
寸又峡温泉の公衆浴場に浸かってさっぱりしてきました。
そろそろ帰りのSL急行が出発する時間なので、今日のところは帰ります。

例の激推しバス乗り場で待ちます。至福のひととき・・・!

このやたら折れ曲がっているバスへと続く階段もまた良いものです。きっと繁忙期は観光客で行列ができるのでしょうね。
帰りもあの狭い県道を通って千頭駅へ戻ります。

千頭駅からはSL急行かわね路に乗り換えます。編成はC11形190号機+客車5両+E101号でした。

このときの190号機は期間限定で門鉄デフという特殊な形状の除煙板を装着していました。これも今日の目当てのひとつです。
門鉄デフは九州の門司鉄道管理局小倉工場で考案された除煙板の形態です。除煙板は通常機関車のランボードから直接板が取り付けられているんですが、門鉄デフは下半分をステーにすることで整備時の作業性向上を企図したものです。見た目にもかっこいいのでファンに人気のある形態です。

ステーの形状から除煙板が前に飛び出たような格好になっており、かっこいいのです。190号機は九州で働いていた機関車なので門鉄デフが付けられたのです。
さらにランボードの側面などがステンレス板で装飾されています。これは190号機がお召し列車牽引機に指定された経歴を持っているためです。

特別装飾の190号機を堪能しました。

午前に見たヒロとパーシーはなんということでしょう、囲いに覆われてしまって見えなくなってしまいました・・・。版元との契約の絡みであーなっちゃうんでしょうね。

SL急行は指定席で、適当に席を取ってもらいましたがたまたまニス塗り座席の客車に当たりました。大井川鐵道の客車の中でも古めの方なので乗れたらラッキーです。

終点の新金谷駅で降りました。この後転車台で190号機の向きを変えるのでそれを見学していきます。
普段転車台に乗っているC12形164号機を外へ引っ張り出します。自走できないので190号機が動かします。SLでも入れ替えの雑用につかせるのが大井川鐵道です。他のSL保存鉄道にはない表情を見れるので好きです。

まわるまわる~。

期間限定のお姿なので目に焼き付けておきます。

お決まりの構図でも1枚。

転回を見終えたところで今日はおしまいです。お家に帰りました。
おしまい