原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「わかづくり したのに通る シニア割り」

2023年01月29日 | 自己実現
 表題の川柳は、朝日新聞紙掲載の最近発表された某企業による「わたしの川柳コンクール」にて選出された「優秀100句」の中の一つだが。



 私め原左都子も、シニア世代であるが。

 この真逆の体験をする機会が多いなあ。


 その思いを、原左都子が即興で川柳にするならば。

 「シニア割り どうせ通らぬ この派手さ」😵 
 「シニアです! 証明書出して 訴える」😷 



 実は、つい最近 下の句「シニアです! 証明書出して 訴える」を地で行っている私だ。


 と言うのも、左膝複雑骨折の身で某病院整形外科を定期的に通院せねばならず。 
 少し前までは、タクシー利用にて通院していたのだが。 その費用たるや如何に計算しても多額となる。
 巷の噂によれば、通院にかかるタクシー代は「確定申告」にて“課税対象外”扱いとなる、との情報もあるのだが。
 毎年、義母の青色申告と亭主の還付申告を担当している身にして。 特に「青色申告」に於いては過去の経験から、“課税対象”によっては申告担当者の私見に食い違いがある場合も多く、対象外とならない案件も多いのだ。


 そこで私が採った手段とは。
 通院にタクシー利用をやめて、区が運営する“福祉バス”の利用に踏み切ったのだ。

 この“福祉バス”の場合、身障者等々に含めて “65歳以上”であれば運賃半額措置が採られる。

 松葉杖をつきつつバスに乗り込み、身分証明書(運転免許証だが)を運転手氏に見せて「65歳以上です」と伝えると、SUICAをかさずマシーンを半額表示にして下さるのだ。


 ついでに、この区運営の“福祉バス”に関して語ると。
 さすがに若き世代の利用は極度に少ない。
 おそらく私よりもずっと高齢と思しき方々が、証明書類(身障者手帳や後期高齢者証明書??)を提示しつつ、無料にて乗車しているケースが多数だ。
 付け加えると このバス さすがに“福祉バス”だけあって、途中で「トイレ休憩」もあったりして、ゆっくりペースの運営だ。

 まあそういう事情もあり、通常の交通機関とは大幅に異なることを実感させられている。
 この私もこのバスを利用させていただくのは、松葉杖使用にて通院する目的のみとなろう。



 話題を変えるが。

 私が65歳を迎えた直後期に、区立美術館へ美術鑑賞に出かけたことがあるのだが。
 そこでも「シニア割」制度があったため、それを思い切って利用した。
 受付の感じの良さそうな女性係員氏に運転免許証を見せて「シニアです」と伝えたところ、何の疑いも無さそうに丁寧にシニア対応をして下さったのは嬉しかった。 (そりゃそうだよなあ。 運転免許証の写真は、私そのものだもの!)



 明日も整形外科通院日だが。

 もしもバスが満席だった場合、身体が不自由そうなお年寄りが乗車してきた場合、席をお譲りしようと欲していますよ。


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