丸と撃墜マーク(多分)。3機落としたという事かしら。5機落とすとエースパイロットらしいですね。



この日はキャノピーが開いていました。



なので、コックピットの内部の計器などが見られました。



尾翼の61-120号機のマーキング。61は第261航空隊の下二桁を表しています。






後ろ側から。お立ち台が用意されているので、全体を簡単に撮影できます。



70年も前の機体が、同じ70年前のエンジンを積んで空を飛ぶとはすごいですなぁ。






階段の脇から。休日でしたがゆったりと撮影できました。さすがに展示期間が長いですからね。
鉄道イベントもこれくらいだとやりやすいのだけれど。






3月末までの展示予定だった零戦ですが、好評により8月末まで延長とのこと。動く零戦が来日するのはこれが最後の機会かもしれませんので、ぜひこの機会に見学してみてはどうでしょうか。
そして私はというと、今月末に行われているエンジン始動見学会に当選しまして、今日見てきたばかりです。次回はこれをお伝えします。



所沢から撤退して玉川上水へ。玉川上水ってコレのことよね?



とある聖地巡礼。超電磁砲のOPに出てたそうな。

というわけで、エンジン始動編に続きます。

エンジン始動編へ→

欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その15

2013-03-27 23:09:52 | 海外旅行記

すっかり森林の中に入り込んでしまいました。



大きい岩。



尾根の上を歩いています。なんかすごい感じがします。



森林の中から見るマッターホルンもいいですね。



背の高い草が無いので視界は意外といいです。



ここら辺で分岐する先を間違えたことが発覚。いまさら戻るわけにもいかず、今進んでいる道でツェルマットを目指すことに。たどり着けないことは無いでしょう。



突然、視界が開けたと思ったら岩場に出てきました!
岩場に貼りつくように道があるので迫力があります。落石注意の看板も立っているので、運が悪いと死にます。



こんなところを進んでいきます。トレッキングで一番のハイライトでした。



どんどん道なりに歩いていきましたが、ついにツェルマットの駅を過ぎてしまいました。どこまで歩くのか、ツェルマットまで戻れるのか不安がよぎり始めました。



卑猥なものを連想させる木の彫刻。
岩場を過ぎてからはだんだん変化もなくなってきて写真を撮るのも飽きてきたのでこんなものしか撮っていませんw



なんかひと気の有りそうなところまでやってきました。しかしここはどこだ・・・。本当ならアルベンバッハの滝が見れるはずだったんだけどなぁ。



トレッキング道の要所には行先が書かれているので道なりに進んでいれば迷うことは無いです。
ただ、同じ行先が2つ書かれている場合もあるので(方向は別でも最終的には同じ所へたどり着くというケースですね)、そこらへんは方向感覚に頼る感じですね。



お、大分降りてきました。



またもや十字架。無事の帰還を祝しているかのようです。
というわけで無事にツェルマットまで降りることが出来ました。


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色々と回ってきました

2013-03-26 23:52:28 | 日常記





このところ、2回ほど旅行に行っていたのでブログの更新が停まっておりました。

ひとつは見ての通り、恐怖のサイコロの旅。ヤツメウナギさんと一緒に盛岡から東京を目指しました。
ウナギさんのブログ鉄ヲタ学生の徒然なる日々・・・でも掲載されていくのでこちらも合わせてどうぞ。恐らくこちらを見ていただいた方が早いです。

ふたつめは聖地巡礼の旅。花咲くいろはをはじめ4つのアニメの聖地をZeBonくんと回ってきました。


順次掲載していきますが、思ってたよりもずいぶんと長引いている山陰projectをまずは終わらせなければ・・・。
というわけなんで、もうチョイ待っていてください。ペース上げて一か月以内に始められるように頑張ります。

【今更】 東横線9000系を撮影 【2013/03/07】

2013-03-18 19:41:40 | 鉄道撮影記

もう東横線は副都心線と直通運転を開始して9000系も東横線から撤退していますが、それより前に9000系の撮影に出かけてきました。
東横線関連のネタは、9000系とか代官山のメトロ車とか渋谷駅とか一通り記録しておいたので、もういいと思っていたのですが、9000系の9001Fが現在は点灯しない急行灯を点けて運転されていると聞いて、気が変わって撮影に行くことに。



撮影地に到着していきなりきましたw
急行灯が点いているとやっぱかっこいいですね~。素晴らしい。



とりあえず折り返しを狙ってみることにするのでそれまでほかの車両を撮影。
Y500系はこの時8Carsのシールが貼られていないくて疑問に思っていましたが、現在は貼られているようですね。



5000系。すっかり東横線に馴染んじゃいましたね。もう田園都市線には戻ることはなさそう。



こっちは9012F。



今度は9010F。



メトロ7000系もきました。



Y500系と並びました。



5050系。



9001Fの渋谷行き。平日朝の東横線に来るのは初めてだったので、通勤特急は初の撮影。



後追いで一枚。



さらにその返しを撮影。今度は各停だったので急行灯は無しです。



ラストランステッカーのアップを撮影して撤退しました。

直通開始前の撮影はこれが最後になりました。今までお疲れ様でした、ですね。
直通後の現在の東横線の様子もそのうち行ってみたいと思います。

とある多摩の一条軌道(モノレール)と零戦 中編 【2013/03/03】

2013-03-17 21:35:15 | 旅行・イベント記

とあるモノレールの乗車後は玉川上水で西武新宿線に乗り換え。少し足を伸ばして西武柳沢駅で電車の撮影。
いきなり3000系がやってきました。



新2000系。個人的に西武の電車と言ったらこれを思い浮かべますね。



30000系。爆弾ドアらしい。



旧2000系。西武の古い電車は東急8000系みたいなモーター音を出すから結構好きです。



最後に10000系の特急「小江戸」を撮影して所沢の航空公園駅に向かいます。



航空公園駅の前には日本航空機製造のYS-11が保存されています。その中でもこの機体はYS-11A-500Rというそうです。
YS-11は戦後の日本が製造した唯一の国産旅客機です。この機体はエアーニッポンの機体なのだそうです。



C-46。米国カーチス・ライト社が1940年から製造した中型輸送機です。日本では航空自衛隊の輸送機として導入されたそうな。



さてさて、航空発祥記念館にやってきました。ちなみに所沢にこれがある理由は、明治44年に日本初の飛行場が所沢に開設されたからだそうです。



まずは常設展示をば。ノールアメリカン製T-6G。1934年製で15000機以上が製造された練習機のベストセラー。日本には1955年に輸入され、自衛隊で10年間練習機として使用されていました。1969年に全機が退役しています。



宙づりにされている機体。すぐに紅の豚を思い浮かべました。



シコルスキー製H-19。世界初のシングルローターヘリコプターで、1200機以上製造されました。



バートル製V-44。1959年に陸上自衛隊が研究用として購入した大型輸送ヘリコプター。その年に襲った伊勢湾台風で大活躍したとか。



富士T-1B。航空自衛隊の練習機。戦後初の国産ジェット航空機だとか。

次回はいよいよ零戦です。


後編へ→

本州制覇の旅~山陰project~ その14

2013-03-12 22:36:15 | 旅行・イベント記

というわけで、山陰本線最後の県である山口県は長門市に着きました。
ここから下関方面や美祢線の列車が接続していますが、それには乗らずにすこし寄り道をしていきます。



個人的にセンスが良いと思っているJR西日本のキハ40の地域色ですが、広島色は・・・微妙。だからと言って単色化がいいというわけでも。



やはり国鉄チックな駅舎。
そして雪が降っています。積もってはいないけど結構な量が降っています。



駅の待合室には猫が迷い込んでいました。かわゆい。
外は寒いし暖を取りにやってきたのかしら。



少し駅でのんびりしたところでバスに乗ります。準急なんてあるのね。あと意外に本数が多い。



仙崎駅という所で下車。長門市駅から歩いていけない距離でもないですが、雪が降るくらい寒い中歩くのはごめんなのでバスで来た次第。



仙崎駅は山陰本線の支線で長門市から一駅だけ延びています。この区間も乗り通して初めて山陰本線走破なのです。
そういう意味では、東海道本線ってまだ美濃太田支線行ったことないので走破してないんですよね。



駅舎の中には金子みすゞの肖像画が。どうやら仙崎は金子みすゞが有名らしい。
駅舎の旧事務室は観光案内事務所になっています。



いい味を出している改札口。



列車の時間までまだ時間があるので、辺りを回ってみることに。
金子みすゞロードというのが駅の向かいから続いているそうなのでそこを歩いてみましょう。



みすゞちんの通っていた小学校・・・の跡地。



少し脇道にそれて神社に。雪が降っていていいじゃんね。



金子みすゞ記念館という所。



古い商店。こういうのいいよね。



みすゞちんにゆかりのある八百屋・・・の跡地。
・・・なんか思っていたのと違ってだんだん飽きてきました。戻ろう。

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【1/48】 M9 ガーンズバック 製作 暫定完成

2013-03-11 23:29:41 | ロボット・SF模型製作記

はい、できました。一応は。



一応・・・というのは、右肩のシールドのボールジョイントの付け根が折れてしまい、シールドを取り付けられなくなってしまったため。
接着剤で付けてもすぐに折れてしまうので、根本的にボールジョイントを付け替える必要がありそうです。
市販のパーツを買ってきて、肩に穴を開けて突き刺すって感じになりますかね。

というわけで、これが解決するまでは暫定的な完成ということにさせておきます。ちゃんと完成したらまた詳しいことを上げていきます。
暫定的措置を取ったまま放置しないといいんですけど・・・^^;

欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その14

2013-03-10 22:15:24 | 海外旅行記

山を下って行きます。絵に描いたようなトレッキング風景です。
とりあえず前にある十字路を右折します。



これでもかというほどマッターホルンが出てきますので。



しばらく歩いていくと小さな集落が見えてきました。



どんな生活をしているのか気になります。牛や羊を放牧しているのを見かけたので畜産で生計を立てているのでしょうか。



家屋の脇に停められていたトラック。もちろん電気自動車。



よく日の当たるところに差さっているキリストの十字架。他にも要所要所で結構刺さっています。お地蔵さんとか道祖神みたいなものかしら。



日本の木造建築とはずいぶん造りが違います。家畜用と思われる出入り口もありますね。



崩れそうな建物も。地面に新品の木材が置いてあるあたり、補修するようです。



高山なので夏でも涼しく、日もよく当たって実に歩きやすい気候です。今の時季でも十分きれいな景色ですが、6月くらいに来るのが一番きれいなのだそうです。



だんだん木々が目に入るようになってきました。






2つ目の集落。家畜を放牧しているのがよく見えました。こういう所で育った牛は美味しいんだろうな(






冬にはスキー場になるのか。



だんだん緑が濃くなってきましたよ。下りてきましたね。



ふと横に目をやるとゴルナーグラート鉄道の貨物列車が線路を登っていっていました。すげぇ勾配・・・。



遠くからも撮影。

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