
キット:1/200ボーイング737全日空(ハセガワ)+イージージェットデカール(V1デカール)
仕 様:イージージェット (G-BECH)
ハセガワの昔のボーイング737-200のプラモデルとV1デカールのデカールシートを組み合わせて、イージージェットの機材を作りました。

737-200は、小型旅客機のベストセラー737シリーズの第1世代です。-200型は-100型の長尺型です。
エンジンが主翼に直付けされているのが特徴です。これで機体の地上高を下げるのが狙いでしたが、後の世代でエンジン直径を大型化する時に設計上の足枷となってしまっています。

イージージェットはイギリスで1995年に創業した、現在のLCCの先駆けです。旅行会社を介さずに乗客に直接電話予約させることで発券コストを削減しています。予約方法を乗客に認知させるために胴体に予約センターの電話番号を大きく書いて機体自体を広告にしてしまったのが特徴です。
ネット予約が主流になると、ウェブサイトのアドレスを書くようになりました。


今の737NGシリーズと比べるとあらゆる部品が違います。原形を留めているのは、機種くらいじゃないでしょうか。

足が短く低姿勢です。当時はまだ地方空港に配備が十分じゃなかった搭乗橋を使わなくても乗降できるようにとの配慮です。ただ上述したように大直径の高バイパス比ターボファンエンジンが主流になると、翼下にエンジンを吊るせなくなりました。いろいろ無理をしてかわしていますが、737MAXでは無理したエンジン配置が一連の墜落事故の遠因になっているように思います。

裏面。低バイパス比の細長いエンジンなのです。


以上、737-200イージージェットでした。