黒鉄重工

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博多→大阪 サイコロの旅5 第6夜

2021-03-31 21:30:41 | 旅行・イベント記
2020年11月1日(日)15時38分
鳥取県鳥取市 JR鳥取駅
津山駅で振ったサイコロが導いた次の目的地は、中国山地を越えて日本海側にある鳥取駅だった。黒鉄重工のサイコロの旅史上初めての山陰地方(益田は一瞬だったので無かったこととする)、ここで引く目次第で3日目の動きやゴールにも影響を及ぼすだろう。


その前にお待ちかねの銅像チェックです。これは女性の裸婦像。だからなんだってかんじです。


こっちの石像のほうがよっぽどすごかった。「因幡の麒麟獅子舞」なのだ。
これ、すごい像の上に腰掛けたくなるんだけど、だめなんだろうな。他にも書いておきたいポイントがありますが、また別の機会にしましょうか。


なんか平和っぽい銅像もありました。鳥取駅では銅像が豊作です。
それはさておき8投目を見てみましょう。


  1. スーパーはくとで 姫路
  2. スーパーいなばで 岡山
  3. 大阪はすぐそこ 福知山
  4. 山陰西進 米子
  5. もっと西へ 松江
  6. 本州飛び越せ 高松
ついに関西圏に入ってゴールの大阪駅まで王手をかける目が出てきました。
地味にどれを引いても何かしらの特急に乗ることができます。切符の元を取れという意志の表れか。






1!!


1.スーパーはくとで 姫路
乗車時間1時間34分、乗車距離122.8km。鳥取駅16時54分発特急「スーパーはくと」12号に乗り、ここまで来た道を戻る形で因美線と智頭急行を通過。山陽本線に直通し、姫路駅には18時28分に着く。
まだ残り1日以上を残してゴールへ王手をかけられる姫路駅へ進撃。2日連続で山陰地方に足を踏み入れたが、またもやソッコーでお引取りする形となってしまった。嫌われているのかもしれない。
しかしこんなにうまく進んでいいのか?だめか?いや、いい。


1時間くらい暇つぶしをして、ホームへ。ホームに上がるとそこはキハ40系天国でした。遠くない未来、ここら一帯はキハ40系最後の楽園として鉄道キッズが押しかけてきそうだなぁ。


智頭急行HOT7000形の特急「スーパーはくと」12号に乗ります。ここで3回目の指定席権を行使します。指定席はなかなかに埋まっていたので自由席も結構乗っているんだと思います。これは行使して正解だったかな。
HOT7000形はパノラマ型の先頭車が指定席で、我々もその号車の先頭から3列目くらいに座りました。なので前面展望が一応楽しめました。こういうパノラマ先頭車はグリーン車に充てられるのが定番なので、なんだかお得ですね。
ちなみに内装が更新された車両に当たったのでスマホの充電もできました。こういう接客設備の更新はやはり中小の鉄道会社の方が小回りが利いて世の流れに置いてかれないようにしていますね。
「スーパーいなば」に続いてまたも気動車特急に乗ることになったわけですが、智頭急行内の飛ばしぶりが良かったです。さすがSUBARUだな。


あっという間に姫路駅に到着。日本列島を横断して再び瀬戸内海側へきたわけです。時間も少ないので駅の構内の隅っこで人目につかないように次の6択の発表です。こんなの人に見せびらかすもんじゃないです。


  1. サイコロ5・完 大阪
  2. それは行き過ぎ 米原
  3. 四国にごあいさつ 徳島
  4. はじめから 博多
  5. 今日はここまで 姫路一泊
ついにゴールの目が登場。まあ2日目までだったら、ここまで来ないとゴールはあまり出てくることはないです。
振り出しを引くと翌日つらいでしょうな。それとあとは、やる気が無くなったのかもう今日は打ち止めの枠が出てきました。







3!!



3.四国にごあいさつ 徳島
乗車時間3時間46分、乗車距離234.9km。姫路駅18時47分発山陽新幹線「さくら」569号に乗り、岡山駅で19時12分発瀬戸大橋線快速「マリンライナー」57号高松行に乗り換え。終点高松駅で約70分の待ち合わせの後、21時21分発高徳線特急「うずしお」31号徳島行に乗って、目的地の徳島駅には22時33分に到着する。
ついに徳島さんから招集が掛けられた。やはり四国を素通りしてゴールすることはできないようだ・・・。
(殆どの場合で淡路島経由が出ると思いますが気にしないでください)


では戻ります・・・。
グーグルマップでも表示されるように淡路島経由の高速バスのほうが所要時間が短かったりするんですが、なにせどこでもドアきっぷを使っているので遠回りだろうが鉄道で徳島まで行きます。


岡山駅の乗り換え時間が少ないので新幹線を降りたらソッコーで四国行のホームへ。5000系+223系の「マリンライナー」に乗り換え。なんだかんだ四国を出入りする時は一番利用している気がしますよ。

マリンライナーはいつ乗っても座席の片側は誰かしら座っている程度に地味に混んでいるので、立ち乗りも珍しくない列車。そういう方は安心で快適な指定席車とグリーン車をご利用ください。

そういえば、昨日の新山口駅に続いて今日は岡山駅で大回りしてしまいましたね。一部重複している区間ありますけど。


高松駅です。ついに四国に来ちゃったね。


超巨大たかまつえきちゃん。JR四国のすまいるえきちゃん軍団は、地味に推しです。あれはいい。かわいい。


なぜか70分も待たされるので、その間に夕飯です。本日最初のまともなご飯です。うどん屋はどこも早寝なので20時をすぎると閉まってしまいました。
営業しているのが駅前ビルの陳麻婆豆腐の店だけだったのでそこに。やっぱり麻婆豆腐といったら陳麻婆豆腐だね。一番美味いと思う。



担々麺セットにしたので。太るぞ。


食べ終わったらちょうどよい時間になっていたのでそのまま再度高松駅ホームへ。285系「サンライズ瀬戸」がホームに停まっていました。いっそこれで静岡駅まで乗せていって。というか285系はまだまだ乗り足りない列車です。

というところで今日はここまで。



北陸project ~Hokuriku Master Side M. その18【2018/4/28~5/3】

2021-03-29 21:35:57 | 旅行・イベント記
2018年4月30日(月・祝)15時7分
石川県小松市 小松空港
石川県立航空プラザを出て、小松空港本体へとやってきました。何か飛行機が飛んできそうだったら屋上の展望デッキで撮影しようというものです。

写真は、北鉄バスの空港リムジンバス。車両はふそう・エアロエース(#31-910)。

屋上へ行くと、IBEXのCRJ-700 (JA09RJ)がちょうどスポットインするところでした。成田発のFW17便です。


次に民航機ではない赤いヘリコプターが飛来してきました。石川県消防防災航空隊のベル・モデル412EP (JA893F) でした。


それから30分くらい待ってANAのボーイングB737-800 (JA69AN) が着陸。新千歳からのNH1174便です。





目の前で着地。すばらしい(画的に)。


IBEXのFW18便成田行が出発していきます。IBEXの小松空港乗り入れは2020年で撤退してしまったので、この光景も過去のものになってしまいました。
IBEXはCRJ使っているんで個人的に推していますが、運行路線が尽く自分の移動範囲に引っ掛からないので乗ろうにもな・・・という状態。静岡空港に来て。


JA69ANがスポットイン。


きれいな位置で停止。


JA09RJが離陸していきました。





今日たまたまいた珍客。実はずっとスポットにいました。キャセイパシフィックのエアバスA330-300 (B-HLM) です。地方空港にA330とはね。
チャーター便として飛来していたそうです。今から香港へ向けて離陸していきます。香港を軸としたダイヤ設定で、香港人にとって北陸地方ってそれほど人気があるということなんでしょうか。


プッシュバックして誘導路へ。


さっきの石川県消防防災航空隊のJA893Fが離陸していきました。
この機体は「はくさん」という愛称が付いています。登録番号の893はヤ○ザではなくて白山から来ているのですね。その後ろのFは消防から来ているのでしょう。


B-HLMが離陸滑走を始めました。


大型機なのでさすがに滑走距離が長く、目の前では滑走を続けるだけでした。

これで小松空港からは撤収。当てずっぽうで来た割には収穫が多くて満足でした。
今日はここまで。


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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その17【2018/4/28~5/3】

2021-03-28 22:32:44 | 旅行・イベント記
石川県立航空プラザの続きです。


ドルニエDo28A-1という軽飛行機です。変わった構造をした飛行機だよ、ということで紹介されています。
もっとも変わった点は、2発のエンジンを胴体から伸びる脚と一体化させるような形で取り付けている点ですね。
プロペラ双発機の場合エンジンは主翼に配置するのが定石ですが、Do28では主翼が揚力を取る面積を増やすためにこの位置にしたんだそうな。ただこれは、同じ胴体と主翼の単発機Do27を手っ取り早く双発化するための方便とも思える気がします。


前から見るとこんなかんじ。
主翼は高翼配置で、なんだか不安定そうに見えますが。高揚力装置とか翼内燃料タンクとか、いろいろ詰まっているんだそうな。


後ろはこう。
6人乗りの軽飛行機なので客用扉がついていますが、操縦士はそこからじゃなくて前方の風防が開くようになっているのでそこから乗り込みます。
機内の床には地上を見下ろせる窓がついています。本個体は航空写真撮影のためにドイツから輸入されたものなので、これは航空写真撮影のための装備でしょう。


ヒマラヤと書かれていますがこれは愛称でしょうね。
本個体(JA5115)は阪急航空がネパールの航空写真撮影のために1機だけ輸入したものです。Do28の短距離離着陸性能の高さはネパールの地形にも合うものだったでしょう。
その後北海道航空(エアドゥではない)に移籍、除籍後にここに寄贈されました。日本にこの型式は1機だけなのでよく残してくれたものだと思います。


ビーチクラフト・モデルE33ボナンザという軽飛行機です。ボナンザシリーズは軽飛行機の老舗かつバカ売れのモデルで、何度もモデルチェンジしながら今も生産を続けています。
ただ本来のボナンザはモデル35系列のV字尾翼のアレです。本個体のモデル33系列は通常の3枚尾翼で、元はモデル35系列の廉価版であるデボネアシリーズです。ただモデルチェンジを重ねるうちにボナンザとデボネアの差異が無くなっていってついにデボネアの名前はボナンザに統合されてしまった経緯があります。

本個体(JA3442)は1968(昭和43)年製で、航空大学校の操縦士養成用練習機として翌年から使用開始、1992(平成4)年まで使用されました。


富士T-3という航空自衛隊の初等練習機です。一応富士重工が開発した国産機ということですが、見た感じはビーチクラフトT-34そっくりなので、これはその。ビーチクラフトはよく怒らなかったと思いますが。
T-7と並んで私にとっては一番馴染みのある航空自衛隊の機体です。静浜基地の航空祭で現役のT-3を見ているはず。それ以外でも、T-3が上空で飛行訓練しているとエンジン音がかすかに聞こえてきたものです。たぶんT-3ので合っていたと思いますが。


エンジンハッチが開けられていて、中にある水平対向6気筒のライカミングIGSO-480が見られるのが魅力。搭載エンジンはT-34との相違点で、T-3ではスーパーチャージャー付きのエンジンを使っていました。


後ろです。翼の端を蛍光オレンジに塗るのは万国共通なのだなぁ。


ナゾの人力動力のグライダー。鳥人間コンテストで作ったやつだったりするんですかね。


ベル47だと思います。


航空博物館には模型コーナーが必ずあるんですが、ここもそうでした。


場所柄でしょうか旅客機の完成品模型が多かったです。これ、職員が集めたはいいが置き場がなくなったやつを避難させてきたと違いますか?


心の神の縮尺模型です。模型と言いながらラジコン用ジェットエンジンを積んでいるので飛行できるらしいです。ピトー管がクソ長いのはそのせいか。
高迎角での飛行特性と自己修復飛行制御有効性の取得を目的としていたそうな。
自己修復飛行制御というのは、例えば右舷垂直尾翼の舵面が動作不能になった時に残りの正常ば翼の舵面で機能回復して飛行を続けようとする技術なのだとかで。


玉虫型飛行器の実物大模型。これの場合飛行"器"で合っています。
玉虫型飛行器は二宮忠八により1893(明治26)年に完成した飛行機です。資金を貯めて機体を作ってさて飛行するぞって矢先にアメリカの自転車屋兄弟が初飛行したという話が舞い込んできてしまい、その後飛行機をぶち壊してすっかりやる気が無くなったというえぐい話のアレです。


結構楽しめました。ターボポーターとかドルニエとかは日本では珍しい機体でしたしね。まだ箱には余裕ありますし、F-4とか収蔵したらいいんじゃないですかね(適当)

せっかく来たついでなので、小松空港の方にも寄ってみようと思います。今日はここまで。


その18へ→

博多→大阪 サイコロの旅5 第5夜

2021-03-24 23:19:11 | 旅行・イベント記
2020年11月1日(日)11時0分
岡山県津山市 JR津山駅
初日はスタート地点の博多駅から新幹線で40分足らずの新山口までしか移動できなかった黒鉄重工とZBS。2日目の第1投となる6投目では岡山県のJR津山駅まで移動する大躍進を成し遂げた。しかし津山は山陰地方に片足を突っ込んでいる状態であり次に引く目次第では波乱の幕開けとなるだろう。
それでは7投目のオーダーを見てみよう。


  1. 関西圏入り 姫路
  2. 鳥取の西の方 米子
  3. 鳥取の東の方 鳥取
  4. 1日ぶり2度目 広島
  5. 四国の右下の方 徳島
  6. 四国の左上の方 今治
ゴールへ向かうのは姫路だけ、比較的距離は近いながら山陰と四国で過半数を占める攻めのオーダー。四国なんてのはハマるとドツボですからね。たぶんそろそろお呼びがかかると思うんだ。








3!!

3.鳥取の東の方 鳥取
乗車時間3時間16分、乗車距離111.2km。津山駅12時16分発姫新線佐用行に乗車し、終点佐用駅で13時32分発の智頭急行普通智頭行に乗り換え智頭駅まで。智頭駅からは15時1分発特急「スーパーいなば」に乗り、鳥取駅には15時32分に到着する。
距離は大したこと無いが乗り継ぎが微妙に悪いために3時間超えのロングランになる。本当は事前に乗り継ぎ計画を練ってから挑む線区なのに考え無しで突っ込むとこうなる。世界よこれが中国ローカル線だ。
(グーグルマップ上では違う経路が表示される場合があります)


若き日の洋学者、箕作阮甫(25・独身)の銅像。「みつくり げんぽ」という読みで、うーんこれは読めない・・・。
ちなみにお気づきの方もいらっしゃると存じますが、昨日から駅に降りてからというものの駅前の銅像ばかり写真に収めています。中国地方は偉人の駅前銅像が豊富です!


ちなみに鳥取に行くには因美線経由の方が少し早く着くんですが、なんだか面白そうという理由で智頭急行経由に。どこでもドアきっぷは智頭急行にも乗れますしね。
そうすると少し時間が余るので、どうせなら観光させろと近くにある「津山まなびの鉄道館」という鉄道博物館へ。旧津山機関区の跡地を転用したところで、転車台と扇形車庫とそこに保存してある13台の鉄道車両が目玉。
行ってみたかったところなので今回の数少ない楽しみでした。まあそれなりに楽しめました。鉄道車両の観察がもっと仔細にできるとなお良いんですけどねぇ・・・。博物館の中身は今回の場合脱線してしまうので割愛。


津山運転区も博物館から見えます。中国ローカル線の星、キハ120形です。


あとはキハ40・・・。


津山駅へ戻ってきました。


姫新線佐用行のキハ120形に乗ります。見かける機会も増えてきた更新車でした。更新前の座席はふにゃふにゃでしたけど更新してからは適度な硬さが私の好みです。JR東みたいにただ硬いだけじゃないのがポイント。


姫新線は全線区含めて乗るのはこれが初めてです。最初に乗るのは姫路口だろうなと思っていたのでこれは予想外。
ドローカル線なので名物の必殺徐行25km/h制限はここにもいます。


佐用駅に着きました。姫路方面へ向かう播磨新宮行はこれが着く8分前に発車しました。俗に言うクソ接続です。次は80分後です。どうして・・・。


智頭急行の列車も20分の接続待ちがあるので駅の外へ。
これが佐用駅の駅舎。この建屋は世を忍ぶ仮の姿で、本体は地下にあります。駅を管理しているのも実は智頭急行だし。


銅像シリーズ。佐用でめぼしい偉人は輩出されなかったらしく、少女が竿を持っている銅像が建っていました。


佐用町町役場にご挨拶。日曜日なので休みですけど。
佐用町の読みは「さよう」ですが佐用駅は「さよ」で食い違っています。歴史的には「さよ」ですが町制を敷いた際に「さよう」の読みに変えたそうな。なんでや。


時間になりましたんでホームへ戻ります。今も書きましたが駅舎の本体は地下にあります。
この時に見た智頭急行の時刻表に書かれていたある注釈に我々はこの後起こる事態に対してなんだか微妙な気持ちになるのだった。


ホームの端で列車を待っていると置いてかれそうなのでこの辺りから。って、あれは・・・。


すげーの来たな。智頭急行の一般型気動車HOT3500形のイベント対応車HOT3521号「あまつぼし」です。レアなやつです。ちなみにロングシート。


途中の平福駅で反対方向のHOT7000形特急「スーパーはくと」8号とすれ違い。かっこいいですな。せっかくだから一度くらい気動車特急に乗りたい。これに乗せろ。


人名をそのまま駅名にした宮本武蔵駅。センスとしてはジョン・F・ケネディ国際空港に近いです。


次の停車駅は恋山形駅。ここではなんと停車時間が通常1分間のところ25分も取られています!・・・土休日のこの列車は恋山形駅にバカ停するダイヤが組まれているのです。佐用駅の時刻表を見て微妙なお気持ちになったのはこれが書かれていたからなのだ。
別に新幹線の静岡駅みたいに特急を何本も退避するわけじゃないです。バカ停する目的はこの恋山形駅なのです。


HOT3500形は富士重工(SUBARU)のLE-DCの高性能版みたいなやつです。車体なんかはLE-DCの系譜を感じさせるものですが、前照灯がおでこにあるので印象はかなり違います。個人的に結構好きな面構えなんですよ、これ。
閑話休題。



バカ停する恋山形駅は何かすごいのかって話ですが、まあこういうことです。
駅名に恋と付いているので前身ピンク色に塗って恋人の聖地にしてしまおう、という目論見です。でも駅名の恋の由来は、「人よ来い」に掛けたダジャレでつけただけで歴史的になにかあるわけじゃないことを知ってしまっていると、ありがたみ少し薄れてしまうが・・・。



もう塗れるものは徹底的にすべてピンク色に塗られていて、ハートもおびただしい数が描かれているので、そりゃもう圧がすごいです。
あまつぼし号も派手派手な色なので案外この駅と調和してしまっています。
なお乗客は我々2人だけ。3枚上の写真に家族連れが写っていますがあれは自動車でやってきた人達です。恋をしない2人には今後に活かせない25分間が過ぎます。
他にも見どころがありますが、それは別の機会にして先に進みましょう。


列車の発車数分前に、横チン気動車として私に親しまれるキハ187系特急「スーパーいなば」6号と列車交換。バカ停しない通常ダイヤの場合、智頭駅で交換することになります。


智頭駅に到着。智頭急行とJR西日本のホームは離れているので手早く移動。ホームに降りると智頭止まりのキハ40がやってきました。


智頭からはキハ187系特急「スーパーいなば」7号鳥取行に乗ります。今回初めての在来線特急です。キハ187系は見た目は平面顔で警戒色が英国面で連結器は横チンで締まらないでアレですが、乗るとすごいやつなんです。特に山陰線。まだの人は乗ってみてください。


鳥取駅に着きました。鳥取県来るの久々だな。
ここまで意外と見どころ多かったのでただの旅行記になってしまいました。全くお笑いだ。ZBSが読んだら、奴も笑うでしょう。
というところで今日はここまで。








北陸project ~Hokuriku Master Side M. その16【2018/4/28~5/3】

2021-03-23 20:50:00 | 旅行・イベント記
石川県立航空プラザに来ています。とりあえず1機ずつ見ていきましょうかね。
これはそこら中の航空博物館で見られることでおなじみのロッキードT-33Aシューティングスター。航空自衛隊では「若鷹」という名前もあったらしいですが、まるで浸透しないまま今に至ります。
西側でバカ売れしたジェット練習機ですね。もうかれこれ10機以上は見ていると思うので、説明不要でしょう(手抜き)
空自では1955(昭和30)年から2000(平成12)年まで現役でいました。長いこと使っていましたが、練習機として使っていたのは40年間くらいで、残りは連絡機として余生を送ってたそうな。


コックピット。前にカナダの博物館に保存されている機体のコックピットに座らせてもらったことがありましたが、さすがこの時代の練習機は視界が良いのだな、と思った記憶があります。


主翼。機体は無塗装かと思ったらわざわざ銀色に塗っているんだそうな。プラモデル作る時は気をつけないとね。


主翼の付け根。


ハリアー1989というハングライダー。よく分かりませぬ。


これは三菱F-2Bのモックアップです。図面を描いた後にそれを基に木材を使って実物大模型を作成します。モックアップを使って細部の検討や不具合の見つけ出し等、航空機開発には欠かせない工程なのだ、という展示です。
これは機首とコックピットのモックアップなので、操縦席からの視界の具合や操縦席のレイアウトも検討されていると思います。
手前においてあるミサイルはASM-1というF-1用に開発された国産の空対艦誘導弾です。兵装のモックも作っていたんだ。


なめらかな形状がF-2、というかその原型のF-16の美しいところなんだよなと。


やはりコックピットの検討もされていたようで、中身も再現されています。
最近はコンピューター上で3次元モデルを作成して、それでモックアップの代わりになるんだそうな。これから開発が始まりそうなF-3ではモックアップは作らないかもしれませんな。


おなじみのロッキードF-104Jスターファイターです。航空自衛隊では「栄光」という名前もあったらしいですが以下略。旧軍っぽい名前は使えないんだろうなぁとは思いますが、それにしたってセンスがなぁ、と。
チョッパヤ直線番長なので対戦闘機戦闘に向いてないしレーダー誘導ミサイル使えないし、なんでこんなの自衛隊は使ってたのっていう。
あんまり好きな飛行機じゃないので特に書くこともないですかねぇ・・・(手抜き)


ショックコーン付きの空気取入口は抑えておきたいポイントです。


脚。見るたびに折れないか心配になりますけどね、この形。


エンジン周りは金属地むき出し。一応プラモデルの参考程度に。


排気口。
ちなみにこの個体(539号機)は、日本で最後に退役したF-104なんだそうな。


ふむふむなるほど~。
どうでもいいですが、F-104の説明書きのところでこれの設計者の名前をクラレンス・L・ジョンソンと記していたのは、へぇと感心しました。よく聞くケリー・ジョンソンは、このクラレンス・L・ジョンソンが自分でつけたあだ名です。クラレンスって名前は嫌いだったのかな?


主翼が小さいからなのか知りませんが、動翼部の面積が広いのがF-104の特徴なのではと思っています。


AOAベーンとそれへの熱い説明書き。AOA (Angle of Attack) というのは飛行機の迎え角のことです。


三菱T-2です。初めて国産した超音速機ですね。


脚。


ブルーインパルスの塗装で展示されています。逆に一般機って見たことあったかな・・・っていう。


少し下向きになっているエンジン排気口の形状が好き。


コックピットです。


主翼です。


これはエンジン。

というところで今日はここまで。


その16へ→

北陸project ~Hokuriku Master Side M. その15【2018/4/28~5/3】

2021-03-20 22:59:33 | 旅行・イベント記
2018年4月30日(月・祝)13時9分
石川県小松市 JR小松駅前
ボンネット広場から小松駅前に戻ってきました。ここからは小松バスに乗って小松空港まで行きますので、乗り場でバスが来るのを待ちます。


なんだあの黄色いポンチョは・・・。あれに乗るのか、まさか。


第22走者:小松バス空港線(日野・ポンチョEV)小松駅13:15→航空プラザ13:30
そのまさかでした。なんだか通常とは異なる特別感のある塗装をしていますが、実は日本ではまだまだ珍しい電気バスのポンチョEVです。一見ただのポンチョと変わらないですけどね。
ポンチョEVは、2012(平成24)年に東京都羽村市で電気バスとして全国初の定期運用に就いた路線バスなのです。
小松バスでは2013(平成25)年に導入しました。「宇宙バスこまち☆」(☆までが正式名、どうやって発音するんだ)として、小松駅周辺の路線で限定運用されています。


ガラガラなので普通に座れました。が、窓ガラスにはなんだか宇宙空間の絵が貼られてますがな。宇宙バスだから・・・?これは運転席の風防と乗降扉以外の窓ガラスは全部こんな事になっているので、車窓が全く望めません。
ついでに言うと、窓の形状もわざわざ追加の内張りを貼って窓を小さく丸いものにしています。宇宙船のつもりなのかな?
こんなの思いついた奴は普段バスに乗らないかあるいはただのバカじゃないのかと思いますけども。だいたいなんで宇宙なんだろう。電気バスって宇宙のイメージある?宇宙空間での燃料というと燃料電池を思い浮かべますけど(これも古い認識なのかもしれんが)。


運転席の後ろについている画面では映像が流れています。印象としてはカラオケで大学生が制作した背景の映像みたいなのに近いです。
そこには我々の乗る宇宙バスこまち☆が映っていて、いつの間にか大気圏を脱出して宇宙空間を走っていました・・・。たぶん999のような空間道路チューブみたいなのがあるんだろうな。
ツッコミどころ多くて面白いバスだな、ガハハハハ・・・。



バスを降りました。えー、石川県立航空プラザという航空博物館なのだそうですが、我々先程まで宇宙空間を飛んでいましたので、恐らくここはアンドロメダでしょうね。15分くらいで着いちゃうんですね~。
閑話休題。


航空プラザは日本海側では唯一の航空博物館でして、実機も収蔵されているちゃんとした施設です。
こちらは富士KM-2。海上自衛隊で使われていた練習機です。ビーチクラフトT-34メンター練習機の設計をいじって開発した機体なので、パット見はT-34にそっくりです。ただT-34の縦列複座の操縦席配置は、並列複座の大型機を運用する海上自衛隊では馴染まないものだったので、これが開発されたわけです。
航空自衛隊のT-34は1982(昭和37)年に退役しましたけど、KM-2は1998(平成10)年に退役となったので、随分長く現役でいたんですね。


シコルスキーHSS-2Bという海上自衛隊の対潜哨戒ヘリコプターです。他にSH-3とかS-61とかシーキングとか等と呼ばれとるやつです。


中にはいれます。


さて中に入りますかね、と入り口へ向けて歩いていたらさっきのポンチョEVが充電していました。

またバスの話に戻ってしまいますが、ついでなのでお付き合いください。
このポンチョEVは導入開始から執筆時点で9年経っていますが、小松市、羽村市、墨田区の3自治体でしか運行されていません。この採用実績からも察せるとおり、まだディーゼル車を置き換えられるほど実用的ではない車両なのだということです。
ポンチョEVの満充電時の航続距離は30kmだけで、何しろ短すぎます。なので運用にはかなりの制限がかけられています。コミュニティバスのような短距離路線で走り、終点で頻繁に充電するという運用です。充電回数が多いと業務が煩雑だしバスの稼働率も落ちるし、ということです。
あとは値段も1台8,000万円と非常に高額です。内燃式のポンチョが2,000万円、観光バスのセレガハイブリッドが4,500万円するので、まあ高いっすな。加えて地上側に急速充電設備を設置する費用も必要なので(だいたい1基300~1,600万円くらいらしい)、導入に億単位が必要ですな。実際には国からの補助金で半額に抑えられるっぽいですが。
羽村市と小松市が導入した理由の一つには、日野との付き合いがあったからというのがあるみたいですから、単に性能や費用だけ見て導入を決めるのは難しかろうという感想です。


充電口は内燃式の給油口と同じ位置っぽいですね。
2012年当時だと航続距離の短さとバッテリーとパワートレインでかなりの割合を占めるという値段の高さが欠点でしたが、現在ではそれもある程度解消できているかもしれませんから、今後導入例が増えていくと良いですが。中国製電気バスがのそのそと日本市場に食い込んできてますから、そことの競争もあってなかなか大変そうだなと思います。


館内に入ります。建物も立派なものですな。
博物館のある小松空港は元々海軍の航空基地で今も航空自衛隊が展開していますが、とりわけ航空産業がある地域でも航空史に縁のある地域でもないので、どういう設立経緯で建てられたのかは気になるところです。



ロビーに展示されているのはエアロバティック機のピッツS-2Bスペシャル。いわゆるピッツスペシャルというやつです。
1944(昭和19)年初飛行のエアロバティック用の複葉機で、曲技飛行機の中では知名度のある機種です。


この機体(JA11AR)は、曲技飛行士のロック岩崎の所属する曲技飛行チーム「エアロック」にあった機体です。ロック岩崎の曲技飛行は、小さかった頃に静浜基地の航空祭で見たのを覚えています。その後墜落し亡くなったことは当時もショックでした。
JA11ARは、ロック岩崎が乗っていた時の塗装に塗り替えられています。博物館に寄贈された2010(平成22)年に登録抹消されていますが、飛ばそうと思えば飛べるんだそうな。


T&A式GS-80ジャイロプレーンです。ジャイロプレーンというのはまたの名をオートジャイロと呼ぶやつですね。これは寺井さんという方が自分で設計、製作した機体なのだそうな。


博物館のある小松空港の模型です。航空自衛隊の小松基地に同居させて貰う形で開港しました。滑走路は2,700mあって747も運用可能。北陸地方の空の玄関口ですね。


本館展示室です。なかなか広いのと、機体同士の感覚が広めでまだ空間に余裕があるので間を詰めればまだ収蔵機を増やせそうな拡張性の余地が残っているのが良いと思います。日本の乗り物系の博物館の箱は押し並べたように拡張性が弱いのに不満がありまする・・・。


一角は子供用の遊具になっていました。まあ空き空間はあるんだし、家族連れは経営には欠かせない客層だろうしな、というのは理解できますし。


エバンスPV-1。ホームビルド機という、キットの状態で機体を購入して自分で組み立てて飛ばす1分の1飛行機プラモデルみたいなものです。アメリカではホームビルド機の市場が形成されているほど普及した個人用航空機の形態の一つです。
費用も相応に掛かりますが、買った人は大抵の場合仕事を持っていて組み立ては趣味として週末にやる、みたいなかんじで進めるので、時間も結構掛かります。そのうち飽きたり資金難になったりして未完のまま果ててしまったキットも多数あるとか・・・。
この個体は富山県に住む野口さんという方がキットで購入して無事完成、1986(昭和61)年に千里浜で初飛行にまで漕ぎ着けた機体です。やり遂げましたね!費用は150万円、時間は6年掛かったそうな。
こういうホームビルド機でも日本で飛行できる認可をもらえるんだなぁということに少し驚きです。


ピラタスPC-6Bターボポーター
スイス製の単発プロペラ軽飛行機です。スイスの山岳地帯や降雪地でも運用できるように短距離離着陸性能が高く頑丈なように設計されているんだそうな。北米で言うところのブッシュプレーンみたいな性能を持っていますね。
これは日本が南極観測用に用いた2機のうちのひとつです。もう1機はどこにあるのやら、それか解体されてしまったか。


降着装置は固定式でこう見えても頑丈にできているのだそうな。南極用なので足にはスキー板を履いています。


非常に鼻が長いんですが、これは元々初期型はレシプロエンジンを積んでいたものを途中の生産からターボプロップエンジンを載せるように変更した際に鼻が長くなったのだそうな。


ターボプロップエンジンの本体そのものはそれほど大きいわけではないんですが、それに関連する機器で結構空間が必要になるみたいです。


再び足。


TH-55J
陸上自衛隊の練習用ヘリコプターです。なにげに初めて見たかもしれんな。


OH-6Jカイユース
陸上自衛隊の観測ヘリです。2020(令和2)年に全機退役したはず。
観測ヘリですが4名乗れるのでちょっとした多用途機として潰しの効くヘリだったらしいです。直接の後継機は国産のOH-1でしたが、観測ヘリとしての性能に振りすぎたので多用途機としては使えずしかも機数不十分のまま調達を打ち切ってしまったので、十分な後継機がいないまま退役した模様。いいんかそれで。

というところで今日はここまで。博物館パートに入ったので、ちょっと長くなりますよこれ(いつもの)


その16へ→

博多→大阪 サイコロの旅5 第4夜

2021-03-17 22:19:53 | 旅行・イベント記

2020年10月31日(土)18時14分
島根県益田市 JR益田駅
山陽新幹線を行ったり来たりしていたところで突如引いてしまった日本海側への目。特急・新幹線乗り放題のどこでもドアきっぷを所持しながら鈍行だけで中国地方を横断する無駄遣いをし、漸く目的地の益田駅へたどり着いた。
もう日も暮れてしまい次に取れる行動も制限され始めているが果たして次の6択は・・・?

ちなみにこの人形は柿本人麻呂という飛鳥時代の歌人。視線が明後日の方を向いていますが、百人一首の絵もそんなかんじなのであんがい忠実なのかもしれないです。


  1. 神頼み 出雲市
  2. 県庁所在地 松江
  3.    〃
  4. 鳥取到達 米子
  5.    〃
  6. 山陽筋に戻る 新山口
5投目は山陰本線満喫コース。1択だけひょろっと顔を出している山陽逆戻りコースもある。






6!!


6.山陽筋に戻る 新山口
乗車時間2時間14分、乗車距離93.9km。益田駅18時55分発山口線に乗車し、途中山口駅で列車を乗り換えて新山口駅には21時9分に到着する。
山陰地方に来たのも束の間、一瞬で山陽地方に引き戻されるあんまりおもしろくない結果になった。



山口線の列車に乗ります。毎度御馴染キハ40です。そう、また鈍行で新山口まで戻るのです!ZBSは特急に乗れるものと思っていたようですが、現実は無情なのです。
ちなみに出発前には新山口からの特急「スーパーおき」が到着。1~5の目を引いていればもれなく特急に乗れました。あーあ。


半日ずっと特に乗りたくもない鈍行に乗せられているのでうなだれています。周りは真っ暗で撮るものも無いし。
途中、仁保駅で停車。特に意味ないですが、噂ではここまで乗ってきたSLをここのホームから見ていたら置いてけぼりにされたとか・・・。


新山口駅に到着。帰ってきたぞ!
黒鉄重工のサイコロの旅のジンクスとして、一度行ったところを大回りしてまた戻ってくるというものがあります。初日にしてこれが発動するのは少し珍しいです(その代わり大回りの大きさがしょぼいが)。


今日はここで打ち止めです。時節柄地方間路線の夜行バスは壊滅状態だしな・・・。
新山口駅の新幹線口へ出たのは初めてです。こっちもきれいに再整備されていました。けど、駅前には居酒屋しか無いのも同じです。ちなみにまだ夕飯食べてないです。うーんこの。


同日21時23分
山口県山口市 東横INN新山口駅新幹線口
飯より宿の格言に則りまずは投宿。まあ、山口線乗っている間に抑えていたんですけどね。
旅行需要が蒸発しているので土曜日の東横インでも当日の予約が余裕です。


結局駅前から少し離れたところにあるイオンタウンのガストで夕飯兼本日の反省会を開催。明日はもっと特急を使おうねということで決着(なお鈍行使う目は平気で入れる模様)。

これにて初日が終了。新山口で一泊!




2020年11月1日(日)7時15分
山口県山口市 東横INN新山口駅新幹線口
おはようございます。2日目も頑張ろう。
東横インの朝食はバイキングですけども、時節柄この時は弁当を配る形式になっていました。おのれコロナ。中身はバイキングと同じですけどね。


同日8時11分
山口県山口市 JR新山口駅
2日目は新山口駅からスタート!
ちなみにですが、東横インに泊まった時にもらえる地域共通クーポンは昨晩のうちに駅前のポプラで使いました。


種田山頭火という明治~昭和初期の俳人の像。土台には「まったく雲がない笠をぬぎ」という歌が彫られています。
それはさておき6投目のオーダーです。


  1. 岡山から逸れて 津山
  2. 四国目前 宇野
  3. 特急に乗せろ 米子
  4. 四国が呼んでいる 松山
  5. 仕切り直し 博多
  6. 大後退 大分
朝なので長距離移動が多いですね~。立地上四国にも九州にも行けますしね。





1!!



1.岡山から逸れて 津山
乗車時間2時間24分、乗車距離352.8km。新山口駅8時29分発「のぞみ」10号に乗車し岡山駅まで飛ぶ。岡山駅からは9時47分発津山線快速「ことぶき」に乗り換え、終点の津山には10時53分に到着する。
ゴールへ向けて大きく前進したが津山というなんだか微妙なところへ着地した。この次がどうなるかが心配になる。


というわけで新幹線ホームへ。反対側のホームへやってきたN700系「さくら」541号。


「のぞみ」10号に乗ります。この列車で2回目の指定席カードを切りました。山陽新幹線の指定席で普通のN700系に乗った時はなんだか損した気分になりますね・・・。


さらっと岡山駅に到着。さらっと着いていますが普段からはありえない移動距離です。時間もたったの80分しか経っていないし。ここらへんから距離感覚がバグってきます。ウラシマ効果とはこれのことだよなぁ。
で、岡山駅で津山線の快速「ことぶき」に乗り換え。当たり前だろと言わんばかりにキハ40系です。
津山線に乗るのは初めてで、快速なんていってもしょぼそうだなと舐めてましたが、まあまあ駅を飛ばすし速度もまあまあ出していて少し驚きました。キハ40系の本気を味わえる路線なのかもしれません。
昨日の山口線も各駅停車でしたが速度は割と出していましたね。線路の状態が良いとキハ40系も性能を発揮できるということでしょうか。

そして津山駅に到着したところで今日はここまで。








北陸project ~Hokuriku Master Side M. その14【2018/4/28~5/3】

2021-03-08 22:42:15 | 旅行・イベント記
2018年4月30日(祝・月)10時29分
石川県内灘町 北陸鉄道内灘駅
内灘では何もしないで北陸鉄道で折り返して金沢へ戻ります。

内灘駅の自動券売機。今となっては珍しい垂直に据えらた筐体に物理ボタンが並ぶ券売機です。子供料金はカバーの下に隠れているんでしたっけねえ。


第20走者:北陸鉄道浅野川線(8900系)内灘10:36→北鉄金沢10:53
戻ります。また来ます。
留置線にはもう1本の8800系が寝ていました。パット見あまり動いていなさそうですが・・・。


金沢駅で帰りの切符を買いました。ネタバレです。


IRいしかわ鉄道の521系。前面水色なのでなんだか青い森鉄道みたいだなと。


併合待ちの683系0番台。


683系0番台の非貫通先頭車。普通に更新車を見れるようになりましたね。


金沢駅に入線する683系0番台特急「サンダーバード」9号。サンダバも列車ごと消滅するのが運命づけられているので、機会を見つけてしっかり撮影しておかないといけませんね。


第21走者:JR北陸本線(521系)金沢11:28→小松11:59
安心の北陸本線に乗って西進します。


小松駅で下車。


ここは何回か降りたことがありますね。


小松バスの日野・レインボーII (#015)。小松バスの前身はナローゲージの尾小屋鉄道です。尾小屋鉄道にも行ってみたいですよね。



小松バスのふそう・エアロミディMK (#616)。


駅ナカにあるカレーの市民アルバで昼飯。2日連続カレーですけどアルバは初めて入る店なのでヨシ!ここも金沢カレーでは有名なチェーン店なんだそうな。


小松駅からはバスに乗り換えますけど、時間があるのでボンネット広場に行って489系クハ489-501を見てきました。
変わらずのお姿。ヘッドマークは「はくたか」が付いていました。このヘッドマークの絵はなんだか他の列車のものよりもセンスが悪いと思いますが、なんなんでしょうね。


横から。


細かいところを見ると塗膜の剥がれた部分に塗装してあるのででこぼこになっていて年月の経過を感じさせます。立地上人目につく場所に保存されていますし、常にきれいな状態を維持しておかないといけないのかもしれません。パット見はきれいですしね。


車内公開されていたので入りました。ボンネットの489系には乗ったことないですが、急行「能登」に乗ったときのことを思い出しましたね。


保存に使うんだろう部品とか。
車内ではグッズ販売をしていました。維持費の寄付も兼ねて少し購入していきました。

というところで今日はここまで。


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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その13【2018/4/28~5/3】

2021-03-07 21:19:25 | 旅行・イベント記
2018年4月30日(月・祝)8時23分
石川県金沢市 いしかわ四高記念公園
3日目です。今日は福井市まで移動します。まっすぐ行くとすぐ着いてしまうので寄り道していきます。
ホステルから金沢駅までは徒歩で。急いでいないので、散歩しながら歩いていきますと、いしかわ四高記念公園にたどり着いていました。歩いている時にはなんの公園なのか知りませんでしたが。


公園内には、これは近代建築ですねぇ~という建物が建っていたのでちょっと見ていくことに。


石川四高記念館の建物ですが、その正体は1891(明治24)年築の旧制第四高等学校の校舎だったもの。明治期の校舎の現存例として貴重な建築です。


溝淵先生の銅像。


朝の公園。4月末だし快晴だし、爽やかな朝です。


なぜかライオンの銅像。


市役所かなと思ってたら合同庁舎でした・・・。


あっちに行くと金沢城です。まだちゃんと行ったことはないんですよねぇ。


御存知近江町市場。家への土産を買っていきました。市場は朝から開いているから助かるね。


金沢駅へ来ました。ホステルからここまで歩いて20分くらい掛かりますがずっと街だったので、金沢市って都心部が広いですよね。


駅ナカの吉野家で朝飯を食べたら電車に乗ります。やってきたのは駅の隅っこにある北陸鉄道浅野川線の駅舎。少し見つけにくい。


北陸鉄道浅野川線の乗車は初めてなのです。
電車の終点からバスが接続してさらに遠くへ行ける体系ができているんだなぁという。
窓口で1日フリーきっぷを買いました。


井の頭線の渋谷駅かな?っていうお約束の反応。
浅野川線の電車は井の頭線3000系の中古を使っているのですな。


第19走者:北陸鉄道浅野川線(8800系)北鉄金沢9:48→内灘10:05
これに乗って無難に終点の内灘駅まで乗ります。20分足らずで着いてしまうのだ。


か、片開き扉だー!
井の頭線3000系には、片開き扉と裾絞りの無い幅狭車体を持った初期型が存在しました。3000系全体から見ても2編成だけの少数派だったので当時から珍しいやつだったようです。
どういう経緯か知りませんがこの片開き扉車を北陸鉄道は2本とも購入しました。その後も各地方の私鉄に散り散りに放出された3000系中古車の中でもひときわ存在感のある電車です。
これが走っているといいなと思っていましたが、見事アタリを引きました。


本当に片開き扉だ。
片開き扉の通勤電車は地方私鉄に於いても絶滅危惧種なのでまあ珍しいです。


内灘駅へ到着。右の方に接続する北鉄バスの姿がありますね。


8800系の折り返し発車を撮影すべく線路沿いへ。


無事撮影。この大きなスノープラウがステキ。



内灘駅には車庫もあるので少し見物。これは両開き扉・幅広車体の8900系。いわゆるよく見る一般的な3000系です。


次の内灘行が来ましたがこれは微妙な写真でした。

というところで今日はここまで。


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【1/200】ボーイング737-700 ウェストジェット【ギャラリー】

2021-03-05 23:33:47 | 模型ギャラリー

キット:ハセガワ 旅客機#35 1/200全日空 ボーイング 737-700 +DRAWデカール 1/200 Set 20s-737-63 Westjet 737-700s
仕 様:ウェストジェット C-FBWJ

ハセガワの737のキットに、サードパーティのDRAWデカールのデカールを貼って、カナダのLCCウェストジェットの模型を作りました。
ウェストジェットは日本での知名度はほぼ無い会社ですが、カナダでは第2位の規模を持ちます。LCCですけど。カナディアン航空がエアカナダに吸収されて2位が不在になっちゃったからね。
787を使って日本へ殴り込んでくるとかこないとかという話もありましたが、まあコロナ禍で白紙になったでしょうね。


カナダ在住時にビクトリア空港で何度も見てきたので懐かしみがあります。よく考えてみるとLCCの割にはあっさりとした塗装なんだなって。


キットは手堅く素組みです。作りやすいので良いです。





-700の大きさがちょうどよいように思えます。


以上、ボーイング737-700ウェストジェットでした。