原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

先月 4人目を出産された貴女、私も偉い,凄い!!と思います。

2024年08月09日 | 自己実現
 冒頭表題の女性が4人目を出産した時のご年齢と、この原左都子が一人目(と言うより元々子供は一人と決めていて、後にも先にも一人しか出産していないが。)を産んだ時の年齢が “38歳” と偶然一致している。

 
 早速、2024.08.04付朝日新聞「声」欄より、38歳 居酒屋経営 女性による「4人目出産 私は偉くなんかない」と題する投稿を、以下に引用しよう。

 先月、4人目を出産した。 ぎりぎりまで働いていると、お客様からよく「4人はすごいね」「表彰もんだね」と声を掛けられた。 そうやって応援して頂けるのはありがたいが、少し違和感があった。
 私は環境に恵まれていて、産みたいから産んでいるだけだ。 世の少子化問題に一石を投じようと思っている訳ではない。 世の中には仕事に生き甲斐を見出す人もいれば、一人の子どもをじっくり育てることに生き甲斐を見出す人もいるだろう。 みんな自分が選んだ道でいきいき生きることが一番素晴らしいと思っている。
 少子化が問題だ、と言われ続けると、子どもを産むことが偉いという価値観になる気がするが、それは違う。  産むか否かはその人の価値には何ら関係がないはずだ。 だから、私が子どもを4人産んだからといって特別ほめれられることでもない。
 経済的、身体的に生みづらくて悩む方への支援という意味での少子化対策は必要だろう。 だが、それぞれが選択を尊重された末の少子化なら、何の問題もあるだろうか。 心から「それなら、社会の方を合わせて行こうよ!」と言いたい。

 (以上、朝日新聞「声欄」投書より全文を引用したもの。)



 原左都子の感想を述べよう。

 居酒屋経営の4人目出産直後のKIさん。

 貴女の投稿内容が素晴らしくて、何だか貴女が経営されている居酒屋まで今すぐ駆けつけて、討論というよりも「子どもを産むことの価値観」をテーマにして一杯やりたくなりましたよ!!

 それにしても、KIさんは凄まじいまでのパワーの持ち主でいらっしゃいますね!!
 4人目ご出産直後と思しい状況下で、このような新聞投稿を簡単にされるそのパワフルさに拍手です!


 
 それに引き換え、この私…

 38歳時の初産が“超難産”だったことを、今更ながら思い起す…

 いえいえそれまでは(医学者としての)自己診断ではごく普通の妊婦で、出産直前まで買い物等々に一人で遠方まで歩いて出かける程の行動的な妊婦だったのに。
 出産直前期に、突如として我が身に襲い掛かった「破水」。
 その後は主治医の判断で大病院への救急搬送の上、 緊急帝王切開手術と相成った。

 一人娘が「仮死状態」でこの世に生まれ出ねばならない最悪の環境下での誕生だった…

 (その後の記述は、既にバックナンバーにても公開済みのため反復は避けます。)


 そんな我が一人娘も その後は立派に大学卒業して就職し、今現在は自身の選択で都内某所に一人暮らしを営みつつ自分の専門を活かし働いている。
 とにかく真面目で働き者の娘として成長してくれていることこそが、最大の親孝行だと私は嬉しく思っている。


 38歳にて4人目を出産された居酒屋経営の女性の方に、心より申し上げたい。

 そのお立場にして、「それぞれが選択を尊重された末の少子化なら、何の問題があるだろうか。」とのお言葉を。

 この私も心強く受け止めさせていただきつつ。

 38歳(今から30年程前の当時は、まさに稀なる高齢初産でした!)にて緊急帝王切開の末に超難儀してこの世に 仮死産にてやっとこさ産んだ我が最愛の一人娘の未来を。
 今後も末永く見守っていきたいものです!!
 

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