原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

グランマ・モーゼス ー 素敵な100年人生 シリーズ ー vol.4

2021年10月06日 | 芸術
 (冒頭写真は、朝日新聞愛読者プレゼント“グランマ・モーゼス “素敵な100年人生シリーズ” より「かぼちゃ」。)


 朝日新聞“グランマ・モーゼス“素敵な100年シリーズ”は今回が第4回だが、10月の作品2点はハロウィン関連作品のようだ。


          
 
 まず、こちらの「かぼちゃ」から解説文を引用しよう。

 かぼちゃといえば、ハロウィーン。 まさにその行事を描いた作品もあるが、本作は前景にゴロゴロとかぼちゃが転がってはいるものの、絵の主題は画面中央の殻竿による脱穀作業のようだ。
 さて、その作業が行われているのは少々不思議な場所。 手前と奥の壁がぶち抜かれた建物の中のようだ。
 もちろん現実にこのような建物があるわけではなく、モーゼス独特の表現である。 奥の風景が見通せるために、さわやかな秋風の吹く野外での作業のように見えてくる。
 (以上、解説文を引用したもの。)


          

 次なる作品は、「魔女」。

 解説文を引用しよう。

 いまや日本でも定番となったハロウィーンは、古代ケルトの収穫祭に起源を持ち、アメリカでは民間行事として広く定着している。 豊作を祈り、悪霊や魔女を追い払うために仮装したり仮面をつけたりするが、この日ばかりは多少のいたずらも許されるとあって、子供たちは大はしゃぎで駆け回っている。
 そんな楽しげな描写の一方で、いまにも雲に覆い隠されそうな月、屋根の上の黒猫、飛び回るカラスなど、どことなく不穏なモチーフもモーゼスは書き加えている。 このような超自然的な存在に対しても、モーゼスの想像力は生き生きと発揮された。
 (以上、解説文を引用したもの。)


 原左都子の感想だが。

 私の子供の頃は、ハロウィンなる習慣は何ら無い時代だった。

 いったいいつ頃からだっただろうか?
 この季節になると、100円ショップなどではハロウィングッズが所狭しと販売されるようになった。
 それを横目で見つつ、(変な習慣がこの国で一般的になってしまったものだ…)と私など冷ややかな視線で通り過ぎているのだが…

 子供が喜ぶ分にはそれもよかろうが。

 大の大人と言うか、若造達がへんちくりんな格好をして渋谷あたりで大騒ぎをしでかしている光景など見せられたものなら、この国大丈夫か?!? との落胆発想しか出ない… 😫 

 もともと「収穫祭」が起源とのこと。
 
 我が国の若造達も、自分らに何らかの収穫がもたらされるお祭りを楽しんで欲しいものだが。


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