黒鉄重工

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【ハセガワ・DRAW1/200】ボーイング737-700 製作

2021-02-28 22:57:18 | 航空機模型製作記
時々作る旅客機シリーズです。今回はハセガワの1/200ボーイング737-700を作ります。
ANAの金帯のこのキットは人気無いのか、市場に滞留していて入手しやすいです。一方で通常の青帯はどこにも見当たらないです。再販キボンヌ。
今回はこれを2機同時に作ります。


1機はキットのまま、ANAのゴールドジェット仕様で作ります。もう1機は、DRAWデカールのデカールを使って別会社の機材に仕上げます。
買ってきたのは、カナダのLCCウェストジェットの1/200ボーイング737-700仕様です。以前、カルガリーからビクトリアに移動した時に1度乗りました。他にはビクトリア空港で飛行機の撮影をする時によく飛んできていました。馴染みの機体です。


透け防止のために胴体の内側を紫で塗ります。色は透け防止になれば何でもいいと思うので、ダブついているアクリジョンの紫を消化するために使いました。


胴体を接着します。左右の合わせ目のツラを揃えて段差ができないように接着しないと後々面倒なので慎重にやる必要があります。ここは頑張りどころです。


どうにかうまく行ったかな。
このハセガワの737NGシリーズのキットは金型製作されたのが同社の旅客機の中では新しい方なので、部品の合いも良いのが助かります。あとは、窓や風防が空いていないのでそれを埋める必要もないのです。


ANA機の腹の灰色の塗装マスクを貼っているところ。この胴体の曲線のマスクは大嫌いですね。完全フリーハンドで細切りの曲線対応のマスキングテープを貼ります。型紙取って大判のテープを抜くのもいいですけど、きれいに型抜きできる気もしない。


エンジンはまず内側を銀で塗って、それをマスクしてから表側を塗ります。


塗装完了。彫刻もかっちりしていていいですね。


で、完成。腹の灰色と金帯がちゃんとちょうどよい位置で繋がるか心配でしたがうまくいきました。よかった。


ANAの737-700はパットしない活躍で役目を終えそうですが・・・。


ウェストジェットの方もできました。かっこいい。


ハセガワの737NGのキットは量産性が高くて良いですね。サードパーティデカールを買ってきていろいろな会社の737を作りたくなりますね。


当時のジタク・オヘヤ空港の乗り入れ機材。


同縮尺の737と767の比較。並べてみると767意外と大きいですな。

完成品はギャラリーにて。

<使用塗料>
胴体:GX1クールホワイト
主翼・ANA機胴体:C308グレーFS36375
主翼前縁:C104ガンクローム
エンジンノズル:X11クロームシルバー
エンジンファン:N38赤鉄色

北陸project ~Hokuriku Master Side M. その12【2018/4/28~5/3】

2021-02-27 20:03:24 | 旅行・イベント記
2018年4月29日(日)14時54分
石川県輪島市 白米千枚田
ゴーゴカレーで昼飯を食べたら能登半島を東進し、本日の最終目的地白米千枚田へと着きました。
しかし超繁忙期ということもあって最寄りの駐車場は当然のように満車。もう少し進んだ先に駐車場があるからそこへ駐めろと案内されました。しかしすぐには現れず、結局数km離れた先にある名舟にある臨時駐車場へ駐めました。
ここから歩いて行くのは上り坂もあるしちとつらいぞ、と思っていたらどうやらシャトルバスが走っているのでそれに乗れということだそうな。ただ随時走っているわけでもなかったので意外と待たされたけどな。
そんなこんなでやっとこさ到着しました。ちなみにシャトルバスに使われていたのは北鉄奥能登バスの新型日野レインボーKR290系(#327)でした。立ち乗りだったけど。


白米千枚田は能登半島の代表的な景勝地のひとつで、棚田としても全国的な知名度があります。一度来てみたかったんですよね。


日本海の海岸沿いに造成された棚田というのも唯一無二という景色を生み出しているのが絶景感が高いです。


いやでも天気もいいし、良い日に来たな。


ちょうどこれから田植えするぞという時期で、田んぼに水を張っているところでした。いわゆる水鏡の時期です。


棚田の中にある農道を歩けるので棚田を間近で見れますよ。でも畦道に入るのはやめようねぇ。


千枚田とか言っておいて本当はガバガバ勘定なんでしょ?と疑ってかかっていましたが、実際の枚数は1,004枚だそうで、かなりいい線を行っているのでした。
ただ棚田は稲作や田んぼの維持が平地のものより大変なのは知られている通りなので耕作放棄地も出ているようです。耕作放棄された田んぼはオーナー制度を利用して会費を徴収し、維持に努めているのだそうな。
オーナーに登録すると田んぼを1枚持つことができるんだそうな。でも所有権や借地権は持てないので、まあそういうゆるいやつです。割り当てられた田んぼには自分の名前の書かれた標柱が建てられます。


斜面にへばりつくように田んぼが造成されていて、開墾したご先祖様たちはご苦労なことでしたね。


下まで降りてきました。下から上を見上げてみると・・・ただの禿山ですがな。





逆光もまたよし。


あっ。
オーナーやってたんですね。周りから頼まれてオーナーになったって感じがしますが。当時はマスコミが彼女についてあれこれ騒いでいたのでタイムリーなネタでした。ちなみに夫の田んぼは見当たりませんでした。


あっ。
田んぼのオーナーになるということは、自分の田んぼを持つということなんです。


あっ。
パパも持ってました。それにしてもちっちぇ~。


というわけで白米千枚田でした。
地形はよく分かるし水鏡だし、この時期が一番見栄えが良いんじゃないでしょうか。良い時期に来た。

なんだかんだ1時間くらい見物して、車に戻ったのは16時くらいでした。
これにて能登半島から撤収して、金沢駅のレンタカー屋へ車を返却しに行きました。一気に走ったので見せ場無し。


同日19時34分
石川県金沢市 金沢回転寿司 輝らり
北陸の地場の回転寿司屋は美味いという情報を聞きつけた取材班は、真相を明らかにするためレンタカー屋の近くの回転寿司屋へ急行した。


価格帯少し高めだったし回転レーンあるけど寿司回ってないし(私はレーンから寿司を取ることは滅多にしないのでそれでいいんだけど)、想像していたのと少し違ったけど実際美味かったからヨシ。


100円回転寿司と同じノリで食べたので支払いがややキツイことになってしまった。前夜もなんか色々注文しすぎて財布が爆死したような気がする。ここらへんがたたって明日以降は比較的侘しい食事が続きます。

その後は昨日と同じホステルにもう一泊しました。今日はここまで。翌日へ続く。


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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その11【2018/4/28~5/3】

2021-02-26 22:23:55 | 旅行・イベント記
2018年4月29日(日)13時32分
石川県輪島市 旧能登三井駅
特に収穫のなかった能登空港を出て石川県道1号線を輪島方面へ走っていると、「三井駅」という青看を見つけました。見てすぐに、あーこれは廃線跡ですねと結びつき、進路を三井駅の方へ。この廃線跡というのは、2001(平成13)年に廃線になった、のと鉄道七尾線の穴水~輪島のことです。
1号線の脇道に入るとすぐに着きました。なんと駅舎が残っている優良物件でした。しかもきれいです。


ここは正確には能登三井駅で、「のとみい」と読みます。「みつい」ではなかったか。


今は北鉄奥能登バスのバス停が乗り入れていて、待合室兼喫茶店になっています。不自然なまでに外観がきれいなのはそのためでしょう。どうも外板は塗り替えられていそうです。
バス停の名前は三井駅前で、ひっそりと鉄道駅だったことを主張しています。ローカル線の穴水~輪島系統の他に特急の金沢~輪島系統も走っていて、乗り換え無しで金沢へ行けるのは強みです。のと鉄道の立場はというと・・・。


ホームのある方を見てみます。駅は2面2線の対向式ホームがありましたが、ホームを残しているだけで、残りは痕跡を消していました。


駅の改札口だったところは、喫茶店の改札口に変わっていました。でも構造自体は残っています。


線路があった場所は、ホームと同じ高さまで土を埋められて芝生になりました。もっとも線路のレールは廃線になって数年後に撤去されたみたいですが。


駅名標が残っていました。これを見つければここが廃駅だったのもひと目で分かるでしょう。穴水からここまで10kmくらい距離がありましたが、穴水駅からひと駅目だったのは少し驚きました。


駅の雰囲気を一番味わえるのはホームへの段差があるここらへんかな?
見物し終えたら再び輪島方面へ走ります。七尾線は県道1号線と並走していたので、周りをよく見てみると七尾線の痕跡を道路からも見ることができます。運転中だったから写真はないけどな。

同日13時50分
石川県輪島市 道の駅輪島ふらっと訪夢
輪島市の観光拠点である道の駅輪島ふらっと訪夢へ辿り着きました。そろそろ昼飯が食べたいな。


割と大きめの道の駅ですね。


んで、ここはのと鉄道の旧輪島駅があった場所です。駅舎は道の駅に建て替えられましたが輪島駅の看板はこんなかんじに残されたみたいです。


踏切がカンカンカンカン鳴っていますなぁ。


あっ。


廃線になるまで使われていた旧輪島駅のホームが数m分残っていました。例の次はシベリアの駅名標もあるじゃないですか。
どうせなら旧能登線に放置されているNT100形を持ってくればいいじゃないかとも思いますが、お金がかかる割には・・・というのも思いにけり。

しかし道の駅は割と賑わっていて、もし今も輪島まで線路が残っていたら観光需要は廃線当時よりも高くなってたんじゃないかとも、なんとなく思ってしまいます。列車の行き先が輪島というのは、少なくとも穴水よりは訴えてくるものが大きいと思います。


あっ、ゴーゴーカレーがある!お昼はここにしよう!


ゴーゴーカレーは静岡県に店舗がないので食べれる時に食べてしまおう。うまい。

というところで今日はここまで。


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博多→大阪 サイコロの旅5 第2夜

2021-02-24 23:55:01 | 旅行・イベント記
2020年10月31日(土)8時37分
福岡県福岡市博多区 JR博多駅

それでは、朝の博多駅からサイコロの旅を始めます。
まずはサイコロの旅のルール説明をば。

<サイコロの旅とは>
御存知、北海道のバラエティ番組「水曜どうでしょう」で行われた名物企画のひとつであり、それを丸パクリして我々でやるもの。
ルールは以下の通り。
1.6つの選択肢が書かれたフリップにその時点で乗車可能な交通機関をリストアップ。
2.どれを選ぶかは運命のサイコロを振って決定。
3.選ばれた選択肢に従って移動。たとえゴールとは真逆の方向でも、サイコロの決定に従う。
4.目的地に着いたら1に戻る。
これを、ゴールの目的地にたどり着くまで延々と繰り返す。

以上の基本ルールの他に、ローカルルールを採用。
・移動は基本的にJRの列車すべて。状況やサイコロの出目に応じて他の交通機関も使用。
・スタートはJR博多駅、ゴールはJR大阪駅。
・実施期間は3日間。3日後の11月2日(月)までに大阪に到達できなければゲームオーバーである。
※黒鉄重工過去記事より一部引用したZBS TIMESより一部引用

今までのサイコロの旅と大きく異なるのは、博多→大阪という区間もそうですが移動手段がJRの列車全てという点です。今までの移動手段は、費用を抑えるために青春18きっぷで乗車可能な交通機関(つまりJRの普通・快速列車)を基本としていました。それどころかこの時期は18きっぷすら使用できません。一体どういうつもりなのか?財布の紐が外れたか?



\ど こ で も ド ア き っ ぷ ~~~/(CV大山のぶ代)
今回の移動のからくりはこれ!
どこでもドアきっぷとは、JR西日本・JR四国・JR九州と智頭急行線の全線が3日間乗り放題となる切符です。しかも、新幹線と特急も乗れちゃう!さらに、その時に追加の特急券や新幹線特急券は不要!これでお値段18,000円!コロナ禍により生まれ出てしまったバグ切符です。

今回はこれを使い倒して西日本を動きまくるのだ、というものです。ただし、進行によりJR東日本・JR東海管内に入る場合もあります。その時は課金となりますが、容赦なく選択肢に入れます。
この距離感覚がバグってしまう切符により、たとえ最終日の日没後に九州にいようが一発逆転が可能だし、逆に同じ時間に大阪一歩手前にいようが四国へ逆戻りしてゲームオーバーみたいなことが起こりえるのです。

ルール説明を終えたところで、では1投目のオーダーを見てみましょう。
ちなみにサイコロを振るのは全て是本君です。


  1. 一気に中間地点 広島
  2. 九州よサラバ 新山口
  3. 泥沼の予感 大分
  4. 反対方向 長崎
  5. どこへ行く気だ 熊本
  6. マイナスからのスタート 鹿児島中央
前回までからは考えられない距離の行き先が並んでいます。が、どこも1~2時間程度で到達可能。これがどこでもドアきっぷのちからだ。
まだ初っ端なので遊ぶ気満々であります。まあどこ出しても大丈夫なんじゃない?(舐めプ





1!!


1.一気に中間地点 広島
乗車時間61分、移動距離280.7km。博多駅9時10分発山陽新幹線「みずほ」602号に乗り、10時11分広島駅着となる。
初手にして280kmも東に移動する。幸先が良いといえば聞こえはいいが、おそらくこの6択の中では一番つまらない選択肢を引いてしまった。
(グーグルマップ上の移動経路は、年月の経過により当時から変わってしまう可能性があります)



ひとつ説明し忘れがありました。どこでもドアきっぷでは、期間中6回の指定席乗車の行使が可能です。
本来は旅行開始前に指定席を抑えるもんだと思いますが、サイコロの旅で無計画旅程なので乗車直前にならないと発券できません。しかし、直前の発券でもOKで追加料金も無しなので、本当に太っ腹な切符なのです。
どうせなら6回使いたいものです。これだけで3,180円掛かりますからね。どこで使うのかが考えどころです。
これからまず乗るのが「みずほ」なので、とりあえず1回使ってみようやということで指定席券行使。


博多駅の新幹線ホームへ。サイコロの旅で新幹線乗るなんて、最終日に逆転狙いで乗ることばかりなので、まあ新鮮ですな。


「みずほ」602号新大阪行が入ってきました。九州用のN700系です。それで指定席なので座席が2-2の幅広仕様。快適なわけですが、乗車時間1時間の間に次の6択を考えなくてはいけません。移動時間が意外と短いので忙しいです。


あっという間に広島駅へ着きました。はっやい・・・。


広電の電停の近くで2投目です。


  1. ゴールへ王手 岡山
  2. 日本海側へ 松江
  3. 少し戻る 新山口
  4. ただいま九州 小倉
  5. どこ行くの 佐賀
  6. 出たな四国 高松
2投目にして四国と日本海側の目が出てきました。どちらもドツボにはまると抜け出せません。さあどうなる。





3!!

3.少し戻る 新山口
乗車時間48分、移動距離132.8km。広島駅から10時36分発山陽新幹線「こだま」843号に乗り、目的地の新山口駅には11時24分に到着。
1時間足らずで移動できてしまい、距離と移動位置的にはほぼ停滞。またしても地味な目を引き当ててしまった。


ZBSは広島で少し散歩したかったようですが、そんな時間は片時もありませんよー。新幹線すぐに出ちゃうんだから。
そういうわけなのでとっとと新幹線ホームへ行きます。


「こだま」843号博多行が入ってきました。東海道新幹線からは絶滅してしまった700系です。できれば500系の方がよかったですが地味にレールスター仕様の700系に乗るのも初めてです。ただ自由席なので普通に乗る分には東海の700系と変わらないですが。
さっきまで幅広指定席に乗っていたので自由席の狭さが際立ちます。


あっという間に新山口駅へ到着。意外と近いんだな、広島と小郡。


新山口駅といえば、そこにいるZBSに拉致られて連行されてきた因縁の地です。


駅の外に出てみるとびっくり!前は大型の国鉄駅みたいな駅舎が建っていましたが、なんだかきれいに再開発されてるじゃないですか!
改札口は橋上化されて前に駅舎が建っていたところはなにかのイベントスペースになっていました。
しかし、駅前はなにか商業施設が建ったわけではなく、相変わらず物寂しい感じでした。これから賑やかになっていくといいけど。

というところで今日はここまで。








北陸project ~Hokuriku Master Side M. その10【2018/4/28~5/3】

2021-02-22 20:29:45 | 旅行・イベント記
2018年4月29日(日)11時9分
石川県七尾市 のと鉄道能登中島駅
能登金剛を去って、能登中島駅へ着きました。道中の車の運転は私なので、移動中は特に書くことはありませぬ。でも道中の道路で見た里山的風景は印象深かったですね。のと鉄道だけで移動していると知り得なかったものでした。


御馴染、NT200形202号の花咲くいろはラッピング。これが出たばかりのときはこんなに長い間貼られ続けると思っていなかったですが、作品が細く長く親しまれていますな。


能登中島駅名物の保存車オユ10形2565号。貴重な郵便車、貴重な10系客車の現存例です。手入れもちゃんとされていて素晴らしいです。弊ブログではすでに何度も取り上げていますので今更説明不要でございます。
最近では観光列車の運行に合わせて車内見学できるようになったみたいで、以前と比べると親しみやすくなってきています。


能登中島駅の駅舎。


ついでなので西岸駅にも行きました。いやあ変わりませんな。
作品と関係ないフィギュアがやたら捨て置かれていて、ここはフィギュアの姨捨山か?と思ったのは、前回と変わった点ですかね・・・。


御存知、湯乃鷺駅の駅名標。劇中の再現のために元から文字がかすれ気味でしたが、ますます年季が入った気も。


同日12時0分
石川県鳳珠郡穴水町 のと鉄道穴水駅
のと鉄道の終点、穴水駅に着きました。能登半島の鉄道はここまでですが、ここから路線バスに乗り換えて能登半島各地のの更に奥へ進むことができます。
なので能登半島の公共交通の中継地点という感じで鉄道の終着駅としてはなんだか微妙なところだな・・・という印象を以前から持っていました。ですが新幹線開業がきっかけになったと思いますが、観光拠点化が進んで最近では道の駅もできましたね。


ここで鉄道むすめスタンプラリーの西岸まはるのスタンプを押していきました。のと里山里海号のアテンダントだそうな。その列車まだ乗ったことないんだよね。必ずしも車内で食事する必要もないみたいだし、乗りやすいんですよね。


NT200形(212)。
穴水駅のあつあつ亭の牡蠣も食べてみたい。まだまだ通い足りないのと鉄道なのでした。


静態保存されているNT800形は健在でした。前来たときよりもさすがにくたびれましたね。前と言っても5年前ですから、多少はくたびれますな。


そういえばもう1台いた花咲くいろはラッピング車(204号)。


NT100形も健在でした。なんだかTGVみたいな色使いだなと今更ながら感じました。
これで穴水駅からは撤収。能登半島を北へ進みます。


道中、立派な古民家がありましたので1枚。


なんとなくのと里山空港へ。要は能登空港です。2003(平成15)年開業のまだ割と新しい空港です。


何か飛んでいやしないかと展望台にいってみましたが、えー、何も、いないんですね、これ。
ANAの羽田線が1日2往復飛んでいるだけなのでまあそうなるなという。羽田線しか無いのはもったいない気もしますが。
こういうの見ると、地場の航空会社のある静岡空港は頑張っているなと思います。

というところで今日はここまで。


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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その9【2018/4/28~5/3】

2021-02-20 23:00:58 | 旅行・イベント記
2018年4月29日(日)10時10分
石川県羽咋郡志賀町 能登金剛巌門
見知らぬB級観光地能登金剛へと立ち寄っています。海面と同じ高さの岩場へ降りてきたわけですが、ありがちな岩場とは思いますがこういうのは好きです。基本的に辺り一帯歩き放題なのも良いですよ。


さっきいた千里浜なぎさドライブウェイよりも北に位置するんですが、ここまでは粒度の小さい砂は運ばれてこないようで、岩だらけになっています。砂要素はないですね。
中央のひときわ背の高い岩は鷹の巣岩というのだそうな。


たぶん天然の滝だと思いますが、そういうものもあります。


降りる時に通った洞窟とは違う経路で上の方へ戻りました。岩場では松くらいしか生き抜くことができんですから、ここにも松しか生えていませんが、それが全国の海岸沿いの岩場の景色をマンネリ化させていると思います。


観光船「金剛丸」の船着き場の横を通過。万国旗や鯉のぼりがはためいていたりシャチの浮き輪が屋根に鎮座していたり、好ましい船です。船着き場もビーチパラソルにガーデンチェアというゆるゆるな設備なのが良いです。ゴールデンウィークの喧騒から離れたこういう観光地が好きですね。


千畳敷岩というところへ。名前の通りで平べったい岩場です。正確に測ったら何畳あるんでしょうね。


遊覧船が航行しています。写真を見ると5人くらい乗っていました。


海に沈むナゾのコンクリート物体。たぶん橋が架けてあったのがずれ落ちて沈んでしまったんでしょうかね。平均台みたいな橋ですけど。


「幸せのがんもん橋」だそうな、幸せねぇ・・・と思いますが。まあ結構高低差のある場所なのよというのは分かりますな。


海が荒れるときは簡単に波が押し寄せるんでしょうな、岩山が抉られとりますがな。
左下に写っているのがさっき沈んでいた平均台の生き残りと思われ。置いてあるだけでしょ、っていう。


平均台を渡って千畳敷岩の行けるところまで。
遊覧船は実は2隻いたんですね。


船のいる景勝地いいねぇ。


千畳敷岩から上に登りました。


あれは猪鼻崎だそうな。


その手前を通る遊覧船。名前は「かんもん丸」です。黄色の金剛丸とは違う船着き場から出ているようなので今まで気が付きませんでした。

というかんじで、小粒ながらもほどよい観光地でした。何かの寄り道に訪れるのには良いと思います。
というところで今日はここまで。

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博多→大阪 サイコロの旅5 第1夜【2020/10/31~11/2】

2021-02-17 23:10:10 | 旅行・イベント記
戻ったぞ!(デデン!デン!デデン!)
例のアレ、サイコロの旅(4年ぶり5度目)がまたもや帰ってきた!とあるバグ安切符を最大限使い倒してやるため、博多→大阪という史上初めての区間への挑戦!旅立ちの地、博多へ向かうべく取材班は静岡空港から飛行機で福岡空港へ飛んだ・・・!

・・・はじめは同人誌に書いて売ろうと思っていたんですが、即売会にサークル参加できるような情勢ではないのと直近で頒布できるような即売会も見当たらなかったので、ブログに執筆することにしました。おまたせ。


静岡空港からフジドリームエアラインズJH147便に乗りました。機内は半分ちょっとの座席が埋まっている感じでした。
これを書いている2021年2月現在から見るとすでに一昔前のような話になってしまいますが、旅行に行った2020年10月はコロナ禍で蒸発した旅行需要を取り戻すためにGOTO使えだ、金額バグった旅行商品売ってるだ、マスコミもお得に旅行しようだ、と感染対策しながら旅行しようぜムードがありました。すでに少し懐かしいな。


福岡空港へ着きました。地下鉄で博多駅へ。


もう夕方ですので、ホテル・ラ・フォレスタへ投宿。


通路が外にある変な構造をしていて最初アパートの居抜き物件かと思いましたが、部屋の中はあの通り普通のシングル部屋でした。


GOTO適用で予約したので、地域共通クーポンとやらが付いてきます。明日まで使うことができますが、明日福岡県とその隣県にいるのか定かではないので今日のうちに使ってしまいます。
そういうわけで寿司を食べました。九州の寿司も美味しい。ふぐが博多らしくていいね、酒が進む。


すし割烹かじというお店でした。
その後は部屋でもうひとのみして就寝。明日を震えて待ちます。


2020年10月31日。初日です。素泊まりなので朝飯をば。ここらへん、朝飯から店を開けているところが多いのでご飯に困らないですね。
大福うどんでごぼう天うどんをば。ごぼう天が好きなのですが、九州でしか食べられないので私の中では選択必修科目になっています。うまいです。


実は同じホテルに泊まっていた今回サイコロの旅をやるもうひとりのバカ、是本君と合流し、博多駅へ。ちなみに前回のサイコロ4で拉致・騙しカウンターを決められてサイコロの旅へと陥れられたいぶき君は死ぬほど疲れている起こさないでくれと今回欠場を決めました。


それでは次回よりサイコロの旅5本格始動です!







北陸project ~Hokuriku Master Side M. その8【2018/4/28~5/3】

2021-02-10 21:10:11 | 旅行・イベント記
2018年4月29日(日)7時58分
石川県金沢市 JR金沢駅西口
2日目の開始です。この日はまずは朝8時までに金沢駅へ。西口のバスロータリーに着いてみると、アニメラッピングのバスがおりました。あれは加越能バスの日デスペースランナーRM+西工96MCです。
車体にめっちゃ書いてありますが、金沢と南砺を直行するバスみたいですね。この2つの地域はJRと競合しますが、直線距離だけみると県道27号線を経由するバスの方が短くて、所要時間も新幹線+城端線よりもどうやら短いみたいです。金沢からあるいは福井大阪方面から南砺地方への流動を想定しているのですな。
2015(平成27)年に実証実験路線で8往復からスタートして、現在は6往復に減勢しましたが路線自体は維持できている模様。
で、南砺といえばP.A.Worksですので、そこで制作したアニメ作品の絵が描かれているというわけです。南砺、他に何かないのかしら。


地方都市路線バスの味方、中型ロング。これはふそう・エアロミディMKロング(37-739)です。

で、8時になったら西口にあるレンタカー屋に行って車を借ります。今日はレンタカーを使って能登半島を走り回ろうと思います。


2018年4月29日(日)8時49分
石川県羽咋市 千里浜なぎさドライブウェイ
第18走者:オリックスレンタカー(130系ヴィッツ)金沢駅西口→能登半島→金沢駅西口
レンタカーを借りてから能登半島へ向けて北上します。ちなみに借りたのはトヨタ・ヴィッツ(黒鉄重工呼称;キハ130系)でした。
のと里山海道を走り、最初にたどり着いたのは「千里浜なぎさドライブウェイ」です。知っている人は知っていますが、ここは砂浜でありながら自動車の走行ができる砂浜海岸なのであります。普通の砂浜だとたぶん自動車がスタックしてしまうんですが、千里浜の砂は通常よりも粒が細かいので固く締まった砂浜になっていて、自動車でも走行できるのです。


ここで北海道のスターが試験勉強に寄り、GT-Rと新幹線の競走が火蓋を切り(今同じことをやったら、北陸新幹線を使えてしまうので方向音痴とハムスターの圧勝だと思う)、ついでに地元の旅館のアニメでも出てきていました。
昔からの読者なら御存知でしょうが、実はここに来るのは2回目。初回は2011年12月、数日後に後に伝説の越後川口と呼ばれる事件が起きる時のことじゃった・・・。
その時は羽咋駅から自転車を借りてここを走ったんですが、やっぱり車で走りたいなぁと思っていたのがようやく念願叶ったり。


ZeBonくんに運転させて写真撮ります。


なぜか大型トラックが走っておりますがな・・・。ていうか走れるんだね。観光バスが走っているのは見たけどトラックは初めて見たぞ。


かと思ったら今度は馬ですか。ここで乗馬したら気持ちよさそうではある。
端から端まで走ったところで千里浜なぎさドライブウェイからは撤収。次へ。


同日9時54分
石川県羽咋郡志賀町 能登金剛駐車場
なぜか知らんが能登金剛という岩場へ辿り着きました。いやほんとなんでここに行ったんだっけ?
能登半島西海岸の景勝地でして、ここだけでなく海岸線29kmがそれにあたるんだとかで。

ざっと見た感じでは、昭和後期の観光地という感じです、これ。まあ意外と好きだったりするんですが。ゴールデンウィークなのに混んでいないのも私としてはグッドです。


一帯はこんなふうになっています。


駐車場は海面よりも少し高い位置にあって、海岸は断崖絶壁になっています。


こんなところに漁船が?しかしこれは能登金剛の観光船です。海上から能登金剛を眺めることができるのだ。
よく岩に座礁しないものだと思いますが、たらいみたいな船なのかな?



味のある看板。しかし乗船料1,100円はう~ん少し高い・・・となってしまい、観光船遊覧はパスすることに。


\コンニチワ/\コンニチワ/\コンニチワ/\コンニチワ/\コンニチワ/

ゆるキャンのブームに火が着いた頃だったんだよ。


能登金剛で一番有名なところがここの巌門なのだそうな。


これは洞窟ですね。


クライヨコワイヨ


一気に海面まで降りてきましたな。こんな穴が口を開けているわけです。


洞窟内は歩き放題です。濡れてたり水が溜まってたりしていうほど好きに歩き回れないですが。
現代の環境保護的には良いのかそれと思わんでもないですが、そこらへんは昔からの景勝地マインドが受け継がれているのかもしれぬ。


上から降りてきた階段の方を見る。うーんこの圧迫されていく感じが不気味。


外へ出てみるとガラリと景色が変わりました。

意外と長くなるので、今日のところはここまで。


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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その7【2018/4/28~5/3】

2021-02-09 23:14:50 | 旅行・イベント記
2018年4月28日(土)16時24分
富山県高岡市 万葉線高岡駅前電停
第14走者:万葉線(MLRV1000形)高岡駅16:30→越ノ潟17:19
あいの風とやま鉄道高岡駅で降りて万葉線に乗り換えます。昔の万葉線の高岡駅前はどこに電停が建っているのかよく分からないところにありましたが、知らぬ間に高岡駅構内に直結する形でプチ延伸していました。これは便利。


知らん間に万葉線にも鉄道むすめが出現していました。吉久こしのさんです。キャラクター展開は、まあ普通。


とりあえず終点の越ノ潟電停まで一気に乗りました。万葉線はろくに乗ったことがなかったので道中色々楽しめました。専用軌道になってからが面白かった。地味に50分くらい乗り通すので、路面電車にしては長いなぁと。


折り返しの高岡駅行の万葉線を撮影します。今更ですが、ドラえもん仕様のMLRV1000形でした。これドラえもん関係なしに普通に似合っているので良いですよね。


越ノ潟電停を改めて観察。あっけない終点です。なんでこんなところを終点に?というのはこの終点の先にあるものにヒントがあります。


ここには世にも珍しい県営の渡し船が運航しています。運航距離800m足らず、乗船時間5分、運賃無料です。しかし今回は乗らず。
これは1961(昭和36)年に着工した富山新港の建造に際して、潟湖を浚渫して造成することになっていました。しかしそのためには今まであった鉄道や道路の橋梁を撤去しなければならず、それは干潟の東西の往来を分断することに繋がりました。それに対する補償として1967(昭和42)年11月に運航を始めたのがこの渡し船です。

万葉線の話に戻りますが、線路はかつて越ノ潟よりも先にも敷かれていて、富山駅方面まで延びていました。この時代の運行事業者は万葉線じゃないですし当時はまだ万葉線も存在していなかったですが、少しややこしいので今回は省略。
万葉線の終点が唐突に現れたのはこの富山新港建造のゴタゴタがあったのですな、というお話でした。


しかしながら、2012(平成24)年に新湊大橋が供用開始。これによって富山新港の陸路の分断が解消されました。
一時は渡し船の廃止も持ち上がりましたが、どうにか生き残っている...というような状況です。まああの橋を徒歩で渡れというのはキツかろう。しかし、いつ渡し船が廃止になってもおかしくないので、次に行くときは乗っておかないとなぁと思います。


越ノ潟止まりのMLRV1000形がやってきました。


第15走者:万葉線(MLRV1000形)越ノ潟17:37→米島口18:02
これに乗って高岡駅方面へ折り返します。


吉久こしののヘッドマークならぬサイドマークが貼られていました。素材は良いと思うんですけどねぇ、もうちょっと仕事させてやれんものか。


新吉久電停にナゾの路面電車が。あとで調べたら万葉線のデ5022号というやつでした。1950(昭和25)年製で見ての通り普通の路面電車ですが、万葉線では晩年冬の除雪車として使っていました。もう60歳過ぎたし定年退職だといわんばかりに2012(平成24)年に廃車。
その後高岡市衛生公社開業60周年の記念事業として新吉久電停の隣の敷地に公園を整備してそこにデ5022を保存することに。公園の完成は2018(平成18)年10月だったので時系列が変ですが、実は同年3月に電車の搬入は済んでいたので見れたのでした。
なのでこの頃はまだおおっぴらに発表されておらず、割と本気でナゾでした。


新吉久電停のすれ違いで、映画撮影のために昔の塗装へ復元されたデ7070形デ7073号と遭遇。これは良いものが見れたね。


米島口電停で下車。ここは万葉線の本社と車庫がありにけり。グッズも売っているので寄ってみましたがあまりそそるものはなく。


万葉線の車庫です。
デ7070形ってなんで残してるんでしょうね。MLRV1000形で一気に置き換えられなかったもんなんですかね。


また万葉線に乗って高岡駅に戻るのも芸がないので、並行して走っている氷見線の能町駅から乗ることにしましたよ。米島口電停からは余裕で歩いて行けます。


駅舎はあるけど無人駅。


狭いホームにクソ広い構内という絵面。ここ、貨物駅なんですか。使われてなさそうだけど・・・。


第16走者:JR氷見線(キハ40系)能町18:23→高岡18:32
駅に着いてすぐに列車が到着。乗り継ぎが良い。氷見線ではまだまだ安泰のキハ40系に乗って高岡駅へ。
ゴールデンウィークですが意外と割と学生さんが乗っていて少し驚く。学生輸送が活発なんだねぇ。


第17走者:あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道(521系)高岡19:01→金沢19:42
ここからはATR(黒鉄重工コードネーム)に乗り換え。電車はATRの方の521系。
金沢までの区間はもう乗りなれたものです。


御存知金沢駅へ着きました。ここも変わらんな。
降りたホームの隣に415系800番台がいたのでとりあえず記録。これもいつまで走っているんだろう・・・と気になっていましたがついに2021年に引導が渡されそうです。


金沢駅に自動改札機が!


金沢駅も新幹線開通できれいになりましたな。これはもう前々から周到に準備を進めてきていましたからね。


金沢駅のシンボルになっている鼓門。これもその準備の一環だとかなんとか。
で、今日の移動はここまで。


金沢駅から歩いて30分くらい、今日泊まるKaname Hostel Receptionへ。繁忙期だからまともなホテルは空いていなかったんだぞい。

というところで初日はここまで。


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【1/72】愛知 流星 イサオ機(荒野のコトブキ飛行隊)【ギャラリー】

2021-02-07 21:46:13 | 模型ギャラリー
キット:プラッツ/プレックス 「荒野のコトブキ飛行隊」 流星 イサオ 仕様
仕 様:イサオ機
[製作記はこちら]

荒野のコトブキ飛行隊で搭乗したイサオ機仕様の流星です。見せ場があったのと機体の塗装が好きでしたので作りにけり。塗り分けを変えてさらに派手にしました。このくらい派手な方がイサオらしいかもしれませぬ。


キットの中身はフジミのOEMです。とても作りやすいもので、ものの一週間あれば完成できました。


前から。


後ろから。





イサオのマーキングですねぇ。マルーンの上から白のデカールを貼っても発色が良かったです。


尾翼。


裏側。


以上、愛知流星イサオ機でした。