黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

【2020年】今年一年を振り返る【旅行編】

2020-12-31 18:05:45 | 日常記
2020年も今日でおしまい。

今年も1年の旅行について振り返ります。
今年はなんと言っても新型コロナウイルスの野郎により旅行がしたくても出来ない、旅行勢にとっては近年で一番のハズレ年となってしまいました。しかも来年もしばらく続きそうですから、暗いですね・・・。
黒鉄重工でもモロに影響を受けて、前半は身動きを取れませんでした。


1月
黒鉄重工同人局の活動において初めての関西進出として、こみっくトレジャー35に初サークル参加しました。というわけで大阪インテックスに行ってきたわけですが、その前日に近鉄に乗って奈良県吉野に寄りました。
冬の吉野は閑散期なので静かで落ち着いていました。寺社を見たり葛湯と柿の葉寿司を食べたり、予習なしで行った身としては楽しめたと思います。
この時はまだ新型コロナウイルス(以下書くのがめんどいのでCOVID-19)がメジャーデビューを飾り、日本での感染者が出たか出ないかの頃。中国で流行している未知のウィルスへの不安はありつつもまだ普通に旅行や同人活動が出来ていた時期でした。


2月
COVID-19が日本デビューを飾り、ダイヤモンド・プリンセス号で大騒ぎになっていた頃。しかしCOVID-19はまだ市中感染までは浸透しておらずちょっと気をつけていれば旅行してもいいでしょみたいな感じでした。まだマスクもしていなかったですね。

そんななかで行ったのが四国project。少し前にJR四国が「冬の四国満喫きっぷ(レンタカー付き)」という乗り放題きっぷを発売。これは4日間JR四国の特急自由席まで乗り放題、そのうち1日は駅レンタカー八幡浜営業所発着のレンタカー使用可能という内容で15,000円という破格の切符でした。
これを使用して2013年以来の四国一周を敢行しました。特にレンタカーを使えたのが良かったです。鉄道どころか公共交通機関で到達不可能な愛媛県の佐田岬の灯台を訪れることが出来ました。

あとはブログ上では地味な変化になりますが、黒鉄重工初代自家用車キハ90系が退役し、新型車両(中古)にキモハ10系が就役しています。


3月
全国の公立小中高学校が感染予防のために休校になり、プロスポーツの試合は中止になったり延期になり、時差出勤やテレワークという言葉があちこちで言われるようになり、いよいよ旅行するのもヤバそうだ、という頃。

前年に発表があった、2020年3月末で閉館が決定された加悦SL広場への旅行をまさに決行しました。家では家族と暮らしているので旅行先で感染してウィルスを持ち込んだらたまったものではないです。家族からの条件を飲んだ上で承諾を得て旅行へ行ったのは高校生以来じゃないでしょうか。
加悦へ行く前日は播但線に乗って竹田城とか行きました。山城なので上からの景色は良かったです。駅から竹田城へ行く周遊バスは混んでいましたが、この頃はまだ「密」という概念はありませんでした。


4月~6月
4月7日に緊急事態宣言が発出されて、今の所一番きつい時期がきました。こうなるともう旅行に行こうという気は起きませぬ。何もない。引きこもって休みの日はプラモデルをしこしこ作っていました。
緊急事態宣言は5月25日に解除されましたが、その後もしばらく様子見で旅行へは行かず。ブログ記事の遅れをここで回復させられる。
しかしたまには体を動かさないとならんです。この頃ちょうど付き合いのある鉄道保存会でまとまった量の作業があったので、そこで汗を流しておりました。


7月
日本政府がGoToトラベル等の金銭感覚バグらせキャンペーンを始めるそうだという頃。感染拡大も第1波が過ぎて小康状態でした。
私も県内から日帰りで旅行を初めてアップを始めようかと。この頃になると感染対策もだいたい知見が出来てきていましたしね。
そういうわけで日帰りで車で西伊豆へ行ってきました。野猿公苑であるところの波勝崎とかに行ってきました。


8月
そうは言っても出かけるにはまだちょっと・・・という感じでしたので、県西部の方をうろつくくらいでした。この頃にはGoToトラベルも宿泊割引だけ始まっていましたが、まだ様子見でしたね。


9月
COVID-19の第2波が到来していましたが、感染対策を意識して行動すれば過剰にウイルスを恐れるものではないことが実感としてありました。そして私の旅行スタイルは3密に陥る場面が非常に少ないです。
以上のことから半年ぶりに県外遠征を解禁。一応隣県ですが心理的距離は北関東並みに遠い長野県に行きました。長野県と一口に言ってもクソ広いわけですが、今回は佐久、上田、長野、松本地方をば。
長野県の私鉄を中心に攻めました。特に長野電鉄に重点を置きました。同時に訪れた上田電鉄では、実に半年ぶりに電車に乗りました。こんなに期間が空いたのはカナダ在住時以来でしょう。
ちなみに前月に軽いぎっくり腰をやらかしてしまい、その保養を兼ねて安代温泉を今回の前線拠点としました。拠点とした旅館は築年数が高そうな鄙びた建物で、これがまた居心地が良いものですから、今後もこういう路線で宿を選ぶのも良いもんだと思いました。

10月
COVID-19とは関係ないところでお出かけできる状況じゃなかったので、特に動きなしです。以上。


11月
9月の長野旅行で自信を得た黒鉄重工観光局は飛行機で一気に高跳びし福岡県博多に飛んだ。ZBSと結託し4年ぶり5度目のサイコロの旅を決行するためだった。

今回のサイコロ5は博多→大阪という初めて移動する区間です。しかしいつも移動に使用している18きっぷはこの時期は使えません。どうやって移動したのか?大阪へたどり着くことはできたのか?近日公開予定です。まあZBSのブログへ飛べばもう読めてしまうんだけど。
現在年単位で遅れている弊ブログ旅行記なので、順当に行けば執筆開始は2023年頃になると思うんですが、サイコロ5は記憶と鮮度があるうちに書きたいので、まあ近日中に書きます。それか同人誌にするかもしれん。来年の情勢を見て春先までに決めます。


12月
いわゆる第3波がやってきてまた厳しい情勢になってきました。しかしここ数ヶ月で旅行に行く際の要領というか勘所は抑えられているので、そこを外さずに気をつけようというところです。私の旅行頻度はほぼ前年並みになってきたかと。
12月は長野県岡谷市で開催された駅メモの同人誌即売会があったので、それに参加してきたというか動員されてきました。同人誌即売会はいわゆる3密になりそうですが、この即売会はやたら長さを持ったサークルスペース間の距離と参加人数がそんなに多くなかったおかげでそうはなりませんでした。2週間経ってもココアにも通知来なかったしね。
コロナ禍以来、同人誌即売会の頒布形式も変える必要に迫られたので、それの情報収集と実地経験を積む目的もありました。なお私の頒布物は即売会のジャンルとかけ離れていたので、主力同人誌は売れず。

年末年始は、第3波が収まるところを知らないという情勢を鑑みてどこにも出かける予定がないです。静かな年末年始になりそうです。

以上、毎月のまとめでした。



今年の経県値を見てみましょう。結果は84点(前年比-3)でした。・・・前年とさほど変わっていないな?
コロナ禍前にある程度点数を貯めていたのと、11月のサイコロ5が点数を稼いだ格好だと思います。

ここ数年の傾向ですが、東北が弱いです。静岡空港から飛行機の路線がほしい。仙台あたりとか・・・。
三陸地方は最後に行ってから10年経ちましたが(2013年に一瞬だけ立ち寄ったがアレはノーカンとする)、そろそろ再訪したいなとは思っています。

ブログ記事の執筆ですが、今年は8ヶ月分進みました!去年はわずか3ヶ月分だったので大した進歩です。コロナ禍の引きこもり時は結構筆が早かったと思います。それでも12ヶ月分以上進行していないので、差し引きすると今年も遅れが進んだわけですけどね・・・。

しかし、今年はカナダ在住時の事をひとつを除いて書き上げました。これは大きい。2016年に国外追放されて苦節4年、長かったです。しかしこれを書き終えると、いよいよ私とカナダを繋いでいたものが途切れてしまう・・・最後はそんな寂しく切ない気持ちになりました。
しかしご安心ください、最後に残した特大の旅行記、北米project5がまだあります!これは本当に内容が多いです。執筆に年単位かかるのは確実です!覚悟しておけ!
今執筆中の東南projectが山場のエアショーを終えたので、完結までにそう月日はかからないと思います。春~夏から北米Pを始められるでしょう。

あとはしれっと変わっていたことですが、gooブログを有料版に格上げしました。画像容量がついに満杯になってしまったのです。
ブログ乗り換えとかいっそのこと自作ホームページへの移転も考慮したけれども結局現状維持です。

最後に、本年も弊ブログをご愛読いただきありがとうございました。
それでは来年も黒鉄重工をどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年を。

【2020年】今年一年を振り返る【模型編】

2020-12-30 20:29:17 | 日常記
2020年は新型コロナウイルスに振り回された一年でしたがみなさんいかがお過ごしでしょうか。私はどうにか生きながらえております。
年末恒例の1年の振り返りをする時期になりました。今日は、今年製作したプラモデルを見ていきます。
今年は特に前半なんかは外出や旅行が出来ない状態だったので、家に籠もってプラモデルを作ることに集中できた年でした。ですので過去最多の作品を製作できたのはなんとなく認識していますが、いくつ作ったのかは今から数え始めるところです。では順番に見ていきましょう。


1作目:1/48 川西 紫電一一型甲アドルフォ機(荒野のコトブキ飛行隊) (ハセガワ
アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」に登場する紫電です。第1話で主人公たちが登場するまでの間のヤラレ役として登場してそれっきりかと思っていたら、後半からは準レギュラーとして見せ場を増やしていました。
劇中の機体はどれも汚れているので、これも汚し塗装にしました。ただし最初に作った隼とは少し汚し方を変えました。


2作目:1/700 航洋艦晴風 最終形態/初期形態(ハイスクール・フリート) (フジミ)
アニメ「ハイスクール・フリート」に登場する主役メカの晴風です。キットでは晴風と他の陽炎型の2隻セットですが、艦番号を他の護衛艦のデカールから持ってきて2隻とも晴風にしました。


3作目:1/32 トヨタ・30系ヴェルファイア(アオシマ)
4作目のブレードライガーの間合いに作っていましたが、ヴェルファイアの方が先に出来上がってしまいました。
細かい色分けは全てシール頼りのキットですが、できるだけ塗装に置き換えてみると見違えるように思います。


4作目:1/72 RZ-28ブレードライガーABバン仕様(コトブキヤ)
10年以上前、限定キットなのでとりあえず買ったもののまだ腕が未熟だと思っていたのでそれからずっと寝かせていたキットを遂に作る時が来ました。
今年で一番作りごたえのあった大型キットでした。


5作目:1/72 F-111Gアードバーク オーストラリア空軍(ハセガワ)
戦闘爆撃機としては有能という戦闘機としては微妙な評価のF-111の再販は久々だったのでこの機会に購入しました。だいたい30年前初出のキットですが、凝った設計と精密な彫刻で今でも十分通用するキットで作りやすかったです。 


6作目:1/25 ダッジ・チャージャーSRT8(アメリカレベル)
ダッジの伝統的マッスルカーのチャージャーです。キットは改造車を作る内容でしたが私は本当のところはドノーマル車を作りたかったので、できるだけ改造臭を抑えた仕上げにしました。
アメ車のプラモデルは今後も作っていきたいジャンルのひとつです。ただ輸入物は値段が高いのが厄介ですね。


7作目:1/72 F-35CライトニングII アメリカ海軍(オレンジホビー)
F-35の各型式を一通り作ろう企画の最後です。主翼にも兵装を装着したビーストモードで作りました。他の型式よりも全体的に大型で、形式ごとの差異が最も感じられたキットでした。
塗装マスクは純正カット済みマスキングテープを使用して労力を大幅に減らして仕上がりを抜群に良くしました。課金パーツは基本的に使わないんですが、こういう場合だと効果が大きいのでアリだと思いました。


8作目:1/72 F-94Bスターファイア アメリカ空軍(ソードモデル)
アメリカ空軍全天候迎撃戦闘機3羽烏の1羽です。
ソードモデルなので組み立ては苦労します。しかし完成後の形状と彫刻の良さは平均以上のものがあり、組み立てに苦労したことも手伝ってなぜか達成感が多く出てくるメーカーとキットです。


9作目:1/72 F-94Cスターファイア アメリカ空軍(エマー)
F-94Bと同時に作っていたキットです。塗装で使う色は同じだし、同時に作ってしまえば機体の比較が出来て良いなと思ったのです。
エマーというのはイギリスのメーカーです。今も存続しているのかしら・・・?
ソードよりも作りやすいですが、モールドの彫刻はだるだるで太くて野暮ったいです。
F-94Bもそうでしたが、銀塗装が割とうまくいきまして、人に見せた時も好評でした。


10作目:1/72 愛知・流星 イサオ機(荒野のコトブキ飛行隊) (プラッツ)
荒野のコトブキ飛行隊から2作目です。この流星は塗装が好きだし劇中での活躍も見せ場があってかっこよかったですな。
キットはプラッツが発売していますが成形品はフジミのOEMです。簡単に作れるキットでしたのでものの数日で完成できてしまいました。早く作れることはいいことです。


11作目:1/200 ボーイング737-700 ANA(ハセガワ)
今年はまだ旅客機を作っていないと思い立って作りました。ハセガワの737NGはディテールと作りやすさを両立した良キットです。サードパーティ製のデカールを貼っていろいろな会社の737を量産するにも向いていると思います。


12作目:1/200 ボーイング737-700ウェストジェット(ハセガワ)
サードパーティ製デカールの使用例がこれ。カナダのLCCウェストジェットの737-700をANAの物と同時に作りました。ウェストジェットには1度乗ったことがあります。
デカールはドロウデカール製を使いました。


13作目:1/24 ヒュンダイ・サンタフェ(アカデミー)
自動車のプラモデルに於いて、現用のSUVを新規に発売することは珍しく、その心意気や良しとばかりに購入しました。なのでヒュンダイ車がどうとかいうのはあんまりこだわってないし、サンタフェという車種も初めて知りました。
近年開発されている自動車プラモデルの水準を満たす良いキットでした。


14作目:1/72 MiG-21bis ブルガリア空軍(KPモデル)
KPモデルはチェコの老舗メーカーです。初めて作るメーカーです。しかしそのキットの完成度はやはり東欧メーカー水準で、日本メーカーに比べると幾分か落ちます。とはいえ表面の彫刻は仔細で繊細、つらい組み立てを乗り越えるとなんだかできの良いミグが姿を現しました。
ブルガリア空軍を選択したのは、同軍のプラモデルを次に作れる機会はいつになるか想像できなかったので、じゃあ今回作ってしまおうと思った次第。


15作目:1/60 Rk-91サベージクロスボウ(フルメタル・パニック!)(グッドスマイルカンパニー)
ラノベおよびアニメ「フルメタル・パニック!」のやられメカ、なれど人気の高いサベージは長らく立体化に恵まれてきませんでした。いつだかに完成品フィギュアは出ましたが、プラモデルは未だ出ず・・・。というところに現れたのがアニメ第4期に合わせて発売されたグッスマのプラモデルでした。
バンダイやアオシマの出さないスキマを狙った商品選定は見事でしょう。念願のサベージのプラモデルを出してくれて感謝です。全種類買いました。そのうちまた作ります。
クロスボウは、競技機ということなのでロゴマークのデカールをたくさん貼り付けました。なかなかいいでしょう?


16作目:1/60 ARX-8アーバレスト(フルメタル・パニック!)(バンダイ)
サベージと色が同じだからと同時に作りました。同縮尺のアーバレストはコトブキヤが先行していましたが、バンダイは真っ向から喧嘩を仕掛けました。安心のバンダイブランドとコトブキヤ製と比較した時の低廉さから、勝負はバンダイの勝ちだと思います・・・。もう武器屋いじめじゃんね、これ。


17作目:1/48 中島キ43-I隼一型チカ機(荒野のコトブキ飛行隊)(ハセガワ)
コトブキ飛行隊3作目。去年作ったキリエ機と同一仕様ではつまらんので、爆裂弾とロケットモーターを備えた第8話仕様で製作。追加武装は他のキットを手に入れてそこからパクってきました。
地味に頑張ったのが地面で、羽衣丸の甲板をイメージして作りました。といっても下敷きにしたのは日本海軍の空母の甲板なので、ゼロ戦を乗せれば空母に早変わりです。板の継ぎ目はレーザーカッターでモールドを入れてあります。データは自作ですが、工賃が高かったです・・・。追加武装の購入費も含めると、実は結構金のかかっている作品です。


18作目:飛行船艦ゴリアテ(天空の城ラピュタ)(ファインモールド)
みんな大好きムスカ大佐の座乗艦ゴリアテです。ジブリ映画の中でも好きなメカですので。
塗装は劇中からガラリと変えて制空迷彩っぽいものにしました。ムスカもちゃんと塗りました。


19作目:イグザイン(エムアイモデル)
模型屋で売っていたのが目について買って作りました。1日で完成させようをテーマに、その中でできることをやりました。まあ、色の足りないところを筆塗りで仕上げたくらいなんですけどね。
息抜きによかったです。


20作目:1/72 Fw-190A-5 ドイツ空軍(ハセガワ)
ゴリアテと似たような色使いだったのでついでに作ってしまうことに。30年弱前初出のキットですが、形状や考証は知らないですが組み立ては容易で、たいしたもんだと思いました。ドイツ機を作ったのはもしかしたら初めてくらいの感覚ですが、ちっちゃい戦闘機なんですね。


21作目:1/72 CF-18Aホーネット カナダ空軍(カナックモデル)
新旧バトル・オブ・ブリテン塗装機を揃えよう企画の1発目です。
カナックモデルというカナダのデカールメーカーがデカールと成形品キット付きで販売した特別商品。デカールはバトル・オブ・ブリテン65周年記念特別塗装のCF-18Aのもので、キットはアカデミーのOEMです。アカデミーの1/72 F/A-18は、現状最良のキットなので良い選択かと。
この特別塗装機はカナダ在住時にエアショーで実際に見たものです。程なくしてこのキット発売の知らせを聞いて手に入れていたものの今まで寝かせていました。
作ってみると、デカールの性能は高くて使いやすいものでした。しかしカナックモデルは事業を終了してホームページも閉鎖してしまいました。残念です・・・。


22作目:1/24 トヨタ・マークII(アオシマ)
アオシマのグラチャンシリーズのマークIIです。こういう改造車系だと、好きな色に塗れるので良いですよね。今回は昔作ってまだ余っている調合特色塗料の消化も目的でしたので、その中から黄色っぽい赤を塗りました。結構似合っているじゃないかと自画自賛。


23作目:1/72 F-16Aファイティングファルコン オランダ空軍(ハセガワ)
ハセガワのF-16にアストラデカールのデカールを組み合わせました。デカールはオランダ空軍の記念塗装機を再現でき、垂直尾翼に描かれたおっぱい丸出しのお姉さんの絵が特徴的です。しかし、不思議とスケベ絵感は希薄なので事実上の健全絵でしょう。なので全年齢向けである弊ブログでも掲載OKです。
それにしてもF-16はプラモデルを作ってもかっこいいね。


24作目:1/700 日本海軍駆逐艦響(ヤマシタホビー)
ヤマシタホビーの特型駆逐艦はこれで3~4隻目だったと思いますが、少しずつ形が違うのであまり飽きません。船体は舞鶴色で塗ったので白っぽくなりましたが、船体のサビ塗装がよく目立って映えるなと思いにけり。


25作目:1/144 漏洩(バンダイ)
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズから漏洩です。エアブラシでの使用停止でダブついているアクリジョン塗料の消化目的です。エアブラシで使うのはダメなので、筆塗りで仕上げました。筆塗りでガンプラを作るのは久々でして、少し懐かしくなりました。


26作目:1/72 キ109防空戦闘機 日本陸軍(エルエス)
実機もキットも珍しいものというか変わったものです。戦車砲だったか対空砲だったかを爆撃機の機首に載せてB-29を撃ち落とせるように改造した乱暴な機体です。
これはエルエス時代に発売されていた時の製品です。エルエスはだいぶ昔に倒産してしまったのでそれなりに貴重な製品だと考えられますが、プラモデルは作ってなんぼだと思うので気にせずに作ります。
主翼の動翼が動いたりモータライズが考えられた構造だったり、当時のプラモデルへの要求が垣間見えるキットでした。キットは割とそつなく完成できて、技術のエルエスは伊達ではないんですな。


27作目:1/72 MiG-31Bロシア空軍(ハセガワ)
製品上ハセガワのキットですが、成形品はICMのOEMです。少し昔に開発された成形品だったらしく、嵌合や位置決めがガタガタで組み立てに苦労しました。
ゴーストグレイ系の機体でよく見る白っぽく汚れた表現を目指しましたが、まだまだ未熟でした。もっと修練が必要です。


28作目:1/100 GT-9600ガンダムレオパルド(バンダイ)
10年くらい寝かしていた機動新世紀ガンダムXのガンプラ。これもアクリジョンの消化でして、調合したダークグリーンを使いました。おかげさまで使い切ることが出来ました。


29作目:1/100 グリムゲルデ(バンダイ)
アクリジョン消化シリーズ第3弾。今回はメタリックブルーです。ただほぼ完全消化試合だったレオパルドと比べると、少しやる気度が高いです。というのもグリムゲルデにはメタリックブルーが似合いそうだなとなんとなく思っていたのです。なので、メタリックブルーは筆塗りですが、他のフレームや武器は違う塗料を使ってエアブラシ吹付けにしています。オリジナルの赤よりも似合ってるやんと思い、一応満足行くことが出来ました。


30作目:1/72 J-8II人民解放軍空軍(トランペッター)
何かと謎の多い中国機を作るのは初めて。トランペッター製キットを作るのも初めて。トランペッターの出来はいい噂よりも悪い噂のほうが多いので心配でしたが、驚くほどすんなり組み立てられました。東欧キットよりよっぽど良い。日本メーカーの製品をよく研究したんだろうか。
J-8IIの原型はMiG-21で、なのでそれを単に双発エンジン化しただけだろうと思っていたんですが、なんかJ-8IIは全体的に大型化しているんですね。原型を留めていないとはこれのことよ。


31作目:1/144 GAT-04ウィンダム(バンダイ)
事実上モブキャラしか乗っていない量産型やられメカがガンプラ化されるなんて本当いい時代になったものです。放映以来15年越しくらいの念願が実現しました。
素組ですが楽しかったです。今度はダガーLが出るみたいですし、来年も楽しみですね。


32作目:1/125 MD-10 FedEx(エレール)
みんな大好きDC-10です。大きいキットを作ろうと思い、文字通り図体のでかいやつを引っ張り出してきました。こいつの場合、窓埋めが苦行で、だいぶ妥協しました。もっとうまく埋めたいでござる。あとは、胴体の成形品が歪んでいたので矯正が大変でした。
昔のキットなのでディテールはざっくりとしていますが、このワイドボディ機をこの縮尺で手元に置ける所有感はなかなか得られないものでした。



33作目:1/72 ハリケーンMk.Iカナダ空軍(アロマホビー)
新旧バトル・オブ・ブリテン塗装機を揃えよう企画の2発目。
まだ製作中ですけど年内には完成するので(あと1日ちょっとしか無いけど)滑り込み。
成形品の形状はとても良さそうに見えたので試しに買いました。たしかに形状や彫刻は良かったですが、嵌合がまだまだ煮詰めが足りなかったです。メーカーの人間はちゃんと試作品組み立てた?しかしそこを克服すれば大化けするので今後に機体です。



以上全33作でした。いや、作りましたね、これ。ほぼ3作/月ですか?コロナ禍からの巣ごもりとはいえ他にすべきことあったでしょうに・・・(ドン引き)

題材とメーカーで分類すると以下の通りです。

飛行機・・・18作(前年比+8)
自動車・・・4作(同±0)
キャラクター・・・9作(同+5)
艦船・・・2作(同±0)
鉄道・・・0作(同±0)
AFV・・・0作(同±0)
合計・・・33作(同+13)

ハセガワ・・・8作
バンダイ・・・5作
アオシマ・・・2作
以下、各1作・・・フジミ、コトブキヤ、アメリカレベル、オレンジホビー、ソードモデル、エマー、プラッツ、アカデミー、KPモデル、グッドスマイルカンパニー、ファインモールド、エムアイモデル、カナックモデル、ヤマシタホビー、エルエス、トランペッター、エレール、アロマホビー


前年より増えた分は全て飛行機とキャラ物に行き渡っていました。私の最近の傾向と一致していますし、作るキットの嗜好が変化したわけではなさそうです。
メーカー順も、上位は毎年の常連ですが、今年は前年に増して様々なメーカーのキットに触れられた一年だったことが読み取れます。だいたい半分は人生で初めて触るメーカーのキットでした。そのうちの半分は、もうこれっきりよというのもありますが(次に手を出す在庫が無い、新製品が無い、という意味です)。

去年、1度も作らずに終わった鉄道模型を今年はやるぞと去年の今時分は息巻いていましたが、今年もやらずに終わってしまいました。どうにか年に1作は作って鉄道模型との関わりを保っていきたいと思っているのにこれはいけません。来年こそは何か作ることにします。

プラモデルの振り返りは以上です。
来年も大したものは作れませんが、よろしくお願いいたします。

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その30【2018/2/9~13】

2020-12-28 23:12:08 | 海外旅行記
引き続きシンガポールエアショーの落穂拾いです。
これはスパイダー地対空誘導弾システムです。パイソン5とダービーというミサイルを発射できるんだそうな。ちなみにこれもイスラエル製。日本でイスラエル製の兵器を見ることはまず無いので、新鮮さが違います。


この車両はあくまでミサイル発射車両なので、これだけでは運用できず、管制車両が別に必要です。ミサイルランチャーには4発搭載できるようね。


発射車両にレーダーが備わっているらしいですけど、よく分からぬ。
車両は色々選択肢があるみたいで、シンガポールではMAN製のトラックを選択しています。
ちなみにこれは空軍の持ち物です。


I-ホーク地対空誘導弾。1950年代に開発されて以来改良が続いている西側ではおなじみの地対空誘導弾です。
これも空軍の持ち物です。


会場全体に目をやってみれば、だいぶ空いてきたなと。


V200A装甲戦闘車両。
肝は屋根に乗っているRBS-70という携行型地対空誘導弾システムです。
例によってこれも空軍の持ち物です。地対空兵器も空軍の管轄というのはナチス時代のドイツ空軍を連想させますね。


ビジネスジェットです。


ほぼ戦闘爆撃機のF-16D。前も書いたけどボイドがこれ見たらキレそう。


機体に取り付けられているミサイルって、どうして先端が下を向いているんだろうと謎だったんですが、よく調べてみたら理由が分かりました。ようは地上にいる時と飛行している時の姿勢は微妙に違っていることから来ているんですが、割愛します。


模擬弾とはいえこうも爆弾やミサイルを盛大に取り付けたエアショーは初めてだったので、模型の参考用も含めて色々撮ってあります。


F-15SG。


F-15SG。


MPSTARという2次元レーダー。RBS-70システムの一部として使うほか、敵味方識別装置、電子対電子対策装置を備えています。MB290に取り付けて自走できるようになっています。


ミサイルの発射装置だけ。


F-16Cのエンジンノズル。


それでは、これにてシンガポールエアショーからは撤収します。
シンガポール空軍の装備は、金持ちだけあって航空自衛隊と同水準の物が多かったですが、日本には無い独自のものもありました。F-16をあんなにたくさん見たことも今まで無かったですよ。
見本市という特性上、多くの国の装備品を見れたのも良い収穫でした。F-22、F-35、グリペン、A400M、ホンダジェット、SSJ100あたりは特に撮れ高が高い被写体でした。
結果としてはわざわざシンガポールまで来た甲斐があったというものです。見本市系のエアショーはかくも面白いものだと思いました。シンガポールエアショーはしばらく行くことはないでしょうが、他国のエアショーには俄然行きたくなりました。当座の目標は2021年のマレーシアエアショーを考えていたんですが、COVID-19のアレで行くのはダメですね・・・。


んでは黒鉄重工前線基地へ帰ります。帰りもSMRTのシャトルバスに乗ってエキスポで降ろされました。車両はMAN NL323Fでした。


よく見るとテープが貼ってありました。おいおい國鐵廣嶋の伝統芸ガムテープ補修かよと眉をひそめましたが、どうやらそうじゃないらしいし他のバスにも同じところに貼られていました。
これは点検扉の封印テープでしょうね。この中に危険物を入れられないための措置でしょう。


横にいたMAN NG363Fをついでに撮影。

帰りは来た時と逆の道順です。地下鉄に乗って最寄り駅で降りて歩いてホテルまで戻りました。
まずはシャワーで汗を流したんですが、今日1日ですっかり日焼けしてしまいお湯が大変皮膚を刺激する事態になってしまいました。わたくし、2月のシンガポールを舐めきっていて日焼け止めを付けずにエアショーへ行ってしまいました。
直射日光とコンクリートからの照り返しによる2方面同時攻撃により私のもちもち柔肌は真っ黒になってしまい、しまいには皮が剥けた部分も。日本に帰国後、周りから「なんで2月に皮が剥けるほど日焼けしてるのよ」とあちこちからツッコまれたのは言わずもがな・・・。
2月だろうとシンガポールでは日焼け止めは塗っておこうねという教訓でした。あれでよくも熱中症にならなかったもんだと。


エアショーの会場では結局食事する暇がなかったので、エアショーから帰ってきてようやくありつけられます。
もうぐったりだったので近場で・・・しかしできれば行ったことのない店で・・・という条件のもと、Al-Falah Barakah Restaurantというインド料理屋でカレー定食をば。
カレーとおかず4店、あとはよく分からん果物のジュースを食べました。本格的インドカレーで満足の行くものでした。シンガポールの食事はいまのところハズレがないです。すばらしい。

食事後は部屋に戻って明日の動きの方針をなんとなく決め、あとはもう何も出来ないくらいやられていたので泥になって眠りました。

これにて3日目終了。次回からは実質最終日の4日目です。


その31へ→

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その29【2018/2/9~13】

2020-12-27 22:16:44 | 海外旅行記
2018年2月11日(日)16時24分
シンガポールエアショー会場

地上展示機は全て回り終え、飛行展示も今日はこれ以上演目はないので、もう見るものは見ました。あとは目についたものを落穂拾いでもしますかね。
ガルフストリームG550-AEW。G550のビジネスジェットはさっき見たばかりですが、追加装備のレーダー類はともかく塗装だけでビジネスジェット成分はほとんど影に潜んでしまいますね。


EL/W-2085レーダー。


尾部に付いているのもEL/W-2085。


C-130H。そろそろ夕方という時間になると、人も減っていて機体全体の撮影がしやすいです


貨物室にはまだ行列が出来ていたので入るのは止めておきました。


G550-AEW。


イスラエルのエルビット・システムズ製のヘルメス450というUAV。偵察や情報収集で使われるようで、電子光学式と赤外線レーザー式の複合センサーを持っているんだそうな。
円筒形の胴体の上に主翼を貼っつけただけのような単純な機体をしています。その分値段が安いんでしょう。中小国家での採用が多いみたいです。


空軍創立50周年記念特別塗装機のF-15SG。未だに人だかりができていて、特別塗装の戦闘機はやっぱり人気だなと。


秀逸な塗装なのでハセガワがプラモデルを出してくれるだろうなと思っていたんですが、執筆時現在でもそういう素振りは見せないのでしょんぼりしています。


ミサイルの取り付けマウントですかね。


脚です。


エンジンまわり。



垂直尾翼。このデザインは秀逸だと。


アンテナ。


F-16Cです。


垂直尾翼。


やっぱりF-16はかっこいいね。


空気取入口。F-16には口の大きさが2種類あるらしい。


普通のF-15SG。


割とスッキリした状態で撮影できました。ガンシップグレーの塗装はかっこいいですな。


ジェイダムをガン積みですがな。


グリペンももう一度見に行きました。そう見られるものじゃないですからね。


というところで今日はここまで。
次回でエアショー編終了です。

その30へ→

伊豆急行撮影満喫の日 後編【2018/4/22】

2020-12-25 20:59:20 | 鉄道撮影記
片瀬白田駅から普通電車で伊豆急下田駅までやってきました。ここから歩いて撮影地点まで行くつもりでしたが・・・。


駅の留置線はなんだか撮影会状態!185系、100系、251系が並んでいました。
これは良いものを見れましたね。


駅の外に出て撮影地点へ行く途中にも外側から撮影。すでに100系目当ての鉄オタがそこかしこに。


伊豆の名プレイヤーが勢揃いです。これを撮影してからものの数年で全て過去のものになってしまうわけですが。


伊豆急下田駅から北上して、稲生沢川に架かる鉄橋の周辺を撮影地点としました。
まずは185系(OM08)特急「踊り子」110号東京行を後追いで。午後の伊豆急線では珍しく順光で撮影できる場所ですかね。


稲生沢川の鉄橋を渡るところも撮影可能です。8000系(TB-2)熱海行。


2100系(R4)伊豆急下田行。ケツ切れた・・・。


100系クモハ103号がやってくる時刻となりました。構図は色々検討できる余地がありまして、まずは稲生沢川を渡るところを側面から。この貸切電車は2往復走るので、都合4回撮影機会があります。


651系700番台(IR01)快速「伊豆クレイル」伊豆急下田行。まともに撮影したのは今日が初めてでした。


251系(RE-2)特急「スーパービュー踊り子」8号東京行。


クモハ103号が蓮台寺駅から戻ってきました。これも順当な構図で撮影。
ヘッドマークを見ると送別会と書かれていました。


185系(OM09)特急「踊り子」132号我孫子行。


8000系(TB-1)伊豆急下田行。


クモハ103号の2往復目。往路は真横から。


185系(A6)特急「踊り子」115号伊豆急下田行。


クモハ103号の復路。木の葉の隙間から・・・。
これで撮影終了です。100系はこの後伊豆高原への回送があると思われますが、それは撮らずに撤収です。


と思っていたら、駅へ戻っている途中で185系(A6)特急「踊り子」114号東京行が通り過ぎていきました。直進している構図で撮れてこれもよきかな。


留置線で待機しているクモハ103号。


251系と100系。


あとは帰るだけでありますが、せっかくなので「スーパービュー踊り子」10号に乗って帰ることとします。たぶん、乗ったことはなかったはずなので。


この電車は私が小さかった頃の電車図鑑やポンキッキのビデオで親の顔より見た電車のひとつなので、まあ昔から馴染みの顔なのであります。


乗ったのは普通席です。飛行機のような荷物棚は、凝った設計を良しとしていた時代のアレですかねぇ。窓の天地が大きいのはさすがです。


最後までしぶとく車内販売が残っていた列車でもありましたね。


トレーン、まだあったのか。頭にぶつけると痛いんだよね。



相模灘をぼけっと眺めながら伊豆半島を北上。


で、伊東駅で下車・・・。熱海まで乗ればいいものをというところですが、伊豆急線内だと特急料金は410円で済みます。が、JRに入るとそこからさらに1,000円以上追加で掛かってしまいます。乗るのはどうせ伊東~熱海だけなので、割が悪いです。
なので伊東駅で降りて次の普通電車で熱海まで行くことに。あとは、伊東からはJRの切符で入場して静岡まで帰った方が面倒がないというのもありますが。


一度改札を出て、静岡駅までの切符を買ってから再入場。10ふんくらいで電車がやってきました。
塩害でやられてしまっているのか、架線ビームが錆びついていますがな。


8000系(TB-4+TB-8)でした。


熱海駅まで戻ってきました。


熱海では特に何もせずに、そのまま東海道線で静岡まで戻りましたとさ。電車は211系5000番台(LL12)。
今日はこれでおしまい。

伊豆急行撮影満喫の日 前編【2018/4/22】

2020-12-22 22:13:13 | 鉄道撮影記
2018年4月22日。
伊豆急行の最古参車両100系クモハ103号が個人向け貸し切り運転を募集している旨を聞きつけました。
100系は一度は引退して車庫の入換車として余生を送っていましたが、2011(平成23)年の伊豆急行50周年記念事業として本線走行への復帰を果たしました。その後は幾度も臨時列車等で走っていたものの撮影したことが1度しかありませんでした。しかもその時は何かのついでで撮ったものでした。
当時既に、近々実施される伊豆急行線のATS更新に100系は対応できないらしくてそのまま引退するらしい・・・みたいな噂はまことしやかに流れていて(そしてそれは後に現実になったのです)、いい加減行かないとなぁと最近重くなってきたようなする腰を上げて伊豆へと赴いたのでした。

今回は電車で行きました。静岡駅7:00発の373系「ホームライナー沼津」2号で出発です。この電車は終点沼津に着くとそのまま普通熱海行に化けて熱海まで行くので、実に乗り得列車です。熱海から先東京方面へ行く際はグリーン車に乗り換えれば快適な鈍行旅を楽しめるので、時間が合う時はこれを使う場合が多いです。


373系で熱海まで来ました。なんとなくE233系3000番台(E-17)。


乗り換えるのはこちら。8:26発伊東線の伊豆急下田行。2100系(R4)黒船電車です。リゾート21は、よく減車しないで7両編成を堅持しているなと乗るたびに思います。


何度目になっても乗る時は少し楽しくなりますね。


しかし乗車時間は少し。伊東駅で下車します。
これは、閑散期に発売される伊豆急行線の乗り放題乗車券「伊豆満喫フリーきっぷ」を購入するためです。伊豆急行線全線往復が3,240円のところ、この切符は1,700円(当時の価格)で乗り放題となってしまうので、社員は算数できないのかと疑うほどの値引きになっています。その代わり伊東駅の窓口でしか購入できない縛りがあります。しかしそれを加味しても魅力ある切符なので、どんどん下車して買ってしまおうね。


どうにか切符を購入しました。
あの黒船電車の次発は9:00発伊豆高原行ですが、両者の間の時間は10分だけ。ただ一度改札外に出て窓口で切符を買うだけなので10分あれば間に合うんですが、同じことを考える人はいるものでして、既に何人かの鉄オタが同じ行動を取って窓口に並んでいました。鉄オタの前に並んでいる一般人が存外時間がかかっていたので間に合うかドキドキでしたが、結果はセーフセーフでした。これを逃すと次は26分後なのだ・・・。


東急テクノシステムの自信作の内装。私は割と好きですが、ボックスシートのうち約半分は車窓の相模灘ではなく戸袋の壁を眺めることになってしまうのは、ちょっと良くないよねと。なので私はロングシートに座ることの方が多い気がします。


富戸駅で2100系(R3)キンメ電車と交換。初めて見たけれども、あまり魚臭くなくて良いですね。


終点の伊豆高原駅に到着しました。併設の車庫には2100系(R5)「ザ・ロイヤルエクスプレス」が寝ていました。今日初めて遭遇したので少し見ていくことに。


例によって水戸岡鋭治の手による装飾がされています。水戸岡列車も予算によりピンキリだそうですが、これはピンの方でしょうね。車体が青いのはロイヤルブルーに引っ掛けているんだろうなぁくらいしかここから読み取れる情報はありませんでした。言うてそんなに時間無いですし。


伊豆高原駅を出て、下田方面へと歩いていきます。乗り放題切符なので駅を出て沿線撮りしようという趣旨。最短距離を抜けるためにこんな未舗装路も歩いたりして。


国道135号線と伊豆急行が交差する地点に着きました。ここから撮影しようと思います。この時間はまだ100系は動いていないですが、185系の引退も今やという状況でしたので豆に記録しておきます。


初めに来たのが8000系(TB-6)伊豆急下田行。伊豆高原以南で6両編成とは珍しい。所定の編成なんでしょうけども。


251系(RE-4)特急「スーパービュー踊り子」2号東京行。後追いです。
10両編成がぎりぎり入って一安心。この頃はまさか185系よりも早くに全廃されてしまうとは思いもよらず・・・。


251系特急「スーパービュー踊り子」3号伊豆急下田行。下り251系が撮れたところでここからは撤収。


伊豆高原への帰り際に185系(A8)特急「踊り子」伊豆急下田行と遭遇。


再び伊豆高原駅から乗車します。乗ったのは2100系(R3)キンメ電車の伊豆急下田行。


片瀬白田駅で下車します。片瀬白田で一つの地名だと思っていましたが、白田川を挟んで両岸に広がる片瀬と白田でそれぞれ別の地区なんですね。池尻大橋駅に近いですかね。


駅を出て下田方面へ歩いていきます。海沿いを走る電車を撮影できる例のお立ち台へ向かいました。初めての場所だったので最初は道順が分からず、少しの間国道沿いを歩いていたのは公然の秘密であります。
で、ぼけっと電車を待っていたら、100系が上っていったじゃありませんか。なぜ、どうして、ほわい。よく調べてみると、貸し切り電車の前に臨時列車「伊豆急100系水族館でんしゃの旅」として片瀬白田~伊豆急下田を往復していたんだそうな。なんで片瀬白田なんて半端なところから・・・?
今通っていったのは往路なので、この後また時間を置かずに復路が運転されます。知らんかったことでしたが撮影機会が1度増えましたのでこれを逃す手はありません。100系がやって来るまで待つことにします。


185系(A3)特急「踊り子」107号伊豆急下田行。お立ち台で185系を手堅く撮影です。


8000系(TA-3)も撮影。


185系(A8)特急「踊り子」106号東京行を後追いで。


そして100系クモハ103号。1両編成なので定番構図は使いにくいですね。ちゃんと撮っていないですが、特製ヘッドマークも付いていました。


片瀬白田駅に戻りました。意外にも有人駅でした。伊豆急行は意外と有人駅が多いのですよね。昼間だけの営業という駅も多いですけど。


ホームで電車を待っていると、さっき乗ってきたキンメ電車が折り返してきていました。


8000系(TB-2)に乗って次の撮影地へ移動します。

というところで今日はここまで。


後編へ→

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その28【2018/2/9~13】

2020-12-17 21:18:52 | 海外旅行記
シンガポールエアショーの地上展示機の一角にはビジネスジェット軍団が待ち構えていたのであった。
これは我らがボンバルディアのチャレンジャー650です。元々はカナディアが製造販売していたCL-600をカナディアがボンバルディアへ売却された際に名前を変えたもの。
この機体規模のビジネスジェットとしては胴体が太かったので、これ小型旅客機に転用できるんじゃね?と考えた人が開発したのがリージョナルジェットのCRJです。なので両者の形状はよく似ています。
チャレンジャー650は、チャレンジャー600系列の派生系です。


ボンバルディアの航空分野といえばこの旅行の後の話になりますが、CRJは三菱に売却し(今思えばコロナ禍前の売却で最適なタイミングでしたね)、Qシリーズもバイキング航空機に売却し、Cシリーズもエアバスに売却し、後には何が残るんだよ・・・と思いましたが、このビジネスジェット分野はまだ残っています。まだ続ける気でいるのか、売却先を探しているのか・・・。
航空部門を爆発四散させたとされるCシリーズはどんだけ不振だったんだろうと考えますが、素人には実際のところは分かりえませんな。


あれは同じくボンバルディアのグローバル6000です。胴体がチャレンジャーと同じなので紛らわしいですが、新開発のビジネスジェットです。ボンバルディアが初めて開発した航空機でもありにけり。
航続距離がめちゃめちゃ長いのが売り。


続いてはガルフストリームG550。ビジネスジェット1本で勝負しているガルフストリームの機体です。ビジネスジェットの中では大型機で、太平洋横断とか軽くこなしてしまいます。


別角度から。ストンとした機首や大きな円形の窓が好きです。


ガルフストリームG280。G200の後継機として開発された中型ビジネスジェットです。微妙に鼻が長い。


ガルフストリームG500。G450の後継機として開発された中型機。今の所これがガルフストリーム内で最新の設計の機種です。


次はおフランスからダッソー・ファルコン8Xです。大型長距離の機体です。
これはなんと言っても今では希少価値の高い3発エンジン搭載機ということです。これは洋上飛行時のエンジン数は3発以上でなければならないことに由来すると思います。ただし競合他社の長距離大型ビジネスジェットは軒並み双発になっているので、3発に拘る理由はあまり無いはずですが。安全性アピールなのか意地なのか。
なお肝心のエンジン部分は他の機体に遮られて撮影できなかった模様。たくさんの機体が押し詰められているので意外と画角が制限されているんですよこれ・・・。


これもダッソー・ファルコン2000LXS。エンジンが2発でも3発でも同じファルコンです。ファルコン2000の超長距離型だっそーな。


今度はブラジル代表、エンブラエルERJ135。エンブラエルの得意とするリージョナルジェットです。日本では運航されていなかったので馴染みがないですが、アメリカを始めとして1200機以上生産されたベストセラーです。



胴体後部にエンジンを配置した機体です。


エンブラエル・レガシー500。正直良くわからん。


な ん じゃ あ れ は ・ ・ ・ 。


エンブラエルE190-E2。ご存知エンブラエルのリージョナルジェットE-Jetの改良型です。エンジンをギヤードターボファンエンジンに換装して燃費を上げているんだそうな。直接の競合になりそうだった三菱スペースジェットはコケてしまったし、ボンバルディアCRJは三菱に買収されて生産止めそうだし、E-Jetの一人勝ちになりそう(小並感)

で、この個体はE2のデモ機で、機種が虎柄というか虎の顔そのものになってます。超目立つけど、なんの意図があったんだろ・・・。


写真をぱしゃぱしゃ撮っていたらエンブラエルの従業員の女性から「くれるよ」と言われて手にしたのがこの「エンブラエルのおいしい水」でした。しかも2本も。もう必要ないのでバカそうな日本人に押し付けたというところでしょうが、クソ暑くて体内水分がすぐに蒸発してしまう会場内ではまさに恵みの雨といえる出来事でした。ありがとうエンブラエル。やっぱりエンブラエルだね(チョロい)
いやでも実際、エンブラエル機の天井の高さからくる快適性はCRJのような他のリージョナルジェットやプロペラ機よりも上を行っているので、割と本当に気に入っています。



エアバスH135という双発汎用ヘリコプターです。ヘリコプターはよく知らないので、こういうのがいたよ程度にして流してしまいます・・・。



これもエアバスのH130です。単発汎用ヘリです。



こちらは最低の飛行機として私に知られる、セスナ・サイテーション・ロンジチュード。最低ション・・・。なおCitationの意味は主な「引用」で、よく分からないです。ちなみにLongitudeは「経度」の意味で、やはり意味不明。少し英語をかじった程度では知り得ない意味があるんだろうか。
2016年初飛行し、2017年に量産を始めたばかりのニューモデルです。他社の機体と比べて丸っこい形状なのが愛嬌があり良いかと。


これもセスナサイテーションで、サイテーション・ラティチュード。ラティチュードというのは、察しの通り「緯度」です。この調子で行くと次に開発されるビジネスジェットはイクエイターかデイトラインになりそうです。
ラティチュードよりもやや胴体が短い中型機です。



主翼の端はこんな感じに。見たこと無いな。


セスナ208BグランドキャラバンEXというプロペラ機。これはビジネス機というより汎用機とかコミューター機とかそんな感じ。


老舗ビーチクラフトのキングエア350iというやつ。内装をビジネスジェット並みに豪華にしたやつだそうな。外からじゃ分からないやつ・・・。


ベル429型。よく知らないでガンス。

というところで今日はここまで。

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その27【2018/2/9~13】

2020-12-15 23:40:11 | 海外旅行記
シンガポールエアショーの続きです。あとは残りの地上展示機を順番に見ていきます。シンガポールエアショーは、軍事関連の展示物が目立ちますが民間航空の見本市の側面もあります。今回の記事からは民間機が多くなります。民間機でもいける私には嬉しい。


まずこちら。ロシアのスホーイスーパージェット100 (SSJ100)です。スホーイといえばSu-27フランカー軍団の開発製造で知られるメーカーですが、このSSJでもって民間航空市場にも参入しています。
機体規模はエンブラエルやCRJと同じくらいの60~100席クラスのリージョナルジェットです。近年は、旅客機市場に新規参入しようと思うとリージョナルジェットから始めるところが多いですね。

ロシアというかソ連の旅客機というとあんまりいいイメージがないんですが、SSJはソ連時代の純国産品使用の思想を捨て去って、西側の技術や部品も取り入れているんだそうな。
畑違いの戦闘機とはいえ自力で航空機を開発製造している企業だからなのか、2004年に開発を始めてから4年で原型機が初飛行、2011年に型式証明取得、就役しています。どこぞの極東の重工業とは開発スピードが違いますよ。
ただ2012年5月にデモ飛行中に墜落事故を起こしてしまったんで思うように運んでいないようですが・・・(その事故はヒューマンエラーが原因なんですけどもね)。


エンジンはロシアとフランスの合弁企業パワージェットがSSJ用に新規開発したSaM146です。


風防は最近流行りの銀の窓枠のないやつです。精悍な顔立ちです。ソ連っぽさが少ないのがちょっと趣味的にはマイナスですが、最近の旅客機の機首はもう形状が突き詰められて煮詰まってしまったのかだいたいどれも似たような形状になっていますので、そんなもんなのかな。


垂直尾翼が少し前に出ているようなそんな配置。


マレーシア空軍のエアバスA400Mアトラスです。軍用輸送機ですね。初めて見ましたし、見れると思っていなかったなぁ。
確かドイツ、フランス、イギリス、アメリカの合同でC-160の後継機として1980年代前半に開発を始めた輸送機です。が、機体設計が始まったのは1996年、機体が初飛行したのは2009年・・・・・・。おわかりだろうか。毎度おなじみ多国籍共同開発からの足並みの揃わなさによる大 炎 上である。
問題を端的に言うと幾度も仕様変更しているうちに重量過多となり搭載量が減り、しかも専用に開発されたターボプロップエンジンは大問題なのだそうな。


C-130をやや大きくしたような感じです。今どきターボプロップかよと思いましたが、これはC-130のような不整地での離着陸を想定しているためだとかで。なお実際に飛ばしてみたところ出来ない模様・・・。
最近はよく川崎C-2と比較されたりします。


機首は割とイケメン。空中給油のプローブがおでこから突き出ているのがなんだか一角獣みたい。なお中心線からは少しずれていますが。


問題のエンジン・・・。
プロペラはエンジン1発につき8枚生えています。最近の主流である長さの短いプロペラを多数生やす方式です。これだけ生やすと従来では重量が増えてしまってイカンかったのですが、炭素繊維素材でプロペラを成形することで減量に成功したとかで。


ペラの先端が少し後退角が付いているのも特徴です。プロペラ先端が超音速を超えるのを少し遅らせる効果があるとかで(先端が超音速を超えると推力を生まなくなるのだ)
この最近のプロペラは個人的には好きです。プラモデルで作るとなると地獄ですが・・・。


例のターボプロップエンジン、TP400です。
出力は足りん、20時間ごとにオーバーホールが必要、挙句の果てにエンジン制御のバグで墜落死亡事故を起こしています。
飛行機の開発はエンジン開発が炎上すると機体そのものもコケてしまうことが今までの航空史からも見て取れますが、これもそのひとつとなったのでした。


尾翼は輸送機でよくあるT字型です。
マレーシアの国籍章は初めて見ました。あんな模様なのね。
しかしマレーシアもなんでこれを買うことに決めたのやらですが。


エンジンを後ろから。


貨物扉も輸送機でよくあるやつです。中は入れないどころか見せてもくれませんです。


オーストラリア空軍のボーイングE-7Aウェッジテイル 。さっきも見たやつですが、もっと近づいたところでもう一度。


この手の機体はアンテナがあちこちから生えています。


レーダーです。尾部には追加の垂直安定板が付いているんですな。


中国航空工業の翼竜IというUAVです。名前通り、中国製です。Iということは翼竜IIもいるっつーことです。じゃあIIIもいるんかと思えばこれはいなくて、なぜか次は翼竜10まで飛びます。しかも数字の書き方も変わっているし。
既に100機以上量産されているところが、最近の中国すげーという点です。
UAVとはいえ中国製の航空機を見るのは初めてですかね(ミグのライセンス生産機は除く)。


中華UAVなので詳しいところはよく分かりませんが、偵察と軽攻撃能力を持つUAVでしょうね。地面には搭載できるであろうミサイルや爆弾も一緒に展示されています。アメリカのプレデターと同じような機体規模と役割を持っているんじゃないでしょうか。


ここからいよいよ民間航空の区画です。こちらはご存知ホンダジェットです。まあこれは説明不要だと思います(手抜き)


エンジン配置についても私から話すことはないでしょう(手抜き)
この機体規模のビジネスジェット機としては最もシェアが大きいんだそうですが、この機体規模の機体って他にはセスナの機体があるくらいで市場はそれほど大きいわけじゃないんです。なのであんまりシェアナンバーワンとドヤ顔されてもと思わんこともないですが、それでもビジネスジェットの本場アメリカでうまくやっているのは驚嘆すべきことでしょう。


ホンダジェットの実機を見れたことに実はけっこう興奮しています。これのプラモデルも作ったしね。愛着みたいなのはあるわけですよ。


というところで今日はここまで。

その28へ→

【1/72】ロッキード・マーティン F-35CライトニングII アメリカ海軍【ギャラリー】

2020-12-12 21:59:07 | 模型ギャラリー

キット:オレンジホビー1/72 ロッキード・マーチン F-35C ライトニングII [A72001]
仕様:アメリカ海軍第101戦闘攻撃飛行隊グリムリーパーズ
製作記はこちら→[前編] [後編]

F-35の1/72縮尺のプラモデルを試作機を含めて各型式一通り作ってみようという個人企画の最終弾です。最後は艦上戦闘機型のC型です。A型ともB型とも異なる姿をしているのが興味深いです。
過去の作品→[X-35B] [F-35A] [F-35B]

キットは中国のオレンジホビー製。詳しくは製作記に譲りますが、さして大きな製作上の障害は無くて、割と良いんじゃないかと思います。


正面から。空母での離発艦は陸上基地でやるよりも低速なので、揚力確保のために大型化された主翼が特徴です。なにげに尾翼も大きくなっています。なんだかもう別物です。


こんなに大きいとモモンガみたいだなと言う気がしなくもないです。


風防と兵装庫は開けた状態で製作。また、主翼下にも爆弾とミサイルと付けています。


翼を大型化した結果、主翼後縁の付け根と水平尾翼前縁は平面形が重なっているんですね。


後ろから。


機体は少しウェザリングを施しました。


武装はフル装備です。こんな搭載の仕方をするのかは実際のところ存じません。ビジュアル重視です。おかげで機体を持ち上げる時に持つところが少なくて困ります。


機首。


主翼前縁。


垂直尾翼。


おまけの牽引車です。小物ひとつ付けるだけも実感さが増します。


現用艦上戦闘機ならなんでも使えそうなので、これからも活躍してくれそうです。あとは人間を付けるべきか。


最後に各型式揃い踏み。どれも好きに作ったので塗装の色味はバラバラですな・・・。


F-35AとF-35C。


以上、F-35CライトニングIIでした。

【オレンジホビー1/72】F-35CライトニングII 製作 後編

2020-12-11 23:17:28 | 航空機模型製作記
オレンジホビー 1/72 F-35CライトニングIIのプラモデルの製作記事の続きです。
機体の基本色をグレーFS36375で塗ったところでRAM模様のギザギザを塗るために、課金して買ったカット済みマスキングテープを貼り付けます。はじめ風防枠にテープを貼った時に微妙に合わなかったので不安になりましたが、その他はきっちりと成形品の彫刻に合うようになっていて問題ありませんでした。



裏側もこのように。
テープは塗り分け部の周りしか無いので、余白が大きくある部分は自前のテープでマスクします。


RAM模様をグレーFS36231で塗装しました。次に脚庫と兵装庫の白を塗るためにマスクします。


うまく行きましたね。この脚庫の塗装は機体本体の塗装の前に塗る派と後に塗る派に分かれると思いますが、私は後派です。そのほうがマスキングが楽な場合が多いですかね。


そして、RAM模様のマスキングテープを剥がすと・・・!きれいに塗り分けられたF-35Cが現れました!
これは大成功です。課金してよかったです!


やったぜ。


裏側もこの通り。


裏側のほうが塗り分けきついんですが、バッチリです。テープ貼り忘れや剥がれかけによる吹き込みもなかったです。わはは。


機首もバチーッと決まっています。風防は開状態で飾りますが、今はコックピットのマスク代わりに閉じた状態で仮組みしています。


どうにも表面がのっぺりしていて味気ないと思ったので、エナメル塗料でウォッシングすることにしました。環境の過酷な艦上戦闘機なので、少しきつめに塗り込みます。


デカールを貼ります。ステルス機にあるまじき色付きの国籍章なのが変わっていて良いです。航空団司令機は注意書きや部隊章が総天然色で描かれるらしいんですが、その流れなのかもしれません。


デカールは今まで見たことのないタイプでした。厚みがややあってデカールの光沢が強いです。つや消しトップコートを掛けても少し目立ちます(写真はトップコート前)。発色もやや悪いです。ただ、軟化剤はよく効く方で、彫刻や曲面にもよく追従しました。
デカールの質が気になる人はサードパーティ製のデカールを別途課金しても良いと思います。


半光沢トップコートを吹いて最終組立をしたら完成です!かっこよく出来ました。
胴体の貼り合わせ時と風防の接着時に擦り合わせが必要ですが、基本的には組み立てが特別難しいことはありませんでした。中国新興メーカーのプラモも侮れないものです。1/72縮尺のF-35Cは現状ここだけなので、選択肢としてはありだと思います。


兵装を機外搭載したF-35は初めて作りましたが、なかなか攻撃的です。アメリカ海軍の艦上戦闘機はもはや戦闘機同士の空対空戦闘やらなさそう(偏見)なので、このくらい攻撃機寄りに振ってもよかろうて。


ひっくり返してみるととても賑やかです。


そして念願の瞬間、F-35各型式揃い踏みです!
左からイタレリX-35B、アカデミーF-35A、ハセガワF-35B、オレンジF-35Cです。
イタレリのX-35は正直外形の正確さをアテに出来ないんですが、それにしてもF-35Cは翼が大きいですね。主翼はもちろん、垂直/水平尾翼も大型化しています。


飾り棚に4機を並べました。壮観ですね、わはは。
一通り作ってみて分かることもありました。やってみた意義はありましたね。しかも当分F-35は作らなくて済むでしょう。

完成品はギャラリーにて。

<使用塗料>
機体:C305グレーFS36118
機体RAMパネル:C317グレーFS36231
エンジンファン:X11クロームシルバー
エンジンノズル:C104ガンクローム(下塗り)→H95スモークグレー
エンジンノズル:N10カッパー
コックピット:N12つや消しブラック
サイドスティック・ミサイル羽:N38赤鉄色
座席:N81カーキ
降着装置・脚庫・兵装庫・牽引車:C316ホワイトFS17875
タイヤ:N77タイヤブラック
ジェイダム爆弾:C304オリーブドラブFS34087
ミサイル:C308グレーFS36375
牽引車上面:N22ニュートラルグレー