黒鉄重工

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ナッチャンWorldを見に行く 最終回【2018/5/27】

2022-01-30 19:25:01 | 鉄道撮影記
久里浜駅からJR横須賀線に乗って鎌倉駅で下車、江ノ島電鉄に乗り換えます。意外と乗ったことはほとんどない路線です。


江ノ島電鉄を敬遠している理由は、このたくさんいる乗客というか観光客。もう15時なんですけど、それでも結構乗ってくるんですね。


七里ヶ浜駅で下車しました。ちなみに乗った電車は、狙っていた300形でした。


駅前にいた江ノ電バスの日野ポンチョ(#904)。


七里ヶ浜駅から鎌倉方面へ歩いて5分くらいのところで、電車撮影します。
これは1000形。こう見えてもう40年選手ですか。


20形。いわゆるレトロ電車ですね。


そして乗ってきた300形を撮影。逆光になってしまうが仕方あるまいて。1時間弱待ちました。
これで江ノ電からは撤収。


江ノ島駅で降りて、小田急線の片瀬江ノ島駅へ。2017年12月に駅舎の建て替えが発表されたので、着工前にひと目見ておこうと思った次第。けったいな駅舎ですが、1929年の開業時から建っていたものなんですね、これ。


ドーム型の屋根はなんとなくヨーロッパ的ですね。江ノ島線に乗って藤沢駅まで行きます。


藤沢駅でJR東海道線に乗り換えました。電車を待っていると、下りホームに185系200番台の団体列車らしきものが入ってきました。ちょうどこの時期は修学旅行シーズンだったみたいで、本当に修学旅行列車だったようです。あららこんなものがやって来るとは思わず。


185系の「修学旅行」幕です。


湘南新宿ラインに乗って横浜駅へ。
横浜駅で夕ご飯を済ませました。そうしたら、そろそろ帰ります。


帰りも高速バスです。YCATからしずてつジャストラインの横浜ライナー16号(18:50発)に乗車します。車両は、日デ・スペースアローRA+西工02MC C-I(丸子606)でした。東日本地域では珍しい西工ボディの高速バスです。


足柄SAで休憩。休憩中のバス撮影時間です。
こちらはジェイアール東海バスの日野・セレガHD (#747-05954)。


乗車バスの日デ・スペースアローRA+西工02MC C-I(丸子606)。


しずてつジャストラインのいすゞ・ガーラHD(丸子651)。さくらももこ氏の静岡市はいいねえ塗装です。氏の出身地からして本当は清水はいいねえと言いたいところですが・・・。清水民は見るたびに神経を逆なでされているのではと思います。


3並び。このまま静岡駅まで乗っていって、お家に帰りました。
こういう日中だけ活動するようなお出かけだったら、往復高速バス移動良いですね。安いし乗り換え無いし。横浜までだったら東名高速の渋滞にもはまらないですしね(新宿まで行くバスだとそこそこの確率で都心の渋滞にハマる)。

おしまい。



 
 
 

ナッチャンWorldを見に行く その4【2018/5/27】

2022-01-26 06:39:19 | 鉄道撮影記
ナッチャンWorld一般公開のつづきです。車両甲板から客室へと入りました。


ナッチャンWorldは自衛隊が借り上げている船なので、自衛隊の広報展示が多めでした。


ナッチャンWorldの縮尺模型です。いがいとずんぐりしているな。高速船と言えどフェリーだしな。


しかし喫水線よりも下になる船体はこの青い部分だけ。乗船前に実物を見た時は三胴船に見えましたが中央部分は海面には浸からないようで。
いやこんな設計でも海に浮くんですね。素人には想像できないな。


船尾。青函航路就役時に作られた模型でしょうから後付したランプウェイはありませぬ。


推進器はスクリューじゃなくてウォータージェット推進です。スクリューだと航行速度に限度があるんですが(だいたい40ノットくらい)、ウォータージェットだと50ノットくらいまでは出せるそうな。ここらへんは飛行機のプロペラとジェットの関係に似ていますねえ。
なので高速船に適した推進器です。ただしエネルギー効率はスクリューのほうが優れているし速度が求められる場面もそんな無いので、今も大半の船舶はスクリュー推進ですな。


雑魚寝区画ですね。元々座席だけだったのが、改装でこうなったらしい。横になれるのは嬉しいですが寝返りは打てないな。


窓から東京湾フェリーの「しらはま丸」が通り過ぎていきましたね。


2階の車両甲板です。天井が低くて、乗用車しか入らなさそうだね。


1階の車両甲板に降りて、自衛隊の車両展示を見学。陸上自衛隊の皆さんが来てるかと思ったら本当は航空自衛隊の第1高射群第2高射隊の皆さんでした。たぶんほとんどの人陸上自衛隊だと思って見ていたと思いますが・・・。
なお第2高射隊の根拠地は横須賀市の武山分屯基地なので、ナッチャンWorldに乗ってやってきたわけではなく武山分屯基地から自走してきたんだと思われ。
で、大量調理兵器こと野外炊具1号です。


3 1/2トン水タンク車です。73式大型トラックの派生型で、5,000リットルの水が入る水槽を持っています。


重レッカです。これが正式名称です。これは陸上自衛隊の第302普通科直接支援中隊の所属です。第2高射隊と同じ武山駐屯地に配備されています。
これは三菱ふそうの74式大型トラックの派生型です。


吊り上げ能力は10トンありにけり。戦車の整備にも使われるんですって。


退船します。模型で見たウォータージェット推進器を観察しました。


東京湾フェリーのしらはま丸が出港しそうだったので様子見。


久里浜港接岸時は頭から突っ込んでいったので、離岸時は方向転換してから出港していきました。


帰りのバスの出発まで時間があったので、岸壁の反対側からナッチャンWorldの全体を見られる位置へ移動。カーフェリーとは思えない船体。


引いた位置から。
これにて本日の主目的は終了。


京急バスに乗って京急久里浜駅まで戻りました。バスはいすゞエルガ(F1918)。


そこから歩いてJR久里浜駅へ。歩いて数分の距離でした。写真は途中で見たいすゞエルガLV290(F2821)。


駅舎はそこそこ大きいけど周りは空き地という立地のJR久里浜駅。市街地の外れにあるのが見て取れます。
乗車した横須賀線の電車は4両編成。これじゃローカル線じゃないですか。横須賀線の末端ってこんな顔も持っていたんですね。

というところで今日はここまで。


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北米project 5 ~How do you like Canada? その8【2016/6/15~22】

2022-01-15 08:21:31 | 海外旅行記
カナダ軍用機歴史博物館の続きです。今回はアブロカナダCF-100カナックMk.5Dです。
1950年に初飛行した、カナダ史上初めてにして唯一の国産戦闘機です。唯一という称号は恐らくこの先もCF-100の物であり続けるでしょう。
分類としては全天候型迎撃戦闘機です。チョッパヤで出撃して、飛来してくる爆撃機なんかを撃ち落とすための機体です。1950年初飛行で全天候型迎撃戦闘機、となるとアメリカ空軍のF-89、F-94、F-86Dの全天候型迎撃機三羽烏と同世代です。まあ見ていくと似通った機体であります。


CF-100には胴体の腹にガンポッドが付いてるらしいんですが未だ見たことがないです。これはどうだと思って下を覗いてみたら・・・ありませんでした。


エンジンは胴体の左右に1発ずつ載っかっているという配置です。なのでまあ、もっさりした印象でスマートには見えないです。


全天候型なので機首にはレーダー搭載。APG-40だそうな。
当時の全天候型迎撃戦闘機の役割は、ソ連からやってくる戦略核爆撃機を迎撃することで、CF-100もそのための機体です。でもソ連が片田舎のカナダを核爆弾で火の海にする必要性も感じられず・・・。
というのもソ連の爆撃機は北極とカナダを通るのがアメリカへ行く最短経路となるので、「俺たち友達だよな!」とアメリカの防空システムにカナダが巻き込まれた結果生まれた機体でしょう。


エンジンはアブロカナダ・オレンダ11型。50年代なので遠心圧縮式ターボジェットエンジンです。
出力3.4kNで当時としては出力高めなエンジンを双発積んでいるのでチョッパヤらしいです。その割にアフターバーナーは無かったそうですが。


胴体下部には空気制動板がありにけり。


主翼下。広い主翼を持っていますけども、翼下に武装は吊り下げられませぬ。
胴体下部と主翼端に機関銃かロケットランチャーを装備できます。三羽烏世代なので多数のロケット弾をばら撒いて数撃ちゃ当たる戦法なのです。
機体が黒っぽいので観察しにくいです。黒い塗装なのは、CF-100の試作機を模した塗装なのだそうな。この実機は量産型のMk.5Dの最終バッチですので細かいことをいうとチグハグです。
ちなみにMk.5Dというのは、最終生産型のMk.5に電子対抗手段装備を追加装備した電子戦機です。Mk.5から改造される形で生まれています。


空気制動板をもう少し近くから。


黒っぽい機体だから影の部分も黒くて見にくい。
CF-100のプラモデルはホビークラフトが出していますが、前にも書いたとおり同社は倒産しているので絶版状態です。


ゼネラル・エレクトリックT64ターボプロップエンジン。
T64は元はヘリコプター用のターボシャフトエンジンでしたけど、ターボプロップ用にも作られたそうな。
写真は後ろ側を手前にして撮っていますね。


T64は、耐食・高温コーティング、フロントドライブのフリータービン、フィルム空冷タービンノズルとブレードといった様々な新技術を搭載した革新的なモデルなのだそうな。



タービン軸とプロペラ軸の接続はこんなものなのか。

さてここらへんで格納庫の外からやかましいエンジン音が聞こえてきたので怪しんでいってみると・・・。


!!!
ら、ランカスターだ!初めて見た!
というかそれよりも前にエンジンが動いているじゃん!へえ、これは動態保存機ですか!
どうやらエンジンの試運転をやっているんだなと思いました。それとも遠足に来た小学生へのサービス?だったらば鉢合わせしてラッキーだったな(手のひらクルー
でも本当のところは暖機運転だったのかなと思います。


いやすごいな、4発爆撃機の動態保存は。マーリンエンジン4発ですよ?スピットファイア4機分ですよ?そんな贅沢なことする?
動態保存の維持にお金のかかるエンジンを4発持っているので、ランカスターの維持は大変な苦労があるんだと想像に難くないです。
動くマーリンを見たのは初めて!4発同時に動いているととてもやかましい!
前日動態保存のB-17を見逃したことをいたく悔しがりましたが、このランカスターを見ていくらか帳消しになりました。


しばらくランカスターを眺めていると、違う何かが近づいてきました。
奥にある滑走路に着陸してここまで走ってきたみたい。


ノースアメリカン・ハーバードMk.IVでした。どこの博物館に行っても現れるアイツこと、T-6テキサンのイギリス連邦呼称です。Mk.IVはT-6Gに相当する機体です。アンテナや排気管の形状などハーバードMk.IV固有の装備もありにけり。
ハーバード/テキサンは動態保存機を割と見かけますな。維持が比較的簡単なのか弾数があるのか。複座なのも人気のひけつ?

というところで今日はここまで。


 
 
 

【2022年】年始のご挨拶

2022-01-03 15:37:08 | 日常記
本年もよろしくお願いいたします!!

従前の通り、数日前に開催されたコミックマーケット99にはサークル参加しておりませんので、特に年末のご報告はないでございます。
次回のコミックマーケット100には参加を検討をしておりますが、2年間同人活動をサボっているとエンジンを再始動するのが大変なので何か中小規模イベントでリハビリを兼ねたいと思っています。

慢性化して久しい旅行記の遅れですけども、カナダ編は66ヶ月遅れ(前年比+11ヶ月)、国内編は43ヶ月遅れ(前年比+11ヶ月)でまるで進んでいませんでした。カナダ編はともかく国内編は、サイコロの旅5を挟んだ影響で進行が停まったのがありましたね。あとは去年後半の更新頻度の失速。
その分去年のプラモデルの製作数は過去最高の40作を記録しました。正直作り過ぎで、これだったらブログの方にもうちょい比重を置いてよかったじゃんと思っています。

(画像:経県値
これは年末の記事でも出しましたが、私の生涯経県値です。
黄色マスを埋めて全部赤マス以上にしたいところです。あとは、前回訪問から久しい都道府県を再訪したいところ。


以上を鑑みて今年の目標です。まずブログの方です。
  • カナダ編は2日目(ナイアガラフォールズ編)まで書き上げる
  • 国内編は2018年までのことを書き上げる
  • プラモデルは20作程度製作する
  • 鉄道模型を1作以上製作する(動不動問わない)
  • 黄色マス(未宿泊の県)を2つ以上赤マスに塗り替える
  • 新潟県、鳥取県、島根県、宮崎県のどこか1つを再訪する
  • 中小規模イベントの同人誌即売会に参加する
  • 次回参加するコミケで新刊を出す

それでは皆様、令和4年も黒鉄重工をよろしくお願いいたします!