黒鉄重工

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2010/9/1~8 部の合宿で東北・北海道を巡る旅(2010年夏合宿) 4日目 前編

2010-09-30 21:08:32 | 旅行・イベント記

札幌駅に到着。本格的に北海道に上陸です。いやぁ、ここまで来たんですねぇ。
ここから指定の列車の発車時間までは自由行動です。



第25走者:函館本線普通 711系 札幌06:34→苗穂06:37
札幌市街へ行ったり、小樽まで引き返してそこから始発に乗ったりと色々散っていきます。私はというと、ひとつ隣の苗穂駅周辺で撮り鉄です。
北海道初の電車、711系に乗り込みます。東海型の顔なので親近感がわきます。
この顔も北海道から九州まで、いろいろなところで見ることができますね。今でこそ数少ない国鉄型電車ですが、当時はみんな同じ顔で、鉄道ファンなんかは飽きなかったんでしょうかね?
そう思うと、JRになって車両のバリエーションが増えた現在もそんなに悪いもんでもないと思います。



苗穂駅から白石駅方面へ歩くこと数分。



こんな感じです。札幌から手軽に行ける場所です。奥には苗穂工場も見えますよ。
まずはキハ183系の特急「北斗」。



キハ261系0番台特急「スーパー宗谷」。最北端駅の稚内まで走る列車です。



721系快速「エアポート」。



785系特急「スーパーカムイ」。
子供の頃、よく電車図鑑でみたなじみのある車両です。



キハ261系特急「スーパーとかち」。



789系1000番台特急「スーパーカムイ」。



731系普通。



キハ183系特急「旭山動物園号」。
動物が描かれたにぎやかな車両です。キハ183系のスラントノーズ車を確実に見られる列車でもあります。



711系普通。
これもそろそろ置き換え?



キハ281系特急「スーパー北斗」。



第26走者:函館本線普通 711系 苗穂09:11→旭川12:40
部員との合流時間になったので、苗穂から指定の列車に乗りこみます。この列車は小樽から旭川までのロングラン運用です。



711系の車内はこんな感じ。デッキ付きのセミクロスシートと、内装が急行電車と大して変わらないので全盛期には急行列車にも投入されていたそうです。









見る景色が本州とはだいぶ違いますね。こうも地平が広がるところってのは本州ではそうないと思います。ましてや今まで乗ってきたのが山の間を走る東北の路線とあれば尚更です。



岩見沢駅に到着。ここでは30分ほど長時間停車するので電車を降りてみます。



キハ183系特急「オホーツク」。



外に出てみると・・・なんじゃこりゃ!?下手な大都会の駅よりも立派な駅舎です。ていうかでけぇwさすがは北海道・・・。



自転車が通るにしてもいささか広い自由通路。



北口に行ってみると・・・ウホッ、いい建物があるぜ!



うへへ、これはいいレンガ造り。
後で調べてみると、旧北海道炭礦汽船鉄道岩見沢工場材修場という建物で、開拓使が開設した幌内鉄道がルーツだそうです。
現在もJR北海道岩見沢レールセンターとして現役の建物。これからも末長く使っていってほしいものです。



岩見沢駅を発ち、再び旭川方面へ。



わかる人にはわかる駅名w
ちなみに、3姉妹の中では一番好きです。



11:13滝川駅到着。ここでは40分も長時間停車。
北海道の駅名標って国鉄っぽいですね。



稚内からやってきたキハ281系0番台「スーパー宗谷」。



789系1000番台L特急「スーパーカムイ」。L特急っていう名前も今や死語ですね。



根室本線のキハ40。北海道向けの厳寒地仕様で、窓が本土の物と比べて小型なのが特徴です。



駅舎。



滝川から50分ほどで終点旭川に到着。



旭川駅周辺は再整備が進んでいて、今年の10月10日からは高架ホームが使用されます。つまり、地上駅時代の最後の時期に訪れることができたわけで、これはラッキーでした。



この駅舎も取り壊されるのでしょうか?



旭川に着いてまずびっくり。この地図を見てくれ。
京都顔負け・・・というより京都以上の区画整理っぷり。これ迷いそうだなぁーw


一行はまず今晩泊まるホテルにチェックインして身軽になったところで次の目的地へ移ります。



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HG イライジャ専用ジン改製作 完成

2010-09-29 20:34:31 | ガンプラ(アナザー)製作記
【キャプテンフューチャー おいらは淋しいスペースマン】

え、今さらだって?
夏休みの間にたまった録画したアニメを未だ消化できてないんだからしょうがないじゃんorz



完成しました。ベタ塗りで仕上げました。
赤と青のコントラストがいまいちだったかなー・・・。

カメラが修理中なので詳しい写真はまた今度。



2010/9/1~8 部の合宿で東北・北海道を巡る旅(2010年夏合宿) 3日目(後編)

2010-09-25 20:08:28 | 旅行・イベント記

第21走者:津軽線普通 キハ48形500番台 青森15:44→三厩17:10
青森到着からは、急行「はまなす」の出発時間まで自由行動。私は津軽線に乗ってこようと思います。こんな時でないと乗ることもないでしょうし。
ちなみにこのキハ48、非冷房。今時非冷房車があるとは驚きです。



あたり一面、津軽平野が広がります。半島を走っているせいか、台風の影響か、風が強いです。雨もぱらついてるし。
沿線には写真のような防風林(?)に覆われた神社がたくさん点在していました。これは一体どういうことなのか、気になります。

途中、蟹田あたりまでは電化された路線を進みます。津軽線は元々一ローカル線にすぎなかったのですが、青函トンネル開通後は特急列車がたくさん通る重要路線へと出世しました。
が、途中の新中小国信号場からは海峡線と別れ、青函トンネルへ入る列車もそちらへ行ってしまいます。
そこから終点の三厩(みんまや)までは新中小国信号場までの高規格な線路とは打って変わって、静かなローカル線です。



三厩湾が見えれば、終点三厩はもうすぐです。



盲腸線の終点らしい小さくて静かな駅です。同業者がちらほらいたのでちょっとにぎやかだったかな?



線路の終端。






これでもなんと有人駅です。
折り返しが割とすぐで、雨も降りそうという感じだったのであまり散策できませんでした。



第22走者:津軽線普通 キハ48形500番台 三厩17:55→蟹田18:36
折り返し、蟹田行きに乗車。



特急しか停まらない駅、海峡線の津軽今別駅。本州の駅ですがJR北海道の管轄で、すぐ横にはJR東日本管轄の津軽線津軽二股駅が連絡している不思議な駅です。
北海道新幹線が出来ると、ここにも名前を変えて奥津軽駅という新幹線駅ができるそうな。安中榛名を超えそうな過疎っぷりになりそうですが・・・。



蟹田に付く頃には真っ暗。青森行き乗車まで小休止。



第23走者:津軽線普通 701系100番台 蟹田19:12→青森19:52

青森到着後はファミレスで夕食。そこのドリンクバーで22時くらいまで粘って・・・。



第24走者:急行「はまなす」 ED79+14系 青森22:42→札幌06:07
今夜の宿(?)、急行「はまなす」!青函トンネル開通に伴い1988年に登場した札幌と青森を結ぶ急行です。
急行、夜行列車、機関車牽引客車列車、座席客車連結、定期運用唯一の14系(寝台車・座席車共に)使用列車、唯一の定期客車急行などなど・・・思いついただけでこんなにものステータスが。
歴史は浅いですが、こりゃもう生きた化石ですね。



この日は需要が多いのか、B寝台車を1両増結していました。「増21号車」なんだそうです。肝心のサボがぼけてるし・・・。



発電用エンジン、うるせぇ。気動車かっ!
ちなみに、これで2010年現在の定期急行はすべて制覇してしまったことになります。
こういとも簡単にひとつの列車種別を制覇できるようになってしまうとは、寂しいですね。



寝台車で寝たいところですが、これだけの長期間の旅行になると財力的に息切れ寸前・・・指定席で。ただ、かなりの角度までリクライニングしますので、他の座席夜行と比べたら居住性は抜群。発電用エンジンも指定席車両にはないので静かです。
青森駅を発車したはまなすは、さっき乗ったばかりの津軽線を走ります。途中からは海峡線に入りいよいよ青函トンネルへ・・・!
青函トンネルは初めて通るのでおとなしく寝るわけにはいきません。



青函トンネルキター!!速いぜ速いぜ!最深部の蛍光灯もしかと見てきました。

青函トンネルを抜けたら、翌日のために寝ました。




が、函館駅で起きてしまいました。こういう時は目覚めがいいんだよね^^;ホームへ降りてついに北海道に上陸。
函館ではED79からDD51へと機関車を交換します。









いざ札幌へ。



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2010/9/1~8 部の合宿で東北・北海道を巡る旅(2010年夏合宿) 3日目(前編)

2010-09-24 22:08:28 | 旅行・イベント記

第18走者:IGRいわて銀河鉄道線・JR花輪線 キハ110系 盛岡09:46→大館12:43
おはようございます。3日目です。
まずは花輪線を経由して秋田県に出ようと思います。とは言っても、花輪線は盛岡のちょっと先の好摩という駅からなので、盛岡から好摩までは東北本線から経営分離されたIGRいわて銀河鉄道線を利用します。
このIGR線は当然私鉄なわけで、18きっぷはもちろん使えないのですが・・・そこは東日本&北海道パス。IGR線も乗れるのです。やったね!

ちなみにこの花輪線のキハ110はJR所有の車両ですが、発着はIGRのホームを使うという不思議な現象を起こしています・・・というよりもややこしい。
改札もJRとIGRでは別々だし・・・分ける必要あったのか?

この日辺りから当時北海道で発生した台風の影響で空が曇りがちになってきています。



そうそうこのキハ110、ドアがプラグドアなんですよプラグドア。一般車にプラグドアとかすげぇ。



あっという間に・・・といっても3時間くらいかかりましたが大館駅に到着。車窓は撮ってません。窓開けられない車両だとどうも撮る気が起きない。とくにこれといったものもなかったですしぃ。



大館駅は犬に支配されているみたいだ。



なんか駅の中に神社あるし。横のきりたんぽも気になるが



秋田県の一家が横たわってるし。



というのも、大館は忠犬ハチ公の生まれ故郷だからなんだそうです。ハチ公はこの大館駅から列車に乗って上京したんだそうです。



大館駅と言ったら花善の鶏めしです。結構有名な駅弁なんだそうですよ。自分は最近知ったのですが^^;
せっかく会社が駅前にあるので、キオスクではなくこちらで買わせてもらいました。が、食べるのはもうチョイ後になります。



大館駅には転車台も残っているのですが・・・(奥にある青いの)。
すでに線路はつながっておらず、シンボルとして残っているという印象ですね。



第19走者:奥羽本線普通 701系0番台 大館13:09→弘前13:51
駅の待合室で駅弁を食べる時間もないまま701系に乗車。
さすがにロングシートの車内で駅弁を食べるわけにもいかず、次まで持ち越し。



第20走者:奥羽本線普通 701系0番台 弘前13:55→青森14:43
弘前で乗り換え。まあ、次も701系なのは必然なので青森までお昼はお預けです。しくしく・・・。



隣にある弘南鉄道のホームには7000系が停車中でした。



北常盤駅で485系特急「かもしか」との列車交換のため停車。ホームに降りて撮影します。短い3両の485系というのは異質ですね。
やはり東北新幹線延伸による特急体制の見直しで列車、車両共に動向が気になります。



青森駅に到着。



すでに15時近くになってしまいましたが、やっとお昼です。
大館駅で買ってきた鶏めし。外観はこんな感じです。



中身は炊き込みご飯、煮物、がんもどき、漬物と、歴史を感じさせるシンプルで素朴な中身です。
鶏肉の出汁などで炊いた甘辛い味の炊き込みご飯はやはり美味しいです。ぜひ食べてみてください^^



お昼を食べた後は次の列車まで撮り鉄。485系3000番台の特急「白鳥」。
・・・これで東北エリアの485系シリーズは一通り制覇できたかな?



かもしかがもう一本来たのでそれも撮影。



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2010/9/1~8 部の合宿で東北・北海道を巡る旅(2010年夏合宿) 2日目

2010-09-20 22:36:09 | 旅行・イベント記

早朝の山形駅!
カラオケで歌い明かした私と先輩2人は朝の5時に店を追い出されます。が、ホテルに泊まっている人たちとの合流時間までまだ4時間ぐらいあります。
どうしましょうか。



第11走者:仙山線普通 719系0番台 山形06:28→面白山高原06:53
ところが、先輩達にはすでに考えがあるようで、それに乗ることに。
朝食を調達した後に、仙山線に乗車。



面白山高原駅で下車。面白山は面白いらしいです。
一見すると山の中にあるよくある無人駅ですが、スキー場の最寄り駅として冬場は賑わいます。



待合室はなかなか立派。写真右には売店らしきものも。繁忙期には開けるのでしょうか?
駅ノートも置いてありますが、すごくレベル・・・というよりモラルが低い。壁には落書きしてあるし。
ちなみに駅ノートにはフランとかパチェとかもいました。あと、きれいなお姉さんの絵とか。上手に書いていました^^



いっちょ前に自動券売機まで装備。






橋を渡って少し歩いたところにはダルマがいました。
最終配置は旭川。数字は「435」が読み取れたのみ。これだけで何者かわかる人いますかね?



北面白山へって・・・。道ねえじゃん。沢しかねえじゃん。こんなとこ行けってか。



ですが、ちゃんとハイキングコースとして整備されている道もあるので、ここを行けるところまで行ってみます。



突撃じゃあ!



先程までいた道路と違って、川のほとりに近づいていくと見る見るうちに涼しくなってきます。これは過ごしやすい。
が、同時に湿度も高くなっていき、地面は濡れ濡れになっていきます。滑らないように慎重に進んでいきます。



滝も流れ落ちてきてなかなか素敵。






遊歩道の脇から川辺に降りれそうな場所があったので低姿勢でズルズルと滑りながら降下。
途中で折り返すつもりで入るのですが、進んでいくごとに面白そうなものが出てくるのでなかなかキリが付けられません。






いきなり深みのある箇所が。溺れはしないだろうけど浸かりたくないなー・・・。カメラ持ってるし。



あそこに架かっている橋、ただ置いているだけだと思う。けっこうアバウトなのね。
まだまだ先は続きますが、いつまでたってもキリが付けられないのでここで強制終了。引き返しました。
それにしても、歩きがいのある面白い道でした。また機会があればゆっくり歩いてみたいところですね。



第12走者:仙山線普通 E721系 面白山高原08:07→山形08:32
まだ山形で寝ているであろう部員と合流するために山形へ戻ります。



第13走者:仙山線快速 719系0番台 山形09:36→仙台10:46
何事もなく全員集合。仙台へ向かいます。



仙台へ到着。仙台では次に乗る電車まで自由時間です。仙台城でも見に行こうと思いましたが、バスの接続が悪い・・・。
もったいないと思いつつも、アニメイト、らしんばん、ボークスといったアニメショップ・模型店巡りを。こんなところまで来て何やってるんだかorz
商品から「買って買って」という視線を感じたけど、どうにか乗り越えられた。



第14走者:仙石線快速 205系3100番台 仙台12:58→石巻14:12
仙台からは仙石線周りで北上します。まあ、松島観光をするわけでもなし、乗るだけですが。
仙石線は元々私鉄だったものを国鉄が買収した路線のため、架線の電流方式が東北地方のJR線では唯一の直流になっています(ほかの路線は交流)。
そのため電車も719系や701系ではなく、首都圏で見覚えのある205系を使用しています。



石巻駅に到着。205系の顔はこんな感じ。中間車の先頭化改造車なので他の番台とは違う顔です。やっぱ変な顔だな・・・。



石巻駅でも自由時間。少し歩いた先にある教会を見に行くことにします。



石巻は漫画家、石ノ森章太郎にゆかりのある地だそうで、このような像があちこちに置いてあります。



教会までの道のりの途中で見つけた良さ気な建物。
古い建築物にも興味が出てきた今日この頃。タイル張りの3階建ての建築はその歴史を感じさせてくれます。
石巻初の百貨店だったそうで、現在も陶器店として現役なのだそうです。



石ノ森萬画館。繭みたいな建物です。時間がなかったですし、彼の作品をちゃんと読んだこともないのでパス。



そして教会に到着。旧石巻ハリストス正教会教会堂という名のこの教会は現存する日本最古の木造教会です。
西洋の建物である教会ながら、屋根には瓦を使っていたりと和洋折衷な外観が面白いです。



内部は無料で公開されています。1階は何と畳敷き!



2階はしっかり教会しています。



第15走者:石巻線普通 キハ48形500番台 石巻15:19→小牛田16:06
石巻観光を終え、石巻線で東北本線まで出ます。



小牛田駅には小牛田運輸区が。ジョイフルトレインもいますが、撮りにくい位置に・・・。






第16走者:東北本線普通 701系1500番台 小牛田16:50→一ノ関17:36
さて、ここからは18きっぱーには悪名高き、みんな大好き701系です。
早い話が209系の交流バージョンなのですが、そうとは思えないほどの顔の古臭さ。これはもうちょっとどうにかならなかったのかしら。
ロングシートのことをいまさらどうこういっても始まらないし、静岡に住んでいればこういうのはもう慣れっこです♪



第17走者:東北本線普通 701系1000番台 一ノ関18:29→盛岡20:03
一ノ関で50分ほど待って再び701系に。でも色が変わったよ?


盛岡に到着する頃にはすっかり日も暮れています。今日はここで一泊です。
盛岡冷麺を食べて、この日はホテルで休みました。



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HG イライジャ専用ジン改製作 その2

2010-09-16 21:20:29 | ガンプラ(アナザー)製作記
最近は夕飯も学食でとることが多くなってきました。量の多さはもとより、困ったことに下手に自炊するよりも安く済むんですよねーw




今回は改造箇所について。
左脚と右腕にスジ彫りを入れました。装甲のパネルラインにしてはちと太すぎたかなぁと反省。



スジ彫りのガイドラインにダイモテープというのを使ってみました。ボークスに普通に売ってたんで模型用品かと思いきや文具用品なんですね^^;
曲面のスジ彫りもこれで大丈夫、らしいですがどうもノリがいまいちでぴったりとくっついてくれません。
確かにこれがあれば曲面のスジ彫りも出来るが不便さは残る、といったところが私の分析です。



頭部トサカは0.3mmプラ板を切り出して作成。
元のトサカの根元は残してプラ板の支えに。改造で出来たスキマはパテで。力ずくで接着もさせています。まだ盛っただけで整形はしていません。


塗装はベタ塗りかドライブラシか。・・・安く済む方で(`・ω・)b

2010/9/1~8 部の合宿で東北・北海道を巡る旅(2010年夏合宿) 1日目(後編)

2010-09-16 19:13:10 | 旅行・イベント記

第6走者:山形鉄道フラワー長井線 YR-880形 赤湯12:14→羽前成田13:05
赤湯で山形鉄道のフラワー長井線に乗り換えます。
山形鉄道はJR長井線から転換された第三セクター鉄道。赤湯から米坂線の今泉駅を経由して終点荒砥まで至るフラワー長井線を運営しています。



主力車両はYR-880形。三セク非電化路線でよく見る軽快気動車です。
バケットタイプのボックスシートはちょっと座りにくいですね。



途中の羽前成田駅で下車。国鉄時代からある古い駅に降りていこうと思います。



国鉄長井線では標準的なタイプの木造駅舎だったそうです。ところが今では改築が進んでいるため、残りはこの駅ぐらいだとか。
外壁は取り換えられているようですが、全体的な雰囲気は良く残っていると思います。



待合室はさほど手を加えられてない様子で、いい味出しています。地元の方が当時の再現をしたそうです。



あの応接間から持って来たようなソファーはいらない気が・・・。






第7走者:山形鉄道フラワー長井線 YR-880形 羽前成田13:39→長井13:45
先程と変わって反対方向の列車に乗ります。



長井駅は山形鉄道の拠点駅。本社と工務区、旅行センターなどが隣接しています。






貨物の取扱いを行っていたころの貨物ホームも残っています。



駅の近くにヒマワリが咲いていたので、列車と合わせてみました。
なんだかなぁ・・・。こういうのにはまだ馴れてないね(´・ω・`)

地の物でも食べようと思っていましたが、午後2時になるとどこも店を閉めてしまったのでファミレスのランチで腹ごしらえ。



第8走者:山形鉄道フラワー長井線 YR-880形 長井15:14→荒砥15:34



終点、荒砥。国鉄時代にはここからさらに延伸して左沢線と接続する計画もありましたが、実現していません。
ここへ到着する直前、最上川を鉄橋で渡るのですが、この鉄橋は現役の物としては最古級の橋なのだそうです。これは見に行かなくては。

が、橋までの道がいまいち整備されていないようで、迷いました。走りました。すんげー遠回りしました。



橋自体は案外何の変哲もない様子ですね。
イギリス人設計のこの橋はダブルワーレントラス橋という種類だそうで、当初は1887年から東海道本線の木曽川橋梁として使われていました。長井線に転用されたのは1921年です。
すでに100年以上現役を続けているというのはすごいですね。



時間が迫りまくっていたため、ゆっくり眺める暇もなく・・・。
またもと来た遠回りの道を戻りたくないので近道を見つけて走りますが、また迷いました。案内の立て札くらい立てておいてほしいものです。



第9走者:山形鉄道フラワー長井線 YR-880形 荒砥16:02→赤湯17:00 *撮影は赤湯駅。向こうで撮る時間なかったのよ
日も暮れてくる時間なので山形鉄道の旅はこれで終了。今晩の宿泊地、山形へ向かいます。



赤湯駅の跨線橋にて。
最近は何やら始まっている鉄道会社が多いですが、ここもか。女の子と気動車と力の入れようが違うように見えるのは気のせいか。



山形鉄道の駅舎はこんな感じ。ログハウス風の駅舎がローカル民鉄らしいです。



一方JRの駅舎は向こうとは対照的に随分と近代的。ハングライダーを意識したのだとか。






E3系1000番台「つばさ」が来たので撮影。個人的には400系よりこっちの方が好み。



第10走者:奥羽本線(山形線)普通 719系5000番台 赤湯17:47→山形18:18


山形に到着したら夕飯なのですが、駅前には居酒屋しかないじゃありませんか。しかも、今晩の宿になるネカフェが潰れてるじゃありませんか!・・・なんてこったい。
その後、後続の列車でやってきたカラオケ泊の先輩たちと合流できたのでひとまず安心。ファーストフード店で腹を満たした後、宿になるカラオケへ。まさか鉄むすのキャラソンまで入ってるとは!
15曲くらい歌った後に落ちました。先輩たちは徹夜で歌い明かしたようです。そこまで若くない・・・。



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1日目(前編)へ

2010/9/1~8 部の合宿で東北・北海道を巡る旅(2010年夏合宿) 1日目(前編)

2010-09-15 19:58:11 | 旅行・イベント記
私の所属している大学の鉄道研究部では、夏と春に合宿と称した部員同士の旅行を行うのが恒例となっています。東北の各地を経由して、なんと北海道まで行く計画を立てました。
東北地方はまだ小さい頃に山形新幹線に乗って山形に行ったのがせいぜい。そして北海道はこれが初めてです。この未開の地に足を踏み入れたいということ、それと東北新幹線の新青森開業によって変化が起こるであろう列車の記録が主な目的ですね。特に前者なんかは、北海道という自分だけではなかなか踏み出せない場所だったため、今回の合宿はいいきっかけになりました。


ちなみに、今回の合宿では「北海道&東日本パス」という切符を使います。これは、JR東日本とJR北海道全線とほか数社の私鉄の普通・快速列車が(急行券を払えば急行も)七日間乗り放題。これでなんと1万円なのですから、うまく使えば相当安く旅行ができます。無論、7日間使わない手は無いです。

では、出発しましょう!



第1走者:快速「ムーンライトえちご」 183・189系 新宿23:10→新潟04:51
部員一同はまず新宿に集合してこのMLえちごに乗車。一路新潟を目指します。この時点ではまだ0日目で、日付が変わって最初に停車する駅、高崎から北海道&東日本パスを使います。
今年の3月改正までは新潟の485系を使っていたのですが、急行「能登」の489系撤退によって485系は能登運用に異動され、空いた穴を183・189系が埋めた形となっています。

485系時代に比べるといささか見た目がグレードダウンしてしまってますね。
座席も、これ初めて座ったのですが、リクライニングが1段階しかない簡易的なものでした。急に背もたれがバッタンといったもんだからびっくりしました。座り心地もいまいち・・・。



途中、長岡駅で目覚めたので外の空気を吸いに車外へ。

長岡からは新潟まで二度寝。



第2走者:白新線・羽越本線快速 E127系0番台 新潟04:56→村上05:52
第2走者は、「MLえちご」に接続する快速電車です。これに乗っていざ北上!・・・というわけではなく、次に乗る列車までまだ3時間ぐらいあるので村上まで行って帰ってこようというもの。
すごい無駄じゃないか・・・と思いつつも、この時はまだこの合宿の要領をつかめていなかったので先輩たちに付いていくことに。



日の出です。太平洋側の地域にしか住んでない人としては、山側から太陽が出るのは違和感を感じますね。



村上駅に到着。周辺には面白そうな建物とかがありそうでしたが、折り返しがすぐに出るので見られませんでした。残念。



酒田へ向かう旧新潟色のキハ40系。なんともすごい配色ですね。模型化に苦労するだろうなあ。



第3走者:羽越本線・白新線普通 E127系0番台 村上06:17→新潟07:29
ここまで乗って来たのと同じ電車で戻ります。新潟に近づくにつれ車内が学生さんでいっぱいになってました。そういえばもう学校始まってるんですよねぇ。



この後は朝食の合間を縫って撮影に興じます。
まずは485系特急「北越」。新幹線新青森開業の煽りで果たしてどうなることか。



115系の新・新潟色。やはりパターンが複雑ですね。



115系の新潟色。キムワイプみたい・・・。



485系3000番台特急「いなほ」と583系急行「きたぐに」。どちらも春の北陸旅行で会ったばかりですが、北陸とは離れた新潟の地で会うとどこか懐かしく感じますね。



第4走者:白新線・羽越本線・米坂線快速「べにばな」 キハ110系 新潟8:39→米沢11:31
新潟から米坂線直通の快速「べにばな」に3時間くらい乗車。



第5走者:奥羽本線(山形線)普通 719系5000番台 米沢11:48→赤湯12:02
米沢でメンバーはいったん解散します。ここからは宿泊地の山形にたどり着ければあとは自由行動です。
山形から左沢線に乗る人もいれば、福島経由で仙台のアニメイトに行く人も・・・。私はというと、719系の山形行きに乗って赤湯駅へ向かいます。



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8/6~8/8 清水市内線モハ65修復作業 後編

2010-09-14 23:38:54 | 鉄道撮影記
高岡で一泊した一行は翌日の7日から作業を始めます。
その作業の模様ですが、あまり外部に写真を貼ると怒られそうなので、裏辺研究所に投稿しておいたレポートをご覧くださいまし。

静岡鉄道清水市内線モハ65修復作業レポート

そちらにも書いてありますが、自分が想像していた以上に状態がひどいです。特に内装が。木材は朽ち、シートははがれ、金属は錆びています。
フェルケールの連中はよくこんなになるまで放っておけたものだと・・・。これは結構時間と金がかかりそうです。


作業は9日まで行われたのですが、私は9日から自動車学校へ通わなくてはならないため8日の昼に引き上げることになりました。




でもまあ、せっかく来た高岡。ちょっと寄り道していきます。ハットリくんに占領されたキハ40に乗って氷見線を氷見方面へ向かいます。



伏木駅の一つとなり、越中国分駅で下車。ここ周辺は雨晴海岸からの景色がきれいです。となりの雨晴駅まで歩いてみます。



越中国分-雨晴間は線路が海岸線沿いを走るため、有名な撮影スポットになっています。
私も折り返しのキハ40を撮影。本来ならば立山連峰をバックにした構図が一般的ですが、この日は曇りだったので別の場所を捜しました。結構走りまわって疲れた・・・。



雨晴とはなんとも縁起がいい地名です。これは義経が奥州へ行った際ににわか雨が降り出し、弁慶が岩を持ち上げ(マジか?)雨宿りをした、という所から来ているらしいです。
その岩の上に建てられているのがこの義経神社です。



これが義経岩。ちょうど海水浴シーズンだったのでビーチグッズが散在していて、せっかくの雰囲気も台無しで^^;



雨晴駅で一休みしたら、静岡へ帰ります。
が、高岡駅へ着いたら・・・

北陸本線 遅延

マヂ?これ帰れるの?



とりあえず413系普通電車に乗って動向を見ましょうか。

最初は順調に動いてくれていた電車でしたが、次第にノロノロしていき倶梨伽羅辺りでついに停止。順調に遅延していき、終点金沢到着時には40分ぐらい遅れてしまいました。
接続する列車には乗り遅れ、1本後の521系に乗ることに。やはり2両はちょっと少ない気が。もう1両ほしいところですかね・・・。福井まで乗車しますが、遅れは回復せずにやはり1本後の電車に。
特急を先に行かせるため、普電はどうしても遅くなってしまうんですよ。



系統分離されている敦賀からは比較的定刻通りに運転。当然、予定の電車には乗れてないわけですが。
発車待ちをしていると横から雷鳥が通り過ぎて行ってくやしいのう、くやしいのう。


ここまでに代替ルートは考案済みですが、電車が遅れまくって到着時間が分からないとなるとなかなか手が出せないもの。
この223系新快速の米原到着時間が分かれば・・・。電車は数分遅れで出発しましたが米原までには定刻通りに運転するということで、腹をくくりました。

米原に到着したら切符を確保して、関西方面より直通の223系大垣行きに乗り、大垣から313系に乗り換え。名古屋で下車して晩御飯にきしめんを食べて、浜松まで東進。



まーさか、これに乗ることになるとは・・・。

あの時、米原到着時点で既に普電で静岡へ至ることは不可能(ちなみに、最東端は島田まで。くやしいのう、くy(ry )になったので、MLながら発動。一番出費が少ない手段だったのでこれにしました。
これでもだめだったら新幹線という手もありましたが・・・。


なにはともあれ、無事帰れてよかったですw
これで飯田線から始まった5日間に及ぶ旅行を終えました。まあ、次の日から毎日自動車学校でゆっくり休む暇などなかったのですが・・・。


おわり

8/6~8/8 清水市内線モハ65修復作業 前編

2010-09-13 21:42:00 | 鉄道撮影記
C56とガンダムを見た翌日にまたすぐに出かけるとかね、もうね。しかも日本海側に・・・。



まずは今回の旅の経緯から。以前このブログでもちらっと出てきたこの路面電車。静岡鉄道清水市内線モハ65といいます。
静岡鉄道は現在運行している静岡清水線の他にも路面電車の清水市内線を持っていました。ところが、1974年に発生した七夕豪雨による被災で翌年廃線となっています。この時被災したのは線路だけでなく、路面電車も全車浸水して修復ができぬまま廃車されました。
しかし、長沼工場に入場していたモハ65だけは運よく被災から免れ、廃線後もフェルケール博物館が保存展示をしていました。

が、今年の6月にフェルケール博物館が展示物見直しと車両老朽化を理由にこれを解体することが決定しました。
清水の鉄道史を伝える貴重な車両を、しかも保存維持するべき立場のはずの博物館が投げるとは・・・。でも、自分には何もできない。諦めるしかないように思えました。

しかし、諦めない人たちはいました。清水鉄道遺産保存会という団体が交渉を重ねていった結果、ジェール貨物北陸ロジスティクスや金沢市電2202保存会の協力を得て、間一髪で解体を免れることができました。なんとも胸の熱くなる話です。
7月に住みなれた清水を離れ、現在は遠く離れた富山県高岡市伏木の貨物ヤードにいます。ちなみに一緒に保存されていた客車は元をたどるとJR東海所有のもので、現在建設中のJR東海博物館に収蔵される客車の部品取りになり、その横にいたスイッチャーはなんと行方不明なんだそうです。


で、その保存会の方たちと今回縁があって、8月に行われる修復作業に参加することになりました。




保存会の方たちとは列車内にて合流して、引退間近の117系などに乗って東海道本線を西へ向かいます。



米原駅で223系に乗り換え、今度は北陸本線を北へ向かいます。新快速とはいっても北陸本線内は各駅停車です。



敦賀駅で521系に乗り換え。電車を撮って車に戻ろうとすると・・・。



な、なんとキハ181系の臨時列車じゃありませんか!?
今年度中には引退してしまい、現役の姿を見ることはできないだろうと諦めておりましたが、完全なるサプライズです。



福井駅ではトワイライトを撮影。



金沢からは475系に乗車。デッキ付き車両にテンションあがりましたw



高岡駅で下車。駅舎がなんだか古い・・・ですね。悪い意味で。デパートも入っていますが、見事に閑古鳥が鳴いてます。さすがに建て替えるようです。
それでも、今では数少ない「民衆駅」という駅なのだそうです。



高岡ではすこし観光をしてみることに。万葉線に乗ってみます。鮮烈な赤がかっこいい電車ですね。



高岡城址。なんにもない。



同所に保存されているC11217。多治見・名古屋機関区で活躍した後、晩年は七尾機関区で活躍しました。
寒冷地らしく(?)シールドビームが装備されていて、運転室が密閉式です(単なる盗難防止か?)。その割にはスノープラウや旋回窓がないですが。



高岡大仏。他のところの大仏よりも柔らかい印象を受けますが、目が半開きで恐いよ。


この後はココスでハンバーグを食べて某所で一泊しました。



続く