黒鉄重工

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2011/09/25 靖国神社行ってきた

2011-09-26 23:12:56 | 日常記

両親が祖父母を連れて東京観光に来るそうな。私も参戦してくることにしました。
と、その前に、小田急線に寄って少しの間撮影。黒歴史化することになった3000形F-Trainが来てくれると嬉しいなーと思っていたら本当に来た。
小田急の凡ミスも悪いけど、お役所の方も頭固いよなーと思います。再登場してくれると嬉しいですね。



代々木上原駅で千代田線に乗り換えようとすると、留置線に203系が停まっていました。
これ幸いと、降りて撮影します。ホームはオタでごった返しでした。



引退記念のヘッドマークが付いていました。


撮影後は、家族と合流するまでの間秋葉原をプラプラ。



秋葉原から地下鉄を乗り継いで靖国神社へ来ました。
こっちに来てから1年半くらい経ちますが、都内の名所も全然巡れてないですね。



偉いであろう人の像。






言っちゃなんですが、特にここがすごい!というものもなく本堂へ。



お参りお参り。



遊就館という神社に併設する展示館を見学することに。



靖国神社が、戦没者を祀るための神社であることから幕末から太平洋戦争までに関する展示がメイン。
かの零戦も展示されてます。



タイに出征し、戦後日本へ帰還したC56 31。同じくタイに出征したあと日本へ帰還した大井川鐵道のC56 44の片割れですね。



常設展示を見ながら大展示場へ。
特攻機「桜花」です。



人間魚雷「回天」。こいつだけには乗りたくないよな・・・。
なんか特攻機ばっかだね。



チハさんマジ厚化粧。

展示はとてもわかりやすかったですが、全部鵜呑みにするのはまずいようなといいますか、ちょっと美化しすぎじゃね?という感じでした。

靖国神社を見学した後は、世田谷にあるお寿司屋さんで早めの夕食を食べて、下宿に戻りました。

2011/09/02~05 部の合宿で四国を巡る旅(2011年夏合宿) その7

2011-09-21 22:49:29 | 旅行・イベント記

第36走者:長野電鉄屋代線(3500系) 井上11:09→松代11:28
井上を後にして、真田家の城下町、松代へ。



到着。駅舎は開業時のもので、築88年と貫禄あふれる姿。廃線になってもこの駅舎は残しておいてほしいものです。



さて、松代では観光をします。駅で自転車の貸し出しを行っていたので、それに乗ってまずは松代城へ。



天守閣なんかは残っていないのですが、さっきの太鼓門や石垣なんかは復元されているようです。



北不明門。



お堀。



続いてチャリを走らせてきたところは、松代象山地下壕。ただの地下壕ではなく、太平洋戦争末期に本土決戦の最後の拠点として軍が極秘に構築した大本営です。またの名を松代大本営。
1944年11月11日午前11時に着工(1を並べたのは無論狙っています。いい日いい時という縁起を担いだためとか)、終戦までの9カ月間に当時の金額で約2億円、朝鮮人を含めた延べ300万人の労働者を使って工事を進めました。劣悪な労働条件であったため、多くの犠牲者を出しました。
戦後は忘れ去れようとしていましたが、1989年から見学できるように整備されています。

そんなこの戦争の貴重な遺構である松代大本営を見学してみることにします。



入口を入ると、下り坂が続きます。なんでも測量ミスだとか。天井が低いので頭をぶつけました(ヘルメット装着だったので無傷でしたが)。



大本営の総延長は約10km。そのうち500mほどが公開されています。
崩落しない用支柱が立てられていたりライトで照らされたりしている以外は手つかずです。



あのですね、ただの洞窟とは違う雰囲気を感じますね。去年の今頃、岩手県の龍泉洞を見学したのですが、全然感じるものが違います。
丁度見学者が誰もいなかったので周りは無音。自分の足音がするだけ。
しかも、これの工事にあたって犠牲者が多かったわけですから、周りには何かいるかもしれないわけですし・・・
要は、暗いよ狭いよ怖いよということです。



掘削方法は削岩機を使って行います。削岩機で穴をあけ、そこにダイナマイトを仕込み、破砕したようです。写真はその時抜けなくなった削岩機のロッドです。



この大本営、大きな開けた部屋は無く、狭い通路が碁盤の目のように伸びるだけとなっています。なので、こんな横穴が縦横無尽に通っているわけです。
こんな狭い通路だけで運営できたのかしら。



あ~もう、やだなー・・・。一人で来るもんじゃないよこれ。
湿度120%くらいあるんじゃないの?蒸気立ち込めてるよ。



破砕した石屑(ズリと呼んでいたそうです)はトロッコを使って運ばれていました。その時のレールを固定する枕木跡です。



壕は碁盤の目のようにと書きましたが、これがなかなか正確に掘ってあります。
しっかりと測量したからなのですが、そのときの側点跡が残っています。



見学コースの終点。
ここからもなお奥に穴が続いています。

結構怖かった松代大本営でしたが、とても興味深かったです。当時の証言や記録を残す活動を地元の高校生が行っており、ぜひこれからも頑張ってほしいです。



さて、微妙に時間が余ったので、大本営に行く時に通った文武学校を駆け足で見学していくことに。
文武学校は8代藩主真田幸貫が藩士の子弟の学問・武芸を奨励するために建てた学校。お勉強するところ、剣とか弓とか槍とか武芸をするところがあります。
明治には西洋兵学寮士官学校が、廃藩置県後は松代小学校の校舎になりました。



武道場。



剣術所の屋根の梁。とても重厚です。



お部屋。



文学所。



中はこんな感じ。



あんまよく見れなかった・・・。今回見れなかった真田邸も併せてまた来てみたいですね。



第37走者:長野電鉄屋代線(3500系) 松代13:09→屋代13:23
出発直前の電車に乗り込み、一気に屋代線の終点屋代駅へ。



しなの鉄道と接続している屋代駅。留置線には169系がいました。
保安装置の関係で7月からJR東日本への乗り入れができず、ほとんど運用が無い状態が続いているせいか、塗装がくたびれ始めていました。



第38走者:しなの鉄道・JR信越本線(115系) 屋代13:51→長野14:10
しなの鉄道に乗り換えて長野に戻ります。



長野駅では1時間ほどの休憩。189系「妙高」なんかを撮影します。



第39走者:信越本線・篠ノ井線快速「みすず」(115系) 長野15:05→松本16:24
さて、寄り道もこれで終わり。いよいよ帰路に着きます。



第40走者:篠ノ井線・中央本線(115系) 松本16:38→19:47
松本で中央本線直通の普通列車に乗り換え。大月まで3時間のロングランです。



第41走者:中央本線(E233系) 大月19:52→???
大月ではE233系に乗り換え。まさかのロング地獄です。
そのあとは下宿の最寄り駅まで乗り継いで行って帰宅しました。

さて、今回は散々な四国旅行でした、としか言えないでしょう^^;私よりもっとひどい目にあった人もいたそうですが・・・。
ぜひリベンジしてみたいものです。


おわり

2011/09/02~05 部の合宿で四国を巡る旅(2011年夏合宿) その6

2011-09-18 22:03:25 | 旅行・イベント記

第32走者:信越本線(115系) 直江津06:03→長野07:38
4日目(エクストラステージ) 直江津。
車内で寝られるか心配でしたが、2回目の乗車ともなると寝台車に乗るという興奮も冷めるものですね、よく眠れました。

さて、このエクストラステージと銘打った長野寄り道。東日本大震災の影響で流れてしまいました春休み信州旅行のリベンジであります。

まずは直江津で接続している信越本線の普通列車に乗車して長野へ向かいます。



長野駅に到着。バスロータリーに停まっていたバスの塗装がかっこよかったのでつい撮影。



長野からは長野電鉄に乗り換えます。ホームは地下にあるんですね。



第33走者:長野電鉄長野線(8500系) 長野07:53→朝陽08:06
ホームに降りてみるといたのは元東急の8500系。思い入れの深い電車ですので、ここで第二の人生を送ってくれているのはうれしいですね。
それにしても、周りは地下ホームですし、中央林間に見えてしまいます。



途中の朝陽駅で下車。



駅舎はこんな感じ。よいものですわ。



駅から少し歩いて、少し撮り鉄。8500系はやっぱスカート無い方がいいわな。



8500系の他にも、元日比谷線の3000系もここでは3500系・3600系として活躍しています。



前日は天気が心配でしたが、いざ来てみると青空が見えるこの良好ぶり。



8500系のトップナンバー車。ちなみに「8501」は東急時代と番号が変わっていないです。



第34走者:長野電鉄長野線(3600系) 朝陽09:00→須坂09:13
特急が撮れなかったのが残念でしたが、ぼちぼち駅に戻って進みます。



須坂駅に到着。ここには長野電鉄の車庫がありますので、色々な電車が見れます。



電気機関車のED5000。あんまり萌えない・・・。デッキが無いからか?



8500系と元小田急ロマンスカー10000形の1000系。カラーリング(裾とスカートの赤)が本家よりもやや明るい色に変更されているのですが、個人的にはむしろこちらの方が好みだったり。
それにしても、よく保守の手間のかかる連接車を導入したものです。


長野電鉄乗車のお目当ての一つが自社オリジナルの特急用車両2000系D編成。
晴れて来年春まで引退が延びましたが、走行しているところは撮影できず。こりゃまた来るしかないんかな。



特急「成田エクスプレス」で活躍した、もとJR東日本の253系である2100系。強引に撮影。



新OSカーこと10系。こちらは2003年に引退済み。
御覧のように2000系A編成とくっついているため、お顔を拝見することが出来ず。改札の外に出れば見れるのですが、あいにく時間が無かった・・・。やっぱまた来るしかないんかな。



第35走者:長野電鉄屋代線(3500系) 須坂09:25→井上09:29
では2000系A編成はというと、これから乗る屋代線の3500系に阻まれてこれまた撮影できず。以上、さして戦果の上げられなかった須坂駅でした。

さて、これから乗る屋代線、来年の3月くらいまでに廃止されることが決定されています。つまりはお名残り乗車(初めて乗るんで名残も何もないのですが)ということになりますね。
それに、沿線には廃止前に寄っておきたい場所がいくつかありますので、そちらも回っていきたいと思います。



3500系に貼ってあったシルバーシートのステッカー。今ではとんと見なくなりました。



まずは須坂から一駅先の井上駅で下車。駅舎はごくごく普通でした。



駅から歩いて20分のところにあるトレインギャラリーNAGANOという所に向かいます。
道中にはインターチェンジもあるので、周辺には飲食店が軒を連ねており(チェーン店ばかりですが)あっちへふらふらこっちへふらふら・・・。



ここで保存されているのがこの青ガエルこと元東急5000系である2500系です。
屋代線の井上駅が最寄り駅ですから、屋代線が廃止されて寄りにくくなる前に来てみたかったのです。



駐車場に止めてある車が邪魔だったので、反対側から撮影。
ちなみに、これを管理しているトレインギャラリーNAGANOは開いていませんでした。おかしいな?


その7へ→

2011/09/02~05 部の合宿で四国を巡る旅(2011年夏合宿) その5

2011-09-16 20:57:22 | 旅行・イベント記

第22走者:伊予鉄道高浜線(3000系) 大手町12:47→梅津寺13:03
ホテルに戻って支度をしたら松山駅で解散し、部員たちとはここでお別れ。
予讃線の電車の発車まで時間があるため、どこか行こうと思っていたところへ、部員の一人が高浜線を撮りにいくということでそれに乗ることにしました。
次来るまでに、伊予鉄の700系は消えるかもしれないけど、松山城は逃げませんからね。



古町駅の車庫。ここでも路面電車と郊外電車の平面交差があるそうです。本数も多いし、伊予鉄道って色々な意味でレベル高いですね。



梅津寺で下車し、歩いて5分足らずのところにある小高い丘へ。梅津寺駅付近は線路が海岸ぎりぎりまで来るため、このような写真が撮れます。700系狙いでしたが、来たのは3000系ばかりでした。残念・・・。



第23走者:伊予鉄道高浜線(610系) 梅津寺12:45→三津12:49
さて、松山滞在もこれで終わり。帰路に着きますよ~。
乗ったのは伊予鉄道オリジナルの610系。車体は東武20000系の設計を流用しているようです。静鉄1000系みたいなものですね。



三津駅に到着。フェリーで本州に行く部員とはここで別れ、ここからは単独行動です。
歩いて10分ほどで、JRの三津浜駅に到着。ここから予讃線に乗り換えます。



第24走者:予讃線(7000系) 三津浜13:11→伊予西条15:06
7000系に乗車します。悪くは無いけど、かっこいいといえるほどのものでも無いデザインです・・・ね。
進行方向とは反対のホームに停車するものですから、ちょっと慌てました。



やはり特急退避でした。配線を見てわかるかと思いますが、通過列車が直線のレールを走行するようにした一線スルー方式なので7000系が反対側に退避したんですね。



電車はワンマン2両編成。終点まで降りないので、2両目の車両に行こうとしたら封鎖されていました・・・。
余計な経費は極力削減ということでしょうか。まあ、実際1両でも十分足りていましたからね。



なお、すでに予讃線と瀬戸大橋線は復旧済み。台風を感じさせないほどの快調さで伊予西条に到着。接続待ちが25分ほどあるので・・・。



四国鉄道文化館に行ってきました。



DF50と0系(カットモデル)が保存されています。DF50は未だ車籍を有しているので、その気になれば本線走行も可能だとか。



第25走者:予讃線(7000系) 伊予西条15:31→観音寺16:37
再び7000系で東進。観音寺駅では8000系特急「しおかぜ」「いしづち」を撮影。



観音寺駅では1時間接続待ちがあるので・・・。



うどん屋を探して食べてきました。おいしかったでございます。お店の奥さんとも少し話が弾みましたし、これぞ旅という感じでしたね~。



第26走者:予讃線快速「サンポート南風リレー」(121系) 観音寺17:31→坂出18:15
211系をストレート車体にして207系のお面をくっつけたような、121系に乗車して坂出へ。快速ですが、坂出までは各駅停車です。



第27走者:予讃線快速「マリンライナー」(5000系+223系) 坂出18:24→高松18:41
坂出から「マリンライナー」に乗り換えて本州を目指そうとしたのですが、車内に荷物を忘れてきた・・・。
最悪切ってもいいような荷物だったのですが(それでも着替えとか充電器とかけいおん!乗車券とか大事なものですよ)、まだ間に合うので後続の高松行き「マリンライナー」で追いかけます。



少し駅員さんと格闘したものの、無事荷物を回収することに成功しました。駅員さん達には感謝です。
せっかく高松まで来たのですこし撮影していくことに。噂の2両編成の特急「いしづち」ですね。



第28走者:瀬戸大橋線快速「マリンライナー」(223系+5000系) 高松19:40→岡山20:36
はい、本州戻ります。



ついに来ました「それ魅力」な瀬戸大橋です!・・・・・・暗くてよくわからん。今度は昼間に来たいね。ていうか、四国リベンジしたいね。



第29走者:山陽新幹線「ひかり」(N700系) 岡山20:43→姫路21:02
さて、無事本州に戻ってきたはいいもの、山陽本線の上郡辺りが死んでいるとな。四国では過ぎ去った台風も本州ではいまだ猛威をふるうか。なにせタラスさんは10km/hという超鈍足ですからね。
このままではまずいので・・・ワープします。ああ、また余計な出費。



第30走者:山陽・東海道本線「新快速」(223系) 姫路20:57→大阪21:58(25分遅れ)
新大阪までワープするお金は無いので、山陽本線の不通区間を越えたらとっとと下道に戻ります。
大阪に着いたら1時間ほど待機しまして・・・。



第31走者:東海道・北陸本線急行「きたぐに」(583系) 大阪23:27→直江津05:56
本日のお宿、ホテルきたぐにです。2回目の乗車ですね。



1両だけこんな表示が出ていました。リバイバル運転でしょうかね。いや、素直にラッキーですこれは。



さらにラッキーなことに、今回はパンタ下の寝台を取ることができました。
583系は車両限界いっぱいまで屋根の高さをあげているため3段寝台を装備できているのですが、パンタグラフを搭載しているところはさすがに屋根の高さを下げざるを得ません。
そのため、パンタグラフ直下の寝台は上段寝台を撤去して中断・下段のみの2段。
その中段寝台がポイントであって、普通なら座ることもできないくらい高さの低い中段寝台ですが、パンタ下は下段寝台並みの高さを確保しており、居住性は高いのです。それでなおかつ、値段は上中段寝台料金と同じ(寝台料金は上中段<下段)。いわば穴場寝台です。
ところが、やはり穴場といわれるだけあってわずか6つしかないです。この日は空きが目立っておりましたが、シーズン期にはここから埋まるとか埋まらないとか。

ではでは、きたぐにの車内で最終日の朝を迎えることとしましょう。


その6へ→

2011/09/02~05 部の合宿で四国を巡る旅(2011年夏合宿) その4

2011-09-14 23:40:44 | 旅行・イベント記

3日目。ちょっと風は強いですが、なんてことのない曇り空です。これでもまだ強風圏内です。
3日目は少し早起きをして、路面電車の撮影へ。



大手町駅前の郊外線とのクロスポイントで撮影したので、郊外線の電車も撮影できます。
これは元井の頭線の3000系です。制御装置がVVVFに改造されているようですよ。



運よく市内線と郊外線を同時に撮影することができました。



元京王5000系の700系。3000系が結構多いのか、あまり見かけませんでした。



第18走者:伊予鉄道市内線(モハ2100形) 大手町駅前07:25→宮田町07:28
第19走者:伊予鉄道市内線(モハ2000形) 松山駅前08:01(?)→道後温泉08:20(?)

撮影後、道後温泉まで朝風呂に行くことになりました。一旦ホテルに戻って装備を整え再出発。



昨晩はきれいに撮れなかった坊っちゃん列車もこの通り。



昨晩は商店街を通らずに裏道から温泉に向かったので、今朝はこちらを通りますよ・・・ってこの商店街は!・・・また後で。



朝の道後温泉。朝風呂気持ちよかったっす。



坊っちゃんの部屋も上がりました。



さっきの商店街。ここ、第2の選択をしたところですね(帰って見直してみたらアングルは違っていたのですが)。



ここで名物坊っちゃん団子を買っていきました。本当に甘かった・・・。



いおりんに似てね?



第20走者:伊予鉄道市内線「坊っちゃん列車」 道後温泉09:40→松山市09:56
さて、ホテルに戻ろうとしたら引き上げ線に坊っちゃん列車がいない、ホームに行くといないはずの坊っちゃん列車が停まっている。
・・・このままだと、観光らしいことは風呂入っただけという悲惨な状態になりかねないですので、というかせっかく目の前に停まっているので乗車。

坊っちゃん列車は伊予鉄道の目玉観光列車で、伊予鉄道が日本初の軽便鉄道として開業した際の車両を復元しています。SLも客車もレプリカですが、気合の入った造りになっています。
乗車中はガイドのお兄さんが市内の説明をしてくれて楽しいですよ。



もう1編成の坊っちゃん列車とすれ違い。ちなみに蒸気機関車はディーゼル機関で動いています。



連結器も昔のねじ式連結器を使用しています。実際に連結解放の様子を見ていましたが、確かに手間がかかりますね。



愛媛県庁。1929年建造の立派な建物です。確か現存する県庁舎で3番目に古いとか。



松山城見学。これで終わり。



松山市駅に向けて。



終点、松山市駅に到着。当然ながら駅に転車台はありませんが、機関車は方向転換しなければなりません。
ではどうするかといえば、ジャッキを上げて機関車を持ち上げ、それで機関車自体を回転させるという驚きの手法。びっくらこいた。



方転完了。



客車は人力で入換をします。面白い・・・。
機関車もディーゼル機関なので見かけとは裏腹に加減速が本物の蒸気機関車と比べて半端ないですね。



第21走者:伊予鉄道市内線(モハ2100形) 松山市10:10→宮田町10:18
ホテルに戻りますよ。


その5へ→

2011/09/02~05 部の合宿で四国を巡る旅(2011年夏合宿) その3

2011-09-12 20:45:58 | 旅行・イベント記

2日目 岡山駅。
雨はひどくなるばかり。台風に突っ込んでいったんだから、当然だよね
在来線は当然のごとく全線運休。死んだ・・・。



しかしそこは常識にとらわれない鉄研の部員共。鉄道至上主義者なんて野郎この部活にはだれもいないんで、他の交通手段を使います。実は前日の姫路辺りからバスだレンタカーだ、他の交通手段での四国入りは模索していたのです。
で、瀬戸大橋は鉄道・道路共に陥落しているのですが、しまなみ海道はまだ生きている。そこを走る高速バスもこの日は朝から通常運行している。これを聞きつけたのでそれに乗るか検討することに。もう、こんな状態なので進むか退くかは個人の選択に任せるということですな。
このまま岡山にいても出来ることは限られている。しかし、バスに乗れるかはまだ分からない(座席の予約は前日まで・・・)。で、これが一番きついのですが、四国にわたって今度は帰ってこられるのか。悩みますね~・・・。

結局、ここまで来たんだから行けるなら行っちまおうということにしました。在来線も明日には復旧しているでしょう。そうとなれば早速移動です。
ですが、在来線は死んでいるので新幹線を使います。こういう時に頼もしいですね、お金かかるけど。




こんな天気ですが、電車が来るまで駅撮り。岡山駅って撮りやすいですね~。
ちなみに、部員一名はもう台風につきあうのはごめんだとこの「レールスター」に乗って大阪まで離脱していきました。



第14走者:山陽新幹線「のぞみ」101号(N700系) 岡山11:06→福山11:21(25分遅れ)
まさかの「のぞみ」で行きますよ。福山って「のぞみ」停まるんですね。



福山では他の部員と一緒に撮影会状態になりました。こんな天気に・・・という感じですが、逆にこんな時にわざわざ撮影に行くことなんてないので、むしろありです。






「のぞみ」と「さくら」。



後追いの方が水しぶきが激しくていいですな。



カメラを蛍光灯モードにするといいよ、と言われたのでやってみると、あらかっこいい。後ろ切れたけど・・・。



500系「こだま」とN700系「のぞみ」。こうして横に並んで見てみると500系って狭そうですね。



乗れるかわからなかったバスですが、なんか乗れそうです。
というわけで駅の外へ。



第15走者:中国バス キララエクスプレス(三菱エアロエース?) 福山14:30→松山17:30
来ましたよ、高速バス。これに3時間揺られるわけですな。



「それ魅力」な瀬戸大橋は渡らずにしまなみ海道経由で四国へ向かっております。寝過ごしたというレベルじゃないよね。いやまあ、しまなみも通ってるけどね、あの人たちは。
車窓はなかなかなものでしたよ。これはこれでよかったんじゃない?お金かかったけど。



そして、ついに四国へ上陸!これで日本の4島すべてを回ったことになります。おめでとうございます。
ていうか、なんか外雨止んでんるんすけど・・・。



松山着きました。傘いらなかったです。台風なにそれおいしいのでした(風はちょっとありましたが)。これでもまだ暴風圏内です。
ホテルにチェックインした後は道後温泉に温泉につかりにいくことに。その前に、アニメイト全店の写真撮るとかいうだれかさんに付き合ってアニメイトとメロンブックとらしんばんへ(メイトは閉まってましたが)。私も薄い本が1冊増えました。
その後は、いよてつ高島屋の中にあるうどん屋でじゃこ天うどん食べました。大盛頼んだら半端ない大盛だったのでびっくらこいたよ。
うどんに関してはやっぱり西日本の方がおいしいですよね~。これで今合宿のミッション「うどん食べろ」は達成しました。



第16走者:伊予鉄道市内線(モハ50形) 松山市20:54→道後温泉21:10
路面電車に乗っていよいよ道後温泉へ。吊りかけがやかましいです。加減速が凄まじいです。



駅へ到着。路面電車の電停にしては豪華。



駅舎も豪華。てか、駅舎が付いてる時点で別格です。



暗いですが坊っちゃん列車も停まっていました。これについてはまた明日。



前略 母さん、僕は今松山にいます かしこ
1894年築の道後温泉本館です。神の湯と霊の湯とそれぞれの休憩室、あと皇族専用の又新殿から成り立っています。古くは、最近幻想入りしたらしい聖徳太子も入湯したんだそうですよ。ちなみにまだEX行けてません。へたくそですみません。
重厚な和風の外観が素晴らしいです。色々と値段設定があるようですが、我々庶民は一番下のコースの神の湯階下をば。温泉に入れるだけのコースです。



第17走者:伊予鉄道市内線(モハ2100形) 道後温泉22:00→宮田町22:21
温泉につかって疲れを撮ったら宿に戻りましたとさ。


その4へ→

2011/09/02~05 部の合宿で四国を巡る旅(2011年夏合宿) その2

2011-09-09 22:46:32 | 旅行・イベント記

第6走者:京阪石山坂本線(700形) 三井寺09:32→近江神宮前09:37 
撮影ポイントを変えているうちに浜大津から隣の三井寺まで来てしまったので、そこからマザーレイク号のラッピングをされた700形に乗って坂本方面を目指します。
といっても途中の近江神宮前駅止まりなので、終点で下車。



駅に隣接している錦織車庫。結構近代的。



車庫では80形を発見。京津線で活躍していた車両です。



第7走者:京阪石山坂本線(600形) 近江神宮前10:09→浜大津10:16
痛電が折り返してきたので、一旦それに乗車。



石山寺から乗車した時はちょうどラッシュ時間帯だったので車内の撮影はできず。今ならチャンスですので撮りまくります。



運転室仕切りやドアの化粧板にまでラッピングをする始末。およそ4か月の掲出期間にしては気合入れすぎです、本当に。



妻面窓は部室の扉をイメージしているのがいいですな。
にしても、他に乗っている乗客からの視線が痛い痛い・・・。瞬間、この電車で痛いのは電車ではなく、それを撮っているオタクが一番痛いということを悟ったのであった。



巨大唯が窓の外からこちらを覗きこんでいる図。恐くね。



浜大津駅で下車。これでけいおん!電車とはお別れです。



第8走者:京阪石山坂本線(600形) 浜大津10:23→坂本10:39
通常塗装の600形に乗車してようやく終点坂本を目指します。



坂本駅到着。駅舎がなんか立派だ。



駅前にはこんなお寺がありました。行ったのはお寺の前までですが。



第9走者:京阪石山坂本線(600形) 坂本10:45→浜大津11:01
第10走者:京阪京津線(800系) 浜大津11:03→京阪山科11:15

乗り潰しも完了したので、すぐに折り返りして浜大津駅で京津線に乗り換え。JRとの乗り換え駅である京阪山科駅へ向かいます。
併用軌道区間を行くシーンはすごかったですね~。



第11走者:東海道・山陽本線「新快速」(223系) 山科10:23→姫路12:01
新快速に乗って一気に姫路へ。
これまでなんだかんだで持ちこたえてくれた空模様ですが、神戸を過ぎたあたりからいよいよ雲行きがあやしくなっていきます。そりゃ、西へ進めばそれだけ台風に近づいているということですからね・・・。



はいでたー、末期色でたー。
すいません、まさか姫路で遭遇するとは思ってませんでした。不意打ちでした。



体も冷えてましたし、お腹もすいていたので名物のえきそばを食べました。



キハ223系・・・もといキハ127系を撮影。



播但線の魔改造103系。

さて、これから姫路モノレールを見に行こうと思ったのですが、ついに台風の影響で瀬戸大橋線が陥落。この日は高松まで進軍する予定でしたので、完全に詰みました
今後の進路について部員と協議することになったので、姫路観光は中止に。トホホ・・・。



第12走者:山陽本線(223系) 姫路16:34→相生16:53
で、出た結論は岡山で一泊。四国を目の前にしながら、苦渋の決断でした。
というわけで、山陽本線も落ちる前にさっさと西へ向かいます。



第13走者:山陽本線(115系) 相生16:58→岡山18:08
18きっぱーの難所(本数的意味で)、相生~岡山区間に突入。本数が少ないといわれていますが、それでもだいたい30分に一本は走っているのね。
乗車したのは115系の未更新車。しかも座席の狭い300番台でした。まあ湘南色が見れたからよしとしますか。



岡山着いた。中国地方に上陸したよ!



さすが、黄色いのもいたよ!

ちなみに、この日の岡山・広島地区は午後9時で運転を取りやめるという異例な事態。タラスさんパねェっす。

ホテルにチェックイン後は、夕飯を食べに街へ。もう四国行けんかも知れんということで、やけになって徳島ラーメンを食べました。これで一応四国は味わったということで。


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2011/09/02~05 部の合宿で四国を巡る旅(2011年夏合宿) その1

2011-09-07 20:57:38 | 旅行・イベント記
私の所属する鉄道研究部恒例の夏合宿の季節がやってきました。
今回向かう場所は四国。未だ到達していない地方です。そして、ここに上陸すればとりあえず全都道府県ではありませんがすべての地方の足を踏むことになります。
この1年強の間に本当、色々なところに行ったんだなぁ・・・。高校生の時はせいぜい東京、がんばって北陸が活動限界だったのに。

が、本当に運の悪いことにこの時期には、各地で猛威をふるったタラスさんことあの台風12号が四国に上陸するだろうという状況。
つまり、台風が追いかけてくるのではなく、こちら側から台風に突っ込んでいくという「バカじゃねェの!?」という合宿です、はい。個人旅行だったら中止にしていたでしょう・・・。



第1走者:東海道本線快速「ムーンライトながら」(183・189系) 小田原00:31→大垣05:53
つうわけで、なんだかんだで行くことになりました。小田原から乗車するのは初めて。いっそのこと「ながら」が運休になっていればあるいは・・・と思っていた時期もありました。
ボロイので、台車がギシギシいってうるさいのなんの。早く373系の運転に戻らないものかしら。



第2走者:東海道本線普通(223系) 大垣05:58→米原06:31
第3走者:東海道本線新快速(223系) 米原06:37→石山07:22

特に遅れることもなく大垣駅に到着。名古屋では曇っていたものの日差しが差し込むほどの天気。台風、何それおいしいの?という状態です。
普通と新快速を乗り継いで行ってあらに西へ。



芭蕉さんの像がある石山駅で下車。



石山駅に隣接している京阪石山駅から京阪石山坂本線に乗り換えます。



第4走者:京阪石山坂本線(700形) 京阪石山07:37→石山寺07:37
トーマスラッピングの700形に乗車。CGのトーマスかぁ・・・なんか違うんだよな。



乗車する際にフリーパスを購入したので、せっかくなら乗り潰してみることに。まずは京阪石山から近いほうの終点、石山寺へ。



名前通り、石山寺へのアクセス駅なんでしょうが1キロ近く離れているので今回はパス。参拝している間にヤツが来たら困りますからねぇ。

とりあえず、石山寺で一本撮って、その撮ったやつの折り返しに乗って浜大津駅で撮ることに。
・・・と、ここまで来ると私が何を狙っているのかわかってきたでしょうか?
で、ホーム端でカメラを構えていたのですが・・・。



いたでん!もうきやがったwww
アニメ「けいおん!」の劇場版公開をPRするためのラッピング電車ございます。舞台になっているのが京都だからとかなんとか。
というわけで、「けいおん!」ラッピングをされた電車の撮影が目的なのでした~。それにしてもこんなに早く10分そこらでに会えるとは思ってなかった。



この有様である。
京阪の本気を見た。もうこれは痛車レベル。



窓があろうがお構いなし。容赦なく覆い隠します。ここまでやるか。



唯。



澪。



ムギ。



りっちゃん。



あずにゃん。
そういえば、車体に向かって本当にあずにゃんペロペロした輩がいるようですね・・・。



ヘッドマークも装備。



第5走者:京阪石山坂本線(600形) 石山寺07:49→浜大津08:08
というわけで、図らずとも乗ることになってしまったけいおん!電車。予定通り浜大津駅に向かいます。



浜大津駅の窓口で記念乗車券が売られていたのでつい購入(1日フリーパス6枚入り)。旅先では財布のひもが緩みがちです。ていうか、とっくに売り切れていたものかと。
ところでこいつ、デカすぎなのである。せいぜいA4程度を想像していたのですが、まさかのB4。カバンに収まりきらなかったので、家に帰った時にはややボロボロ・・・。端からするつもりはありませんが、転売はもう無理っすねー。



浜大津駅付近は道路との併用軌道区間です。ここでヤツが折り返してくるのを待ちます。



小型とはいえ、路面電車タイプではない鉄道車両が走っているのには驚かされます。
この「日本むかし話」ラッピングもなかなかのものですね(面積的意味で)。



さらに驚かされるのがこの京津線の800系。日本で唯一の地下鉄と併用軌道を直通する車両で、車体の大きさは通常の鉄道車両と同じ。併用軌道を走る姿には圧巻されます。



そろそろ痛電が帰ってくるという所で、ファインダー内にトラックが路駐。これでは被ってしまうので急いでポイントを変更。



どうにか間に合い、撮影。いたたたたた・・・。



前後で色が違うんですね。



反対側の側面も撮りたいので、もう一回来るのを待ちます。



無事撮影。と、ここで雨が降ってきたのでここから撤退して今度は石山坂本線の残りの区間の乗り潰しにかかります。


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