黒鉄重工

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本州制覇の旅~山陰project~ その6

2013-01-30 22:13:17 | 旅行・イベント記

鳥取駅に戻ってきました。
次の列車に乗るまでしばし列車の撮影でもしようと思います。



キハ126系の快速「とっとりライナー」。山陰本線高速化に合わせて導入された快速用気動車です。キハ58系の後継機とか。
性能は目を見張るものがあるらしいですが、つるぺたの前面が残念。



キハ40系。鳥取周辺のキハ40系は単色化計画以前からたらこ色に塗られていました。つまり国鉄時代から塗り替えが無かったという事か。



ホームに入線するキハ40系。姫新線の塗装の車両がやってきました。転属してきたのでしょうか。



構内の片隅にいた排雪モーターカー。DE10っぽい。



鳥取県の第三セクター鉄道、若桜鉄道のWT3000形。起点である郡家から因美線に直通し鳥取駅まで顔を出します。
この後乗ります。



WT3000形に連結されている同じく若桜鉄道のWT3300形。こちらはステンレス製のイベント用車両で車内は転換クロスシートになっています。



ちなみにWT3300形の前にはキハ187系特急「スーパーいなば」が縦列停車していました。無駄に長いホームの有効活用ですね。



さらに、キハ126系臨時快速「山陰海岸ジオライナー」号が到着。専用のラッピングをまとった車両です。これを撮影できるとは、思わぬ収穫です。



ホームに並ぶたらこ色のキハ40系。



これだけ見たら国鉄時代と見間違えそうです。



第13走者:若桜鉄道(WT3300形+WT3000形) 鳥取16:30→若桜17:20
先ほどの若桜鉄道の列車に乗って若桜鉄道の終点若桜駅へ。
若桜鉄道は国鉄若桜線を第三セクター転換した鉄道で、最近では蒸気機関車C12 167の動態保存に力を入れていて、コンプレッサーの空気圧縮の動力ながら自走したり将来の観光列車に備えて12系客車を導入したりと注目の鉄道です。



そして、今話題となっているのがディーゼル機関車DD16 7の導入です。東京の鉄道総研に在籍していた機体を譲り受けたもので、今後はおそらくC12に先立ち12系を牽引するものと思われます。
DD16を導入したというのがまたミソで、他のいくつかの観光鉄道もこういったディーゼル機関車を導入しているところはありますが、そのほとんどはDE10というどこにでもいるありふれた機関車です。
逆にDD16は元々数が少ないうえに現在の稼働機はたま~に動く2機のみと希少価値は抜群に高いです。パッと見のスタイルはDE10とさほど違いはないですが。
この希少価値が鉄道ファンの心理をくすぐって集客につながるのではないかと思います。いい物を買ったと思いますよ。

さてこのDD16 7、この日(12月22日)の昨日か一昨日に搬入されたばかりのタイムリーなネタ。というわけでさっそくこれを見に来た次第なのですが、いかんせん駅に着いた時にはすでに真っ暗。周りに照明もないことからオートフォーカスも効かず、マニュアルで何とか撮影できた感じ。DD16の右側にはC12もいるのですが・・・ううむ。
これはまた明るい時にまた来なさいという事か。



第14走者:若桜鉄道(WT3000形) 若桜17:29→鳥取18:27
着た列車の折り返しに乗って鳥取駅に戻ります。
C12やDD16をもっと間近で見たいですし、はやぶさ駅にも立ち寄ってみたいですし、若桜鉄道はまた訪れてみたいと思っています。



第15走者:山陰本線快速「とっとりライナー」(キハ126系) 鳥取19:10→米子20:46
本日の最終ランナーです。キハ126系に初乗車となります。
ボックスシートのピッチが広いのに驚きました。普通のボックスシートだと他の人と向かい合って座った時に膝が当たってしまいますがこれはそれがなくゆったりと座ることが出来ました。実質急行用車両のスペックを持ってますね。キハ58系の後継機としては十分ではないでしょうか。
あとやっぱり速いです。キハ40とは比べ物にならない加速と最高速度でどんどん駅を飛ばしていくのは気持ちよかったです。キハ126、すごい車両です。あとは前面にもうチョイ凝ってくれればなぁ。



本日の宿泊地、米子に着きました。
いつもはホテルに荷物を置いてから夕飯を食べに行きますが、寒いし雨も降りそうなのでお店に直行。
牛骨ラーメンが食べたかったので歩いているところに見つけた「よしだ屋」へ入りました。昔から続いてそうなお店ですね。



醤油ラーメンと今夜は餃子も付けちゃうぞ!
他にも定食がいくつかありました。こっちの方がメインなのかしら。



牛骨ラーメンも鳥取のご当地グルメで、米子・倉吉などの県西部が発祥の様です。
香ばしくてうまい。昔ながらのあっさりした醤油ラーメンで牛骨の出汁がよく味わえるラーメンでした。



ホテルにチェックインして軽く呑んで初日は終了です。


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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その7

2013-01-28 23:36:17 | 海外旅行記
8月27日(月) スイス2日目(通算6日目)


ツェルマットといえば、日本のツアー旅行で必ずコースに入れると言っていいほどお約束な場所なわけで、辺りを見渡してみると日本語表記がちらほら見られます。うーむ、異国なのにそうでない感じがして不思議です。
なんといっても、ホテルの朝食に日本米と味噌汁が用意されているとはたまげたなぁ。そんだけ日本人観光客多いんだろうな。そろそろハムとチーズばかりの食事にも飽きてきて和食が恋しい時期だったので、米と味噌を補給できたのはありがたかったです。



ツェルマットといえばやはり名峰マッターホルン。今日はこれを存分に堪能することとします。
というわけで、マッターホルンゴッタルド鉄道(MGB)の向かいにあるゴルナーグラート鉄道(GGB)のツェルマット駅から出発します。



室内には朝から多くの観光客が。特に日本人のツアー客が多いです。日本人がいるというのは安心はしますが、なんか外国に来た感じがしなくて嫌ですね。



やはりどこにでもあるキオスク。ここで水を買っていきました。割と遅くまで店を開けているので、何かの時に便利。



切符を購入して、スイスでは珍しい自動改札機へ。といっても、日本のような立派なものではなくテーマパークにあるような鉄の棒を回して通過するタイプ。開業当初の地下鉄銀座線のものと似たタイプというとわかりやすい・・・わかりにくいか。
改札機を抜けてホームに行くと、電車がいました。形式はBhe4/8形で、2両で1編成を組みます。日本の湘南形にも似たフェイスをしているのが好印象です。



別のホームにもいますね。



ホームの先には車庫があります。地方私鉄らしい車庫でたまりませんな。
一番右側のピットにいる丸妻の車両は現役最古参のBhe2/4形か?



GGBも山岳鉄道ですのでもちろんラックレールを装備。しかも全線にわたって装備しています。GGBもMGBと同じでアプト式を採用いていますね。



会社の切り抜き文字と銘板。
ゴルナーグラート鉄道は、ツェルマット駅から山を登り、頂上のゴルナーグラート駅までを結ぶわずか9キロの山岳鉄道です。9キロという短さながらその標高差は何と1485m。最急勾配は昨日のMGBを上回る200パーミル!あまりに急なので車内の床や座席はそれに合わせて多少傾いたものになっています。



それでは出発です!駅を出て右へカーブすると、すぐに勾配区間が始まります。その急さと言ったら凄まじいものです。



勾配を登る直前のポイントでは、地下区間から電車が顔をのぞかせていました。建物の下に車庫があるのでしょうか。面白い構造をしています。
勾配を登り始め、最初しばらくは林の中を進んでいたのですが、次第に視界が開けてくると・・・。



最初からクライマックス!!
す、すげぇぜ・・・!
右手にマッターホルンが姿を現しました!


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HGUC デザートザク製作 その2

2013-01-27 20:54:17 | ガンプラ(宇宙世紀)製作記
TVアニメ「トータルイクリプス」を観て以来、オルタの世界にハマっている今日この頃です。戦術機いいな!
唯依姫のノンスケールたけみーを作りたいけど時すでに遅しでどこにも売ってないのよね・・・と思ったら今度再販するということでまた予約しとこうと思います。



前回の更新からずいぶん経ちましたが・・・ちびちびと進めています。
胴体は、グフのような胸部装甲を取り入れるため旧キットから移植。
ガルマザクの方の胸部に穴を開けてそこにハマるようにしています。隙間にはパテで対処しています。形成が下手くそなので見苦しい感じですが。
胸部の下の方の装甲は元のものを生かしています。



股間にもやりましたが、つま先と太ももに増加装甲っぽいものがあったのでプラ板を貼り付けて再現。精度が悪い。



06D独自のスパイクアーマーも移植。HGUCの可動機構を生かすためプラパイプでポリキャップ用のダボ穴を新設。スパイクアーマーとはパテでくっつけるというひどい力業。見えないからいいんだもん・・・。でもマシンガン両手持ちしたら丸見えだな。



豊富なオプション武装が特徴の06Dなのでサイドアーマーにマウントラッチを設けて武装を取り付けられるようにしました。これは固定させるつもり。



改造はこんなところでしょうか。あとやるならリベット追加ぐらいかな。
次回は塗装してると思います。

本州制覇の旅~山陰project~ その5

2013-01-26 23:53:32 | 旅行・イベント記

鳥取駅に到着しました。
ホームに降りると智頭急行のHOT3500形が留置されていたので撮影。富士重工のLE-DCっぽい外観ですが、灯具の配置で大分印象が変わりますね。



HOT3500形にはヘッドマークがついていて、描かれているのは智頭急行の鉄道むすめ「宮本えりお」でした。その界隈ではじわじわ人気を伸ばしているようです。



立派な高架駅ですが非電化というギャップが面白いです。



智頭急行の稼ぎ頭、特急「スーパーはくと」が入ってきました。



お昼がまだだったので、駅前で軽く食べることにしました。駅前にスラーメンを出す立ち食いそば屋があったのでそこにすることに。
鳥取のご当地グルメであるスラーメンですが、「孤独のグルメ」で紹介されて以来よそでも知られるようになったとか。
その中身は麺は中華麺ですが、うどん用のスープにネギ、もやし、天かすといううどんっぽいトッピングがされているというもの。だいたいうどんです。
つゆは関西風のあっさりした私好みの味でとてもよかったです。あっさりしていますが天かすがコクを出してくれるので結構バランスがいいです。なにより安いのでいいですね。
おいしゅうございました。



第11走者:日本交通バス砂丘線 鳥取駅前14:40→鳥取砂丘15:02
スラーメンを手早く食べてしまい、鳥取砂丘に向かう路線バスに乗車。
鉄道と比べると利用しにくい感の多い路線バスですが、行先が観光地というのは観光客でもわかりやすいのでいいですね。



鳥取に来たら鳥取砂丘です。雨が降っていたらやめるつもりでしたが運のいいことにやんでいたので決行します。
雨が降った後でぬかるんでるのではないかとも思いましたがそうでもないみたいです。



お、おう・・・。
日本最大の砂丘として知られる鳥取砂丘ですが、数か月前に行ったこことどうしても比べてしまい、結果も歴然。天気もひどいしそんなに感動しなかった。



あ、でも海が見えるのはすごいと思った。砂漠ではなくあくまで砂浜海岸だということを思い出させてくれます。うん、砂浜だと考えるとすごいと思った。



雨降って地固まったのか、割と歩きやすかったです。



それでもやはり上り坂は足を取られるので疲れますね。



ついやってしまった。
すぐに消しました。あと砂は一粒も持ち帰っていません。



頂上までもう少し。



頂上まで来ると、一面に広がる砂浜と日本海。ちょっと日本海荒れてやいませんかね。これを連想させてなんか今後不吉なことが起こりそうです。



風が強すぎてひどい。さすがに下まで降りようとは思わなかったです。時間もありませんし。



砂丘の滞在時間はわずか30分弱。砂丘を往復するだけで時間を使い切ります。バスに乗り遅れないうちにとっとと戻ります。
写真のあれは水たまりですかね?
砂丘から戻ってきた途端、雨が降り出してきたので実にタイミングよく見学が出来ました。



第12走者:日本交通バス「ループ麒麟獅子号」 鳥取砂丘15:29→鳥取駅前15:54
観光客向けの循環バスに乗って鳥取駅に戻ります。あれだけの時間で行けるか微妙でしたが行けるものですね。
車内は英語や中国語やハングルが飛び交っていてアウェイ感がすごかったです。


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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その6

2013-01-25 22:44:42 | 海外旅行記

駅ですれ違い。すれ違ったのは豪華そうな客車でした。あれがあの名高い「氷河急行」なのでしょうか?



平たい所を走ります。山の頂上は森林限界よりも上の様で草木が生えていません。



テッシュ駅に到着しました。
ツェルマットでは環境保護の観点から自動車の乗り入れが禁止されていることから、そこのひとつ手前であるテッシュに自動車を置いて(駐車場がかなり広いらしい)そこからマッターホルンゴッタルド鉄道(MGB)に乗り換える必要があります。そのためテッシュ~ツェルマット間は列車の本数も多く、ピストン列車が運行されているほどです。
以上のことから駅の規模は大きく、本線用ホームの他にピストン列車用の頭端ホームもあります。



マッターフィスパ川ってなんか白っぽいですよね。ミネラル的な何かがしみだしていそう。



このトンネルを抜ければ終点ツェルマット(のはず)!



ツェルマット駅に到着しました。



ホームは意外と近代的で半地下構造になっています。雪除けかしら。



ここまで列車を牽引してきたHGe4/4Ⅱ形。真っ赤な車体がよく目立ちます。



やはりここも改札が無く、街までスムーズに移動できます。
ところで駅のサインやアイコンは国鉄も私鉄も変わらないようですね。外国人には戸惑わなくて済むのでありがたい。



外に出てみました。今までは駅や列車の中ばかりにいたので本格的にスイスの土を踏むのはこれが最初でしょうね。



ログハウス風の建物が出迎えてくれました。異国だなぁ・・・。



先ほどツェルマットには自動車が乗り入れ出来ないと書きましたが、自動車の代わりに電気自動車がここでは主流となっています。
どれも自動車よりも小型のかわいらしい姿をしており、フリーランスの自動車のプラモデルのようなおもちゃっぽい外観は、このおとぎ話に出てくるような街並みに意外とマッチしています。
こちらのトラックもトラックとしてはかなりの小ささ。



こちらはバスタイプのホテルの送迎車。それでもサイズとしては軽自動車クラス。



ツェルマットのメインストリート。茶色のログハウス風で統一されており、非常に良い景観を出しています。さすがは観光地。
ツェルマット祭り間近ですが、残念ながら参加できませんでした。



メインストリートの先に見えるは明日から登るアルプスの山々。期待が高まります。



ツェルマットの拠点となるホテルへ。



ホテルの隣にあるレストランでお食事。
サラミ・チーズ盛り合わせ。酒が進みます(ほんとはリンゴのシードルでしたけど)。この日はコーラ無しでした。日本では珍しい干し肉があり、おいしゅうございました。



レストランお手製ポトフ。牛の出汁が実によく出ており、塩梅も絶妙。具もたくさん入っており文句なしの味でした。これはうまかった!



食事後、駅へ寄り道。改札が無いので出入りが自由です。
HGe4/4Ⅱ形電気機関車とABDeh4/10形電車がいました。MGBの車両については翌日にがっつりと撮影しますのでそれをお楽しみに。

特に動きもないことから、これで撤退してホテルに戻りました。
スイス1日目はこれで終了。翌日へ続く。


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最近作ったもの(クハ103+クモニ83・静岡鉄道1000系)

2013-01-22 22:18:29 | 鉄道模型記
ここ数か月の間に鉄道模型をいくつか作っていたのですがすっかり紹介しないまま年が明けてしまったので、いい加減記事書けということに。



クハ103+クモニ83
なんだこいつという編成ですが、府中にある東芝の工場に実際にある車両です。
なんらかの試験に供されたのではないかと思っていますが、現在は工場内の留置線に置かれているだけの様です。
荷物車クモニ83は無論、低運転台の103系も今や貴重な車両です。この先も解体されずにいるといいのですが。



参考写真。2年前に実際にこれを見てきて「なにこれ面白い、模型で作ろう」と思って思い立ったのが2年前。思い立った後すぐに材料をそろえましたが、以来積みプラに。先月やっと作り出しました。



ネタで作ったので実車の再現度はあまり高くないです。それっぽく見えればそれでいいのです。
実車がやけにつやつやだったので艶消しトップコートをかけたのは間違いだったかな?



クハ103。以前は近くを走っている京王に刺激されたのか、動物のイラストがたくさん描かれた楽しげな車両でしたが、近年中央線のオレンジ一色に変更されました。
実車は初期型なのでユニット窓ではないそうなのですが、在庫が無かったので仕方ない。お金もそんなにかけられないし。
あと、Hゴムが塗られていないじゃないかとお思いかもしれませんが、仕様です。
実車だとオレンジに塗られているんだから仕方がない。なんてモデラー思いな車両なんでしょう。
さすがにアルミサッシまでオレンジには塗ってくれてなかったのでそこはちゃんと色差ししてあります



ライトはちゃんと豚鼻に改造。ユニット窓車に豚鼻はいないと指摘されましたが、知らなかったんだから仕方ない。
連結器上のステップは間違って切り取ってしまいました。
方向幕には「東芝府中」が入っていますが、わざわざ用意する気になれなかったので省略。今後何かのついでに作ることはあるかもしれません。



クモニ83。現存しているのはこの1両だけ?こちらは実車の再現度が良かったこともあって、クハ103と違ってそのまま本線走行させても問題ない仕上がりになっています。とはいっても動力は積んでいませんので、70系あたりに引っ張られるのがお似合いでしょう。



なお、車体は製作中にヒーターの熱風を受けてしまい変形、再起不能となりましたので新しい2代目の車体を用意して製作。一応、復旧扱いです。
簡単に逝ってしまうものですね。こわいです。



先頭に来る側のライトはクリアパーツに差し替えてあります。見えない連結側はそのままです。
方向幕には下関や大阪などが入っているどうですが、103と同じく用意するのも面倒なので省略。

こんな感じです。
どこかのレイアウトの留置線にぽつんと置かれているかもしれません。




静岡鉄道1000系
3年前に購入したプラッツ製の静岡鉄道1000系のキット。3つあるうちの2つ目です。休車中の1つめもいい加減復旧せにゃ。



クモハ1001。連結器の首が垂れてるな・・・。
今回作った1000系の形態としては、集中クーラーの乗った初期型、スカート・ラッピングの無い2000年代前半以前のものをプロトタイプとしています。
銀一色だから塗るのが楽。



クハ1501。
動力は鉄コレ動力を搭載、床下機器はキット同封のものの中からできるだけ実車に近いような配置に変更しています。



1000系の屋根はとにかく白っぽいので、屋根からクーラーまで全部白にするのもありだったのですが、それだと模型としてのメリハリにかけるのでクーラーは白、屋根は薄いグレーにしました。



前面ストライプは、キットでは塗装で再現しろという鬼畜っぷりでしたのでデカールを自作して対処しました。一定の成果が出たと思います。


以上になります。
続く?

本州制覇の旅~山陰project~ その4

2013-01-21 23:02:12 | 旅行・イベント記

第10走者:山陰本線(キハ40系) 城崎温泉11:54→鳥取13:57
鳥取からは非電化区間ということで気動車が登場。国鉄時代から続くたらこ色のキハ40系です。まるで放置された静態保存車のごとく塗装の退色が激しいですね。



発車直前に183系「こうのとり」が到着。鳥取行きに接続するようです。183系も引退するので撮れるだけ撮っておきます。



海岸付近を走るため素晴らしい景色が時折広がるのですが、この天気のせいで台無しです。
あと列車の速度が遅い。キハ40だからなのか、線形が悪いからなのか、雨天から来る意気消沈による錯覚なのか。



ちなみに城崎で買った大かにもなかはこんな感じ。また後で食べます。



香住でキハ40系とすれ違い。左の赤いキハ40は豊岡所属の車両です。キハ40の中でも好きな塗装です。
これに限らずJR西の地域色はセンスが良くて好きなのですが、単色化でなくなると思うと残念ですね。



なんと香住駅にはパタパタが残っていたのですね。しかも古そうな感じ。いいですね。



香住駅を出発し、次の鎧駅に停車。ホームからの景色が素晴らしいです。降りてみたいですね。



鎧駅の次は餘部駅。餘部といえばかの有名な余部橋梁です。2010年に2代目のコンクリート橋が供用されていますが、それより前の初代橋梁は鉄製トレッスル橋で山陰本線のハイライトでもありました。



役目を終えた旧橋梁ですが、鳥取側の3スパン分の橋梁は土木建築保存や観光資源を目的として残されています。



旧橋梁から餘部駅に続く線路はまだ残っています。


ここも降りてみたい駅だったんですけどね。よく見たら元橋梁だったと思われるベンチが。



浜坂で20分ほどの停車。ここにもパタパタがありました。



大阪から来る特急「はまかぜ」の接続待ちなんだそうです。



駅の外に出ると、いい感じの地方の町が広がっていました。歓迎の看板なんていいじゃないですか。
天気が良ければメインストリートを歩くくらいは出来たのですが。



駅舎も地方の主要駅っぽい感じ。



駅舎にはその名もずばり「鉄道グッズ館」という山陰本線関連の鉄道資料館があります。
ちょっとした待ち時間にいいです。



古風なパタパタに古風な緑の窓口。国鉄時代から残っているものなんでしょうね。



城崎温泉行きのキハ40系。



キハ189系「はまかぜ」が到着し、接続も終えたところで鳥取行き列車も出発。
終点鳥取駅はもうすぐです。


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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その5

2013-01-19 22:29:14 | 海外旅行記

フィスプに到着したところで、こちらの列車に乗り換えます。これも機関車牽引の客車列車で、これは制御客車です。
乗り換えるのはマッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)というスイス南部の私鉄です。
赤と白の車体に細いストライプという塗装は、姉妹提携を結んでいる富士急行の1000系電車が同じ塗装をしていることから、数あるスイスの鉄道の中でももっとも馴染み深い鉄道ではないでしょうか。



今まで乗ってきたスイス国鉄のレール軌間は1435mm(標準軌)でしたが、MGBの軌間はメーターゲージとも呼ばれる1000mmと、日本の狭軌(1067mm)に近いものです。
それではこれに乗って終点のツェルマットを目指します。



これから山々を登って行きます。



ラックレール登場!MGBは登山鉄道に分類されますが、その最急勾配はなんと125パーミル
日本の最急勾配である大井川鐵道井川線の90パーミルを軽々と上回ります。スイスにはこんな鉄道がほかにもゴロゴロしているそうです。
MGBは急勾配区間のみラックレールを使用する粘着・ラック併用式なのですが、井川線のように機関車付け替えを行うことは無く、ラック区間の始点あたりで減速するだけであとはそのままスルーしていきます。
さらに速度も50km/hほど出していると思われ速いのです。
ちなみに列車の奥に見える赤いのが機関車で、山頂側に取り付けられています。井川線みたいに麓側に連結しないで大丈夫なのかなとか思うんですけどね。



ん、なんか日本っぽい写真だな。



途中駅で列車交換します。



MGBの主力機関車、HGe4/4Ⅱ形電気機関車です。



急カーブなので列車の先頭が見えます。



急勾配・急カーブの連続です。



線路の脇を流れるマッターフィスパ川。今後も何回か出てきます。



再びラック区間に入ります。ラック区間に入る前には[A]の標識が立っているため、すぐにわかります。他にも減速だとかラックの噛み合わせで車体が揺れたりだとか。
そして入った途端始まるこの急勾配です。



地層が丸見えです。森林限界もだんだん近づいてきたようです。



なおこちらが客車車内。二等車に乗車しました。窓は大きくワイドビューな感じです。非冷房ですが涼しい気候なのでいらないですね。あと、スイスの鉄道はほとんどの場合一等車が連結されているようです。






謎の穴。湧水でも出ているのか、はたまた人工物か。



長さ、高さ、ドア配置がバラバラな客車たち。



大崩落!



雪!いよいよアルプスの山々が見えてきました。



アルプスが見えてくると終点ツェルマットまではもうすぐです。


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本州制覇の旅~山陰project~ その3

2013-01-17 22:09:21 | 旅行・イベント記

第9走者:山陰本線(223系) 福知山10:10→城崎温泉11:30
福知山から再び223系に。山陰本線京都口最後の電化区間です。
特急からのリレー列車のため車内は混雑しています。



豊岡を過ぎたあたりから円山川と並走。河口が近いのか川幅が広いです。



カニの直売所っぽいもの。



城崎温泉駅に到着。反対ホームには183系特急「こうのとり」が停車していました。183系も今度のダイヤ改正で引退するとのこと。



城崎温泉で20分ほどインターバルがあるため、少しだけ外に出てみます。
駅前はいい感じの温泉街が広がってますねぇ。



駅前にあった温泉。試飲用のもので、湯呑みが置かれています。
試しに飲んでみましたが、海が近いせいかほんのり塩気を感じる温泉でした。うまいとは思わなかったです。



旅館風(?)の駅舎。カニが特産の街らしくカニアピールが割とすごいです。



駅前通りを歩いてみます。いいところだなぁ。またここもゆっくり来てみたい。



魚屋、とくにカニを売っているところが多いです。この時期はカニ美味しいものね。



そんな中訪れたのは、斉藤製菓店。普通のお菓子屋さんですが・・・。



ここで売っているのは「大かにもなか」。これは「水曜どうでしょう」の「原付西日本制覇」でミスターと藤村Dの甘いもの対決に登場したお菓子でして、どうバカには外せないお店。せっかく寄れたので買っていきました。後で食べることとします。



いい感じに時間を潰せたので駅に戻って列車に乗り込みます。


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本州制覇の旅~山陰project~ その2

2013-01-14 21:25:19 | 旅行・イベント記
12月22日(土) 1日目


第5走者:東海道本線(223系) 大垣5:58→米原6:31
真の初日でございます。
ほとんど眠れない中、ネカフェを後にして大垣駅へ。姫路行きの電車に乗ります。
「ムーンライトながら」の接続待ちをしているこの列車、いつもなら「大垣ダッシュ」を棄権しているため立つはめになっているのですが今回は余裕で座れた上に悠々と大垣ダッシュを観戦することが出来ました。皆さん必死ですねw



シートモケットは225系と同タイプのものに張り替えられたようですね。



第6走者:東海道本線新快速(225系) 米原6:34→京都7:27
米原で225系の新快速に乗り換え。うっかり寝過ごさないように気を付けます。



京都に到着。いよいよ旅のメインルートである山陰本線に乗り換えます。
今回の旅行の目的は本州制覇ですが、もう一つの目的として国内最長の路線である山陰本線の走破があります。



第7走者:山陰本線快速(223系+221系) 京都7:34→胡麻8:37
「胡麻」という聞かない行先があったのでそこまで行ってみることにしました。
後ろの221系は途中の園部で切り離されてしまうので前の223系に乗ります。



寝過す心配が無いので安心して園部を過ぎるまで寝ていました。
起きたら日吉でした。東急東横線、目黒線はお乗換え。



着きました。



無人駅ですが、農産物の直売所と郵便局が併設されています。
それにしても雲が低い・・・。今にも降り出しそうだ。



駅前は特に見るところはありませんが、レイアウト製作で使えそうな特徴的な建物の写真を何枚か。



第8走者:山陰本線(221系) 胡麻9:11→福知山10:00
後続の福知山行きに乗車。221系が福知山まで顔を出すのは割と少ないのでラッキー?



直売所で買ったパンとヨーグルト。ヨーグルトは近隣の高校が作ったもので\60というお安いお値段。味の方も十分でした。



何回目かの福知山。いい加減福知山城などを観光したいところですが、近畿エリアは今回スルーします。
ここからはいよいよ未乗区間です。


その3へ→